予約殺到の亀戸のメゼババ!予約方法やメニューを徹底解剖!

予約は6か月待ち8か月待ちがざらという予約超困難といわれている江東区亀戸にある小さなイタリアンの店がメゼババです。苦労して予約席を勝ち取った人によると、どのメニューもこれまでの常識を覆す絶品中の絶品といいます。その桁外れの美味しさを、京都の一流割烹のようなイタリアンと表現する人もいます。今回は、そんなメゼババで予約方法や、オーナーシェフがこだわりぬいた名物メニューや評判の一品を紹介します。

予約殺到の亀戸のメゼババ!予約方法やメニューを徹底解剖!のイメージ

目次

  1. 1メゼババで絶品イタリアンを食べてみたい!
  2. 2メゼババについて紹介
  3. 3メゼババの予約について
  4. 4メゼババの人気メニューを紹介
  5. 5メゼババのこだわりイタリアンを食べに行ってみよう!

メゼババで絶品イタリアンを食べてみたい!

「ウマすぎ注意」とか「歓喜と悶絶のカウンター」といった口コミに溢れているのが、東京都の亀戸にある僅かカウンター10席しかないイタリアンのお店「メゼババ」です。評判が評判を呼び、食べたいと思う人はうなぎ上りで今では予約超困難店としても知られるようになりました。

そんなメゼババで席を予約をするにはどうしたらいいのでしょうか?また、どんなメニューが歓喜と熱狂を作り出しているのでしょうか?

メゼババについて紹介

まずは、そんな評判を呼んでいる東京・亀戸メゼババというお店がどんな店なのかザックリ見ていきましょう。

メゼババはカウンターで楽しむイタリアンの店

東京・亀戸メゼババは一言で言うと、カウンターで黒板に書かれた一品料理をワインと共に楽しむイタリアンの店です。コース料理はなく、客は黒板に書かれた一品料理をアラカルトで注文していただきます。料理は最初にまとめてオーダーするようにオーナーシェフより要請されることもあるそうです。

飲み物は常温のサンペグリノがサービスで振舞われるほか、ワインの種類が豊富にあります。ワインリストはなく、オーナーシェフと相談しながら注文します。オーナーシェフにお任せで料理に合ったワインを出してもらうというやり方もあります。

お店の中は、イタリアンバーというよりは懐かしい居酒屋のような雰囲気でオーナーシェフが一人で料理、配膳、ワイン選びと切り盛りしています。

メゼババの場所と営業時間

メゼババは、東京の中心部から少し離れた江東区亀戸にポツネンとあります。JR総武線亀戸駅南口から徒歩5分ほどのビルの1階です。駅周辺の喧騒をわずかに離れた一本路地にお店がひっそりとあります。営業時間は午後5時から午前2時です。休業日は不定です。

亀戸は餃子とホルモン焼きで有名で、昭和の名残の残る飲み屋さんが多い町でもあります。新宿から亀戸までは電車で30分ほどでJR総武線と東武亀戸線が通っています。千葉県在住の人には、仕事帰りに立ち寄りやすいロケーションです。

メゼババのオーナーシェフのこだわり

メゼババのオーナーシェフ高山大さんは、2000年頃からイタリア各地で本場のイタリア料理を7年間体得したといいます。帰国後、西麻布のイタリア料理店で腕を振るった後、2013年に東京亀戸にオープンしました。

高山さんはイタリアにいる間。率先してイタリアのおばあちゃんたちに本物のイタリア料理を教わったといいます。おばあちゃんシェフの作る古典料理こそイタリア料理の神髄が詰まっていると考えたからです。その古典料理レシピを今でも大事にし、時折実践しているといいます。

高山さんの目指すところは、日本人の好みとイタリア料理の重なった部分だそうです。いかにもイタリアらしい味わいでありながら、日本人でも共感できる狭いエリアを狙っているのが、メゼババの数々の一品料理だそうです。

メゼババのメニューは毎日開店直前に決められるといいます。その日の仕入れた食材をその場で調理方法を考えて決めるそうです。オーナーシェフ高山さんの一番のこだわりは「お客さんに喜んでもらう」ことで、下ごしらえなどの準備を効率よく行うことをあまり重要視していません。調理方法も新鮮なお肉ならレアというような定番の発想にはこだわらず柔軟に食材と向きあいます。

また、メゼババの料理にワインは欠かせません。高山さんはお客さんのワインの飲むっぷりを見て料理の味や出すタイミングを調整したりしているそうです。逆にワインの飲めない人は、ここでは楽しめないかもしれないとすら言っているそうです。

メゼババの予約について

メゼババは、予約超困難として知られています。どんな予約方法があるのでしょうか?どのくらい先の予約になるでしょうか?飛び込みで入ることはできるでしょうか?

メゼババは予約必須

カウンター10席しかない都合上、常連客でもぶらりとやってくるわけにはいきません。行ってもカウンター席はいつも満席で、空いていることはまずありません。予約が必須となっています。予約方法も限られていて、ネットではまずできません。メゼババの予約方法をネットで質問する人を多く見かけます。

さらに、現在では一見さん(新規客)お断りとなっているため、初めてメゼババに行きたい人は常連客の方に誘っていただくしか、メゼババの料理を楽しむことはできなくなりました。

半年以上先まで予約は取れない人気店

予約は、半年か8か月待ちもざらだといいます。なのでメゼババで食事を堪能したことのある人でも、次にいつ食べられるかわからないという少々悲観的なコメントをブログに残しています。それほど予約困難で、中には「幻の店」という人もいます。

出典:

メゼババでは、食べログ掲載を禁止しています。今でも予約がいっぱいで新規客は受け入れられない状況ですので、これ以上の問い合わせや予約の電話は受けたくないということなのでしょう。

予約方法は電話のみ?

かつては、常連客でない新規の客が電話をかけて予約するというやり方もできていたようですが、現在一見さんお断りとなっているので、予約は常連客からのみ可能で、新規の客はいかなる予約方法でも断られるそうです。常連客が店で食事をした後でその場で次の予約を取るというのが現在唯一有効な予約方法のようです。

常連客の同行者として行ってその場で自分で予約を取ろうとしても断わられることもあるそうです。それでもめげずにオーナーシェフに掛け合う人も後が絶ちません。常連客でも8か月後というかなり先の予約になるので当然行けなくなる人も出てきます。予約しようとして断らわれても、キャンセルが出た時に声をかけてもらうよう名刺を置いていく人もいるそうです。そんな名刺も山積みになっているかもしれません。

常連客にコネクションがない場合は、最上級クレジットカードといわれるアメックスのブラックカードを持っていれば、専属コンシェルジェが予約をしてくれるという予約方法の口コミもありました。ブラックカードを取得するのも困難ではあり高額な年会費がかかるので、一般庶民にはあまり現実的でない予約方法です。

メゼババが一見さんお断りとしているのには、ドタキャンのリスクを回避するためと分析している人もいます。10席くらいのカウンターで料理を準備してキャンセルされると損害が大きすぎます。そのため信頼できる常連客(万が一来れなくなっても代わりの人を確実に手配してくれると期待できる人)だけの商売をしているというわけです。

そのため中には、足しげく店を訪れてオーナーシェフを口説き落として、やっと通常は一見さんお断りの所予約を取ったという三顧の礼をつくした人もいるようです。オーナーシェフと信頼関係を気づけば、一見さんでも道が開けるようです。

メゼババの予約方法をまとめると、「常連客とコネクションを持ち誘ってもらう」か、「店舗に何度か通ってオーナーシェフを口説く」の二つの手が有効そうです。

メゼババの人気メニューを紹介

メゼババのメニューは一品料理だけです。どの料理もおいしいといいますが、特に人気のメニューは何でしょうか?

特に美味しいと人気はパスタと肉料理

黒板にメニューが書かれていて、そこから何品か選びますが、特に美味しいと評判なのは肉料理やパスタです。また、メゼババの真骨頂はサラミやブッラータ(チーズの一種)といったイタリア本場の食材をシンプルに料理した一品で、極めて美味しいといいます。「何でもない料理なのに、衝撃的においしい」と実際に食べた人は感無量に言います。

開店直前に仕入れた食材からメニューを決めているので定番メニューが少ないのも特徴です。パスタもその日の仕入れ状況でさまざまなメニューがあります。肉料理も同様です。その中で比較的定番メニューに近い人気の一品を見ていきます。

ワインが進む大人気「生サラミ」

メゼババに行くチャンスがあったらもう一度食べたいと常連客絶賛の一品が、生サラミです。肉の旨味もさることながら、特筆すべきは食感です。一般的に売られているきれいに薄くスライスしたサラミとは違って、武骨な包丁の入れ方で肉の断面が下に触れる割合を大きくなって、肉の旨味を何倍も味わえるということです。

素材の旨味が最高に生かされている「トマトパスタ」

初めてメゼババに行く人におすすめなのが、シンプルなトマトパスタだといいます。酸味があるけれど控えめで、トマト本来の甘みを生かす仕上げになっているそうです。また麺の太さが、トマトの旨味をより強く感じさせるといいます。

新鮮なレバーを贅沢にミンチ「近江牛のパテ」

メゼババでは、ミンチにしているから質の悪い肉とは限りません。むしろその逆があります。上質の肉をミンチにして炒めてパテにする贅沢が味わえるのもメゼババならではです。

あるメゼババの記事で、オーナーシェフがこんなことを言ったという記事を思い出させる一品です。ある日上質の牛肉のレバーが入荷した時に、「レアで焼くのだろう」という期待の声を想像してしまい、敢えてミンチにして炒めてパテにしたことで、レアにしなくても絶品料理を自分は作れると示したかったというものです。何気ないレバーのパテに、そんなオーナーシェフのチャレンジ精神が込められていたわけです。

名物の一品「貧乏人のスパゲティ」

メゼババの数少ない定番メニューで、行けばいつでも黒板メニューにある一品です。端的に言うと卵とチーズのスパゲッティで、カルボナーラのような味わいともいえます。両面焼き半熟目玉焼きを崩して、パスタを絡めてパルメザンチーズをかけて混ぜ合わせ、仕上げに黒コショウというシンプルな料理なのに大変美味しく名物料理となっています。イタリア労働者のマンマの味だそうです。

オリーブオイルをかけると悶絶「ブッラータ」

ブッラータは、モッツアレラのような形状のフレッシュチーズですが、切ってみると中に生クリームとモッツアレラチーズを砕いたようなチーズが詰まっています。メゼババでは甘いトマトの上にこのブッラータを豪快にのせてオリーブオイルをかけて食べます。オリーブオイルをかけなくても十分美味しいといいますが、かけるとなお天国のような美味しさといいます。

ブッラータは日本ではなかなか入手できませんが、札幌や代々木公園近くに販売しているところがあり、ネット通販でも入手できるようです。

食べ始めると止まらない「白いんげん豆×からすみ」

肉やチーズといったイタリア定番食材に比べると、白いんげん豆は地味な食材ですが、豆が好きでない人も一度食べ始めると止まらないのが白いんげん豆×からすみです。料理はいたってシンプルで柔らかく炊いた白いんげん豆にオリーブオイルと万能調味料のからすみパウダーをかけるだけです。

一見誰でもできる料理に見えますが、白いんげん豆は下手に炊くとえぐみがでて美味しさが半減するので、美味しく柔らかく炊くのは一般家庭ではなかなか大変です。メゼババのオーナーシェフにかかるとこんなシンプルな料理が絶品になるというので、白いんげん豆の炊き方を含めて一流のシェフならではの技が詰まっている一品なのでしょう。

極太面に爽やかな香り「レモンパスタ」

レモンの皮を炒めて香りを出して、茹でた太いスパゲティとパルミジャーノチーズで和えただけのシンプルな一品ですが、レモンの爽やかさと太麺のモチモチ感がたまらずペロリと食べてしまう一品だそうです。

豪快に厚切りされた豚ステーキ「愛農豚アリスタ」

三重県の全寮制有機農業実践校「愛農学園農業高等学校」に生徒たちが育てた豚が愛農ナチュラルポークとして流通され始め、大変美味しいという評判が立っています。自然交配で生まれて投薬を制限して清潔な豚舎で愛情たっぷりに育てられた豚だそうです。東京ではほとんど流通なしで「幻の肉」ともいわれています。その愛農ナチュラルポークがメゼババにて定期的にメニューに上がり、客をうならせています。

メゼババではこの愛農豚をトスカーナ地方の伝統肉料理アリスタにして出しているそうです。アリスタは、ハーブソルトを豚肉にしみ込ませて焼いたステーキです。ソースは一切使わず、焼き汁だけで食べるそうです。

メゼババのオーナーシェフは、愛農豚からラルド(油の塩漬け)も作るそうで、それがまた絶品で衝撃的においしいそうです。

卵との相性バッチリ「白アスパラガスと卵」

直径2㎝はあろうかという巨大なフランス産の白アスバラガスに、自家製タルタルソースが豪快にかけられた一品です。この白アスパラガスは太いけれどとても柔らかくありながら適度な硬さも残してみずみずしい味わいだといいます。

アスパラガスにかけられるのは日によって、自家製タルタルソースだったり、卵ソースだったり、目玉焼きだったりするそうです。いずれも卵との相性バッチリという感想が多く寄せられています。

デザートもぬかりなく「自家製プリン」

デザートの自家製プリンも美味といいます。これを食べてイタリアの老舗レストラン「キャンティ」のプリンを思い出したという人もいます。

メゼババのこだわりイタリアンを食べに行ってみよう!

東京亀戸の路地にひっそりありながら多くの人を魅了してきたメゼババのオーナーシェフこだわりのメニューや、予約方法について見ていきました。予約困難ではありますが、機会があればぜひ食してみたいイタリアンの中のイタリアンのお店といえます。

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