しょっぱい塩鮭の塩抜き方法まとめ！おすすめレシピもチェック！

塩鮭とは、塩漬けされている鮭のことです。もともと長期保存が目的で鮭の内臓を取り出したあとに、塩に漬け天日干しにしたものになります。塩分が強いので、塩抜きをしないと食べづらいとかんじることもあるでしょう。この記事では、しょっぱい塩鮭を食べやすくするための、塩抜き方法を詳しく掘り下げました。

また、時間をなるべくかけずに行うやり方も説明しています。同時に、塩鮭のおすすめレシピもまとめましたので、ぜひとも最後まで読んで活用してみてください。

真水に漬けても可能ですが、真水で行った場合、浸透圧の効果で余分に塩分を排出してしまいます。結果として、鮭が水っぽくなり味気ないものになるでしょう。そのため、水っぽくなるのを防ぐために迎え塩を推奨します。迎え塩とは真水ではなく、薄い塩水を用意し、塩水に鮭を漬けて行うやり方です。

塩水で行うと、余計に塩分が増すのではないかと考えられますが、塩水に漬けることでゆっくりと鮭が塩分が排出されます。したがって、塩分と旨味を鮭に少し残し、食べやすい状態に仕上がるでしょう。ぜひ、迎え塩を試してみてください。

冷凍されている鮭は、解凍してから迎え塩を行ってください。なぜならば、鮭は冷凍されている状態で迎え塩を行うと氷の成分で身に傷がつき、その傷から旨味成分が抜けてしまうためです。それゆえに、風味が落ちてしまい味が格段と落ちてしまいます。解凍をする場合は、鮭を冷凍庫から冷蔵庫へ移し自然解凍させるのがおすすめです。

解凍するのに時間をかけられないときは、器に鮭を移して流水をかけながら溶かしていくと幾分か早めに解凍ができます。

旨味を逃さないやり方は、みりんと酒を混ぜた水に3時間前後漬けます。鮭にほんのりと甘みが加わり、味の深みが増すでしょう。生臭さを緩和し、同時に調理をしたときにみりんの効果で照りが出ます。

水や調味料の量は、約500mlの水と大さじ1のみりん、大さじ2の酒を混ぜてください。みりんと酒を合わせた水に塩鮭を漬けることで、余分な塩が抜け食べやすくなり旨味もしっかりとつきます。

【材料】

• 塩鮭 3切
• えのき 1パック
• 舞茸 1パック
• しめじ 1パック
• バター 30g
• 万能ねぎ 適量
• あごだし（4倍濃縮） 大さじ1と1/2
• 醤油 適量
• 塩 適量
• ブラックペッパー 適量

1. えのき、舞茸、しめじの石づきをカットする
2. 1を耐熱皿に盛る
3. 塩鮭にブラックペッパーをたっぷりめにふりかける
4. 3を2の上に盛り、あごだしをかける
5. 4にバターを乗せて、サランラップをふんわりかけたら5～6分レンジで加熱する

あごだしで味つけをした鮭のレシピです。レンジで加熱するので洗い物も少なく、負担がかからないのでおすすめ料理になります。加熱をすると、きのこから水分が出るのであごだしの量は調整してください。

電子レンジで加熱する時間は、家庭で使っている電子レンジのワット数にもよるので、様子を見ながら加熱しましょう。最後に加熱し終わったら、味見をして薄ければお好みで醤油を軽くかけてください。

野菜たっぷりのさっぱりレシピです。ホイルを広げて、中心部分に油を薄く敷いてください。ホイルを包むときは、ふんわりと優しく包みましょう。バターではなく、マヨネーズを使うのがポイントになります。

鮭や野菜のさっぱりとした味わいと、マヨネーズのコクがピッタリです。口当たりもホクホクとしていて絶品です。ぜひ、自宅で試してみてください。

塩鮭は、ときにはしょっぱすぎて食べづらいこともあります。その際には、塩を抜くと食べやすくなるでしょう。迎え塩をすることで、水っぽさを防ぎ鮭の本来の味も堪能できます。また、調味料を加えた水に漬けることで、旨味を逃さずに深い味わいを楽しめます。ぜひ、塩の抜き方をマスターして美味しい塩鮭を食べてください。