コーラ1本(500ml)のカロリーは?ゼロでもダイエット中はNG?

喉が渇いた時や暑い季節に多くの人が「飲みたい!」と、うずうずしてくるものといえば『コーラ』です。多くの種類がある炭酸飲料の中でも特に人気のコーラですが、カロリーや糖質は一体どれくらいなのでしょうか?そこで今回は、コーラ1本(500ml)のカロリーや糖質を調査してみました!また、ダイエット中は愛飲されているゼロカロリーのコーラがダイエット中はNGと言われている理由についても併せて調査してみました。

コーラ1本(500ml)のカロリーは?ゼロでもダイエット中はNG?のイメージ

目次

  1. 1コーラはカロリーが高い?
  2. 2コーラ1本のカロリーを種類別にチェック!
  3. 3カロリーゼロコーラでもダイエット中はNG
  4. 4コーラを飲むときはカロリーに注意!

コーラはカロリーが高い?

炭酸飲料の王といっても過言ではない、コーラ。しゅわしゅわとした強めの炭酸が乾いた喉を潤してくれる炭酸飲料で、大人も子供も大好きなソフトドリンクとして親しまれています。また、コーラはカクテルなどを作るドリンクとしても使用されており、多くの方が愛飲しています。

コーラとは?

何気なく口にしているコーラですが、そもそも『コーラ』とは一体どんな物なのか気になりませんか?『コーラ (Cola)』 という名称は、当初コーラの実 (kola nuts) から抽出したほろ苦い味のコーラ・エキスを用いていたことに由来しています。しかし現在では、コーラの実は含まれていないのが一般的であり、香味料の主成分は砂糖やオレンジやライム・レモン等の皮から獲れるシトラスオイル、シナモン、バニラ、その他酸性のものとなっています。

世界各地に非常に多様なコーラ風の清涼飲料水が存在しており、風味も異なります。人によっては特定企業の製品を好んで飲用することもあります。日本でも人気を集めているコーラメーカーは、コーラを最も早く製造したザ コカ・コーラ カンパニーです。日本では、大正時代にコーラが輸入されました。

大人気のコーラだが、カロリーが気になる…

炭酸飲料の中でも特に大人気のコーラですが、「カロリーが気になる…」と言った方も多いようです。一体なぜコーラのカロリーが気になる方が多いのかというと、コーラにはかなりの量の砂糖が含まれているためです。では、一体どれくらいの砂糖がコーラには含まれているのかというと、コーラの人気商品・『コカ・コーラ』500mlあたりに含まれている砂糖の量は56.5gです。

56.5gという砂糖の量は、角砂糖(一個あたり約4g)14個分に値する砂糖の量です。世界保健機関(WHO)が発表した一日に摂取する糖類の量は平均的な成人で25g程度と言われています。これらを考えると、コカ・コーラ500mlのペットボトル1本分に含まれている砂糖の量は1日の摂取目安の倍以上を摂取してしまうこととなります。これほど多くの糖類が含まれているからこそ、コーラはカロリーが気にされている原因です。

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コーラ1本のカロリーを種類別にチェック!

糖類が多く含まれており、カロリーが気になるコーラ…。そんなコーラ1本分にはいったいどれくらいのカロリーが含まれているのでしょうか?お次は、コーラ1本分のカロリーを種類別にチェックしてみました!また、ファンタやメッツなどの他の炭酸飲料とのカロリーも併せて比較してみましょう!

コーラ1本分のカロリー

まずはコーラの王道人気商品、コカ・コーラのカロリーを調査してみましょう。コカ・コーラのカロリーは100mlあたり45キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本分で計算すると225キロカロリーになります。コカ・コーラレモンのカロリーは100mlあたり46キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本分で計算すると230キロカロリーになります。

コカ・コーラジンジャーのカロリーは100mlあたり44キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本分lで計算すると220キロカロリーになります。コカ・コーラ関連商品の中で最もカロリーが高いのは『コカ・コーラレモン』となっていることがわかりました。

『サントリー』が販売するペプシコーラのカロリーは100mlあたり48キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本で計算すると240キロカロリーになります。ペプシstrong5,0GVのカロリーは100mlあたり46キロカロリーとなっており、490mlペットボトル1本で計算すると225,4キロカロリーになります。

『キリン』が販売するメッツコーラのカロリーは100mlあたり0キロカロリーとなっており、480mlペットボトル1本でも0キロカロリーになります。同じく『キリン』が販売するメッツコーラブラックのカロリーは100mlあたり44キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本で計算すると220キロカロリーになります。

他の炭酸飲料のカロリーは?

「サイダーといえば、三ツ矢サイダー!」という方も多いほど、根強い人気を獲得している三ツ矢サイダーのカロリーは100mlあたり42キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本で計算すると210キロカロリーになります。また、三ツ矢サイダーを販売しているメーカー・『アサヒ』の看板商品・カルピスソーダのカロリーは100mlあたり35キロカロリーとなっており、500mlで計算すると175キロカロリーになります。

『コカ・コーラ』が販売する、コカ・コーラと人気を二分するファンタ。そんなファンタ グレープのカロリーは100mlあたり46キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本で計算すると230キロカロリーになります。同じくファンタのオレンジ味のカロリーは100mlあたり46キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本で計算すると230キロカロリーになります。

『コカ・コーラ』が販売する、カナダドライジンジャーエールはカクテルなどにも多く利用されている炭酸飲料。そんなカナダドライジンジャーエールのカロリーは100mlあたり36キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本で計算すると180キロカロリーになります。

同じく『コカ・コーラ』が販売するスプライトのカロリーは100mlあたり40キロカロリーとなっており、470mlペットボトル1本で計算すると188キロカロリーになります。『チェリオ』が販売するライフガードのカロリーは100mlあたり36キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本で計算すると180キロカロリーになります。

『サントリー』が販売するデカビタC ダブルスーパーチャージのカロリーは100mlあたり49キロカロリーとなっており、500mlペットボトル1本で計算すると245キロカロリーになります。これは過去発表された炭酸飲料高カロリーランキングで1位に君臨するほどの高カロリー炭酸飲料です!

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カロリーゼロコーラでもダイエット中はNG

コーラと一口に言っても様々メーカーが多くの商品を販売しています。そんな多くのコーラ商品の中でも、ダイエット中の方を中心に人気を集めている商品が、カロリーゼロのコーラです。「ダイエット中にコーラが飲みたくなったらカロリーゼロのコーラを選んでいるよ!」という方も多いでしょうが、実はカロリーゼロコーラでもダイエット中はNGとされています。

実はゼロではないカロリー

まず、ダイエット中にカロリーゼロコーラを飲む際に知っておいて欲しいのが、『実はゼロではないカロリー』だということです。この事実を耳にすると、多くの方は「一体どういうこと?ゼロカロリーのコーラって表示されてるよ?」と反論したいでしょう。一体どういうことなのかというと、日本では100mlで5キロカロリー以下であれば『0カロリー』と表示して良いという規定があるためです。

これは、日本の栄養表示基準が規定されている健康増進法の第31条に記されているのですが、これによると『100mlで5キロカロリー以下であれば『0カロリー』と表示して良い』と定められているようです。そのため、「カロリーゼロのコーラ!」と謳っていても、日本で販売されているゼロカロリーのコーラにはカロリーがわずかにあるということです。

要は、500mlのペットボトル1本分で換算すると25キロカロリー程度のカロリーが含まれている可能性があるということです。健康増進法の第31条によって日本では500mlのペットボトル1本分に25キロカロリー程度のカロリーが含まれている可能性がありますが、海外向け製品のラベルには実際のカロリーが明記されているそうです。

海外向け製品のコカ・コーラゼロのラベルに記載されている実際のカロリーは、100mlあたり0.27~0.5キロカロリー・250mlあたり0.5~1キロカロリーと表記されているそうです。なお、このカロリーは国によって異なるようですが、最大でも100mlあたり0.5キロカロリーとされているようです。

また、カロリーとともに気になるのが糖質量です。食品表示法によると、栄養成分表示に糖類ゼロが許可されるのは100mlあたり糖質0.5g以下でなければなりません。そのため、コカ・コーラゼロには糖質がほぼ含まれていないと言って良いほど、糖質が含まれていないことがわかりました。

コカ・コーラゼロにはほぼ糖質が含まれていませんが、コカ・コーラに含まれている糖質量は100mlあたり11.3gの糖質が含まれています。なので、コカ・コーラ500mlペットボトル1本分には56,5gの糖質が含まれていることになります。こうして比較してみると、コカ・コーラゼロはカロリー・糖質ともに抑えられていることがわかります。

糖質ゼロでも人工甘味料に注意

カロリーゼロコーラなのにダイエット中はNGだと言われている大きな理由は、『人工甘味料』です。『人工甘味料』とは、食品に甘みをつけるための調味料で、日本の法律では食品添加物に区分されています。コカ・コーラのは砂糖を使って甘さを出していますが、ゼロカロリーのコーラは砂糖を使わず人工甘味料を使って甘さを出します。

「人工甘味料ってどんな成分?」と疑問に思われる方も多いと思いますので、典型的なカロリーゼロ商品の『コカ・コーラゼロ』で成分を見てみましょう。コカ・コーラゼロには『アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物』や『スクラロース』・『アセルファムK』といった複数を混ぜ合わせた人工甘味料が含まれています。

コカ・コーラを始め、多くのダイエット飲料やチューイングガムなどに含まれている『アスパルテーム』は砂糖の約200倍の甘みを持ち、カロリーがない甘味料です。「カロリーがなくて甘いなんて最高!」と思われるかもしれませんが、実は人工甘味料の方が砂糖よりも太るという結果が過去に行われた結果で発表されました。

ホルモンの影響で脂肪を蓄えやすい体に

人工甘味料には「肥満ホルモン」と呼ばれている『インスリン』や、インスリン分泌を促す『インクレクチン』などの影響によって脂肪を蓄えやすい体になってしまいます。食事によって糖分を取ると血糖値が上がって、『インスリン』がすい臓から分泌され、血液から余分な『ブドウ糖』を除こうとした働きがされます。

ボストン大学医学部のバーバラ・コーキー博士によると「すい臓は砂糖だけでなく人工甘味料にも同じく反応し、大量のインスリンを出すことがわかりました。それによって、余分な脂肪が蓄積され、太るしくみが発見された」そうです。つまり、人工甘味料を摂取することで血糖値が急激に上昇し、『インスリン』が大量に分泌された結果、脂肪を蓄えやすい体になるということです。

味覚を鈍化させてしまう

また、人工甘味料は砂糖と比べて何百倍というほどの甘味を持ちます。それだけでも味覚を鈍化させてしまいそうなのに、人工甘味料は「カロリーがゼロだから…」といった心の甘えからつい多量摂取してしまいがちです。人工甘味料の摂取を続けていくと甘みを感知する舌にある『味蕾』の働きが鈍化してしまい、普通の甘みでは我慢できなくなってきます。

そうなってくると、砂糖の甘さでは満足できなくなってきてしまう可能性もあるということです。このように人工甘味料を摂取すればするほど味覚は麻痺していき、食欲はどんどん増してしまうというようです。味覚が鈍化することによって太る原因にもなると考えると、人工甘味料が含まれているゼロカロリーコーラを飲むのはできるだけ控えた方が良いと言えるでしょう。

コーラを飲むときはカロリーに注意!

コーラ1本(500ml)のカロリー・カロリーゼロのコーラについてのご紹介まとめはどうでしたか?コーラは砂糖がたっぷりと含まれており、カロリーも高めとなっています。また、コーラ1本(500ml)に含まれる砂糖の量は、世界保健機関(WHO)が発表した1日の摂取目安の倍以上を摂取してしまうこととなります。カロリー・砂糖が多く含まれているコーラは飲みすぎに注意が必要です。

また、カロリーゼロのコーラは多くの方がダイエット中に飲むことが多い様ですが、「ゼロカロリー」と謳っていてもわずかにカロリーが含まれているので全くカロリーがないというわけではない事を頭に入れておきましょう!そして、カロリーゼロのコーラには人工甘味料が使用されているのでダイエット中にも飲みすぎないように気をつけましょうね。

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