ピーチパインは沖縄名産パイナップル！旬の時期や食べ頃など調査！

ピーチパインとはどんなフルーツなのでしょうか？ピーチパインの特徴、魅力、ピーチパインが沖縄生まれと言うこと、旬の時期についてなどを詳しく紹介します。ピーチパインを詳しく知ることで虜になり、食べるときに楽しみながら食べることができます。ぜひ、旬の時期のピーチパインを味わってみましょう。

ピーチパインは沖縄生まれの品種で正式名称はソフトタッチになり、ハワイ系の物とI-43-880を交配して作られた品種で、特徴は香りが強くて桃のような甘い香りがすることからピーチパインと呼ばれるようになりました。別名ミルクパインとも呼ばれていて果肉が白いことからそう呼ばれることもあります。ハワイ系の物は1kgになるのに対し、ピーチパインの果実は1個600～800gと少し小さめで果皮が赤実がかかった色になります。

果肉は白っぽい色でやわらかく果汁が豊富です。ピーチパインは特徴として糖度も18度以上と高く密をたくさん含んでいるとともに、ほど良い酸味もあります。果肉が白いので見た目は甘みが少なそうに見えますが、完熟したピーチパインは甘むが強くてジューシで風味が豊かなパイナップルになります。ピーチパインは食物繊維やカリウム、ビタミン、クエン酸も多く含まれていて美容にも良いフルーツでもあります。

ピーチパインの魅力はなんといっても口いっぱいに広がる甘みになります。パイナップルの特徴というと酸味が強いイメージですが、ピーチパインは口に入れた瞬間から柔らかくて優しい甘みにジューシーな果汁になっています。もう一つの特徴として、パイナップルを食べた時にピリピリしていた方でも、ピーチパインは舌がピリピリしないので、子どもからお年寄りまで食べやすいパイナップルになっています。

ピーチパインには美容や健康などにも効果的な栄養成分が豊富に含まれていて、その中でもピーチパインに含まれるカリウムは塩分を排出する作用や体内の水分バランスを整える利用作用があります。また、むくみの解消や高血圧の予防にも効果があります。さらに、疲労回復に効果的なビタミンB1、夏バテにも効果的なクエン酸、便秘の改善に効果的な食物繊維、美肌効果があるビタミンCなど魅力的な栄養成分があります。

日本で売られているパインアップルのほとんどが、ハワイ種の外国産の物になります。ピーチパインは沖縄県産のパインアップルとなり1996年にはじめて登録され、沖縄で公表され誕生した新品種になります。国内で生産されるパインアップルの中で1割以下しか生産されていない幻のパイナップルになります。まだ生産農家が少なく、出荷時期も短いため市場にはあまり出回りません。植え付けから収穫まで約2年かかります。

ピーチパインは温暖な酸性土壌地帯での栽培が適しているので、沖縄県西表島の気候はピーチパインを栽培するのにも適していて、沖縄県西表島で生産されるパインアップルの8割がピーチパインになります。なかなかスーパーなどでは手にすることができませんが、通販などでは沖縄産のピーチパインを購入することもできます。通販でもとれたての物を発送してくれるので、取れたての新鮮な物をぜひ食べてみましょう。

沖縄県産のピーチパインの旬は天候などにもよりますがだいたい4月から7月下旬ごろになります。日本国内のピーチパインは沖縄県の石垣島、西表島、沖縄本島北部などに産地が限られています。旬の時期が短く、約2カ月となります。沖縄県石垣島や西表島は4中旬から6月下旬頃、沖縄本島北部は6月中旬から7月下旬頃が旬となります。ハウスでも栽培されているので、多少、旬の時期以外でも前後で食べることができます。

ピーチパインの見分け方と保存方法とはどのようにするのでしょうか？ピーチパインの見分け方やピーチパインを保存する時の注意点などを交えながら詳しく紹介します。パイナップルにはいろいろな種類があるので、ピーチパインの見分け方を知ることで分かりやすくなるとともに、保存方法を知ることで、傷みを少なくし、美味しく食べられるように保存することができます。

パイナップルには、ピーチパイン以外にもデルモンゴールド、スウィーティオパイナップル、ボゴール、サマーゴールド、スムースカイエン、ゴールドバレル、芳香パインなどいろいろなパイナップルがあります。パイナップルによっても見分け方は変わってきます。

美味しいピーチパインの見分け方は、ピーチパインは熟すことで果皮が赤っぽくなってきます。選ぶ際にはなるべく赤みがかかったものを選ぶようにしましょう。甘い香りがしてきたら熟している証拠です。ただ、柔らかすぎる物は過熟している可能性があるので、ほど良い固さの物を選ぶようにしましょう。ピーチパインを持った時に重量感があり、やや下ぶくれの形をしたものを選ぶようにしましょう。

ピーチパインは熟してから収穫されることが多いので食べ頃を手にすることができ、すぐに食べることができます。新聞紙などに包んで冷蔵庫の野菜室で保存してなるべく早めに食べるようにしましょう。ピーチパインは初夏に市場に出回るので、高温の部屋に置きっぱなしにしてしまうとピーチパインが傷みやすくなってしまうので気を付けるようにしましょう。

ピーチパインの食べ頃とはどのような時なのか、ピーチパインを切る時の切り方とはどのような方法なのか、ピーチパインの美味しい食べ方とはどんな食べ方なのかを詳しく紹介します。今まで知らずに美味しい時を逃していた方も、参考にする事で、さらにピーチパインを美味しく食べることができます。

ピーチパインの食べ頃の見分け方は見た目と香りになります。甘い香りがしてきたら食べごろになります。また、収穫直後の表面の色は、まだ黄色の色をしているのですが、徐々に熟していくうちに赤みを帯びてピーチパインが全体的に赤くなります。それが食べ頃のサインとなり、皮にオレンジ色から赤みが出てきたところを見逃さないようにしましょう。逆に赤みが強くなると熟しすぎて発酵た状態になってしまうので気を付けましょう。

ピーチパインはどのように切るのでしょうか？切り方は、ピーチパインを横に倒してまな板に置いてお尻または頭の方から切り落としていきます。この時、お尻の方をたくさん切り落としてしまうと、ピーチパインの甘みがたくさん詰まっているのが、お尻の方になるので、あまり切り過ぎないように注意しましょう。次に、頭とお尻をカットした後、真ん中から半分に切ります。半分になったピーチパインをさらに半分にカットします。

その後、皮を切ります。皮を切る際にはあまり果肉をつけないように切りましょう。ピーチパインの皮を切った後、普通のパイナップルは芯を切るのですが、ピーチパインは芯の部分も柔らかいのでそのまま食べることができます。中には芯の部分も硬い時があるので、硬いと感じた時は芯を切りましょう。

頭の取り方で、包丁で切らずに取る方法もあります。ピーチパインのヘタの葉っぱとなる部分とピーチパインの実の部分をしっかり持ち、逆方向にねじりましょう。力のいる作業に感じますが、軽くねじるだけで簡単にピーチパインの頭をとることができます。

ピーチパインはどのように食べるのが美味しい食べ方なのでしょうか？ピーチパインの食べ方としておすすめの食べ方は4等分にしてから冷蔵庫で冷やして食べることでピーチパインの美味しさをより感じることができます。その他にも、スムージーにしたり、シャーベットにしたり、フレッシュジュースにしたりするのもおすすめの食べ方です。

今回「沖縄産パイナップル・ピーチパイン旬の時期や食べ頃を調査」と題して紹介しましたが役に立てたでしょうか？ピーチパインはパイナップルの中でも糖度が高いのが特徴で、パイナップルの中ではとても魅力的な果物です。しかも、貴重なパイナップルでパインアップルの中でも1割しか生産されておらず、旬の時期に日本ですと沖縄でしか収穫ができない果物です。ぜひ手にして美味しい食べ方でピーチパインを味わってみましょう。