2018年12月21日公開
2024年08月26日更新
スウィーティー(オロブロンコ)の栄養と食べ方!選び方は?
みなさんは、スウィーティーという果物を知っていますか?スウィーティーとは見た目はすっぱそうなのですが、その見た目とは裏腹にとても甘くて美味しいフルーツとなっています。今回は、そんなフルーツ、スウィーティーの栄養や、美味しい食べ方について紹介していきます。スウィーティーを長持ちさせる保存方法や、美味しい旬の時期や特徴なども紹介していきます。選び方も紹介していきますので美味しいスウィーティーを楽しんでみてください。
スウィーティーは見た目とは裏腹な甘い果物
スウィーティーとは?
みなさんは、スウィーティーという果物を知っていますか?スウィーティーは見た目は酸味の強そうな果物となっているのですが、実はその見た目とは裏腹に甘い果物となっています。もともとはアメリカでオロブロンコという名前で呼ばれているフルーツとなっており、アメリカではカリフォルニアを中心として出回っています。1984年にはイスラエルにこの品種が導入されました。
そしてイスラエルで栽培されるようになったのですが、このイスラエル産のものが「スウィーティー」という商品名で輸出されて、流通しているのだそうです。イスラエル産のものはカリフォルニアの気候と異なっているため、皮の色が緑色のまま熟すのだそうです。と言うわけで、アメリカ産のものはオロブロンコ、そしてイスラエル産のものがスウィーティーと呼ばれているのだそうです。それでは、特徴を見てみましょう。
スウィーティーの特徴
それでは、続いてスウィーティーの特徴について見ていきましょう。スウィーティーの大きさの特徴は、だいたいグレープフルーツと同じ程の大きさとなっています。中には頭の部分が高く盛り上がっているスウィーティーも見ることができます。スウィーティーの皮の色の特徴は、緑色や黄緑色のものが多くオロブロンコは薄い気緑色から、黄色のものまでと色の特徴の違いもあるのだそうです。
スウィーティーの旬や味
それでは、特徴を見てきたところでスウィーティーの旬や、味がどのようなものなのかについて見ていきましょう。まず、スウィーティーの旬は11月から2月ぐらいが旬となっています。グレープフルーツは旬というよりは通年出回っている果物になりますので、旬の時期があるスウィーティーとの違いとなっています。続いては、スウィーティーの味について見ていきましょう。名前からして甘そうなスウィーティーですが、実際に甘みのある味です。
スウィーティーは、その名前の通りグレープフルーツに比べて酸味が少ないものとなっており、強い甘みを感じる果物となっています。また、苦味もありませんのでグレープフルーツの苦味が苦手だという方でも楽しめる果物となっています。スウィーティーの旬や特徴をチェックしましたので、続いてはスウィーティーの栄養や効能などについてチェックしていきましょう。
スウィーティーの栄養と効能
スウィーティーはビタミンCが豊富
それでは、続いてスウィーティーの栄養や、効能などについてチェックしていきましょう。まず、スウィーティーはビタミンCがとても豊富な果物になっています。スウィーティーは甘みが強く、酸味が少ない果物となっていますのでビタミンCが豊富だということに意外に思われた方も多いかもしれません。
ビタミンCを多く含んでいる果物になりますので、美容や風邪などに対する免疫力を高めるという働きがあります。風邪を引きやすい季節や、体力が落ちているときなどにおすすめしたい果物になっています。続いては、葉酸についてチェックしていきましょう。ビタミンCを多く含んでいるスウィーティーは、葉酸も多く含んでいます。葉酸は何に良いのかも見ていきましょう。
葉酸は胎児の発育に効果的
また、スウィーティーには葉酸も含まれています。葉酸という栄養素は、胎児の発育に効果があると言われている栄養素です。ですので、妊娠時にとりたいとされている栄養素になります。妊娠を考えている方や、妊娠中の方には是非チェックしてみてください。
パントテン酸が生活習慣病やストレスに効果的
また、スウィーティーにはパントテン酸という栄養素も含まれています。パントテン酸という栄養素は一体何に良いのかというと、パントテン酸は生活習慣病や、ストレスに効果があると言われています。不足すると食欲がなくなったり、頭痛、動悸や不眠などが起こるそうです。成長の停止などにも関わってくる成分ですので、チェックしておきたい栄養素となっています。
スウィーティーの選び方や食べ方
それでは、続いてスウィーティーの上手な選び方や、食べ方について紹介していきましょう。せっかくスウィーティーを買うのですから、少しでも美味しいものを楽しめるようにしっかり選び方をチェックしていきましょう。また、スウィーティーをどのような食べ方で楽しむのが美味しいのかについても紹介していきます。
美味しいスウィーティーの選び方
それでは、続いて美味しいスウィーティーの選び方について見ていきましょう。スウィーティーの選び方はまず、手で持ったときに少しでも重いものを選ぶようにしてください。スウィーティーは果肉以外の部分が多く、比較的果肉が少ない果物となっています。ですので、少しでも果実の多い、重いものを選ぶようにするのがポイントです。また、輸送の途中で形が潰れてしまっているものなどもあります。できるだけ綺麗な丸いものが良いです。
スウィーティーの食べ方でおすすめは?
それでは、スウィーティーの美味しい食べ方について紹介していきましょう。スウィーティーは国産のものもありますので、国産のものでしたら皮をコンフィチュールにして楽しむという食べ方もおすすめです。スウィーティーは「アルベド」と呼ばれる部分が多く、文旦などと同じように皮をコンフィチュールにするという食べ方がおすすめです。果実だけでなく、皮もおいしく楽しみましょう。
少し注意してほしいのは、スウィーティーでコンフィチュールを作るときには、できるだけ国産のものを使用してほしいということです。輸入のものですと、輸出用に薬剤が使用されている可能性が高くなります。薬剤が散布された皮を食べてしまうのはおすすめできませんし、薬剤が使用されているかどうかはわからないことも多いのでスウィーティーの皮でコンフィチュールを作りたいというときは、国産のものを選びましょう。
スウィーティーのか実は、皮をむいたら、やはりそのまま楽しむのがおすすめです。先程も少し紹介したとおり、スウィーティーは果実自体が大きい割には中の果肉はそれほど多くありません。しかし、タネもありませんのでサジョウを房取りして、そのままフォークなどで楽しむと簡単に、おいしく楽しむことができます。もちろん、そのまま食べても美味しいですしケーキなどのトッピングにしてもおいしく楽しめます。
また、スウィーティーはジュースとして楽しむのもおすすめです。苦味もなく、酸味が少なくて甘みが強いスウィーティーは、甘いものが好きだという方が楽しむジュースとしてもぴったりです。フレッシュジュースを飲みたいけれど苦味や、酸味が押さえものものを楽しみたい、という方は是非スウィーティーのジュースをチェックしてみてください。砂糖を入れなくても甘みたっぷりに楽しむことができます。
スウィーティーを食べるときの注意点
それでは、続いてはスウィーティーを食べるときの注意点についてチェックしていきましょう。スウィーティーを食べるときは、少し注意をする必要がある方がいます。「血圧を下げる薬を飲んでいるという方はグレープフルーツを食べてはいけない」という話を効いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?これはこのスウィーティーでも同じで、薬を飲んでいる方は食べないほうが良いです。
血圧の薬以外でも、免疫抑制剤を服用しているという方や、脂質異常症の薬、そして偏頭痛の薬など食べないほうが良いという薬は多いので、気になるという方は一度先生などに質問してみてください。なぜ食べてはいけないのかというと、スウィーティーやグレープフルーツなどを食べてしまうと相互作用があり、体に好ましくない症状が起こるからだそうです。血中の薬の濃度が上がったりしてしまうのでよくチェックしてください。
スウィーティーの保存方法と消費期限
それでは、続いてスウィーティーの保存方法と、賞味期限について紹介していきましょう。スウィーティーが出回る時期はまだ寒い時期になりますので、暖房をつけていない部屋であれば1週間から10日ほどは室温での保存が可能になっています。しかし、もっと長持ちさせたい、保存期間を伸ばしたいという方におすすめの方法はスウィーティーをラップをピッタリと巻くか、ナイロン袋などに入れましょう。
そして、そのラップに巻いたスウィーティーやナイロン袋などに入れたスウィーティーを、温度がある程度一定になっている冷蔵庫か、野菜粉に入れておくという方法がおすすめです。この方法で、常温で保存していたときよりもより長い期間スウィーティーを保存しておくことが可能になりますので、おすすめの方法です。どの方法で保存をした場合でも、せっかくのスウィーティーが傷まないうちに楽しみたいものです。
スウィーティーは女性に嬉しい栄養価が豊富!
いかがでしたでしょうか?スウィーティーは甘みたっぷりに楽しむことが出来る果実となっており、ビタミンCや葉酸など、女性にも嬉しい栄養素が詰まっているフルーツとなっています。そのまま食べる食べ方や、ジュースにしたりして色々な食べ方を楽しんでみてください。