マスタードとからしの違いを調査!マスタードソースの作り方も!
マスタードとからしの違いって知っていますか?マスタードはアメリカンドックやナゲット、フランクフルトによく使われるものです。対してからしは、おでんについてきたりします。なんとなく使い分けをしているという方は多いでしょうが、その違いをしっかりと理解しているという方は多くないでしょう。今回はマスタードとからしの違いを紹介しますので、マスタードとからしの違いをしっかりと理解すれば、次から混同してしまうことはないでしょう。自分で作れるマスタードソースの作り方も紹介していきます。
目次
マスタードとからしの違いを知っている?
マスタードとからしの違いを知っていますか?マスタードとからしが違うということはわかっているという方は多いでしょう。また、どっちも同じもの、似たようなものと思っている方もいるかもしれません。マスタードを使う機会としては、フランクフルトやアメリカンドック、ナゲットなどを食べるときに使うことが多く、お店でもマスタードソースが付いてくることが多いです。
対してからしを使う機会としては、パッと思いつくのはコンビニでおでんを買ったときに付いてきます。マスタードは食べれるという方も、からしは辛くて苦手という方も多いのではないでしょうか?マスタードとからしの違いをしっかりと分かっているという方は多くないでしょう。今回はマスタードとからしの違いを原料などの観点から紹介していきます。
マスタードとからしの違いをしっかりと知ることで使い分けができたり、混同してしまうことはなくなるでしょう。マスタードとからしには、それぞれ種類もあります。今回はマスタードとからしの種類、マスタードとからしの違い、そしてご自身でも作れるマスタードソースの作り方も紹介していきます。マスタードとからしの違いを知って詳しくなりましょう。
マスタードにも種類がある!
マスタードは全て同じで、マスタードだと思っていませんか?マスタードは、数種類あるさまざまなマスタードを総称してマスタードと呼んでいます。実際にはいろんな種類のマスタードがあります。マスタードと聞いて、マスタードと粒マスタードは違うと思う方は多いでしょう。
アメリカマスタード
まずは、アメリカマスタードです。アメリカマスタードって何?と思う方がほとんどでしょう。アメリカマスタードはマスタードをターメリックを使って黄色い色付けを施されたマスタードです。アメリカマスタードの特徴としては、辛さが控えめなことです。
辛さが控えめになっているので、ホットドックに合わせたり、ハンバーガーに合わせたりするとピッタリです。また、お肉料理に使ってもいいですし、辛さが控えめなので、サラダのドレッシングにお好みで使ったりと、とても使いやすいのがアメリカマスタードと言えるでしょう。
イギリスマスタード
お次はイギリスマスタードです。こちらもイギリスマスタード?何それ?という方が多いでしょう。イギリスマスタードは、とても鮮やかな黄色をしています。これは、ウコンによって鮮やかな黄色を出されています。作り方は粉マスタードをベースに小麦粉をウコンを加えて作っています。イギリスマスタードの特徴としては、辛みが強いことです。
辛みは強いですが、なめらかさもありますので、ソーセージにつけたり、ローストビーフに使ってもあうでしょう。脂の多い魚にマスタードソースが使われることがあるようですが、その原料としてイギリスマスタードが使われているようです。
ディジョンマスタード
ディジョンマスタードは、国名もついてなくどのようなマスタードなのか想像もつきません。ディジョンマスタードも実は地名となっており、フランスのブルターニュ地方にあるディジョンで多く作られているため、ディジョンマスタードと呼ばれています。特徴としては、なめらかで明るい黄色をしています。
使う機会としてはサンドイッチなどにとてもあうようです。マスタードの原料になるマスタード種の外の皮を取り除いたあとにしっかりとすりつぶします。そしてビネガーやワインを練りながら作られるのがディジョンマスタードです。このように聞いたこともないマスタードでも、マスタードの種類を知らなかっただけで、知らず知らずに接しているかもしれません。
粒マスタード
粒マスタードは聞いたこともある方も多く身近に感じている種類のマスタードでしょう。粒マスタードは、ブラウンマスタードが使用されています。本来はすりつぶすのですが、しっかりと砕かずに種が残っている状態で、粒が残っています。特徴は、このつぶつぶがあるということです。残っている粒の食感を楽しむことができますが、この粒が苦手という方も少なくないでしょう。
からしにも種類がある!
続いては、からしにはどのような種類があるのかを見ていきましょう。からしは全て同じと思っている方も多いでしょう。からしはおでんや和え物など、和食によく合う調味料です。
練りからし
練りからしは、粉からしを水やぬるま湯で溶かしてから、練ったのが練りからしとなります。名前の練りからしの意味そのままです。練った状態になっているので使う場合にも使いやすいのが練りからしです。
粉からし
粉からしは、練りからしを作るときにも使われます。粉からしはオリエンタルマスタードの種を使って作られます。その種をしっかりとすりつぶし粉の状態にしたものが、粉からしとなります。
マスタードとからしの違い:原料の違い
マスタードとからしにも種類があると分かったところで、いよいよマスタードとからしの違いを見ていきましょう。マスタードとからしにはどのような違いがあるのでしょうか?それとも似ているところがあるのでしょうか?
マスタードとからしには原料の違いがある
マスタードとからしは使っている原料に違いがあります。マスタードもからしも、マスタードシードという原料になる種が使われているということは同じです。しかし、その原料の種の種類には違いがあります。
マスタードに使われるのが、ブラウンマスタードやイエローマスタードと呼ばれる原料の種になります。マスタードにはさまざまな種類があるように、作るマスタードによって使われる原料が異なってきます。マスタードはなめらかな辛みがあり、からしのように刺激があまりないのが特徴です。マスタードの種類にもよりますが、からしに比べて食べやすいのが特徴でもあります。
対して、からしの原料となるのがオリエンタルマスタードと言われる粒になります。オリエンタルマスタードは強い辛みがあるのが特徴です。これは、からしの特徴とも同じで、オリエンタルマスタードを使っているため、からしの特徴でもある、つーんとした辛さがあるのです。オリエンタルマスタード自体がこのようなつーんと強い辛みがあります。
マスタードとからしの違い:作り方の違い
マスタードとからしは使われている原料に違いがありました。そして、その作り方にも違いがあります。原料はからし菜の種ということはどちらも同じです。辛しなは黄色い花でアブラナ科の花となります。菜の花に似ている見た目をしています。
その作り方の違いですが、マスタードはからし菜の種にワインや酢、砂糖を合わせて作って行きます。ここで、からし菜の種をしっかりとすりつぶして作ったマスタードや、粒を全部潰さずに残した粒マスタードが作られたりと、マスタードの種類によってまた作り方が分かれていきます。
対してからしは、からし菜の種をいったん全部すりつぶします。そこから粉からしを作ったり、練りからしにする場合には、水やぬるま湯で溶かして練ることで練りからしになります。マスタードもからしも似た部分も多いですが、異なる部分もあります。
マスタードソースの作り方!
マスタードソースは自宅でも簡単に作ることができます。マスタードは購入するものと思っている方がほとんどでしょうが、ご自身でマスタードを作れば好みのマスタードを作ることもできます。今回は簡単なマスタードソースの作り方を紹介します。
マスタードソースを作るのに必要な材料は、粉末のマスタード。白ワインビネガー・塩・砂糖と材料も少ないです。作り方もとても簡単で、材料を全てボウルやお皿に合わせて混ぜていくだけで、よく見るよなマスタードソースが完成します。分量はご自身が作りたい量で作っていきます。マスタードは大さじ1・白ワインビネガーは大さじ2・塩は小さじ1/3・砂糖は2つまみくらいをベースに分量をみていってください。
白ワインビネガーがないという場合には米酢でも代用することができます。またマスタードソースを作ったばっかりだと酸っぱさがありますが、数日おいていくと味がなじんできて食べやすくなります。もし作った場合にマスタードソースが硬いなと言う場合には、白ワインビネガーか米酢を使用して好みのなめらかさ調整してください。
まとめ:マスタードとからしの違いをマスター!
いかがだったでしょうか?今回はマスタードとからしの違いを紹介しました。マスタードとからしにもその中に数種類の違いがあることも紹介してきました。マスタードとからしは似ている部分も多いものの、原料と作り方に違いがありました。また、ご自身でも簡単にマスタードソースを作ることもできます。
同様に粒マスタードも作ることができます。粒マスタードの原料となる粒の配合で味が変わってきますので、好みのマスタードを作ってみてはいかがでしょうか?