オランダのお菓子「ストロープワッフル」とは？作り方や美味しい食べ方も紹介

ストロープワッフルはオランダ発祥のお菓子で、日本でも食べられることが増えてきました。本記事では、ストロープワッフルの特徴や作り方を解説します。日本で買える店や美味しい食べ方なども紹介しているので、まだ食べたことがない人は、その美味しさをぜひ味わってみてください。

ストロープワッフルとはオランダの伝統的なお菓子で、昔から多くの人に愛されてきました。初めて作られたのは1810年頃で、当時はゴーダ・ワッフルとして知られていました。パン屋が残り物を使って作った安いお菓子が始まりでしたが、今ではオランダでは知らない人がいないくらいの国民的なお菓子です。

薄くて円形のワッフル生地の間に甘いシロップが挟んであり、通常のワッフルとは形状も食感も異なります。材料にシナモンを混ぜるため、香りがとても良いという特徴もあります。

日本ではまだ知名度の低いストロープワッフルですが、実はスーパーなどで買うことができます。コストコや業務スーパー、成城石井やカルディなどで置いてあることがあるので、食べてみたい人はそれらの店を探してみましょう。

また、最近では「オランダワッフル」という名前で、コンビニなどで売られていることもあります。日本で作っているものですが、きちんと本場の味が再現されています。近くに輸入食品店がない場合は、そういった商品を利用するのも良いでしょう。

【材料】

• 中力粉 156g
• バター 100g
• 黒砂糖 48g
• ドライイースト 小さじ1
• 卵 1個
• 塩 小さじ1/2
• 黒砂糖（キャラメル用） 200g
• エバミルク（無糖練乳） 225g
• シナモンパウダー 小さじ1
• 塩（キャラメル用） 小さじ1/2

ストロープワッフルを作るための材料を紹介します。シナモンはキャラメルソースにだけ入れても良いですが、もっと風味を強くしたい場合は生地にも入れるのがおすすめです。

エバミルクはなければ生クリームで代用もできますし、牛乳を鍋やレンジで煮詰めて手作りすることもできます。エバミルクではなくシロップなどを使うレシピもあるので、いろいろなレシピを参考にして使いやすい材料で作ると良いでしょう。

【作り方】

1. キャラメル用の黒糖と塩、エバミルク、シナモンを鍋に入れます。
2. かき混ぜながら中火で3分加熱します。
3. 泡立ってきたら弱火にして5分煮込み、とろみがついたら火からおろします。
4. ボウルに卵、黒糖、バター、ドライイースト、塩を入れてよくかき混ぜます。
5. 4に小麦粉を加え、均等になるようによく混ぜます。
6. まとまってきたら、手で1分ほど生地をこねます。
7. ボウルにラップをしおて、45分ほど寝かせておきます。
8. 生地を細長い棒状にまとめ、10等分にカットして丸めます。
9. ワッフルアイロンの中央に生地を置き、蓋をしっかりと押し下げます。
10. 焼けたらワッフルを取り出し、クッキーカッターで形を整えます。
11. カッターでワッフルを水平に2等分します。
12. スライスしたワッフルの片側に3を塗り、もう一方のワッフルで挟んだら完成です。

ストロープワッフルの作り方は特に難しくありませんが、焼いたワッフルを水平にスライスするところが一番苦労するポイントでしょう。焼いたワッフル生地は冷めると折れてしまうので、温かいうちに素早く切るのが上手にスライスするコツです。

ワッフルアイロンがない場合は、普通のフライパンを使って作ることもできます。フライパンだと薄いワッフル生地を1枚ずつ焼くこともできるので、カットが苦手な人は試してみてください。

ストロープワッフルの美味しい食べ方は、コーヒーカップの上に蓋をするようにして置いてから食べる方法です。こうすると生地が柔らかくなってシロップが溶け出し、出来たての美味しさを味わうことができます。

もちろんオーブンや電子レンジで温めても同じように美味しく食べられるので、お好みの食べ方を試してみましょう。また、夏場は逆に冷やして、ザクザクとした食感を楽しむのもおすすめです。

オランダの家庭で昔から食べられているストロープワッフルは、日本でも人気のあるお菓子です。日本ではまだ売っている店が少ないため、スイーツ好きな人へのお土産としてもおすすめです。作り方もそれほど難しくないので、手に入らない時は家でストロープワッフル作りに挑戦してみましょう。