2018年12月14日公開
2024年08月22日更新
北海道のお米ランキングTOP11!おすすめブランドの価格など調査!
北海道のお米をランキング形式で11種類紹介致します。近年人気の高まりを見せる北海道のブランド米、品種も多種多彩でそれぞれ味に特徴があります。甘みや粘り、食感の違いなど北海道ブランド米それぞれの特徴や味などを詳しく紹介しています。CMなどで有名な北海道のお米以外にも、あまり知られていないけれど美味しいお米まで詳しく紹介していますので是非、こちらを参考に北海道のお米を食べてみて下さい。
目次
北海道の美味しいブランド米を食べ比べて楽しもう!
北の大地、北海道。以前は評価も低く不人気だった北海道米ですが、近年美味しいブランド米が数多く販売され人気も高まっています。CMなどでも紹介されるようになり、年々その認知度は上がってきています。北海道のブランド米は品種も多く、多種多彩にあり、それぞれに粘りや甘みなど食感の違いや、コシや柔らかさなど、お米に特徴があります。
日本食物検定協会で毎年行われる米の食味ランキングにて、最高の特Aを獲得する美味しいお米も存在しています。そんな北海道のブランド米をランキング形式にして11種類紹介していきます。美味しいブランド米を是非、食べ比べて楽しんでみて下さい。
北海道のおすすめお米ランキング11位~4位
第11位:甘みの強い直播米「ほしまる」
北海道のおすすめお米ランキング第11位は、北海道の直播米「ほしまる」となります。直播米とは水田に稲を植える従来の方法とは違い、水田に直接種をまき育てる方法のことを言います。北海道ブランド米の中でも珍しい直播米で、寒さに強く粒が大きいのが特徴です。
甘みが強く、ほど良い粘りと柔らかな食感が特徴のほしまるは食味検査での評価も高く、カレー、炒飯、丼物など調理法を選ぶことなく白さが美しい大きな粒のお米を楽しむことが出来ます。冷えても美味しく味わうことが出来るのもポイントです。
北海道JAぴっぷ町通販サイト「ぴっぷ新鮮便」では、新鮮なほしまるを5kg1980円で購入することが出来ます。大手ショッピングサイトでも1kg800円ほどで購入することが出来ます。まだまだ知名度も少ないほしまるですが、これから注目されていく北海道ブランド米となっています。
第10位:白さが美しい北海道のもち米「きたゆきもち」
北海道のおすすめお米ランキング第10位は、北海道のブランドもち米「きたゆきもち」となります。北海道を代表するもち米は4種類あり「はくちょうもち」「風の子もち」「きたふくもち」「きたゆきもち」となります。その中でも「きたゆきもち」は白さが際立ち、つやのある見た目が特徴のもち米となっています。やわらかさや粘りが長く続き、長時間美味しく食べることが出来ます。
産地や、産年で品質差が少ないので、安定した品質のもち米となります。寒さにも強いので、生産者にも喜ばれる品種となっています。おすすめの調理法はおこわや、赤飯となり、甘納豆を使い作る北海道独特の赤飯にもぴったりです。「きたゆきもち」の名前は、雪のように白く美味しいもち米になることを願いつけられました。名前に違わず、とても美味しいもち米です。
北海道のホクレン農業協同組合連合会の公式ネットショップ、ホクレングリーンショップでは5kg入り1袋が送料、消費税込みで3768円で購入することが出来ます。大手ショッピングサイトでも税込み2,500円ほどで購入可能となっています。
第9位:粘りが強く食べやすい玄米「あやひめ(玄米さらだ)」
北海道のおすすめお米ランキング第9位は、北海道のブランド米「あやひめ」となります。市場では精米されて販売されることは少なく「玄米さらだ」という名称で玄米として販売されています。北海道のお米の収穫量は約50万トンですが、その中でも約一千トンしか収穫されない希少なお米となっています。
お米のでんぷんにはアミロースとアミロペクチンという種類があり、アミロースが低い程粘りが強くなる性質があります。「あやひめ」はアミロースがとても低いのが特徴で、玄米の状態でも粘りがとても強く持っちりとした食感になっています。炊飯器でも簡単に炊くことが出来るので、ビタミンB群が豊富な健康にも良い玄米を手間をかけず簡単に食べることが出来ます。
玄米が苦手な方でも、普通のご飯のように食べることが出来るのも嬉しいポイントです。雑穀と一緒に炊き上げることで、美容や健康にも更に効果があります。プチプチとした玄米の食感が、スープカレーにもおすすめです。ホクレングリーンネットショップでは3kg入りが2袋で送料消費税込みで4,184円で購入することが出来ます。大手ショッピングサイトでは3kgが1,880円で購入することも出来ます。
第8位:北海道で一番古い品種「ゆきひかり」
北海道のおすすめお米ランキング第8位は、北海道のブランド米「ゆきひかり」となります。北海道のみで生産されているお米で、北海道の中でも一番古い品種になっています。品種改良の際に、もち米系のお米を取り入れることが多いですが「ゆきひかり」には入っておらずうるち米の要素のみで改良されています。その為、粘りは少ないですがサッパリとした食感で食べることが出来ます。
固めの食感が好きな方にはおすすめのお米です。「ゆきひかり」には腸内の悪玉菌を減らす性質があり、また、アレルギーに優しいともいわれております。まだ科学的根拠ははっきりと証明されていませんがアトピーや、米アレルギーの方々の症状を好転させています。ただし、お米アレルギーの方が食べる場合は信頼できる医師に相談してからお試しください。
「ゆきひかり」は固めの食感を生かし、ピラフやチャーハンなどの料理に使うのがおすすめです。大手ショッピングサイトでは、5kgで2,500円程の価格で購入することが出来ます。100%うるち品種のゆきひかりは、昔の懐かしい米の味と食感を楽しめる貴重な品種です。
第7位:噛めば噛むほどお米の甘さを感じる「きらら397」
北海道のおすすめお米ランキング第7位は、北海道のブランド米「きらら397」となります。平成元年にデビューした「きらら397」は当時不人気だった北海道米のイメージを一新し、北海道を米の産地と知らしめた品種です。これ以降、北海道米の美味しさが全国でも有名になりました。お値段も低価格で、飲食店などで広く使われる人気のベストセラー北海道米です。
「きらら397」はブランド米でありながら、価格は安く、米粒は大きく固さがあり炊き増えし、形が崩れにくくなっています。しっかりとした食感で噛めば噛むほどお米の甘さを感じられます。また汁気の多い食材と合わせてもふやけにくい特徴があり、丼物を中心とした飲食店で多く利用されています。
絵本作家の伊藤正道氏がデザインしたマスコットキャラクターのきららちゃんは、パッケージにも使用されています。価格は大手ショッピングサイトでは10kgで4,500円程で販売されています。牛丼などの丼物や中華、冷めても美味しいのでお弁当にもおすすめの品種です。
第6位:粘りつけの強さと絶妙な甘み「おぼろづき」
北海道のおすすめお米ランキング第6位は、北海道のブランド米「おぼろづき」となります。数ある北海道ブランド米の中も最も粘り気の強いお米です。強い粘りとほのかな甘み、炊き上げると柔らかさがあるのが特徴です。食味官能試験では、有名な新潟産コシヒカリと同等の評価を得、試験販売の時にはその評判の高さから幻の米と呼ばれていました。
特に、おぼろづきの中でも一定の品質基準を満たす原料だけを使用し精米された「おぼろづき八十九」は洗練された美味しさを味わうことが出来ます。炊き立ては粘りがあり、ほど良い甘さがバランスよく柔らかいけれど柔らかすぎない食感が楽しめます。冷めても固くなりにくいのでお弁当やおにぎりにしても最適なお米です。
コシヒカリに並ぶ高い食味は、そのまま食べるのも十分美味しいですが、炊き込みご飯やおこわなどにしても美味しく食べられます。通常の「おぼろづき」は大手ショッピングサイトにて価格は5kgで2,500円程で販売されています。
第5位:北海道のクリーンなブランド米「きたくりん」
北海道のおすすめお米ランキング第5位は、北海道のブランド米「きたくりん」となります。平成24年に登録された、まだまだ新しい品種で、ふっくりんこを親に持ち、北を意味する「きた」とクリーンを意味する「くりん」を合わせて名づけられました。クリーンというのは、稲の病気いもち病に強く、薬剤の使用が少なく済むため農薬が心配な方にも安心して食べられるお米となっているからです。
「ふっくりんこ」の系統のお米で、北海道米として有名な「ななつぼし」と比較しても、味も粘りや柔らかさなどの食感がよく、食味も優れています。今後、北海道米の基幹品種として期待されています。お米の甘みと旨味が濃厚なので、そのまま食べてもおかずとの相性が抜群です。栽培適地が限られているため、生産量が少ないのが残念ですが、一度は食べてみたい北海道のブランド米です。
大手ショッピングサイトでは5kgが2,500円程で販売されています。和洋中どの食事にも合いやすく、価格も抑えられているので、気軽に買いやすく普段の食卓にもおすすめの北海道ブランド米です。近年注目度も上がってきている「きたくりん」を一度食べてみるのもおすすめです。
第4位:あっさりとした味わい「ほしのゆめ」
北海道のおすすめお米ランキング第4位は、北海道のブランド米「ほしのゆめ」となります。「あきたこまち」と「きらら397」を掛け合わせて作られた品種で、食味官能試験の基準米にもなっています。「ほしのゆめ」の名前の由来は、お米を食べてくれたすべての人の夢がかないますように。という思いで名付けられています。
甘みは少なめですがあっさりとしてクセがなく食べやすい味となっています。炊きたては柔らかめで、あっさりしている分おかずとの相性も良く、カレーや唐揚げなどの濃い味のおかずにピッタリと合います。クセがないので、食べやすくどんな料理にも合いやすいので普段の家庭のお米としてもおすすめです。
特に甘いご飯が苦手な方に是非ともおすすめしたいお米です。価格は大手ショッピングサイトにて10kgが4,000円程で販売されています、お値段も比較的安いので育ちざかりのお子さんの居る家庭には嬉しいお米です。
北海道のおすすめお米ランキング第3位!
第3位:ふっくりとした見た目と食感「ふっくりんこ」
北海道のおすすめお米ランキング第3位は、北海道のブランド米「ふっくりんこ」となります。道南地方で生まれたこのお米は当初、」道南地方だけで栽培されていました。今では空知地方でも栽培され沢山の生産農家があります。「ふっくりんこ」は統一基準が定められ、品質管理が徹底されています。そのため、高い品質が保証され美味しさが守られています。
平成29年度の食味ランキングではAランクを獲得しており、甘みがとても強く、強い粘りが特徴です。ふっくりした見た目とつやもあり美しいお米は、和食のプロにも愛用されています。飛行機のJALのファーストクラスの機内食にも採用されており、「ななつぼし」「ゆめぴりか」と並び、今注目の北海道のブランド米になっています。
価格はホクレングリーンネットショップでは1袋送料、消費税込みで3,822円、大手ショッピングサイトでは5kgで2,300円程度で販売されています。甘みの強いお米なので、和食全般にピッタリと合います。和食の多いご家庭におすすめのお米となっています。
北海道のおすすめお米ランキング第2位!
北海道の定番人気の美味しいお米「ななつぼし」
北海道のおすすめお米ランキング第2位は、有名な北海道のブランド米「ななつぼし」となります。マツコ・デラックスさんのCMでもおなじみの「ななつぼし」は北海道のブランド米で現在一番多く生産されている品種となっています。
食味ランキングでも平成22年より続けて特Aを獲得している「ななつぼし」は、星がきれいに見える空気がきれいな北海道で誕生したお米なので、北斗七星のように輝いて欲しいという願いを込めて名づけられています。「ななつぼし」は炊く前の生米をそのまま食べても甘さが分かるほど甘く、粘りがあり冷めても美味しいお米になっています。
食感は柔らかく、粘りとコシもあり、炊き立ての味はコシヒカリやササニシキ、ひとめぼれなどの有名ブランド米と同等以上になっています。つやもあり、見た目も美しいうえに今までの北海道米には無かった長時間粘りが続く特徴を持ち、冷めても美味しく、粒もしっかりとしているためつぶれにくいので、おにぎりやお弁当、お寿司などにピッタリのお米となっています。
価格的にも特A評価の銘柄の中では、比較的安価に販売されているので普段の家庭用のお米にもおすすめです。大手ショッピングサイトでは10kgで4,500円程の価格で販売されています。炊き立ての「ななつぼし」はとても甘くて絶品の美味しさ、特Aランクのお米を是非、味わってみて下さい。
北海道のおすすめお米ランキング第1位!
第1位:厳しい基準をクリアした最高ブランド「ゆめぴりか」
北海道のおすすめお米ランキング第1位は、有名な北海道のブランド米「ゆめぴりか」となります。こちらも「ななつぼし」と同様、マツコ・デラックスさんのCMでもおなじみの有名な北海道のブランド米となっています。「日本一の美味しいお米になる」という「ゆめ」と、アイヌ語で美しいという意味を持つ「ぴりか」を合わせ「ゆめぴりか」と名づけられました。
食味ランキングでは、「ななつぼし」と同じく平成23年度から連続して特Aランクを獲得している美味しいお米で高級飲食店や料亭をはじめ、全日空国際線のファーストクラスの機内食としても採用されています。「ゆめぴりか」はアミロースが低く、強い粘り気を持つのが特徴となっています。そのため冷めても美味しく食べることが出来ます。柔らかく、つやがあり炊き上がりはとても美しいお米です。
粘り気が多く、モチモチとした食感と甘みの強さから、おかずが要らないお米と言われる程の美味しさです。「ゆめぴりか」は北海道の寒い気候でも健やかに育つように作られたお米のため、現在ほぼ北海道で生産されています。北海道のブランド米の中でも、最高級の品種となり非常に高い人気を誇っています。豊かな甘み、濃い味わい、強い粘り、冷めても美味しくもちっとした食感はまさに最高級ブランドの味わいです。
炊き上げるとつやつやとして美しい「ゆめぴりか」は白米のままで食べるのが一番おすすめです。ご飯のおともに、北海道産のウニやイクラなどの海産物を合わせれば至福の時間が過ごせること間違いなしです。「ゆめぴりか」は厳しい統一基準が定められており基準をクリアしたものだけを市場で販売することにより美味しさが守られています。価格は大手ショッピングサイトにて5kgが3,000円程度で販売されています。
価格は北海道ブランド米の中でも最高級に位置しますが、他の北海道ブランド米と比べてもあまり変わらず、手に届きやすい範囲で特Aランクの美味しいお米を楽しむことが出来ます。是非、一度ランキング1位に選ばせていただいた北海道の美味しいブランド米「ゆめぴりか」を試してみて下さい。
北海道のお米について
北海道のお米の歴史
寒さの厳しい北海道、米作りには適さない土地として長年、北海道のお米は美味しくないと不人気が続いていました。そんな中、1988年に生み出された「きらら397」は品種名の珍しさから一躍有名になりました。プロモーション展開も功を奏し、北海道米はまずいというイメージを一新し米の産地としての知名度も上がりました。
その後、2001年には「ななつぼし」2003年には「ふっくりんこ」2008年には「ゆめぴりか」などの美味しいお米が生み出され、2011年からは「ななつぼし」が2012年からは「ゆめぴりか」も食味ランキングでも特Aを獲得し続けています。2017年には「ふっくりんこ」も特Aを獲得し、北海道のお米は美味しいと人気が上がってきています。
北海道は全国で2番目の米産地
農業大国北海道、現在米の生産量は国内2位となっています。以前は米の生産には不向きと言われてきた北海道ですが「ゆめぴりか」や「ななつぼし」などの特Aランクを獲得する米の登場などで、国内1位の新潟を脅かす程の米どころになっています。現在の米の収穫量は1位の新潟が約61万トン、2位の北海道が約58万トンと追いついてきています。
まだまだ北海道の名産品の一つとして米は知名度が低いですが、これから先、「ゆめぴりか」や「ななつぼし」など美味しい米の登場でどんどんと知名度が上がっていくのは間違いないと思います。北海道の目指す、日本一の米どころも遠い未来ではないのかもしれません。
品種がいっぱいで好みのお米を選びやすい
北海道のブランド米は、品種も多くそれぞれに紹介したように特徴があります。米は個人の好みが分かれやすい食べ物の一つです。北海道米は品種が多彩なので、自分好みのお米を選びやすくなっています。モチモチとした食感が好きな方は「ゆめぴりか」、あっさりとした味が好きな方は「ほしのゆめ」、和食を好む方は「ふっくりんこ」などがおすすめになっています。
現在北海道のブランド米は、うるち米が「ほしまる」「あやひめ」「ゆきひかり」「きらら397」「おぼろづき」「きたくりん」「ほしのゆめ」「ふっくりんこ」「ななつぼし」「ゆめぴりか」「そらゆき」「大地の星」12品種となっています。この中から、自分好みのお米を選んでみるのも楽しいものです。
広大な土地で収穫量が多いためコスパ良く手に入る
北海道の広大な土地で作られるお米は、収穫量が約58万トンとなっています。先ほども紹介したように、現在は全国2位の米産地である北海道、作られる米の量が多い分、美味しいブランド米も比較的安価に手に入れることが出来ます。そのため、「コシヒカリ」や「ササニシキ」「ひとめぼれ」などの有名なブランド米と同等かそれ以上の味の米がコスパ良く手に入ります。広大な大地の生む、美味しい米を気軽に味わってみましょう。
北海道の大地が生んだ美味しいお米がおかずを引き立てる!
北海道の美味しいお米をランキング形式で11種類紹介致しましたがいかがでしたか?それぞれの米に特徴があり、どれも北海道自慢の美味しいお米ばかりです。北海道の有名なお米「ゆめぴりか」や「ななつぼし」以外にもあまり知られていない北海道のお米もあります。
最近では、北海道のお米食べ比べセットなども大手ショッピングサイトで気軽に購入できます。食べ比べて、自分好みのお米を探してみるのもおすすめです。北海道の大地が生んだ美味しいお米はおかずをさらに引き立ててくれます。楽しい食卓に是非、北海道のお米を選んで食べてみて下さい。