パイナップルのカロリーを紹介!栄養・効果効能も!糖質は多い?
南国フルーツの代表格のパイナップルは、昔から人気のあるフルーツのひとつです。そんなパイナップルはよくダイエットに効果があるフルーツといわれていますが、カロリーや糖質はどのくらいなのでしょうか?今回は大きさや重さごとのカロリーや糖質について調査しました。また、パイナップルに含まれる栄養素や、その効果や効能、さらには一日摂取量や効果的な摂取方法まで紹介していきます。
パイナップルのカロリーや糖質は?
パイナップルのカロリーと糖質
パイナップル100gあたりのカロリーは約50kcalです。また、パイナップルの糖質は、100gあたり約12gです。パイナップルは低カロリーですが糖質はやや高めのフルーツだといえます。スーパーなどで購入できるカットパイナップル1パックの重さは約220gなので、カットパイナップル1パックあたり110kcalで、糖質は約20gほどです。パイナップルはカロリーは低めですが甘みが強いため、糖質にやや注意が必要だといえます。
缶詰のパイナップルの場合は生の場合よりもカロリーや糖質が高くなっています。缶詰のパイナップルの100gあたりのカロリーは約85kcalで、糖質は約20gです。缶詰のパイナップルは加工の段階で砂糖をたっぷりと使ってパイナップルをシロップ漬けにするため、その分のカロリーと糖質がパイナップルに上乗せされます。パイナップルの缶詰1缶あたりのパイナップルの重さはおよそ340g程です。カロリーは約300kcalで糖質は約70gです。
他の果物のカロリーと糖質
他の果物とカロリーや糖質を比較してみましょう。それぞれの重さ100gのカロリーと糖質量を紹介します。フルーツの王様バナナのカロリーは100gあたり約85kcalで糖質は約22gとパイナップルと比べて高カロリー高糖質です。りんごのカロリーは100gあたり約60kcalで糖質は約14gと、パイナップルとほぼ同等です。最後にオレンジのカロリーは100gあたり約45kcalで糖質は約10gと、パイナップルに比べて低カロリー低糖質です。
パイナップルの大きさや重さごとのカロリー
それではパイナップルの大きさや重さとそのカロリーについてみていきましょう。まずは一般的な大きさのパイナップルは、身から緑の葉(茎)の部分までの大きさは約35cmで、実だけの大きさだと高さ12~15cm、横幅10~12cmほどです。1個あたりの重さは全体で約1kgほどで、可食部のみの重さは約700gほどです。そのため、丸ごとパイナップルを購入した場合のカロリーは可食部のみ計算すると約350kcalで糖質は約85gです。
スーパーやコンビニなどで売られているカットパイナップル1個あたりの重さは約15gほどなので、カットパイナップル1個あたりのカロリーは約7kcalと覚えておくと便利です。また、パイナップルの加工品であるパイナップルジュースの場合は、100%のパイナップルジュースの場合は生食のパイナップルとカロリーや糖質も変わらないので、パイナップル100gあたり5kcalと覚えておくと摂取の目安量が分かりやすくなります。
パイナップルの栄養とその効果・効能
パイナップルにはたくさんの栄養が含まれており、その効果や効能もさまざまです。一番多く言われているのが美肌効果とダイエット効果ですが、パイナップルのどの栄養素がそうした効果や効能をもたらしているのでしょうか?今回はパイナップルに含まれている栄養と、効果や効能について詳しく解説していきます。パイナップルを食べることで得られる身体へのメリットを知ることで、悩み知らずの健康な身体づくりを目指しましょう。
ビタミンCで美容効果
パイナップルには美肌に効果効能のあるビタミンCが豊富に含まれています。パイナップル100gにつき、ビタミンCの含有量は27mgです。ビタミンCの効能にはメラニンの生成を抑えるはたらきがあります。メラニンは日焼けやシミの原因となるので、特に夏にパイナップルを食べるといいでしょう。また、パイナップルの栄養には肌に潤いを与える効能が期待でき、肌の免疫力を高めて肌のトラブルを未然に防ぐ効果も期待できます。
食物繊維が腸内環境を整える効果
パイナップルには食物繊維が豊富に含まれています。パイナップルの食物繊維は不溶性食物繊維といわれる食物繊維で、効能として消化の際に身体の中の水分を吸収し、腸内をきれいに掃除してくれるそうです。腸内がきれいになることで身体の中の老廃物も体外に押し出されます。パイナップルを食べると腸内環境が整うだけでなく、デトックス効果も期待できます。腸内の掃除のためには食物繊維豊富な生のパイナップルがおすすめです。
ブロメリン酵素の胃もたれ解消効果
パイナップルにはたんぱく質を分解する効果効能のある酵素ブロメリンが含まれています。中華料理の酢豚にはパイナップルが入っていますが、それはブロメリン酵素のたんぱく質を分解するはたらきが、肉を柔らかくするためだからです。そのため、胃もたれや食べ過ぎの時には、パイナップルやパイナップルジュースを飲むのが効果的だとされています。また胃もたれを未然に防ぐために、食前にパイナップルを摂取するのもおすすめです。
クエン酸に疲労回復の効果
パイナップルにはクエン酸が含まれており、クエン酸には疲労の回復に効果的です。パイナップルの酸味の成分であるクエン酸には、疲労回復効果以外に、食欲増進効果や、消化を助ける効果などがあります。そのため、運動後の食事などにもパイナップルは効果的です。また、夏バテなどの食欲不振の時などにもパイナップルがおすすめです。疲れた時になどには、パイナップルのフレッシュジュースなどを摂取するのがおすすめです。
パイナップルでダイエットが叶う!
パイナップルの一日の摂取量は?
パイナップルの一日摂取量の目安は特に決まった量はありません。しかし、一度に食べる場合はカットパイナップル3~5切れ程度(約150g)が望ましいです。一日摂取量に制限はありませんが、食べ過ぎは注意した方がいいでしょう。パイナップルに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維なので、一日摂取量が過剰になり過ぎた場合には便秘になってしまう恐れがあります。そのため、野菜や海藻など水溶性食物繊維のものを併せて摂取しましょう。
パイナップルの一日摂取量は上限はありませんが、缶詰のパイナップルの場合はカロリーや糖質が生のパイナップルよりは少なめに摂取した方がいいでしょう。缶詰のパイナップルはカロリーと糖質ともに生のパイナップルの約2倍になるため、一日摂取量の目安は100g程度に抑えましょう。ジュースも一日摂取量に上限はありませんが、糖質が気になる人は一日摂取量は約200mlを目安に摂取するほうがいいでしょう。
パイナップルを朝食に置き換える
ダイエットとして効果的なのが朝食をパイナップルに置き換える方法です。朝は老廃物を身体の外に流す働きをする時間帯なので、この時間にパイナップルを摂取することによってお通じにも効果があります。また、朝に甘いものを摂取しても糖が脂肪になりにくいので、朝食の置き換えがおすすめです。ダイエット中に甘いものが食べたくなったときなどには、朝食に甘味の強いパイナップルを食べらるのでストレス解消にもなります。
パイナップルは食前に食べよう
パイナップルにはブロメリンというたんぱく質を分解する酵素が含まれているため、焼肉などのボリュームのある食事をする前に摂取するのがおすすめです。食前や空腹時にパイナップルを摂取することによって、消化を促す働きがあります。さらに、空腹時にパイナップルを食べると、暴飲暴食を抑制する効果が期待できます。果汁100%のパイナップルジュースでも同等の効果が期待できるので、食事の際に併せて注文してもいいでしょう。
缶詰より生のパイナップルを食べよう
ダイエット目的でパイナップルを摂取する場合には、缶詰のパイナップルは控えましょう。その理由は、神付に加工する際に、パイナップルをシロップに漬け込むため、パイナップルのカロリーに加えシロップのカロリーも加わります。また、ダイエットに有効な栄養素も生のパイナップルにより多く含まれています。そのため、ダイエット中には、缶詰のパイナップルではなく、生のパイナップルを積極的に摂取することが重要です。
パイナップルの栄養効果で体の中から綺麗に!
パイナップルのカロリーは大きさや甘さの割には低カロリーで、ダイエット向きのフルーツだといえます。大きさごとのカロリーや糖質を知っておけば、食べ過ぎもセーブできます。また、パイナップルは缶詰のパイナップルよりも生のパイナップルを積極的に摂取する方が健康効果が高いので、ぜひフレッシュパイナップルや100%のパイナップルジュースを選んでみましょう!パイナップルを上手に摂取して、身体の中からキレイになりましょう!