プロテインチップスとはどんなお菓子?高タンパクポテチのレビュー!

ダイエットをしている時に、無性にポテトチップス(ポテチ)が食べたくなることがあるでしょう。そこで食べてしまうと罪悪感を感じることもあります。そんなダイエッターに強力な味方ができました。それがプロテインチップスです。ポテチよりカロリーが低くて栄養満点であれば言う事ありません。とはいっても味はどうなのか、どこで買えるのか、値段はどうなのかと気になる点がいろいろ出てきます。そこで、今回はそんなダイエッターの味方のプロテインチップスについて紹介します。

プロテインチップスとはどんなお菓子?高タンパクポテチのレビュー!のイメージ

目次

  1. 1プロテインチップスは話題の高タンパクポテチ
  2. 2プロテインチップスとは?
  3. 3プロテインチップスの味や食感をレビュー!
  4. 4減量中にポテチが食べたくなったら迷わずプロテインチップスを!

プロテインチップスは話題の高タンパクポテチ

ダイエット中の食事制限は、誰にとっても辛いものです。野菜や蒸し鶏にはウンザリ、たまにはポテチも食べたいと思う人も多いでしょう。少しなら食べてもダイエットに影響はないと思いながらも、いざ食べてしまうと罪悪感を感じてしまう人も少なくありません。

そんなダイエッターの味方として最近話題なのがプロテインチップスです。油を使わず焼き上げているのでカロリーは低く、しかも栄養たっぷりのプロテインチップスは、ダイエット中の間食に最適なスナックといいます。また多くのダイエッターや筋トレに励む人がポテチ代わりとして利用しているようです。

プロテインチップスとは?

体作りに大切なタンパク質を脂質や糖質をあまり摂らずに摂取できるプロテイン飲料やビスケットなどの食べ物が、ダイエッターの間で人気です。また脂肪をつけずに筋力をつけるということで、筋トレを補強する食べ物としても注目されています。小麦粉以外の炭水化物を摂る習慣がある日本では気にする人は少ないですが、欧米ではグルテンフリーもプロテイン食品が好まれる理由の一つです。

プロテインチップスは、ポテチを食べる感覚で脂質糖質を取りすぎることなくプロテインを多く摂取できるスナック菓子として注目されています。

プロテインチップスとはどんなお菓子?

プロテインチップスは、ポテチのように袋に入っていて、味付けもバーベキューやサワーオニオンといった、ポテチにあるような味付けです。なので、ポテチのように映画やテレビを見ながらつまんで食べられます。また、ビールのおつまみとしてもいけそうです。食べた感じは、「オーザックのポテトチップス」みたいと表現する愛用者が多いです。

食べた感じはポテチみたいでも、中身はまったく違います。ポテチにはタンパク質(プロテイン)はほとんど入っていませんが、プロテインチップスはタンパク質が多く含まれています。一方ポテチに多く含まれている炭水化物及び糖質は、プロテインチップスは少ないです。また、ポテトチップスの多くは油で揚げているのに対して、プロテインチップスは焼き上げています。したがって脂質が少なくカロリーが低いです。

つまり、プロテインチップスはポテチを食べる感覚で、タンパク質を多く摂取する一方カロリーや糖質を低く抑えられるお菓子なのです。

プロテインチップスは2種類ある

プロテインチップスは、日本ではアメリカのクエスト・ニュートリションとイギリスのマイプロテインの2社の製品がメジャーです。いずれもプロテインの種類は、牛乳由来のカゼインまたはカゼインとホエイをブレンドして使っています。

プロテインにはもう一つ、日本人にはとてもなじみのある大豆由来のものがあり、それを原料とした大豆チップスは、スーパーやコンビニでも購入できます。日本では、サンコー社、ビオクラといった国産自然志向のお菓子メーカーや健康食品専門店が大豆チップスを出しています。そしてあのセブンイレブンもセブンプレミアムのお菓子として大豆チップスを販売し始めました。

それぞれのプロテインの特徴としては、カゼインと大豆プロテインは、吸収が穏やかで水に溶けにくい特徴があります。ダイエット中には嬉しい、腹持ちがいいという効果があります。一方ホエイプロテインは、筋肉を作るアミノ酸を多く含んでいて、吸収が早いので、筋肉を増強したい人向けと言われています。

最近、カナダのシンプリープロテインという会社も国外進出し、Amazonなどで商品が販売されはじめています。この会社のプロテインチップスは、最近注目を集め始めているピープロテイン(エンドウ豆由来のプロテイン)を使用しています。ホエイプロテイン並みに筋肉増強のアミノ酸を含んで吸収が早いのと、鉄分やミネラルを多く含んでいるのも特徴です。

マイプロテインのプロテインバイツ

イギリスのスポーツ食品大手マイプロテインでは、プロテインバイツというスナックを販売しています。4種類のフレーバー(バーベキュー、チーズ、サワークリーム&オニオン、ランチチキン&ハーブ)があります。プロテインは4フレーバーともカゼインです。チーズ味だけチーズフレーバーのためにホエイパウダーが使われています。

マイプロテインのプロテインバイツは1袋30gで、115kcal前後、タンパク質は14~15g含まれています(フレーバーによって多少異なります)。食物繊維が1.0~1.9gと多いのもウリとなっています。小売価格は1袋340円です。

さらに、マイプロテインには低カロリー低糖質のスキニー・バイツもあります。1袋30gで95kcal、糖質は0.9gとバイツより低く、食物繊維が2.6gと高くなっています。ただしタンパク質は10gとバイツよりも低くなっています。フレーバーは、チーズ・オニオンとバーベキューの2種類です。

なお、マイプロテインでは以前プロテイン・クリスプというプロテインチップが販売されていましたが、製造中止となったようです。Amazonなどでも在庫なしになって手に入らなくなりました。

クエストのプロテインチップス

ダイエッターの間で最もよく知られたプロテインチップスは、アメリカのプロテイン専門店クエストニュートリションのプロテインチップスかもしれません。多くのダイエッターが、ポテチ代わりにお菓子として食したといいます。ネットでまとめ買いをして常備している人も少なくないようです。

クエストプロテインチップスの形は、レギュラーの丸っこい花と星の間のような形と、アメリカではポテチに並ぶスナックであるトルティーヤの三角形の形をしたトルティーヤスタイルの二種類あります。レギュラーのフレーバーは、バーベキュー、チェダー&サワークリーム、サワークリーム&オニオンの3種類、トルティーヤスタイルのフレーバーはチェダーチーズ、ランチドレッシングの2種類です。

クエストプロテインチップスは、それぞれ1袋32gで130kcal前後、タンパク質は20g前後、食物繊維は1~2g含まれています(カロリーや成分はフレーバーによって多少異なります)。小売価格は1袋300円ほどです。

シンプリープロテインチップス

カナダのプロテイン食品専門店「シンプリープロテイン」のプロテインチップスが、日本でもAmazonなどから購入できるようになってきました。日本ではまだあまり知られておらず、口コミもほとんど見かけません。

平べったいカールのような形をしています。フレーバーは、トマト(バーベキュー風味)、ソルト&ペッパー、ハーブ&ガーリック、そしてスパイシーチリの3種類です。1袋32gで、140kcal、糖質2g、タンパク質は15g含んでいます。12袋で4690円ほどでAmazonで売られています。1袋当たり390円ほどの計算になります。

この商品の最大の特徴は、遺伝子組み換えでないエンドウ豆からのプロテインを使用していることでしょう。エンドウ豆のプロテインは、筋肉増強に役立つアミノ酸をホエイプロテインと同じくらい含んでいます。なのでダイエッターよりも、筋肉を鍛えたい人に向いたプロテインチップスといえます。

またエンドウ豆プロテインのメリットとして、鉄分とマグネシウムが豊富に含まれている点も挙げられます。1日必要な鉄分の20~30%をこのプロテインチップスから摂れるといいます。

その他のプロテインチップス

その他に、ダイエット食品王国のアメリカでは、多くの会社がプロテインチップスを製造販売しています。IPSのプロテインチップスもアメリカではメジャーです。しかし、日本では入手できないようです(Amazon.comでも日本への配送できないと書かれていました)。ホエイプロテインを含んでいるようですが、1袋当たりタンパク質6gとなっています。タンパク質の量は他のチップスほど高くありません。

アメリカ・ミネソタ州のケイ・ナチュラルという自然食品会社では、大豆由来のプロテインチップスを製造販売し、日本でも購入できるようです。フレーバーは、チリナチョスチーズ、クリスピーパルメザン、レモンハーブの3種類です。1袋34gで120kcal、タンパク質は12g、食物繊維は4g含んでいます。Amazonでナチョスチーズ味だけですが、6袋で2480円(1袋当たり413円ほど)で売られていました。

大豆チップスはプロテインチップス?

日本でプロテインチップスより気軽に購入できるプロテイン(タンパク質)豊富なスナックとしては大豆チップスがあります。プロテイン豊富、糖質低めで、焼き上げることで脂質とカロリーが抑えられているという点では、プロテインチップスと同等のスナックといえます。大豆チップスもプロテインチップスの一種として紹介しているダイエッターのブログもあります。

口コミでも評価の高い、お菓子のサンコー社の大豆チップスは、1袋50gで201kcal、タンパク質23.5g、糖質6.2g、食物繊維8.8gと、プロテインチップスと同様の栄養成分です。

プロテインチップスの原料は?

プロテインチップスの原料は、主としてプロテイン、油、塩、そしてフレーバーのための香辛料が含まれます。各社の原材料をみると、それにコーンスターチのようなでんぷんも加わっています。プロテインチップスは焼き上げますが、生地をまとめるために油は必要で含まれます。プロテインと同様、どの油を使うかは、製造会社によって様々です。健康にこだわる人は、油の種類までチェックして、どのチップスを買うか選ぶようです。

プロテインは、カゼイン、ホエイ、ソイ(大豆)、ピー(エンドウ豆)のいずれかが使われています。ホエイの場合はタンパク質含有量が比較的高いアイソレートという加工方法をとったプロテインが使われることが多い様です。

プロテインチップスはどこで買える?

プロテインチップスは、今のところコンビニやスーパーで気軽に買えるものではありません。プロテインチップス愛好者は、iHerbという個人輸入専門サイトでまとめ買いをするようです。実店舗で売っているのは、会員制の大型スーパー「コストコ」だけだそうです。一方、日本産の大豆チップスはコンビニやスーパーで買うことができます。

マイプロテインは、自社サイトで製品を販売しており、日本にも配送できるようになっています。ただ、送料や配送日数が気になるところです。マイプロテインのサイトによると、配送日数は6~10日で、送料は8500円未満は1800円、8500円以上は無料ということです。

マイプロテインでは、配送をクロネコヤマト国際便で行うプレミアム配送というオプションも提供していて、その場合は送料は8500円未満は2150円、12500未満は350円、12500円以上で無料だそうです。日本人にとってはクロネコヤマトの配送ならより安心という事でしょう。

プロテインチップスはamazonや楽天でも買える?

健康食品として注目を集め始めているプロテインチップスなので、メジャーなネット通販であるAmazonや楽天でも取り扱っています。いずれも3袋や8袋と言ったパッケージで販売されています。

Amazonでは、クエストのプロテインチップス、マイプロテインのバイツ、シンプリープロテインのチップス、ケイナチュラルのプロテインチップスを取り扱っていますが、一部のフレーバーは取扱いがないようです。楽天では、クエストのプロテインチップスはありますが、マイプロテインのバイツは取扱いがないようです。シンプリープロテインは1フレーバーだけ販売ありました。

材料にこだわって手作りする人も!

筋金入りのダイエッターは、材料にこだわりがあるので既製品は買わずに手作りでプロテインチップスを作る人もいるようです。作り方を見ると、割とシンプルです。まず、ホエイプロテインパウダー(25g)にココナッツオイル(30g)とお湯(大さじ2)をいれてかき混ぜます。さらに塩(小さじ1/2)をいれてかき混ぜます。生地はクリーミーだけれどゆるい感じでいいそうです。

生地ををクッキングシートを引いたオーブン皿のうえに薄く塗って伸ばします。クッキングシートが透けて見えるほど薄く延ばすそうです。そして160℃にあらかじめ温めておいたオーブンで15分間焼きます。パリッとしたクリスピー上のチップスの板状にできているので、手でぱりぱりと食べやすいサイズに割って出来上がりです。

これだと、塩味しかついておらず味気ないと感じる人は、ガーリックパウダーやシーズニングを生地に足して焼くといいということです。

プロテインチップスの食べ方

プロテインチップスを食べる時は、ポテチのようにただ袋を開いて手でつまんでパクパクと食べるだけの人が多いですが、中にはいろいろ工夫して食べる人もいるようです。そのまま食べる人でも、それだけでは口とのどがパサつくので必ず飲み物を用意するということです。

アーモンドなどのナッツと一緒に食べる人もいるようです。これにコーヒーゼリーをつけてダイエット中のちょっとしたおやつにする人もいました。また、スープにクルトン代わりにいれて飲む人もいるようです。トルティーヤスタイルのチップでは、トルティーヤのようにサルサやアボガドのディップにつけて食べることもできます。クエストのおすすめの食べ方にクラッシュしてアイスクリームのトッピングにするというのもありました。

中には、プロテインチップスでお弁当を作る人もいるようです。真鯛のチップスと野菜のスティックとプロテインチップスです。

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プロテインチップスの味や食感をレビュー!

ここで、プロテインチップスの味や食感の口コミを紹介していきます。いくら健康やダイエットによいと分かっていても美味しい方がいいと思う人が多いはずです。また、プロテインチップスは、ポテチに比べると1袋300円から400円と高額でネットで購入となると数袋買うことになるので、味の評判を予め知っておけば失敗も少ないでしょう。

マイプロテインバイツ:バーベキュー味

ものすごく美味しいわけではないけれど、まあまあ食べれるという口コミでした。最初はバーベキュー味が美味しく感じるけれど、途中から飽きてくるという意見もありました。また飲み物がないとパサパサしていて食べにくいという声もありました。バーベキュー味に限らず、パサパサ感は最近の商品ではかなり改善されたという意見もありました。

マイプロテインバイツ:サワークリーム&オニオン

栄養価は認めながら、味についてはネガティブな口コミが目立ちます。「薄いサワークリームの味とグルテン臭が鼻に抜ける」と表現する人もいました。美味しい、食べれるという声は全くありませんでした。そのためか、本商品マイプロテインからもAmazonからも姿を消しました。

マイプロテインバイツ:チーズ味

マイプロテインバイツで一番高評価なのはチーズ味のようです。「ポテチを食べた時のような満足感が得られる」という声もありました。チーズの風味には癖があり、最初それで戸惑いながらも食べていく内に病みつきになっていくという感想を述べている人もいました。一方、癖のあるチーズの風味が合わないと感じる人もいたようです。

マイクロスキニーバイツ:バーベキュー味

実際に食べた人の感想では、サッポロポテトのBBQ味の酸味とスモーク感を強くしたようなジャンクな味だそうです。ダイエット中でポテチが食べたいときには食べ応えあり満足感を得られるという声がありました。

マイクロスキニーバイツ:チーズ味

バイツのチーズ味は評価が高かったのですが、スキニーバイツのチーズ味は「微妙」という意見がありました。また「癖の強いスモークチーズのような味」と形容する人もいました。

クエストプロテインチップス:バーベキュー味

日本でプロテインチップスといえば、このクエストのバーベキュー味が一番食べられている商品のようです。プとテインチップスの中で一番スナック菓子ぽく、万人受けするのではという意見でした。またドントタコスに食感が似ているという声や、オーザックのポテチに似ているという声もありました。ただ、パサついていて食べる時に飲み物が必要という声もありました。

クエストプロテインチップス:サワークリーム&オニオン味

クエストプロテインチップスのサワークリーム&オニオン味については、昔あったサラダ味のポテチに味が似ているという感想がありました。また、味が濃くて、人によっては酸っぱすぎると感じるようです(酸っぱいから食べ過ぎなくて済むという意見もありました)。ダイエット中のおやつに最適、また糖質ほぼなしでこの美味しさはすごいという意見もありました。

クエストプロテインチップス:チェダーサワークリーム味

クエストプロテインチップスのチェダー&サワークリームも、他の味と同様高評価です。チーズの味がしっかりついていて、生地の間に空気が入っているのでとても軽い食感だそうです。

クエストプロテインチップス:ナチョチーズ味

クエストのトルティーヤスタイルチップスは、日本では最近発売されたのか口コミは見当たらなかったですが、海外の購入者の口コミはポジティブなものばかりでした。オーザックのポテチのチーズ味を食べているような感覚になるという声がありました。

ケイナチュラルプロテインチップス :レモンハーブ味

アメリカミネソタ州の自然食品の会社ケイズナチュラルの大豆から作られたプロテインチップスです。「不思議な味のチップス」という口コミがありました。レモンの酸味とガーリックのコクがありながら、甘みもあるということです。酸味もレモン、トマト、ライムなどの風味が交じりあっているそうです。味の組み立てが面白く、ハマると病みつきになりそうな味だそうです。

ケイナチュラルプロテインチップス:ナチョスチーズ

Amazonでも購入できるケイナチュラルのプロテインチップスですが、「美味しい!」という声が集まっています。今まで経験したことのない味という人もいます。唯一の不満は値段だけのようです。

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減量中にポテチが食べたくなったら迷わずプロテインチップスを!

ここまで見てきた通り、プロテインチップスが減量中であっても満足スナック菓子であるようです。美味しいだけでなく栄養があって減量中に控えなければならないカロリー、糖質、脂質を抑えられるプロテインチップスはまさにダイエッターの強い味方です。我慢する必要はありません。お腹がすいた時、口寂しいときには、プロテインチップスでお腹と心を満たしましょう。

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