創味シャンタンが無いときの代用品を紹介！使い方やおすすめレシピも

創味シャンタンは、自宅で中華料理を作るときにあると便利な調味料です。創味シャンタンを切らしてしまったとき、他の調味料で代用はできるのでしょうか？創味シャンタンを切らしていることに気づかずに料理を作り始めてしまったとき、代用品として使える調味料を知っておくと安心です。

この記事では、創味シャンタンについての詳細から代用品として使える調味料についても詳しく紹介しています。代用品を使ったレシピもまとめているので、作る料理に悩んだときの参考にしてみてください。

創味食品は和食や洋食、中華など幅広い料理に対応する調味料を取り扱っています。プロも使用する業務用から家庭用のものまで、料理をより美味しくする調味料が多いです。その中でも創味シャンタンは主に中華料理に使用する調味料で、たったひとつでいろいろな料理を本格中華にしてくれます。

創味シャンタンは清湯スープをベースにして、玉ねぎやにんにく、スパイスなどを20種類以上を混ぜて作られています。シャンタンというのは中華の高級スープのことで、創味シャンタンを使えばそんなスープを簡単に作れてしまいます。

中華スープの素ですが、スープ以外にもチャーハンや野菜炒めなど幅広く活用可能です。20種類以上のスパイスを使用しているので、どのような料理でもコクがある料理になります。

創味シャンタンは中華料理に使用する調味料ですが、公式のホームページには中華料理以外のレシピも紹介されています。ご飯やスープだけでなく肉料理や魚料理、麺類など料理の種類も問いません。

肉じゃがやパスタ、カレーなど家庭で馴染みのある料理にも使用できます。冬にぴったりな鍋も創味シャンタンで味付けができるので、他の市販のスープの素を買わずとも気軽に鍋を楽しめます。

創味シャンタンは、缶に入ったペーストタイプとチューブタイプ、粉末タイプの3種類があります。特にチューブタイプや粉末タイプは、初めて使う方に挑戦しやすいタイプです。頻繁に使うという方は缶タイプがおすすめです。

ウェイパーは鶏骨や豚骨をベースに野菜エキスやスパイスを混ぜている調味料です。もともと創味シャンタンとウェイパーは、同じものと言われています。創味シャンタンは業務用、ウェイパーは家庭用として販売されていたという違いがあります。

現在は別の会社が当初の味とは少し変えてウェイパーを販売しているようですが、過去にはどちらも創味食品が製造していました。現在は多少の味の違いがありますが、遡れば同じものだったということで、もっとも代用に向いている創味シャンタンに近い調味料です。

香味ペーストは鶏だしをベースにして、焦がしニンニク油などの香味油などスパイスを配合した調味料です。塩やこしょうを使わなくても味付けができる優れものです。

香味油という特徴が、創味シャンタンとの違いになります。香味ペーストも中華料理に使用する万能な調味料なので、創味シャンタンと同じように使えます。ただし、味の濃さなどの違いはあるので、代用するときは創味シャンタンと同じ分量ではなく香味ペーストに合わせた分量に調節が必要です。

鶏ガラスープの素は、鶏がらを煮込んで作られる調味料で、中華料理の基本の味付けとして重宝します。あっさりしながらもコクがあり、創味シャンタンの代用として使用できます。家庭で作るとなるとかなり手間がかかり、面倒です。鶏ガラスープの素を使えば簡単に本格スープを作れるので、とても便利です。

創味シャンタンとの違いはスパイスが入っていないことで、創味シャンタンよりもあっさりした味わいとなります。鶏ガラスープの素を代用として使用する場合は、分量の調整のほかに塩こしょうやにんにくなどで味の調整も必要です。

中華あじの素は、豚肉や鶏肉のエキスにオイスターソースを加えた調味料です。中華あじの素もスパイスが含まれていないという創味シャンタンとの違いがあるので、代用する場合はお好みでにんにくなどでの調整をするとよいでしょう。

コンソメは肉や野菜をじっくり煮込んで作られる調味料で、洋風のスープの素です。肉や香味野菜のコクを味わえるスープなので、洋風の創味シャンタンというイメージです。創味シャンタンの代用としての使用はできますが、洋風の味付けになりがちなので注意してください。他に代用できる調味料がない場合の、最終手段として使用しましょう。

ほんだしは日本料理のイメージが強い調味料ですが、うま味が強くてスープやチャーハンを作るときに創味シャンタンの代用として使用可能です。ただし、やはり和の風味になりやすいので使い方には注意が必要です。

創味シャンタンは肉ベースなのに対し、ほんだしは魚ベースになるので、味わいに違いはあるでしょう。代用の際に味に物足りなさを感じる場合はにんにくや塩こしょうで味を近づけるとよいです。

台湾クノール万能調味料は台湾で人気のある万能調味料で、鶏肉エキスが主な成分となっています。中華調味料ではありませんが、鶏肉をベースにしているので創味シャンタンに近い味です。炒め物や揚げ物で、創味シャンタンの代用として使用できます。甘みが強いため、代用の際は控えめな量での使用がおすすめです。

ダシダは牛肉がベースとなった韓国の調味料です。創味シャンタンは鶏肉や牛肉がベースとなっているので、ダシダでも創味シャンタンに近い味付けで代用できます。その他の原材料も共通点が多く、代用品としてぴったりなダシダですが、創味シャンタンに比べて味が薄いです。代用として使用する場合は、分量を多くするとよいでしょう。

ウェイユーのベースは鶏肉と豚肉で、香味野菜やスパイスも含まれているので創味シャンタンに近い味付けで代用が可能です。もちろん、炒め物からスープ料理まで幅広く使えます。創味シャンタンに近い味ですがスパイスがやや弱めなので、多めの分量で代用するとよいでしょう。

【材料】

• 大根 1/2本
• ゆで卵 好みの量
• こんにゃく 1丁
• 厚揚げ 好みの量
• 手羽 好みの量
• ちくわ 2本
• ごぼう天 好みの量
• じゃこ天 好みの量
• さつま揚げ 好みの量
• 水 1リットル
• めんつゆ 70g（創味のつゆ使用）
• みりん　85g（塩が入っていないタイプ）
• 酒 100g
• 鶏がらスープの素 10g

1. 大根は皮を剥き、2〜3cmの輪切りにして隠し包丁を入れます。大根を大きめの鍋に入れ、蓋をして強火にかけます。
2. ちくわは好みのサイズに、こんにゃくは隠し包丁を入れて三角形に切ります。
3. 大根を入れた鍋が沸騰したら中火にして20分ほど茹でます。同じ鍋で同時に練り物の油抜きをします。
4. 手羽は関節に包丁を入れます。
5. フライパンに油をひき、手羽を焼きます。
6. 焼いた手羽をお湯に入れて、表面の油を取ります。
7. 食材を全て入れられる鍋に大根と手羽が下になるように入れ、厚揚げとゆで卵以外の具材を全て入れます。
8. 水、めんつゆ、みりん、酒、鶏ガラスープの素を入れて火にかけます。
9. 沸騰したら火を弱めて、蓋をして煮込みます。
10. 30分ほどしたら、厚揚げとゆで卵を入れてさらに煮込みます。
11. 火を止めたら50分ほど置いて、完成です。

代用品の鶏ガラスープの素の他にめんつゆや手羽の出汁で、おいしいおでんが作れるレシピです。わざわざ別で出汁を取らなくても作ることで作ることができるので、おでん作りのハードルも下がります。火を止めたらすぐに食べるのではなく、時間を置くと具材に味が染み込んでさらにおいしくなります。

創味シャンタンの代用品である香味ペーストを使用した唐揚げのレシピです。比較的少ない調味料で味付けができるので、とても簡単です。片栗粉を多めにつけるつけるので、カリッとした唐揚げになります。

市販のからあげ粉を買う必要なく、自宅にあるものだけで手軽に作れるのが魅力です。香味ペーストにはオイスター醤油味という、オイスターソースのコクを感じられる種類もあります。味に違いを出したいときには、2種類の香味ペーストで作ってみましょう。

創味シャンタンの代用品のウェイパーを使用した炊き込みご飯のレシピです。ウェイパーを使うことで、中華風の炊き込みご飯が作れます。レシピではキャベツを使用していますが、他の野菜やキノコなど、具材はお好みで変更可能です。ウェイパーだけでもベースの味付けはほとんどできるので、にんにくやしょうがはお好みで入れてみてください。

家に創味シャンタンがなくても、創味シャンタンに近い調味料で代用することができます。ウェイパーやウェイユー、鶏がらスープの素などの代用品があれば中華料理が簡単に作れるので、創味シャンタンは必要ありません。いざというときのために代用品の特徴を知っておき、料理中も焦らず対応できるようにしましょう。