ポップコーンの作り方はフライパンで超簡単!塩の分量やコツとは?

近年では専門店が数多くできるほど人気のポップコーンですが、家庭でも簡単に作ることができるのを知っていますか?ポップコーンは、材料となるポップコーンの種さえあればフライパン一つで出来ます。今回は、そんなポップコーンの作り方と、絶妙な塩味に仕上げるコツを紹介していきます。また、テーマパークやお店などで味わえるフレーバーポップコーンの作り方もいくつか紹介していきます。

ポップコーンの作り方はフライパンで超簡単!塩の分量やコツとは?のイメージ

目次

  1. 1みんな大好き!ポップコーン
  2. 2ポップコーンに使われているのはどんなとうもろこしなの?
  3. 3ポップコーンの歴史と日本に伝わるまで
  4. 4ポップコーンの作り方4選!
  5. 5ポップコーンの塩味を上手につけるには?
  6. 6アレンジポップコーンの作り方4選!
  7. 7ポップコーンの作り方は簡単でアレンジも自由自在!

みんな大好き!ポップコーン

スナック菓子として古くから親しまれているポップコーンですが、最近はさまざまなフレーバーのポップコーンが登場し、ポップコーンの専門店も数多くあり、連日行列ができているほどです。そんな人気のポップコーンですが、実は自宅でも簡単に作ることができます。今回は、フライパンなどを使って簡単に作れるポップコーンの作り方や、専門店のようなフレーバーポップコーンの作り方について紹介していきます。

ポップコーンに適した塩味の付け方も併せて紹介していきます。作り方とコツさえ覚えてしまえば、自宅でも簡単でおいしいポップコーンを作ることができます。手軽でおいしいお菓子の代表であるポップコーンは一体どのような作り方をすればいいのかを徹底的に開設します。ぜひ自宅で美味しいポップコーンを作って楽しんでみてください!

ポップコーンに使われているのはどんなとうもろこしなの?

ポップコーンはとうもろこしを乾燥させたものに熱を加えて弾けさせたものですが、私たちが普段食べているスイートコーンなどでは作ることができません。それではポップコーンにはするには、どのようなとうもろこしが適しているのでしょうか?種類とその特性について調べました。

ポップコーンに使われるとうもろこしは、爆裂種(ポップ種)というものです。この爆裂種のとうもろこしを乾燥させ、その粒を油やバターなどと一緒に鍋で炒り付けると、粒の中の水分が膨張して破裂し、その破裂したものがポップコーンです。爆裂種の特徴は硬い表皮で覆われていることです。スイートコーンなどのとうもろこしでは表皮が柔らかいため、乾燥させてポップ種のように油で炒ってもポップコーンにはなりません。

ポップコーンの歴史と日本に伝わるまで

ポップコーンはもともとネイティブアメリカンやメキシコ先住民によって食べられていたものでした。かつては、乾燥した爆裂種のとうもろこしを焚火にくべ、爆発したポップコーンを食べていたそうです。古くは紀元前3600年前に、ニューメキシコ州でポップコーンが食べられていた形跡が見つかっています。

その後、ポップコーンがスナック菓子として市民権を得たのは19世紀頃になります。アメリカ合衆国で、スナック菓子として大流行しましたが、その時のポップコーンはシロップをかけた甘い味のポップコーンでした。現在の主流となっている塩味のポップコーンが広がったのは世界恐慌の頃だと言います。様々なものの物価が上昇する中、ポップコーンの値段は比較的安定したものだったと言われています。

そのため、安価なポップコーンは映画館などで食べるスナックとして大流行し、より安価な塩味のものが定着したのだそうです。日本へポップコーンが伝わったのは、第二次世界大戦後にアメリカ軍から伝わってきました。当時、日本に進駐軍用のポップコーン製造工場が作られ、徐々に日本でもポップコーンを食べる文化が広がってきました。

現在では、映画館をはじめ、イベントやおまつり、テーマパークのスナックの定番になりました。近年では様々な味わいのポップコーンを販売する専門店も登場し、その人気は衰えることがありません。

ポップコーンの作り方4選!

フライパンを使う

基本のポップコーンの材料はシンプルにポップコーンの素となる乾燥とうもろこしと油と少々の塩だけです。ポップコーンの素となる乾燥とうもろこしは、100円ショップや業務用スーパーなどで手に入ります。ポップコーンの膨張率は30倍と言われているので、1袋買えばかなりの量のポップコーンを作ることができます。

フライパンでのポップコーンの作り方を紹介します。深めの蓋つきのフライパンを用意します。そこに油、またはバターを入れ、火にかけます。油が温まったら、ポップコーンの素の乾燥とうもろこしを入れます。さらに塩を少々入れ蓋をしてフライパンをゆっくりとゆすります。このゆするのがポイントで、まんべんなく種を爆発させるためなので、根気強くゆすってください。

1~2分ほどゆすると、中からポンポンというポップコーンが弾ける音が聞こえてきます。音が聞こえて来ても、さらにゆすって中のポップコーンが焦げ付かないようにしてください。中からポンポンというポップコーンが弾ける音が聞こえなくなって来たら、出来上がりのサインです。

火からおろして完全に中から音がしなくなるまで蓋を取らないように注意しましょう。音がしている最中に蓋を外してしまうと、ポップコーンが勢いよく飛び出してくるので大変危険なので注意しましょう。また、一度に多くの乾燥とうもろこしを入れてしまうと、フライパンから溢れ出してしまうので注意が必要です。

ポップコーンの膨張率は30倍なので、目安はポップコーン大さじ2ほどです。この時、油やバターは大さじ1ほど使用すると、上手なポップコーンに仕上がります。また、油やバターをオリーブオイルに変えてもおいしいです。フライパンの蓋がない時は、取っ手がついている蓋つきの片手鍋でもポップコーンを作ることができます。

作り方はフライパンの時と同じです。また、蓋がない場合は、フライパンよりも一回り小さい金属製のザルをフライパンにかぶせて作る方法もあります。ザルをかぶせて作ると、水分がより蒸発し、蓋つきの鍋で作る場合よりも、より軽めの食感になります。その場合はザルがとっても熱くなるので、気を付けて作って下さい。

電子レンジを使う

スーパーマーケットなどに、よく電子レンジで作るポップコーンが売っていますが、ポップコーンの素の乾燥とうもろこしと紙袋で簡単にポップコーンが作れるのを知っていますか?この作り方だと、油を使わずにヘルシーなポップコーンを作ることができます。

電子レンジを使ったポップコーンの作り方です。今回はA4の封筒を使った場合の分量を紹介します。ポップコーンの素の乾燥とうもろこしは1/4カップほどが適量です。まずはA4の封筒の底を折ってマチを作ります。そこに乾燥とうもろこしを入れ、紙袋の口を3回ほど折って口を閉じます。それから電子レンジに入れ600Wで3分ほどあたためます。1分ほどでポップコーンの弾ける音が聞こえてきます。

ポップコーンの弾ける音が聞こえなくなってきたら完成です。電子レンジによって加熱する時間が異なるので、何度か試してベストな時間を見つけてください。加熱時間が多すぎると焦げ付いてしまいますので、様子を見ながら加熱しましょう。弾け終わったポップコーンに塩やカレー粉など、お好みをフレーバーをかけ、袋ごとよく振り混ぜ合わせたら完成です。

この紙袋で作るポップコーンは油を使わずヘルシーな上に、紙袋のまま調理し、食べることができます。洗い物も出さずに作ることができるので、お手軽にポップコーンを食べたいという人におすすめの作り方です。

マシンや専用器具を使う

お祭りやテーマパーク、映画館などのポップコーンは、専用のマシンで作っています。こうした機会が、最近では家庭用に販売されています。また、ポップコーンメーカーは、様々なタイプが販売されており、電気タイプ、直火タイプ、電子レンジタイプが選べます。

まずは電気タイプのポップコーンメーカーを紹介します。イベントやテーマパークで使うようなポップコーンメーカーにも家庭用タイプが出ています。価格も8000円前後と、意外にリーズナブルです。作り方も簡単で、専用の計量スプーンを使って説明書通りに材料を投入すれば、4分ほどで出来立てのポップコーンが味わえます。このマシンさえあれば、映画館やテーマパークと遜色ない本格的なポップコーンが楽しめます。

また、電気タイプのポップコーンメーカーでフライパンタイプのポップコーンメーカーもあります。こちらのフライパンタイプの電気ポップコーンメーカーの利点は、ちょっとだけ食べたいというときに、少量でも作ることができる点です。また、他の電気タイプのポップコーンメーカーでは、噴水のようにポップコーンが出来上がったり、様々なタイプのポップコーンが作れるものがあったりとバリエーションが豊富です。

電子レンジタイプのポップコーンメーカーもおすすめです。健康志向が高まっている昨今は、この電子レンジで作るタイプのポップコーンメーカーが注目されています。様々なタイプのものが販売されていますが、おすすめはマイヤーのポップコーンメーカーです。このポップコーンメーカーのポイントは取っ手がついているため、手軽に熱々のポップコーンを作ることができます。

また、シリコンスチーマーで有名なルクエからもポップコーンメーカーが発売されています。こちらは計量、お手入れ、収納まで考えられた設計になっているため、ヘルシーかつおしゃれにポップコーンを楽しみたい人におすすめのポップコーンメーカーです。電子レンジタイプのポップコーンメーカーはとにかく手軽でリーズナブルなのが魅力です。価格は500~3000円ほどで購入できるので、プレゼントなどにも最適です。

最後に紹介するのが直火タイプのポップコーンメーカーです。アメリカ製のポップコーンメーカーのストーブトップのポップコーン・ポッパーは日本未発売ながらも、アマゾンなどで人気のポップコーンメーカーです。手元のハンドルを回すと、ポップコーンをまんべんなく撹拌できます。キャンプやバーベキューなどのアウトドアに持っていけば、話題になること間違いなしのポップコーンメーカーです。

簡単商品を使う

もっと手軽に出来立てポップコーンを家庭で食べたいという人にぴったりなのが、半既製品のポップコーンがおすすめです。こちらは電子レンジで作るタイプと直火で作るタイプがあります。こちらでは、その特性と作り方について紹介していきます。

スーパーマーケットなどで100円前後で売られている電子レンジで温めて作るタイプのポップコーンは、食べたいときにすぐに作れるためとても便利です。作り方は簡単で、パッケージの指示通りの面を上に向け、表示通りに加熱するだけです。電子レンジによって加熱時間は異なりますが、加熱しすぎるとすぐに焦げてしまいますので、最初は表示より短めの時間で加熱しましょう。

次に紹介するのは、直火で作るアルミ鍋のポップコーンです。最近あまり見かけなくなりましたが、スーパーマーケットやネット通販などで購入することが出来ます。これはフライパンでポップコーンを作る時の作り方と一緒で、直火にかけ、本体をゆらしながらポップコーンを作ります。およそ3分ほどでポップコーンが出来上がります。直火で作った出来立てのポップコーンの味わいは格別です。

ポップコーンの塩味を上手につけるには?

シンプルに塩味のポップコーンを作る時に、まんべんなく塩味がつくコツを紹介していきます。出来上がったポップコーンに塩を振りかけよく混ぜ合わせても、塩味にムラが出てしまったり、鍋やお皿の底に大量に塩が残ってしまったということはありませんか?ポップコーンに均等に塩味を付けるには、ちょっとしたコツが必要です。

作り方のポイントは塩を先入れ

まず、塩の分量のベストバランスは、ポップコーンの素となる乾燥とうもろこしの分量の1/20ほどです。ポップコーン40gに対して、5gという計算になります。そして、その塩味をまんべんなくポップコーンんにつけるコツは油を熱してポップコーンの素の乾燥とうもろこしを加熱する段階で加えることです。こうすることによって、バランスのいい塩味のついたポップコーンを作ることが出来ます。

アレンジポップコーンの作り方4選!

キャラメルポップコーン

テーマパークなどで定番のキャラメルポップコーンも自宅で簡単に作ることが出来ます。甘くてカリカリの食感がおいしいキャラメルポップコーンの作り方を紹介していきます。材料はポップコーンと砂糖と水だけでできます。とっても手軽に作ることが出来るので、ぜひお家でもキャラメルポップコーンを作ってみてください!

キャラメルポップコーンの作り方は以下の通りです。ポップコーン2カップにつき、砂糖80g、水大さじ1です。このときに使うポップコーンはすでにポップコーンの状態になっているものを使用しましょう。テフロン加工などのされているやや深めのフライパンに砂糖と水を入れて、火にかけます。ジュワジュワと音がして砂糖が茶色くなってきたら、ポップコーンを入れて全体に絡めます。

その後、ワックスペーパーなどの上に広げて冷ませばキャラメルポップコーンの出来上がりです。アクセントとして、クルミやピーナッツなどのナッツ類を一緒に混ぜてもおいしいです。カリカリとした食感がおいしいキャラメルポップコーンは子どもから大人まで楽しめる味わいです。

また、既製品のポップコーンを使用してもおいしいです。塩味がキャラメルと合わさり、塩キャラメル味のカリカリポップコーンに仕上がります。作る時の注意点としては、強火にしすぎてキャラメルを焦がさないようにすることです。

ローストキャラメルポップコーン

もう一つ、今度はアメリカのホームメードスタイルのキャラメルポップコーンの作り方を紹介します。アメリカンキャラメルポップコーンの材料は、既製品のうす塩ポップコーン50g、有塩バター60g、ブラウンシュガー100g、コーンシロップ大さじ2(水あめとお湯で代用可)、重曹小さじ1/4です。こちらもアクセントでピーナツやアーモンド、クルミを加えてもおいしいです。

作り方は、まず大きめのボウルの内側に指先で植物油を薄く塗ってポップコーンを入れます。次に、小鍋にバターを入れ中火で溶かし、ブラウンシュガーとコーンシロップを加え、よく混ぜ加熱し、沸騰したらそのまま3分ほど煮詰めます。これがキャラメルの素です。キャラメルの素の小鍋を火からおろし、重曹を加え混ぜたら、キャラメルの素をボウルの中のポップコーンにまわしがけ、全体にからめていきます。

オーブン用の天パンにワックスペーパーを敷いて、キャラメルを絡めたポップコーンをムラなく広げます。ここでナッツ類を加え、120度に温めたオーブンで1時間焼いていきます。焦げ付かないように、10~20分ごとに取り出して軽く混ぜると、均等に火が通り、サクサクの食感に仕上がります。焼きあがったら、天パンごと取り出してくっついているキャラメルポップコーンを軽くほぐして、完全に冷ませば出来上がりです。

熱々を食べたいところですが、出来立てのキャラメルはとても熱くなっているの、必ず冷ましてから食べましょう。オーブンで焼き上げたキャラメルポップコーンの味は絶品です。保存は瓶などの密閉容器に入れると、4~5日は常温で保存できます。

ハニーポップコーン

甘い匂いがたまらないはちみつ味のポップコーンも自宅で再現できます。はちみつの優しい甘みと、バターのコクがたまらない美味しさのハニーポップコーンは、はちみつによって味わいが変化しますので、ぜひとっておきのはちみつで作ってみてください!

ハニーポップコーンの作り方はとても簡単です。まず、材料はポップコーン40gにつき、バター20g、砂糖40g、はちみつ40g、水大さじ1です。作り方は、テフロン加工の深めのフライパンにポップコーン以外の材料を入れ火にかけます。バターをしっかり溶かし、ジュワジュワと音がし、ほんのり色づいて来たら火を止めてポップコーンをフライパンに入れてよく混ぜ合わせます。

混ぜ合わせたらワックスペーパーに広げ、よく冷ましたら出来上がりです。バターが有塩の場合、使用するポップコーンは電子レンジなどで作った無塩のポップコーンで作るとしょっぱくなりすぎないのでおすすめです。無塩バターを使う場合は、薄い塩味のついた既製品のポップコーンでも作ることができます。

マシュマロポップコーン

ふわっとしたマシュマロとカリカリのポップコーンの食感がたまらないマシュマロポップコーンのアレンジもおすすめです。マシュマロとポップコーンさえあれば、火を使わずに電子レンジだけで簡単に作ることができるお手軽のアレンジポップコーンです。

材料は市販のポップコーン2カップにつき、マシュマロ50gの割合です。マシュマロを耐熱容器に入れてラップをかけず、電子レンジに入れ、600Wで30~40秒温めます。マシュマロが溶けたら、そこにポップコーンを入れてよく混ぜます。ワックスペーパーなどの上に広げ、冷ましたらマシュマロポップコーンのできあがりです。

バター醤油ポップコーン

スナック菓子などでおなじみのバター醤油味のポップコーンも家庭で作ることが出来ます。こちらは、市販のポップコーンではなく、ポップコーンの素の乾燥とうもろこしを使って作ります。

バター醤油味のポップコーンの作り方を紹介します。材料は、ポップコーンの素大さじ2、サラダ油大さじ1、バター10g、塩ひとつまみ、醤油と味の素少々です。まずは、醤油と味の素以外の材料を深めのフライパンに入れて、火にかけます。鍋をゆすりながら、蓋をして、さらにゆすりながら火にかけて焦げないようにします。

全体が弾け終わったら、フライパンを火から下します。仕上げに醤油を適量まわしかけ、味の素を振りかけてよく混ぜ合わせれば出来上がりです。出来立てのバター醤油ポップコーンの香ばしい味わいは格別です。おやつとしてだけではなく、ビールなどのお供にもぴったりのポップコーンです。

ポップコーンの作り方は簡単でアレンジも自由自在!

ポップコーンは、家庭でも超簡単に作れるスナック菓子です。ぜひ、今回紹介した作り方で美味しいポップコーンを自作してみてください。また、ポップコーンはアレンジが効くお菓子でもあります。しょっぱい系の味付けや、スイーツ系の味付けなど、バリエーション豊富なアレンジができるので、ぜひ色々と試してみてください。専門店やテーマパーク顔負けのポップコーンをぜひ自宅で楽しんでみましょう!

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