バナナとヨーグルトを合わせたダイエット効果とは?レシピも紹介!
酸味のきいたヨーグルトに、ほんのり甘くねっとりとしたバナナがベストマッチ!ヨーグルトを使うことで、バナナの風味がプラスされてやさしい甘さのお料理に。バナナとヨーグルトは抜群の組み合わせですが、そんな二つの食材を使えば本当にダイエットが可能でしょうか?今回はバナナとヨーグルトのダイエット効果と簡単レシピを紹介します。どちらの食材もスーパーで簡単に手に入りますので、色んなバリエーションのレシピを楽しみながら、健康的なダイエットにぜひ取り組むんでみましょう。
目次
バナナヨーグルトのダイエット効果が知りたい!
値段もお手ごろで、季節を問わず手軽に購入できるバナナ。ほどよく甘みもあり、食べて美味しい食品です。なので、嫌いという人はあまりいないのではないでしょうか。そのバナナが健康づくりに役立つのなら、これほど便利なことはないと思います。バナナは、様々な健康効果が期待できます。では、バナナにはなぜそんな効能があると言えるのか、その根拠を解説します。
バナナとヨーグルトの効果効能
バナナの栄養や効果効能
バナナヨーグルトは、ダイエットの方法として有名です。バナナの食物繊維とオリゴ糖は、善玉菌を増やす働きが、ヨーグルトは悪玉菌を取り除く効果があります。この2つの効果で、整腸作用がより働くため、ダイエットに向いています。また、カロリーが低いのも魅力的で、バナナ1本とヨーグルト200gでおよそ210キロカロリーとなっています。
白ごはんを茶碗1杯(150g)によそって250キロカロリーなので、とても低カロリーだということがよく分かります。
バナナは、高い整腸作用を持つことで知られています。バナナの整腸作用が高いのは、バナナが「二種類」の食物繊維をバランスよく含んでいるからです。さらに大きな役割として、バナナには整腸作用を高めるフラクトオリゴ糖という成分も含まれています。では、バナナが持つ整腸作用について、詳しく説明します。
バナナには二種類の食物繊維が含まれています。食物繊維には「不溶性」と「水溶性」のものがあり、それぞれ違う働きをしています。バナナには違う働きをする食物繊維が両方バランスよく含まれているのですから、食べるだけで両方の効果を得ることができるため整腸作用が高いと言えるのです。食物繊維には大きく分けて水に溶けにくい不溶性と水に溶ける水溶性の二種類があり、それぞれに違った特徴があります。
一つ目は「不溶性食物繊維」特性として保水性が高く胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便通を促進します。また、多少の発酵性があり、大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌などが増えて腸内環境がよくなり、整腸効果があります。
二つ目は「水溶性食物繊維」特性として粘性、粘着性により胃腸内をゆっくり移動するので、お腹がすきにくく、食べすぎを防ぎます。糖質の吸収をゆるやかにして、食後血糖値の急激な上昇を抑えます。さらに、吸着性がありコレステロールを吸着し、体外に排泄します。そして、たくさんの発酵性があり、大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌などが増えて腸内環境がよくなり、整腸効果があります。
バナナの整腸作用を高める、もう一つの大きな理由として、フラクトオリゴ糖という成分が含まれていることも挙げられます。オリゴ糖は分解されないまま大腸に届くことで、ビフィズス菌の餌になります。バナナの効果で大腸が刺激されたり腸内の環境が整ったりすると、便意が促されます。つまり、バナナの整腸効果で便秘が解消できるというわけです。便秘でなんだかお腹がポコンとなっている、そんな人にも効果的です。
実は、バナナで便秘を解消したいのなら、よく熟したバナナよりも青いバナナを食べる方が効果的なんです。なぜかというと、青いバナナには「レジスタントスターチ」と呼ばれる消化されにくい性質を持つデンプンが多く含まれているからです。バナナの熟度も効果に関係しているとは、驚きです。
消化されにくいレジスタントスターチは、食物繊維と似た働きをします。そして、大腸まで届くと大腸内にいる善玉菌に発酵されます。また、いろんな酸が腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌が増えるのを抑制します。それによって、善玉菌が増えることで腸内環境を整える効果も持っています。便秘体質の人は、ぜひ青いバナナを探して食べてみてください。
先ほど紹介したように、バナナの整腸作用で便秘が解消できるのですが、実はこれがダイエットにもつながるという、嬉しい効果があります。腸内環境の悪化は、ダイエットのみではなく美容にも悪影響を与えることがわかります。そこで、バナナを積極的に食べることで、腸内環境を整える工夫をしたいものです。
バナナにはダイエット効果、免疫力を高める成分が含まれています。バナナに含まれる以下のようなビタミンB群は、脂肪の燃焼を助ける作用を持っています。ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸、また、バナナに含まれるカリウムはむくみを取ってくれるので、見た目として細く見えるという効果もあります。これらの作用もあって、ダイエット効果が期待できるわけです。
バナナには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれているので、整腸作用が高いと言えます。さらに、バナナに含まれるフラクトオリゴ糖も腸の調子を整えるのに役立ちます。これらの相乗効果で、便秘解消などに役立つということです。
ヨーグルトの栄養や効果効能
身近な食材であるヨーグルトは、何となくヘルシーで体にいいイメージを持つ人は多いかもしれませんが、具体的にどんな効果があるのかを知っていますか?実はヨーグルトには嬉しい効果がたくさんあるんです。ここではそんなヨーグルトについて紹介します。
私たちの手や体内などには、あらゆるところで「細菌」が、生きています。その中でも、ヨーグルトなどを作る「乳酸菌」は、ヒトにとって最も身近で有用な働きをする細菌です。乳酸菌とは生育に必要なエネルギーを得るためにブドウ糖や乳糖など糖類(炭水化物)を分解して乳酸を作り出す細菌の総称です。
数多くの種類が知られていて、菌によって棲んでいるところが違います。ヒトの体内に棲んでいるのは、各種のビフィズス菌など、これらは有能な働きをするため「善玉菌」といわれています
このビフィズス菌の効果として、悪玉菌はアルカリ性を好むので、ビフィズス菌は乳糖などの糖をエサにして乳酸と酢酸を作り出し、腸内を酸性に傾け、大腸を悪玉菌の増殖しづらい環境にしてくれます。また、酢酸は強い殺菌力を持ち、悪玉菌を抑制してくれます。短鎖脂肪酸は大腸の上皮細胞のエネルギー源になり、腸の運動を活発してくれます。
また、ビフィズス菌が腸内のコレステロールの半分を腸で吸収されにくい「コプロスタノール」という物質に分解します。このような作用からビフィズス菌にはコレステロール値を低減させる効果があると考えられています。ヨーグルトと言えば便秘解消効果です。乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境を整えて便通をよくしてくれます。
便秘が改善されると腸内の悪玉菌が減り、ニキビなどの肌荒れを引き起こす有害物質の発生も軽減できます。腸内環境が整うと体の免疫力が上がり、風邪や感染病などにかかりにくなることが分かっています。またヨーグルトには高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす悪玉コレステロールを減らす効果もあります。そして、含まれているカルシウムによって骨や歯を強化する効果が期待でき、精神を安定させる働きもあります。
全てのヨーグルトにビフィズス菌が入っているわけではありません。普通のヨーグルトは乳酸菌のサーモフィラス菌とブルガリア菌で発酵しますが、ビフィズス菌入りヨーグルトにはさらにビフィズス菌も加えて発酵しています。乳酸菌でも整腸作用を持つものもありますが、乳酸菌だけで作ったヨーグルトと比べると、ビフィズス菌の入ったヨーグルトの方が効果が高いことがわかります。
ヨーグルトは便通がよくなることで体重が減ります。また腸に老廃物が少なくなることもおすすめの理由です。
バナナヨーグルトの食べ合わせ効果
カロリーが低くダイエット効果もある「バナナヨーグルト」
今まで紹介したように、バナナの食物繊維とオリゴ糖は、善玉菌を増やす働きが、ヨーグルトは悪玉菌を取り除く効果があります。特に「バナナヨーグルト」は、この2つの効果で、整腸作用がより働くため、ダイエットに向いているのです!また、カロリーが低いのも魅力的で、バナナ1本とヨーグルト200gでおよそ210キロカロリーとなっています!
バナナヨーグルトダイエットを効果的に行う方法
バナナヨーグルト!🍌 pic.twitter.com/vua28zijLd
— よ (@yoyoyo___yoyo44) December 19, 2019
これだけの効果がある二つのものを掛け合わせると、とても素晴らしい、嬉しい食べ合わせになるはずです。ヨーグルトの方にも、腸内環境を整える乳酸菌が豊富なので、便秘だけでなく体の調子全般を改善してくれる効果が期待できるのです。
バナナヨーグルトが満足感が得られやすい理由を、さらに紹介するとバナナは食べるとお腹が膨れます。これは水溶性の食物繊維が豊富だからです。カロリーが低いからといってもお腹は膨れるので、少量でも満足感が得られます。しかし、少し食べ過ぎ注意しましょう。
健康的な、ダイエットをするために、バナナヨーグルトを使うと、低カロリーだけどしっかりと栄養素が取れたり、満足感が得られやすく、お金がかからず簡単で続けやすいです。とくに、腸内環境を整えたり便通がよくなることで体重が減り、また腸に老廃物が少なくなることも素晴らしい効果があります。老廃物が腸に溜まってしまうとそれが血液中に取り込まれ、代謝が下がり痩せにくくなってしまいます。
バナナとヨーグルトはスーパーやコンビニなど、どこでもいつでも手に入ります。そして、値段も安いのでお財布にも優しいのが嬉しいです。ダイエットにはある程度期間続けるのが大前提ですが、バナナとヨーグルトなら続けやすいので結果が出る前に止めなければならない状況には陥りにくいはずです。
バナナヨーグルトは大変嬉しいダイエットですが、やはり過信することなくカロリー計算はしっかりと自分で行い確かめる週間を持つようにしましょう。バナナヨーグルトを食べるときには、高カロリーな食事の後、あるいは高カロリーなトッピングと併せて食べるようにするのがおすすめです。
食事と置き換える場合はこればかり食べすぎずに1日1回までにする、などして健康面からもリスクのない取り入れ方をすることが大事です。「バナナヨーグルト」は、とても嬉しいダイエット法でもあり、ハツラツとした健康法でもあるんですね。
バナナヨーグルトおすすめレシピ
バナナヨーグルトはバナナとヨーグルトがあれば、すぐに作れる手軽さが何よりの利点です!それでは色んなバリエーションのレシピを紹介します。ダイエットにおすすめのレシピです。
体も温まる「ホットバナナヨーグルト」
ホットバナナヨーグルトよきよき😊🍌
— 醜女てん (@TABETEHAKU_1212) October 19, 2019
見た目わっっるいがw pic.twitter.com/7Cp4dJl77X
ホットヨーグルトは体が温まるので、冷たい物が苦手な方には、おすすめのレシピです。 バナナも柔らく使って、食べやすくしましょう。材料は一人分で、ヨーグルト1カップ・バナナ1/2本・みかん1/2本です。作り方は、バナナとみかんとヨーグルトを皿に移すし、レンジ600Wで30〜40秒温めるだけで完成です。免疫を高めれるので風邪を引きずらくする事が出来ます。コツ・ポイントとしては、色々な果物などを入れても楽しめます。
和スイーツが好きなら「きな粉はちみつバナナヨーグルト」
朝ごはん🥞
— らく アップアップガールズ(プロレス) (@uug_p_raku) May 21, 2018
ヨーグルト.きな粉.バナナ.はちみつ🍯#アプガプロレス pic.twitter.com/DgXGBL4l2g
和テイストが、好みの粉好きの方は、とてもおすすめのレシピです。材料は1人分で、無糖ヨーグルト大さじ山盛り3杯・バナナ1本・きなこ小さじ山盛り1・はちみつ 適宜です。作り方は、器にヨーグルトを盛り、輪切りにしたバナナを乗せてきなこをぱらぱらとかけます。最後にはちみつをかけてできあがりです。コツ・ポイントとして、バナナは熟したものを使ってください。混ぜても美味しいですが、混ぜずにスプーンで大きくすくって食べるのがおすすめです。
暑い朝にぴったりの「バナナヨーグルトスムージー」
夏には、やっぱりスムージーがぴったりです。すっと飲みやすくさっぱりするレシピです。まず、ミキサーを用意します。材料 は1人分で、ヨーグルト(無糖)130g・バナナ1本です。
作り方は、砂糖はお好みで先にヨーグルトを入れてバナナを入れます。お好みで砂糖を加えて、休み休みミキサーにかけましょう。5.バナナの形がなくなるまでミキサーにかけたら完成です。コツ・ポイントは、砂糖を入れなくてもバナナの甘さで美味しくなります。ミキサーで簡単につくれます。
朝のベジフルスムージーボウル
すばやくできる、スムージーのレシピをもう一つ紹介します。材料は1人分で、野菜生活Smoothie グリーンスムージーMix1/3本(110ml)・フルーツ入りグラノーラ40g・プレーンヨーグルト50g・バナナ1/2本・キウイフルーツ1/2個・ブルーベリー8粒です。今回は、カゴメ「野菜生活Smoothie グリーンスムージーMix」を使います。
作り方は、バナナは皮をむいて輪切り、キウイフルーツは皮をむいて半月切りにします。器にプレーンヨーグルトを入れ、フルーツ入りグラノーラ、ブルーベリーを盛り付けます。その上に、野菜生活Smoothie グリーンスムージーMixを注いで完成です。コツ・ポイントは、グラノーラが水分を吸いやすいので、出来たてをすぐにお召し上がりいただくのがおすすめです。忙しい朝に、手軽においしく栄養チャージできるレシピの紹介です。
バナナヨーグルトで美味しく手軽にダイエットをしよう!
バナナヨーグルトは低カロリーだけどしっかりと栄養素が取れます。バナナには紹介したように、普段の食事で不足しがちなビタミンC、鉄分、ビタミンB群が豊富です。ハッピーホルモンと言われ日中の活動に不可決なセロトニン、むくみや水分調整に重要なカリウムも含まれています。
バナナヨーグルトを、美味しく、健康的で、ダイエットも取り組みながら、リズム良い生活をハツラツとしていきましょう!