麦味噌のおすすめ人気ランキング!味噌汁の使い方や効果も解説!
料理を作る上で欠かせないのが調味料です。そんな調味料の一つが味噌です。その中でも今回は「麦味噌」について紹介します。日本人なら味噌は誰もが親しむ調味料ですが、関東などで一般的な味噌は米麹からできているのに対して、麦味噌は麦麹から作られている味噌です。米味噌と麦味噌の大きな違いは、麹の違いによる「香り」です。今回はそんな麦味噌の特徴や効能、効果、おすすめ人気ランキングと一緒にレシピについても紹介します。
目次
麦味噌をもっと知ろう
みなさんは、そもそも麦味噌はどのように作られているのか、また麦味噌にはどんな特徴や効果があるのか知っていますか?麦味噌の製造工程や原材料、麦味噌と他の味噌との違い、特徴や効能、効果についてまずは調べてみました。
麦味噌の作り方
麦味噌の作り方
味噌というものは、大豆と麹と塩を混ぜて発酵させた物のことです。麦味噌は麦が原料に含まれる味噌ですが、ただの麦ではなく、麦麹が含まれます。一般的な味噌は米麹からできているのに対して、麦味噌はその麦麹から作られている味噌です。その作り方は、まず最初に洗浄した麦の蒸し上げを行い、その麦に麹をつけて麦麹にするところから始まります。
次に、味噌の原材料のほとんどである大豆の下ごしらえをします。さきほどの麦と同じく洗浄して蒸し上げを行います。その蒸し上げを行った大豆をつぶしてから先ほどの麦麹と混ぜ合わせていきます。
これらの麦や大豆の蒸し上げ、麦麹との混ぜ合わせの工程を経て、最後は桶に仕込みを行い、じっくりと熟成、発酵させると麦味噌になります。
出典: https://note.mu
麦味噌の特徴および効能や効果
味噌の色の違いについて
味噌の色は大きく分けて3種類あります。1つ目が京都や府中みそ、讃岐みそに代表される白みそと呼ばれる淡いクリーム色の味噌です。2つ目は赤みそと呼ばれる赤味を帯びた赤褐色のみそで、仙台みそや江戸甘みそ、豆みそなどはこれに当たります。最後に3つ目は信州みそや九州・瀬戸内の麦味噌に代表される黄味を帯びた淡色の味噌となります。
麦味噌と米味噌の最大の違い「香り」
麦味噌と米味噌とでは香りに違いがあります。その理由が麦味噌は米味噌に比べて麹を多く含みます。よって、甘くて麦の香りも豊かに広がるのです。麦味噌は、米味噌よりもあっさりとした、独特の香りと風味がするのが特徴です。また、麦味噌は別名田舎味噌とも呼ばれ、お味噌汁や酢味噌、魚や肉の味噌漬けなどで食べると旨味や香りを堪能できます。
麹の量が多いので変色しやすい
麦味噌は麹の量が多いので発酵しやすい特徴があります。時間が経つと黒く変色してしまいます。ですが、品質上は問題ないようです。また、味噌汁などに使用するときは、味噌こしを使わないと、この味噌特有の黒い線のようなものが残ってしまいます。これは麦の一部ですので体に害はありませんが、舌触りなどを考えると、きちんとこした方が良いでしょう。それらから麦味噌は総合的に見ると、繊細な調味料だと言えそうです。
色の違いについて
麦味噌は、淡色の味噌をイメージされる方が多いかもしれませんが、関東に見られる麦味噌は、麹が少なく長い期間熟成をした赤褐色の味噌になります。色だけでみその種類を見分けるのは、難しいかもしれません。
麦味噌の効能や効果
米麹味噌と比べて食物繊維とたんぱく質が多めです。また、麦味噌の塩分は少なめです。したがって、効能や効果として考えられるのは、便通効果や、塩分を多くとってはいけない持病の方などにとって強い味方になると言えるでしょう。日本人にとって味噌は切っても切り離せない調味料です。しかし、塩分の取り過ぎが命取りになるような人にとっては、塩分が少ない味噌はありがたいものです。
麦味噌のカロリーは?
麦味噌と米味噌にはそんなに大きなカロリーの違いはありません。もともと味噌は調味料ですので、それほど多く摂取することもないでしょうから、あまり気にしなくても良いのかもしれません。ですが、西京味噌などには水飴が含まれることがありますので、注意が必要かもしれません。カロリーを気にするなら、調味料ではなく料理の具材のほうに注意して下さい。
もしもカロリーが気になって味噌汁を作ることすら神経質に考え込んでしまうようなことがあるのなら、そのときは味噌ではなく、材料について考えてみると良いでしょう。炭水化物の多い材料が入っていないかなど、確認できることが他にあるかもしれません。
おすすめ人気の麦味噌ランキング
ここまで麦味噌とはどういう味噌なのか知ってもらえたと思います。では、ここからは、どんな麦味噌が人気なのかランキングで紹介していきます!今回は5位から1位までおすすめ人気のランキングを発表します。是非、参考にしてください。
おすすめ人気の麦味噌5位:国内産立科麦みそ
オーサワジャパン:国内産立科麦みそ
おすすめ人気ランキング5位はオーサワジャパンの国内産立科麦みそです。国内産の大豆と大麦を使用し、マイルドな味わいが特徴です。生みそなので、風味や香りが堪能できます。お味噌汁はもちろん、野菜などにそのまま付けて食べるという使い方もあります。国内産大麦、大豆を原料に、昔ながらの伝統製にこだわった生味噌です。蔵で一年以上長期熟成されている麦味噌で、麦の風味や甘みがいきている淡赤茶色で甘口の味噌です。
おすすめ人気の麦味噌4位:鹿児島の麦みそ
はつゆき屋:鹿児島の麦みそ
おすすめ人気ランキング4位は、はつゆき屋 、鹿児島の麦みそです。九州佐賀の大豆と愛媛のはだか麦・塩を使用して発酵・熟成させた酒精や保存料等不使用の麦味噌です。麦麹をたっぷりと使用しており、ナトリウムを21%カットした減塩みそです。甘口なので、甘みを生かしたお味噌汁やみそ漬け・豚味噌などの使い方がおすすめです。
おすすめ人気の麦味噌3位:島原の子守みそ
子守食品:島原の子守みそ
おすすめ人気ランキング3位は、子守食品、島原の子守みそです。大豆と大麦、はだか麦、塩、調味料、いりこだし、ビタミンB2、時亜硫酸Naなどを原料として発酵および熟成させた麦味噌です。麦麹を2種類使用しているので麦独特の香りが楽しめます。熱湯殺菌することで麹菌の発酵を抑え、保存料は不使用となっています。お味噌汁をはじめとする汁物におすすめです。ほかにも鍋物に入れる使い方もおすすめです。
おすすめ人気の麦味噌2位:国産原料無添加麦
フンドーキン:国産原料無添加麦
おすすめ人気ランキング2位は、フンドーキンの国産原料無添加麦です。創業150年以上を誇るフンドーキンが大豆と大麦、塩を使用して発酵・熟成させることで作る麦味噌です。国産原料にこだわり、添加物も使用していない無添加味噌です。甘口でまろやかな味わいなので、お味噌汁はもちろん、煮物や炒め物への使い方もおすすめです。
おすすめ人気の麦味噌1位:無添加長崎麦みそ
チョーコー:無添加長崎麦みそ
おすすめ人気ランキング1位は、チョーコーの無添加 長崎麦みそです。大豆とはだか麦、塩を原料に、調味料や保存料等は使用しておらず伝統の醸造技術で仕上げたこだわりの麦味噌です。はだか麦を大豆の2倍以上使用していて、麦味噌独特の自然な甘みとしっかり発酵、熟成させた奥深い味わいとなっています。熟成後に加熱処理を行っていない生みそとなっています。使い方としては、お味噌汁や酢味噌として食べるのがおすすめです。
麦味噌を使ったレシピ
味噌の定番料理である味噌汁はもちろん、煮物や炒め物など色々な料理への使い方がある麦味噌。ここからは、その麦味噌を使ったレシピを紹介します。
ベーシックな麦味噌の使い方レシピ:豆腐ともやしの味噌汁
材料は、豆腐、もやし、油揚げ、ねぎを使用します。調味料は、だしの素、麦味噌を使用します。豆腐は角切り、油揚げは半分にし、千切りにして、もやしは洗っておきます。
作り方は、いたって普通の味噌汁の作り方と変わりはありません。まず、鍋に水を入れ沸かし、だしの素を入れます。次に豆腐、もやし、油揚げを加え煮立ったら弱火にし麦味噌をこし入れ、ねぎを加えれば完成です。短い時間で作れる、まさに味噌を使った定番の料理ですね。
アレンジした使い方レシピ:豚肉の中華風味噌だれ焼き
材料はしょうが焼き用豚肩ロース、キャベツ、もやし、ほうれんそう、アスパラガス。しょうが 、にんにく 、長ねぎを格少々づつです。調味料は麦味噌、酒、鶏ガラスープ、砂糖、こいくち醤油、片栗粉、豆板醤、サラダ油です。キャベツは手で食べやすい大きさにちぎり、ほうれんそうは2から3センチのざく切りにします。アスパラガスは斜め薄切り。しょうが、にんにく、長ねぎはみじん切りにします。
まず、フライパンにサラダ油を入れて熱し、キャベツ、アスパラ、もやし、ほうれんそうの順に入れ炒め器に盛る。同じフライパンで水分をふき取りサラダ油を足して強火にし豚肉に片栗粉をまぶし両面を焼く。にんにく、長ねぎ、しょうがを加え弱火で炒め豆板醤を加え余分な油をふき取りながら、調味料を加えからめて器に盛った野菜の上に豚肉をのせれば完成です。
まとめ:風味や使い方など多様な麦味噌
一口に麦味噌、といっても、種類、こだわりが多く、人それぞれ、好みも違います。また、その使い方も多様です。様々な麦味噌ランキングを見ても、様々な人の好みや出身地の味によって変わってきます。それでも、変わらない味や風味、製造方法を守り続けている麦味噌が、美味しい麦味噌なのかもしれません。是非、自分好みの麦味噌を探してみてはいかがでしょうか?