アブラハヤの食べ方は?料理方法から生態・飼育方法まで徹底解説!
川魚は泥くさいと敬遠されがちです。その中でも美味しくないと、あまり食べられてこなかったアブラハヤです。アブラハヤと聞いても釣りをしない人にはどんな魚か全くわからないことでしょう。釣り人の間では餌とりの外道として忌み嫌われており沢山の地方で異名を持っていたり、臭みの対処をすることで美味しく食べることができる方法やアブラハヤの飼育に必要なものや、飼ってみると意外と魅力のあるアブラハヤについて紹介したいと思います。
目次
アブラハヤについて
アブラハヤとは淡水魚で日本の在来種です。コイ科のウグイ亜科に属しており、東日本に生息しているとされていますが、はっきりとした生息水域は明らかにされていません。アブラハヤは比較的に水温の低い場所を好み生息していることが多いようです。湖や河川の中流から上流の淵などに生息しているが、稚魚のころは流れの緩やかな場所で群れをなして生息しています。
アブラハヤの特徴
アブラハヤの身体の特徴は体側の中央線の周りに黒い斑紋があり、鱗が小さく頭の幅が狭いです。個体差があるので酷似しているタカハヤと間違いやすいようです。アブラハヤの方がタカハヤよりも鱗が小さい、頭の幅が狭い、身体もスマートなどの特徴でアブラハヤとタカハヤを見分けることが出来ます。
アブラハヤの産卵
アブラハヤは雑食性で、淵や平瀬の底にいる生物や付着藻類や落下した昆虫などを食べます。アブラハヤの産卵期は3月ころから夏のはじめにかけて水温が14度を超えたら繁殖が始まりまり、平瀬の砂利などをアブラハヤの雌が頭の先をつっこみ産卵床を掘ります。続いて雄が放精し卵を隠します。
アブラハヤは群れになって産卵しその卵は粘着性があり、一週間前後で孵化します。上流の綺麗な川や湖の浅瀬をよく観察してみてください。アブラハヤが集団で身体をを震わせて産卵しているので、水の色が変わっていて産卵床を見つけることが出来るかもしれません。
アブラハヤは青森県から福井県や岡山県などで生息していますが、地域によっては都市化の為、湧き水の減少により準絶滅危惧種に指定されているところもあります。身体をヌルヌルする粘液で覆っており、触ると油を塗ったハヤのようなのでアブラハヤという名前がついたと言われています。
また釣り師の間では、ヤマメやイワナを釣る際に餌取りのアブラハヤとして嫌われていたようで、地域によってはアブラメ、アブラバエ、二ガバヤ、ノメッチョ、クソバイ、クソッパヨ、ドロクソなどの異名が多くあります。しかし近年では手軽に楽しめる川釣りの対象として人気があります。
アブラハヤの寿命
アブラハヤの寿命は5年前後とされています。そもそも川などの水中で生息している魚の寿命を知るのは簡単ではないと思います。ひとつの場所にじっとしていないので、観察も難しく個体の識別は、小さく群れで生息するアブラハヤにおいて非常に困難なことでしょう。他の動物などと同じでアブラハヤの寿命も自然の中で生息しているものより飼育されている方が長いです。
魚の寿命
アブラハヤに限らず、魚全体を見ても体の小さな魚のほうが寿命が短い傾向があるようです。マイワシなどが5年前後の寿命に対して、身体の大きなマグロは10~15年も寿命があります。更にサメの寿命は長く、50~70年と言われてます。海の魚は移動範囲も広くアブラハヤよりももっと寿命を知るのは大変なことでしょう。
いったい魚の寿命をどうやって調べているのでしょうか?いくつか紹介します。まず年齢形質という部位を調べることによって魚の年齢を知ることができます。魚の年齢形質は、脊椎骨や鱗、耳石などにあらわれるそうです。この年齢形質の部位にリング状の輪紋ができ木の年輪のように輪の数を数えることで魚の年齢と寿命が分かります。
鱗からわかるアブラハヤの寿命と年齢
アブラハヤも同じく輪紋によって年齢と寿命を調べることができるのです。輪紋は生息環境や水温、餌の量などの要因で間隔の広いところと狭いところが見られます。成長している時の輪紋の幅は広くなり、成長の悪い時は狭くなっています。ただし、魚の寿命を調べる際に注意が必要なのは、鱗で輪紋を数える場合です。
魚の鱗は剥がれると再生され、輪紋も新たに刻まれるので魚の寿命を調べる場合、いくつかの鱗を採取して調べる方が確かな方法のようです。この他にアブラハヤを含む魚の後頭部の左右に一対ある耳石でも寿命を調べることができますが、長生きしているアブラハヤほど輪紋を数えるのが難しかったりなど、正確な年齢はわかりにくいようです。
アブラハヤが病気にかかったり、生育環境や個体によって寿命は異なってきます。人間に捕獲されてしまったり、孵化したアブラハヤは稚魚のうちに死んでしまったり外敵に襲われたりと平均寿命を調べるのは非常に困難です。そのように殆どのアブラハヤが寿命を全うできずに死んでしまいますので、高齢と思われるアブラハヤの平均寿命として5年前後と考えられています。
アブラハヤの釣り方
渓流釣りや清流釣りであまり人気ではないものの、一般的な釣りの対象魚であるアブラハヤですが、渓流釣りの外道としても馴染みのある魚ということは前述したとおり、悪意のある異名を沢山持っていることでもアブラハヤはある意味有名です。アブラハヤの釣りに適した時期は、春から秋と長く楽しめます。ミャク釣りで釣るのが一般的です。
アブラハヤの釣り方ミャク釣り
ミャク釣りとは、ウキを使わずに竿に針とおもりで仕掛けを作ったシンプルな釣り方です。ウキがないのでアブラハヤが釣れた時のサインは目で確かめるのでなく、手に伝わるわずかな振動や糸の動きで判断しなければいけない釣り方でです。難しそうに感じるかもしれませんが、アブラハヤは食いつきが良く簡単に釣れるので、初心者でも楽しめる釣り方と言えるでしょう。
ミャク釣りという釣り方で、餌はミミズや川虫、毛ばりのどの疑似餌も使った釣り方でアブラハヤを釣りますが、アブラハヤは小さい魚なので、針は3~5号と小さめのものを使います。アブラハヤが餌に食いついた時に糸を通して竿に伝わってくる感触のことを「あたり」と言います。このあたりがアブラハヤは小さいので最初は分かりにくいかもしれません。
貪欲で食いつきのいいアブラハヤ
何度か繰り返しアブラハヤを釣っていると、あたりの感覚がわかってきますので面白くなってきます。アブラハヤは雑食で貪欲な魚なので、生息地に存在しない生物や植物にも食いつきます。釣り人の中には魚肉ソーセージを使った釣り方をしている人もいますし、餌のついてない仕掛けにすら食いついたという話しもあるそうです。
この様に簡単な仕掛けと食いつきの良いアブラハヤの釣りは、子供や女性でも簡単に楽しめる釣りですので、家族で釣りに行っても楽しめる釣りと言えます。また、アブラハヤは食べることができるので、釣って帰った夜のおかずや酒の肴にもなり二度楽しめます。次はアブラハヤの料理を紹介したいと思います。
アブラハヤの食べ方
アブラハヤを食べる際の注意点
アブラハヤを食べるのに最も適した時期だと言われるのが産卵期を終えた秋から冬と言われています。また、アブラハヤは藻などを食べて生息しているので、藻の独特の臭いがします。水の綺麗な上流で釣れるアブラハヤは藻の臭いも臭みがなく美味しく食べることが出来ますが、中流あたりで釣れたアブラハヤは少し臭いが気になるかもしれません。
アブラハヤなどの川魚には注意すべき寄生虫の存在があります。カワニナという巻貝を介してアブラハヤに寄生中がついていた場合、そのアブラハヤを生で食べてしまうと人体に悪影響が出てしまいますので、必ず内蔵を取り出し加熱調理するのが安全な食べ方と言えるでしょう。
アブラハヤのさばき方
アブラハヤの料理を作る前に知っておいて欲しいことは、アブラハヤの寄生虫は殆どが内蔵部分に寄生しているので、内蔵は必ず取り出しましょう。鱗も綺麗に包丁で剥がしましょう。小さな魚なので一匹一匹下処理するのは数が多いと大変ですが、出来れば釣りたてのうちに内蔵を取り除いておくことで、寄生虫が身の部分まで移動することを避けられます。
アブラハヤの料理は沢山ありますが、釣りに行ったなら一番の美味しい食べ方は釣りたてをさばいて炭で塩焼きにする食べ方でしょう。七輪と炭を持って釣りに出掛ければその場で釣りたての新鮮なアブラハヤを食べることが出来ます。一部火を使うのを禁止している場所があるかもしれませんので、注意は必要です。
アブラハヤの料理
アブラハヤのから揚げ
アブラハヤの料理で塩焼きはシンプルで素材そのものの味を味わうのに最適ですが、小さなアブラハヤを上手に焼くのは難しいかもしれません。そこで子供のおかずにもお酒の肴にもなるアブラハヤのから揚げの作り方を紹介します。
鱗をとり頭を落とします。そしてお腹を包丁で切り開き内蔵を取り出して流水で綺麗にあらい、水気をしっかりふき取っておきます。醤油とみりんと酒におろしにんにくとおろし生姜の汁を加えてタレを作り下処理したアブラハヤを漬けて冷蔵庫で30分くらい寝かせます。170度に熱した油に片栗粉をまぶしたアブラハヤを入れてきつね色になったら出来上がりです。
小さな魚なので頭を落とさず内蔵と鱗だけ取り除いて、から揚げにする食べ方もアブラハヤを余すことなく食べることができ、カルシウムの摂取も出来おすすめの食べ方です。
アブラハヤの南蛮漬け
南蛮漬けと言えば、小魚の料理方法として代表的な料理です。酢を使ったタレに浸けておくので他の料理よりも日持ちがします。南蛮漬けも一度油で揚げるので骨ごと食べることができる食べ方で、小さなアブラハヤに適した料理と言えるでしょう。
まず漬けタレを作っておきます。砂糖大さじ1、塩小さじ4分の1、酢70ミリ、醤油大さじ1、輪切りの赤唐辛子適宜を混ぜ合わせます。スライスした玉ねぎと千切りにした人参を漬けこんでおきます。
下処理したアブラハヤの水気をしっかりと拭きとり、小麦粉をまぶし余分な小麦粉をはたきます。160度に熱した油で揚げ、油の泡が小さくなったら30秒ほど火を強めて油から取り出し油をきります。熱いうちにタレに漬けて粗熱がとれたらラップをして冷蔵庫で1時間以上寝かせたら出来上がりです。
一緒に漬け込む野菜は、パプリカなどを使うと彩りも綺麗です。盛り付けの際に白髪ねぎを乗せたり、糸唐辛子を乗せたり、きざんだ薬味ネギを散らしたりするとお客さんへのおもてなし料理としても見栄えが良くなるのでお勧めです。
その他のアブラハヤの食べ方
アブラハヤの塩焼き、から揚げ、南蛮漬けが釣り人の定番の食べ方のようですが、他に調べてみると天ぷらや甘露煮などの料理方もありました。ただ食べてみたら美味しかったという意見と、臭くてまずいのでもう食べたくないという意見とに分かれています。採れた場所や料理の仕方によっても違うでしょうし、味覚も個人差がるのでしょう。
アブラハヤの食べ方ポイントは臭み消し
アブラハヤは昔からまずいから食べてはいけないと言われていたり、表面のぬめりや臭みなどを嫌いあまり食べられてこなかった魚のようで、料理の種類があまりありませんが、上流の綺麗なところで釣ったアブラハヤなら臭みは少ないですし、塩で揉みぬめりを簡単にとることもできます。では臭みを上手に取ってから調理する食べ方にはどんな方法があるのでしょうか?
料理の時に臭みを取る方法や臭みを和らげる料理の仕方などもありますが、釣りに行く際に酢を持って出かけ、釣ったらすぐに酢水のなかでアブラハヤを泳がせておけば臭みが取れるそうです。もちろん料理の前のひと手間として、片栗粉で洗うことやお湯をかけて臭みを取ることも効果があります。スパイスを使った料理にする食べ方もおすすめです。
また、下処理しアブラハヤが隠れるくらいの味噌の中に2~3日入れておくと良いそうです。海の魚でも味噌漬けにする食べ方があり、保存期間を長くする効果と臭み消しの効果がありそうです。それから臭いは皮目にあるので皮を剝いでから調理する食べ方やタイムなど魚の臭み消し効果のあるハーブを使ってソテーやフライにする食べ方も効果があるでしょう。
観賞用としても楽しめるアブラハヤ
アブラハヤは釣って楽しみ、その後に食べて楽しめますが、それ以外にも水槽で飼育して楽しむこともできるのです。日本の淡水魚は地味なイメージがあると思いますが、綺麗な清流に生息しているアブラハヤを、清流を模した水槽で飼うことで綺麗な日本の風景を少し味わえて、心が穏やかになるのではないでしょうか?飼ってみてその魅力に気付くことでしょう。
アブラハヤはおとなしい淡水魚ですので比較的飼育のしやすい魚と言えます。それに他の魚と一緒に飼育することも可能です。しかし、成長すると15センチくらいになりますし良く泳ぎ回る魚ですので90センチくらいの水槽で飼育することをおすすめします。あまり小さいと水槽にぶつかったり、ストレスがたまり長生きできません。
川の流れのある中で生息しているアブラハヤですから、水槽内にも流れを発生させてあげた方が丈夫に飼育することが出来ます。時々飛び跳ねるので水槽の上部にはガラス製などの重たい蓋をすれば、水槽から外へ飛び出してしまうのを防ぐことが出来ます。
アブラハヤの飼育の為に準備するもの
水槽の底に敷く砂がいります。川底には砂があるので出来るだけ川底を再現してあげるために必要でしょう。それから前述した川の流れを作るのに必要なのが水を循環させるタイプの、水槽の上部に設置するフィルターです。また生魚になると隙間や窪みで身体を休める為に流木や石などを入れてあげましょう。
アブラハヤを水槽に入れる前の準備
底に敷く砂は綺麗に洗って乾燥させてから水槽の底に3センチくらい敷き詰めていきます。実際川底を想定して高低差をつけたり、窪みを作ったりします。流木や石など自分の好みに配置してカルキを抜いた水道水を入れます。フィルターを回し2日くらいはそのままアブラハヤを入れずに循環させます。
川からアブラハヤを入れて持ち帰った時の川の水や、購入したアブラハヤの入っている袋の中の水は、水槽の水と水温が違ったり水質も違いますのでいきなり水槽にアブラハヤを入れてしまうと驚いて弱ってしまいます。まずは、袋の中の水とアブラハヤを袋ごと水槽に浮かべ一時間ほどそのまま置いておきます。
次に袋の中の水を少し捨てたら、その分水槽の水を袋にいれて両方の水質を少しずつ合わせていきます。何度かこの工程を繰り返しアブラハヤを水槽の水質に慣らしていきます。これは水質合わせという大事な作業ですので、必ず行うようにしましょう。水質合わせが終わったらアブラハヤだけを水槽に移し入れ、袋の水は捨ててください。
餌やりや水換えの時期や方法
アブラハヤの餌やりは一日2回くらいでいいでしょう。自然の川では皮底の藻などを食べていますが、雑食性で食欲旺盛なので金魚の餌やめだかの餌などでも大丈夫です。おやつに赤虫をあげると喜んで食べるそうです。餌の量は一度に食べきれる量にしましょう。あげ過ぎると水槽の水が汚れる原因になります。
清流に生育しているアブラハヤですから、水槽の水も常に綺麗に保ってあげたいところでなので、週に一回水の交換をしてあげるのが理想ですが、10日に一回でも大丈夫です。それ以上にならないようにしてください。水の換え方は、水槽の3分の1の水を捨てて新しい水を足しましょう。また細目なフィルターの掃除も水を綺麗に保つための条件となります。
餌を食べなくなった時の対処
餌を食べなくなった時は身体に傷がないか?弱っていないか?をチェックしましょう。傷ついたり、弱っていたりすると水槽の底にとどまってしまっていることもありますので、良く観察することが大切です。傷があったり、弱っているアブラハヤは他の水槽に隔離して様子を見ましょう。
弱っていて上の方に浮き上がってこれない場合もあるので、沈下性の餌と浮遊性の餌の両方を与えるようにしてください。飼い始めで人口の餌に慣れていない場合もあるので赤虫を与えてみるのも良いでしょう。身体に白い斑点があったり目が白くなっていたりと病気の可能性もあるので、日ごろから観察することが重要です。
アブラハヤの病気
生き物の飼育をしていて一番心配なのが病気です。知識があれば早期に対策をして病気にかかりにくい環境を整えてあげたり、病気にかかったとしても早急な処置で助けることもできます。最低限のことは知っていた方がいいかと思います。
白濁眼
白濁眼という眼球の表皮の感染病です。細菌類が原因ですが、感染したアブラハヤの免疫細胞が細菌を排除しようとするために白濁した腫瘍ができ、この腫瘍はかなり大きくなります。原因は水槽の水の汚れです。汚れによって水温が急変したり、pHが低下することによって細菌の感染がおこります。
治療方法としては、オキソリン酸製剤での薬浴を一週間おこなうことで改善の可能性があります。アブラハヤの体力や免疫力によります。オキソリン酸は直接水槽に入れて治療することが可能です。しかし、白濁眼に罹ったアブラハヤが弱っている場合は、他のアブラハヤに攻撃される可能性があるので、他の水槽で治療することが必要です。
オキソリン酸による治療を続けていけば、小さい腫瘍なら2週間程度で改善されます。大きい腫瘍の場合は6週間くらい必要な場合もありますが、一旦腫瘍が白濁の度合いを増し大きくなります。しかしその後に白濁した部分が落ちて中から正常な眼球が現れます。
ポップアイ
ポップアイという眼球の付け根に充血もしくは血管が浮き出したりする病変です。エロモナス菌が原因の場合は、組織を溶かす酵素を分泌するので眼球の組織や神経組織に悪影響を与えます。治療は白濁眼と同じですが、ポップアイは眼球を失う可能性があります。また完治しても病根が残る可能性もあります。
ストレスによる水カビ
時々ストレスによって水カビの症状が起こります。対処としては水の半分の入れ換えを行い、ヒコサンZを投薬します。
病気でなく寿命の場合も
アブラハヤの寿命はおおよそ5年前後とされていますので、病気かな?と思っても寿命の場合もあります。個体や飼育環境によって寿命は違ってきますので、判断が難しいところですが細目なフィルター掃除や水換えなどを行い、夏は水温が上がりすぎないように陽射しの入らない部屋に水槽を置いたりする配慮も必要でしょう。
また、水温を上げない対策として凍らせたペットボトルを水槽の周りにいくつか置く方法もあります。飼育をする以上は面倒がらずに大切に寿命を全うさせてあげるようにかわいがりましょう。アブラハヤに適した水温は17度~20度です。
アブラハヤについて、釣り、食べる、飼育すると様々な楽しみ方を紹介してきましたがいかがでしょう?釣って食べる派か、飼ってみたい派か人それぞれの楽しみ方があるでしょう。春と秋には繁殖があり小さな命の誕生を楽しむこともできます。また家にいながら涼し気なミニ清流の水槽を覗いて楽しむこともできます。
この夏休みに家族で綺麗な水の上流へ足を延ばし、アブラハヤ釣りをしながら美味しい空気や森林浴を満喫してリフレッシュもできそうです。日本の自然の大切さも実感できることでしょう。