マグロの刺身の保存方法と日持ち期間は?保存のポイントと解凍のやり方も

マグロの刺身の保存方法と、それぞれの日持ち期間について解説します。保存するポイントや、腐ったときの見分け方も詳しく説明!冷凍したマグロを上手に解凍する方法も紹介します。簡単なおすすめレシピも載せているため、ぜひ一度作ってみてください。

マグロの刺身の保存方法と日持ち期間は?保存のポイントと解凍のやり方ものイメージ

目次

  1. 1マグロの刺身の保存方法を解説
  2. 2マグロの刺身の保存方法と日持ち期間
  3. 3マグロを冷凍保存したときの解凍方法
  4. 4マグロのおすすめレシピ
  5. 5マグロを正しく保存して日持ちさせよう

マグロの刺身の保存方法を解説

皿に乗ったマグロの刺身

マグロは刺身の中でも人気が高く、普段の食事やおつまみに利用する機会も多いでしょう。しかし、せっかく購入したマグロも、保存方法が悪いと美味しくなくなってしまいます。

本記事では、マグロの刺身の保存方法と、日持ち期間についてまとめています。マグロを使った簡単レシピも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

マグロの刺身の保存方法と日持ち期間

保存方法と日持ち期間①冷蔵

パックに入ったマグロ

マグロの刺身を冷蔵保存した場合、スライスされたものは当日に食べるのが基本です。ただ、柵のものはやや日持ち期間が伸び、翌日程度であれば食べられます。どちらにせよすぐに食べるものであるため、購入してきたパックのまま保存しても大丈夫です。

パックを捨てたい場合は、キッチンペーパーで包むのがおすすめです。キッチンペーパーの上からさらにラップで包むか、保存袋に入れましょう。キッチンペーパーがドリップを吸収するため、生臭くなるのを防いでくれます。

保存方法と日持ち期間②冷凍

皿に盛られたマグロの刺身

すぐに食べられないマグロの刺身は、冷凍保存することができます。柵の場合は、できるだけ薄く切ってから冷凍するのがおすすめです。薄く切ったら金属製のトレーに並べ、−50℃以下で急速冷凍します。

ただ、家庭用の冷凍庫では、−50℃まで冷やせないことがほとんどです。業務用の冷凍庫がない場合は、購入したらすぐに食べるほうが良いです。正しく冷凍保存した場合は、2〜3日ほど日持ちします

マグロを保存するときのポイント

パックに入ったマグロの刺身

マグロを保存する場合は、切り身ではなく柵の状態で購入しましょう。ほんの1日程度ですが、日持ち期間を伸ばすことができます。より長く保存したい場合は、漬けマグロにするのがおすすめです

醤油やみりん、酒などに漬け込むことで、冷蔵庫で1〜2日ほど美味しく保存できます。また、漬けにしたマグロは、家庭用の冷凍庫でも冷凍保存が可能です。

漬けマグロを調味液ごと保存袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。こうすることで、2週間は日持ちさせることができます。冷凍した漬けマグロは、冷蔵庫で自然解凍が可能です。

マグロが腐った時の見分け方

マグロの刺身

腐ったマグロは身からドリップが出て、色がくすんできます。触っても弾力がなく、ぶよぶよとした感触がします。このくらいであれば食べられることもありますが、食べても美味しくはありません。

腐敗が進むと徐々に生臭くなり、明らかな腐敗臭がしてきます。また、表面にぬめりが出て、カビが生えてくることもあります。ここまできたら絶対に食べられないため、すぐに処分しましょう。

スーパーなどで購入した段階で茶色に変色しているものは特に、適切な温度で保存しなければすぐに傷んでしまいます。またサクで購入したマグロであっても、冷凍や解凍をくり返していると鮮度が落ちるだけでなく、雑菌が繁殖して腐るリスクは高まります。変色しているマグロは食べる前に、臭いに問題がないかを確認しましょう。

マグロを冷凍保存したときの解凍方法

解凍方法①氷水を使う

容器に入った氷水

自分で冷凍したマグロや市販の冷凍マグロは、氷水で解凍することができます。まずは水とあら塩をボウルに入れて、薄めの塩水を作りましょう。この塩水で凍ったマグロを洗い、キッチンペーパーで水気をよく拭き取ります

密閉袋に入れ空気を抜いて封をしたら、氷水を張ったボウルに1時間ほど沈めておきましょう。1時間経ったらまた余計な水分を拭き取り、キッチンペーパーで包みます。

その上からさらにラップで包み、冷蔵庫で半日ほど寝かせれば完了です。時間はかかりますが、旨味を逃さず上手に解凍ができます。

解凍方法②温水を使う

鍋に入った温水

少しでも解凍時間を短縮したいときは、温水を使う方法がおすすめです。温水は40〜50℃程度の、お風呂より熱いくらいのお湯を用意してください。ボウルに温水を入れたら、3%程度の濃度になるまで塩を加えます。

塩を溶かした温水でマグロを2〜3分洗い、表面が少し解凍したら水気を拭き取ります。購入したときのトレーや皿に乗せ、ラップをかけて冷蔵庫で3〜4時間置けばOKです。水気が残っていると食感が悪くなるため、しっかり拭き取るようにしましょう
 

マグロのおすすめレシピ

アボカドまぐろユッケ

【材料】

  • アボカド 1個
  • マグロ 100g
  • A 醤油 大さじ2
  • A コチュジャン 大さじ1
  • A すりおろしにんにく 小さじ1
  • A ごま油 大さじ1
  • A 白ごま 少々
  • 大葉 適量
  • 海苔 適量

【作り方】
  1. アボカドは皮と種を取り除き、1cm角程度に切ります。
  2. マグロをアボカドと同じくらいの大きさに切ります。
  3. ジップロックにAを入れて、封をしてよく混ぜます。
  4. 3に1と2を加え、空気を抜いて封をしてからよく混ぜます。
  5. 4を冷蔵庫で冷やします。
  6. 皿に大葉を敷き、5を盛りつけます。
  7. 中央を少しへこまし、卵黄を乗せます。
  8. 海苔を適当な大きさに切り、皿に添えたら完成です。

おつまみに最適なアボカドまぐろユッケのレシピです。コチュジャンを使った辛味のあるタレですが、アボカドと卵黄のおかげで味がまろやかになります。アボカドは完熟したものより、やや固さがあるもののほうが作りやすいです

そのまま海苔に巻いて食べるだけでなく、ご飯に乗せて丼にするのもおすすめです。丼にする場合は、海苔を刻んで振りかけると良いでしょう。

マグロのカルパッチョ風サラダ

【材料】(2人分)

  • マグロの柵 200g
  • 木綿豆腐 50g
  • 水菜 60g
  • 温泉卵 1片
  • 玉ねぎドレッシング 適量

【作り方】
  1. マグロと豆腐は、同じくらいの薄さにスライスします。
  2. 水菜は食べやすい大きさに切ります。
  3. マグロと豆腐が交互に重なるようにして、皿に円状に並べます。
  4. 水菜を真ん中に盛りつけ、その上に温泉卵を乗せます。
  5. 玉ねぎドレッシングをかけたら完成です。

マグロを前菜として食べたいときは、カルパッチョ風サラダにしてみましょう。具材を切って盛りつけるだけで、簡単におしゃれな一品が出来上がります。市販の玉ねぎドレッシングを利用することで、さっぱりとした味に仕上がります。

もう少しこってりさせたい場合は、ごまドレッシングなどを使っても良いでしょう。お好みの味のドレッシングで、自由にアレンジしてみてください。

マグロカツ

生のマグロに飽きたら、パン粉をまぶしてカツにするのがおすすめです。刺身用のマグロを使うことで、レアでも安心して食べることができます。

加熱しすぎるとパサパサになるため、高温でさっと揚げましょう。余熱が通らないうちに、すぐに切り分けてしまうのがポイントです。

外サクサク、中はレア〜なマグロカツ♫ by ヘルメットおかぁさん 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが369万品

マグロを正しく保存して日持ちさせよう

皿に盛られたマグロの刺身

マグロの刺身は日持ち期間が短いため、購入したらすぐに食べるのが最も良い方法です。しかし、どうしても日持ちさせたいときは、漬けにして冷凍するのがおすすめです。漬けにしたマグロは丼にしたり、焼いてステーキにしたりすることもできます。

漬けにしなくても、柵のまま保存するなどの方法を守ることで、日持ち期間を伸ばすことができます。マグロを購入したら正しく保存して、最後まで美味しく食べ切りましょう。

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