アフタヌーンティーを新宿で楽しむ!デパートやホテルでおすすめのプチ贅沢
アフタヌーンティーと言えばイギリスが始まりですが、イギリスまで行く長期休暇を取る時間のない方のためには新宿にアフタヌーンティーを楽しめるお店があります。意外なことに、新宿のデパートやホテルといった便利な場所に、ゆっくりと贅沢な時間を過ごせるところがあります。お仕事が休みの土日に、できることなら平日の午後に!予約してお友達といっしょに優雅に紅茶とケーキを味わってみてください。
目次
- 1新宿でアフタヌーンティーを楽しもう!
- 2新宿のどのエリアでアフタヌーンティーを楽しめるの?
- 3アフタヌーンティーとは?
- 4アフタヌーンティーの由来
- 5新宿プリンスホテルの風雅でアフタヌーンティー
- 6新宿京王プラザホテルのオーロラでアフタヌーンティー
- 7新宿京王プラザホテルのアートラウンジでアフタヌーンティー
- 8新宿パークハイアットのピークラウンジでアフタヌーンティー
- 9新宿小田急ホテルサザンタワーのサウスコートでアフタヌーンティー
- 10新宿小田急デパートの千疋屋でアフタヌーンティー
- 11新宿小田急デパートのフィリップス・ガーデン・カフェでアフタヌーンティー
- 12新宿高島屋のサロン・ド・テ・ミュゼ・イマダミナコでアフタヌーンティー
- 13新宿ルミネの「アフタヌーンティー」でアフタヌーンティー
- 14【まとめ】新宿でアフタヌーンティー!素敵な時間を
新宿でアフタヌーンティーを楽しもう!
アフタヌーンティーの始まりがイギリスであることはよく知られています。ロンドンには正式なアフタヌーンティーを売りにしている素敵な有名店がいくつもありますが、普通に働いて生活しているロンドンっ子たちがそんな優雅なティータイムを過ごしているわけではありません。ロンドンのスーパーマーケットの紅茶売場に見られるのはティーバッグがほとんどです。
それでもアフタヌーンティーはイギリスの素晴らしい文化のひとつと考えられ、イギリスだけでなくシンガポール、香港、カナダなどでも楽しむことができます。今回はアフタヌーンティーの歴史から始まり、便利な新宿のデパートやホテルの中のティールームを紹介します。忙しい毎日ではあっても、たまには友達とゆっくり贅沢な時間を新宿で過ごしてみませんか?
新宿のどのエリアでアフタヌーンティーを楽しめるの?
新宿と言えば人が多くてにぎやかな駅です。のんびりと贅沢なアフタヌーンティーを楽しめるお店はどのエリアにあるのでしょうか?今回紹介するデパート内のお店は小田急と髙島屋で、いずれも駅からすぐのところにあります。ホテルは主に新宿西口の高層ビル街方面にあります。
アフタヌーンティーとは?
アフタヌーンティーでは、サンドウィッチ、スコーンなどの焼き菓子、ケーキが出され、紅茶もそれらに合わせて何種類か用意されています。サンドウィッチの具材の定番はキュウリです。アフタヌーンティーが始まった時代にイギリスでは温室栽培のキュウリは今より価値があり贅沢な野菜でしたので、おもてなしのサンドウィッチに使われていました。その名残で、キュウリは欠かせない具材となっています。
スコーンにはジャムとクロテッドクリームが欠かせません。クロテッドクリームは濃厚でコクのあるクリームで、生クリームとバターの中間のようなものです。ケーキやタルトは小さめの物が数種類出されます。食べる順番の基本はサンドウィッチ、スコーン、ケーキの順と言われています。
イギリスのアフタヌーンティーには歴史的に見るといろいろと細かいルールもありますが、特に日本の場合はそのお店がオリジナリティーのあるメニューを出してますので、正式なイギリス流にこだわる必要はないと言えます。
アフタヌーンティーの由来
イギリスでお茶が飲まれるようになったのは、1662年にポルトガルの皇女キャサリンがチャールズII世の王妃になってからです。キャサリンはお茶の葉だけでなく、お茶を飲む習慣を宮廷にもたらしたと言われています。その後、メアリーII世やアン女王もお茶を好んだため、イギリスでお茶が受け入れられるようになってきました。
出典: https://sucle.jp
18世紀中頃には貴婦人の間でティーパーティーが催されるようになりましたが、アフタヌーンティーを始めたとされる有名な人物と言えば、第7代ベドフォード公爵フランシス・ラッセルの夫人アンナ・マリアです。
当時のイギリスでは朝はイングリッシュブレックファーストと呼ばれる盛りだくさんの朝食で、昼食はとても簡単なもの、社交を兼ねた晩餐は8時ごろでした。夜までの間に空腹になってしまうアンナ・マリアは、4時頃に自分の居間にサンドウィッチやお茶を持って来させました。最初のころは自分だけでしたが、すぐに空腹の友人たちもお茶に加わり、アフタヌーン ティーはドローイングルームと呼ばれる居間に場所を移しました。それが評判となりアフタヌーンティーは貴婦人たちの午後の華やかな社交の場となりました。
新宿プリンスホテルの風雅でアフタヌーンティー
新宿プリンスホテル最上階にある「和風ダイニング&バーFUGA(風雅)」のアフタヌーンティーを紹介します。地上95mの高さから広がる新宿の眺望を楽しみながら、素敵なティータイムはいかがですか?アフタヌーンティーセットは、2018年5月現在、2500円(消費税込み、別途サービス料10%)で、ドリンクはスパークリングワイン、コーヒー、ダージリンティー、ピーチティー、バニラティー、アイスティーから選べます。
スパーリングワインの場合はグラス1杯となりますが、コーヒー・紅茶はおかわり可能です。気になる3段スタンドのメニューは、上段には自家製プリン・フルーツ盛り合わせ、中段にはキッシュ・スコーン、下段にはオープンサンドになっています。さらに別のプレートにはマカロン、ミニケーキ各種が盛り合わせられます。
新宿京王プラザホテルのオーロラでアフタヌーンティー
新宿京王プラザホテルでは、45階のスカイラウンジ「オーロラ」で地上160mからの都心の絶景を眺めながらアフタヌーンティーを楽しむことができます。2018年5月現在は「花で彩るアフタヌーンティー」というメニューが提供されています。3段のケーキスタンドに並んだスイーツと約30種類から選べるドリンクで、お値段は4300円(サービス料・税金込)です。メニューは月替わりとなります。
5月現在のメニューを紹介します。3段スタンドには、チョコレート、アプリコットジャムのマカロン、ローズヒップティーゼリー、ブルーベリーのカップケーキ、ストロベリーショートケーキ、フルーツタルトレット、苺のブラウニー、ジャンボンブランサンドウィッチ、スモークサーモントラウトとブルサンチーズのサンド、エビとイクラのタルトレット、パテ・ド・カンパーニュ、スコーン、クロテッドクリーム、ジャムとなっています。
その他にひと口スープがつき、ドリンクは紅茶、ハーブティー、フレーバーティー、コーヒーなど約30種類からお飲み物を好きなだけ選べます。予約のお客様を窓側に優先して案内するとの記載がホームページにありますので、お出かけの際にはぜひ予約して贅沢な時間をお楽しみください。
新宿京王プラザホテルのアートラウンジでアフタヌーンティー
こちらは同じく新宿京王プラザホテルの中の3階ロビーフロアに位置するアートラウンジです。こちらのお店では和の要素が取り入れられたアフタヌーンティーのメニューが3100円であります。
「午後の宝石箱」という名前のこのメニューは、月ごとに季節の物・旬の物がいただける和風のアフタヌーンティーです。飲み物はホテルオリジナルブレンドティーを含む全40種類以上のティーセレクションから好きなだけ選ぶことができます。プラス900円で乾杯用グラスシャンパンをオーダーすると、さらに贅沢な気分を味わえます。
新宿パークハイアットのピークラウンジでアフタヌーンティー
次に紹介しますのは、土日はかなり前から予約が必要な人気店ピークラウンジです。場所は新宿パークハイアットホテルの41階、エレベーターを降りると緑と光の清々しい空間が広がります。伝統的な3段トレーの英国式アフタヌーンセットに加え、紅茶、コーヒー、日本茶などのバラエティ豊かな飲み物を選べるという贅沢なプランです。
時間帯により提供されるメニューが異なりますのでご注意ください。平日12時から14時は3段トレー(サンドウィッチ、スコーン、スイーツ)のみが飲み物とともに2000円(サービス料・税別)で提供されます。ティータイムを兼ねた軽めのランチとしても利用できます。
平日14時から17時と土日は4000円(サービス料・税別)の贅沢なメニューとなり、別のトレーがつきます。シェフ特製プティデザートとフィンガーフードを持ってテーブルまで来てくれます。こちらの写真は途中でまわって来るプティデザートの例です。メニューは季節により異なります。
こちらの写真は途中でまわって来るフィンガーフードの例です。何度かそれぞれのテーブルまで来てくれて、好きなだけ取ることができます。メニューは季節により異なりますので楽しみにしてください。
新宿小田急ホテルサザンタワーのサウスコートでアフタヌーンティー
次に紹介するのは、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーの20階に位置するサウスコートです。2017年2月にリニューアルオープンしたこのお店では、大きな窓からの眺望がすばらしい、開放感ある席でアフタヌーンティーを楽しむことができます。お友達と楽しくおしゃべりの時はもちろんのこと、ひとりでものんびり過ごせるお店と言えます。
アフタヌーンの営業時間は12時から17時半までと少し長めで、2時間限定アフタヌーンティーが3500円になっています。ちょっと贅沢にグラスシャンパン付きのセットは4900円です。2018年5月現在のメニューは、季節のキッシュ、ビーフのリエット、季節のエスプーマ、ライ麦パンのサンドウィッチ、プチケーキ、季節のロールケーキ、焼き菓子、ゼリー、マカロン、クレープ、スコーン(ジャム・クロテッドクリーム)となっています。
新宿小田急デパートの千疋屋でアフタヌーンティー
これまで新宿のホテルにあるお店を紹介してきましたが、ここからは新宿のデパートでアフタヌーンティーが楽しめるお店の紹介です。まずは小田急デパート新宿店本館6階にある京橋千疋屋フルーツパーラーです。
アフタヌーンティーは2160円とお手頃価格ながら、さすが千疋屋でフルーツのクォリティーが高いと評判です。こちらの写真は公式ホームページのものですが、実際に行った人の話ですとアフタヌーンティーというよりは食事にデザートと飲み物をつけたセットにすることもできて、お得感はあります。
こちらはハヤシライスにプリンアラモードをセットにした例です。美味しいハヤシライスに、千疋屋の高級フルーツも食べられて飲み物もつきます。新宿駅からのアクセスもいい小田急デパートの中ですので、お買い物のついでに気軽に立ち寄ってみてください。
新宿小田急デパートのフィリップス・ガーデン・カフェでアフタヌーンティー
こちらは同じく新宿小田急デパートの中にある、3階のフィリップス・ガーデン・カフェです。デパートの中のカジュアルなお店ですので、お買い物のついでに気軽に立ち寄れるお店です。
ひとりでも入りやすいお店なのですが、アフタヌーンティーのメニューの注文は2人からになっています。オーソドックスなサンドウィッチに各種スイーツが盛りだくさん。写真は2人分です。
新宿高島屋のサロン・ド・テ・ミュゼ・イマダミナコでアフタヌーンティー
次に紹介しますのは、あの今田美奈子さんが2009年に新宿高島屋の中にオープンしたティーサロンです。新宿のデパートの中にいることを忘れてしまうような、贅沢な時を過ごせるお店です。
今田美奈子さんは日本で初めてヨーロッパ伝統のお菓子を紹介した著書が人気で、お菓子教室で多くの人々の指導にあたってきました。美味しいお菓子作りだけでなくテーブルセッティングやマナーまで広く研究されていて、芸術テーブルアートで世界で初めてフランス政府芸術文化勲章を受章しています。店内では、素晴らしいテーブルウエアのコレクションや優雅なシュガーデコレーションの展示を直接見ることができます。
こちらは「マリーアントワネット妃のお菓子たち」というメニューで3148円(税抜き)です。フランスのルイ16世妃マリー・アントワネットが愛したお菓子が、資料に基づいて再現されています。ヴェルサイユ宮殿でのデザート、イチゴのシャルロットやプチトリアノン、おとぎの村落で楽しんだ焼き菓子のクグロフなどのセットです。お菓子にまつわるお話や素敵な食器も楽しみ、贅沢なひと時をお過ごしください。
こちらは「王様のおやつ」という2500円(税抜き)のセットになります。このサロンオリジナルの伝統的なケーキ、上品なスコーン、様々な焼菓子の盛り合わせがスタンドで提供され、お好みの飲み物とともに味わえるようになっています。豊かなティータイムのひとときをお過ごしください。そしてお帰りの際には、せっかくですので店内の展示物もゆっくりご覧になることをおすすめします。
新宿ルミネの「アフタヌーンティー」でアフタヌーンティー
今回は新宿でのアフタヌーンティーがテーマですので、やはり「アフタヌーンティー」という名前のお店も紹介しましょう。今ではデパートの中などでよく見かけるこのお店ですが、新宿ルミネ1の4階にあるのは、アフタヌーンティー・ラブアンドテーブルルミネ新宿です。
特別感のあるお店ではありませんが、ルミネでたくさんお買い物をして疲れてしまった時に、ひとりでも気軽に立ち寄ってスイーツで癒されるのもいいでしょう。季節限定のボリューム満点のメニューが楽しみです。
【まとめ】新宿でアフタヌーンティー!素敵な時間を
今回は新宿のデパートやホテルの中でアフタヌーンティーを楽しめるお店を紹介しましたがいかがでしたか?イギリスで始まった習慣ですが、日本でのアフタヌーンティーは想像以上にバラエティに富んでいました。3段トレーではなく重箱に詰められているお店もありました。伝統を大事にするお店ではその古き良き日々に思いをはせ、カジュアルなお店ではリラックスしてお友達とのおしゃべりを思いっきり楽しみましょう!