2021年04月18日公開
2024年11月09日更新
花粉症対策に効果的な食べ物を紹介!予防につながるおすすめ食材は?
花粉症対策に効果的な食べ物を紹介します。花粉症予防におすすめな食べ物の種類や成分を解説!花粉症の改善効果があるといわれている食べ物をまとめました。また、花粉症を悪化させる食べ物も紹介しているので、参考にしてください。
目次
花粉症対策に効果的な食べ物や避けた方が良い食材を紹介!
【食物繊維でアレルギー改善】
— なおみん☺︎健康と美容の中医学 (@naominkubo) July 19, 2019
以前、NHKスペシャル人体で、修行僧がお寺の精進料理を食べていたら、花粉症が軽減したという内容がやっていました。
『食物繊維』がその鍵。
近年、アレルギー患者が急増しているのは食文化の乱れが大きな要因との事。
古くからの日本食は食物繊維がとても豊富です。 pic.twitter.com/ZShZaP3VS0
辛い花粉症の症状に悩んでいる人はいませんか?花粉症は特に春に症状が悪化する人が多いそうです。そんな症状を少しでも和らげるために、本記事では、花粉症対策に効果的な食べ物を紹介します。また、花粉症を悪化させてしまう食べ物も、チェックしてください。
花粉症対策に効果的な成分
成分①乳酸菌
妊婦さんの花粉症対策🤧
— 誕生日占いmirai(未来)365 (@_mirai365) March 29, 2018
食べ物編①
🍀ヨーグルト🍀
花粉症の元となるIge抗体を抑えます。
また、腸内環境を整えることで、免疫力が上がります。
腸内にいい善玉菌のエサとなるオリゴ糖を一緒にとると更に効果的です😀#プレママ #花粉症対策 pic.twitter.com/HR4UAxLSF8
花粉症対策に効果的な成分を紹介します。まずは、乳酸菌に注目です。乳酸菌は、炭水化物の分解により乳酸を作る役割があります。また、腸内細菌のバランスを整えてくれるので、便秘に悩んでいる人にもおすすめです。
近年は、乳酸菌が免疫機能にも多く関わっていることが分かってきました。腸内環境を良くする働きを持っていると考えられており、そのことが花粉症対策にもつながると考えられています。
乳酸菌などの役割で、腸内環境が良くなると、花粉などのアレルゲンが腸から体内に入りにくい可能性があるのです。また、花粉症の原因に、免疫の過剰反応が関わっていると考えられています。乳酸菌は、そういった免疫の過剰反応を抑える働きもあり、こちらも対策につながるといえるでしょう。
成分②食物繊維
今日の作った料理です🍳
— ひいろ (@RomX1gCNzllmztg) April 14, 2021
納豆には◎花粉症などのアレルギー抑制作用
◎免疫力アップ◎アンチエイジング効果がありますので、この時期にはピッタリの食べ物ですね🌝#納豆 #玄米 #麻婆豆腐 pic.twitter.com/IMEy2UCyCO
ダイエットにも大きな効果を生み出してくれる食物繊維。食物繊維には2つの種類があり、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、腸内の善玉菌のエサになります。善玉菌がエネルギーを得ることで、腸内環境が良くなり、免疫機能を向上させます。
不溶性食物繊維は、ゼリーやゼラチンのような存在です。その性質から、腸内の不要なものと絡み合って、便のかさ増しをし、ぜん動運動を促進します。どちらも便通に大きな効果があり、花粉症やダイエットに非常におすすめな成分です。
腸内をスッキリとさせて、リフレッシュさせるので、エネルギー吸収の効率も良くなります。便秘に悩んでいる女性は、意識して摂取するとよいでしょう。
成分③ビタミンD
高知県発🚀仁淀川きくらげを全国へ
— 高知県産仁淀川(によどがわ) きくらげ (@niyodokikurage) March 28, 2019
お弁当のおかずに🍱
「仁淀川きくらげと菜の花のお浸し」
意外に知らないきくらげの効果
🌸花粉症予防に🌸
免疫力効果のある菜の花は◎
きくらげのビタミンDが花粉症予防に◎免疫力を強化してくれるようです。#免疫力 #仁淀川きくらげ #菜の花 #無農薬 #健康 pic.twitter.com/yLX6vCRAQK
ビタミンDは、骨を丈夫にしてくれるビタミンです。腸がカルシウムを吸収するのを助け、免疫を調整する役割も持ちます。そのため、ビタミンDが不足すると、花粉症のような免疫に関わりの強い症状が出やすい、と考えられているのです。
食べ物から摂取することも大切ですが、ビタミンDは太陽の光を浴びることで、体内で作ることができます。紫外線を浴びすぎるのはよくないですが、日常生活で太陽を浴びることも、ビタミンを作る上では重要な行動です。
花粉症の改善や予防におすすめの食べ物・食材
【発酵食品】ヨーグルト・チーズ・納豆
花粉症に効果がある食べ物です(о´∀`о)✨
— sayona®a matane。 (@K90MSev2JAAF9kq) March 5, 2019
Hay fever measures(>ω<)/。・゜゜・. pic.twitter.com/EIe2YGnkHL
花粉症の改善や予防に関わる成分を紹介しましたが、それらが含まれている食べ物をチェックしましょう。ヨーグルトやチーズ、納豆などの発酵食品には、多くの栄養が含まれています。
ヨーグルトには乳酸菌、チーズや納豆にはアレルギーを抑制する酪酸菌が豊富です。また、納豆のネバネバに含まれるレバンも、同様の効果があると考えられています。
花粉症を改善するためには、流行の時期の3ヶ月前くらいから、毎日摂取するのがおすすめです。一度に大量に食べても、身体が吸収できる量は限られています。改善するために、少しずつでも良いので、毎日摂取するようにしましょう。
【野菜】れんこん・パプリカ・モロヘイヤ
いただきもののれんこんで、きんぴられんこん作りました(*^_^*)
— ぽろこ (@porokobbb) March 3, 2014
簡単で美味しい♡
れんこんには抗アレルギー成分である、ムチン・食物繊維・ポリフェノールなとが含まれてるので花粉症の方にもおすすめです✨ pic.twitter.com/61Z6g6oVW7
野菜も改善効果が期待できます。たとえば、れんこんにはポリフェノール、タンニン、食物繊維が含まれます。ポリフェノールやタンニンは抗酸化作用があり、身体の酸化を防いでくれるのです。身体の酸化を防ぐことで、全身の栄養が循環しやすくなり、花粉症などのアレルギー疾患対策も期待できます。
また、れんこんはIgE抗体の産生を抑える働きがあります。IgE抗体が多すぎると、花粉に過剰に反応してしまって、花粉症を引き起こす、と考えられています。すでに花粉症の人も、症状を改善するためにおすすめです。
パプリカやモロヘイヤなどの緑黄色野菜は、ビタミンAが豊富で抗酸化作用があります。また、ビタミンCやEも豊富なので、普段から摂取しておくと老化予防などにもつながるので、合わせて摂取しましょう。
【飲み物】味噌汁・お茶・乳酸菌飲料
飲み物も予防や改善につながります。味噌汁やお茶、乳酸菌飲料などで、手軽に花粉症対策ができます。味噌汁は、発酵食品である味噌が重要です。また、生姜を足したり、さきほどのれんこんを具材に使うのもおすすめです。
お茶の、カテキンやフラボノイドが症状の改善につながります。緑茶に含まれる、メチル化カテキンがアレルギーを抑えると考えられています。残念ながら、紅茶の場合は製造工程の関係で、メチル化カテキンが少ないです。
中国で生まれたバラ科の甜茶は、GOD型エラジタンニンが豊富です。アレルギーを引き起こす、ヒスタミンの過剰分泌を抑制してくれます。緑茶と異なり、ノンカフェインなので妊婦さんや子供にもおすすめといえるでしょう。
【その他】青魚・梅干し・チョコレート
おはよう御座います。花粉が飛び始めてますでしょうか⁈花粉症の方は早目に薬を飲み始めると良いとされていますが、個人差がありますからね…😅オススメしたい食べ物としてヨーグルト、蓮根、青魚、チョコ、梅干し等が良いと⁈ 『梅とわかめのうどん』いりこ出汁に梅干し。+蓮根天いかがですか?😋 pic.twitter.com/TnwCh1gLmP
— 自家製うどん もりた (@morita_udon) February 2, 2021
青魚も予防におすすめです。サバやイワシに含まれる、エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸は、アレルギーを引き起こすす、ロイコトリエンの放出を抑えます。梅干しは、あの酸味を感じるにおいに関係している、バニリンが予防効果があると考えられています。
1日1粒程度でも効果が得られると考えられているので、朝食などに食べましょう。チョコレートはカカオポリフェノールを多く含んでいます。こちらも、先程のれんこんと同じような効果があります。IgE抗体が多くなりすぎるのを防いで、アレルギー症状を引き起こしににくくなります。
このように、日頃から摂取しやすい食べ物を利用して、花粉症を予防するようにしてください。
花粉症の人が避けた方が良い食べ物・食材
メロンやスイカ
ブタクサ花粉症のある方は花粉アレルゲンと構造の似ている『メロン、スイカ、キュウリ、ズッキーニ、バナナ』など食べると口腔アレルギーが起こる可能性があります。
— CoCo美漢方 田中 友也 『ごほうび漢方』絶賛発売! (@mococo321) September 7, 2020
口の中や唇に痺れや違和感、喉が痒くなる、顔面が腫れる、呼吸がしづらく感じるなどの症状が表れます。
特に注意が必要です⚠︎ pic.twitter.com/ItlBjJz170
逆に花粉症を悪化させる食べ物もあります。知らずに摂取しているものも多いので、悩んでいる人は参考にしてください。まずは、果物のメロンとスイカです。アレルギーの種類によっては、症状を悪化させます。イネ科植物のアレルギーを持っている人は、要注意です。
これらは、口腔アレルギー症候群(OAS)に関係しています。花粉と食材に含まれるたんぱく質が似ているため、アレルギーを引き起こすのです。もし、メロンやスイカを食べて、唇が腫れたり、口の中がピリピリしたりする人は、OASの可能性があります。
トマト
花粉症の方はその花粉と似たような構造のタンパク質を持った果物を食べると「交差反応」と呼ばれるアレルギー反応が出やすくなります。
— CoCo美漢方 田中 友也 『ごほうび漢方』絶賛発売! (@mococo321) March 21, 2020
口や喉にイガイガや痒み、腫れ、閉塞感などが見られます。
特に「スギ、ヒノキ花粉症」の方は『トマト』でアレルギー反応が出やすので、気を付けて下さいね! pic.twitter.com/kxRhy1fNzK
トマトも同様にOASの原因になります。トマトの場合は、スギ花粉症を悪化させると考えられているのです。トマトを食べて、のどがイガイガするような人は、OASを疑いましょう。
ジャンクフード
このチョコ美味しいんだけど
— どてみちゃん ₇ ⟭⟬ BTS army ⟬⟭ (@dotemichan___37) January 24, 2020
原材料名の多くは知らないものでできてる…
植物油脂とショートニングはトランス脂肪酸…
私はたまにしか食べなくなったけど
こんなの毎日食べてたらそりゃ具合悪くなるよぉ🥺
トランス脂肪酸を極力摂らなくなったら、酷かった花粉症がほぼ治ったよ🥳 pic.twitter.com/AgmdrBeccz
スナック菓子などのジャンクフードは、トランス脂肪酸を多く含みます。マーガリンや食用植物油、加工油脂、ショートニングなどです。小さい頃から頻繁にジャンクフードを食べていると、喘息やアレルギー疾患になりやすい、という研究論文も存在しています。
刺激物・アルコール
飲んだ事ないので飲んでみます
— まさる (@masaru0323) February 25, 2021
因みにキリンは生ビールです
花粉症の時期アルコール飲むのん怖いんよね〜😭 pic.twitter.com/wLKiC2CMJM
食欲を促進させる効果がある、刺激物やアルコール。程よく食べるのはおすすめですが、食べ過ぎることは花粉症には問題になります。その理由は、刺激物は粘膜を刺激し、腫れの症状を悪化させるからです。
また、アルコールは血管を拡張させる働きがあります。花粉症で鼻づまりや目が充血しているときに、血管が拡張されると、余計に症状が酷くなるのです。そして、アルコールが肝臓で分解されると、アセトアルデヒドという物質が生まれ、アレルギーを悪化させることにつながります。
高たんぱく食にも注意
おはようございます!
— 魚卵ですよ! (@loveroe195) April 12, 2020
筋トレやダイエットには高タンパク低脂肪が良いと言われるよね。でもたんぱく質が多過ぎると花粉症が悪化することも…
魚や魚卵のDHA,EPAはその症状を緩和してくれるらしい✨
たんぱく質とるならお魚や腸内環境を良くするヨーグルト、植物性たんぱく質も組み合わせようね😋 pic.twitter.com/5bMkP7sD5o
たんぱく質は筋肉を作る働きを支えます。しかし、たんぱく質を摂取しすぎると、Th2細胞というものが活性化しすぎるのです。このことも、IgE抗体を過剰生産します。豚や牛などの肉食を減らすことも、時には重要です。
同じたんぱく質でも、魚介類は問題がない、という意見もあるようです。動物性たんぱく質は、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンを遊離させる、と考えられています。たんぱく質は、免疫を高める効果がありますが、摂り過ぎもよくありません。花粉症に悩んでいる人は、たんぱく質を控えて、変化を検証しましょう。
花粉症対策に効果的な食べ物で体質改善しよう!
スギ花粉は少し落ち着きましたが、次はヒノキ花粉だよー!
— CoCo美漢方 田中 友也 『ごほうび漢方』絶賛発売! (@mococo321) March 25, 2019
花粉症の方は夜更かししないで下さい!寝ましょう!
寝ている間に鼻の粘膜や体の細胞は修復されています✳︎
あとファーストフードや揚げ物、冷たい飲食物なんかも悪化の原因になりますよ⚠︎
この時期だけでも食べ物、睡眠気を付けて下さい! pic.twitter.com/igEtnOArqf
花粉症対策におすすめの食べ物を紹介しました。何気ない日常の食材が、花粉症を悪化させている原因かもしれません。まずは、病院で自分の花粉症の種類を調べることがおすすめです。その上で、避けるべき食材を把握するのがポイントです。
乳酸菌、食物繊維、ビタミンDが含まれている食材を、積極的に摂取してみてください。また、花粉症が流行する時期よりも、3ヶ月前ほどから成分を摂取することが、推奨されています。病院などの診察を合わせて、自分の症状を改善してくれるものを摂取しましょう。