花粉症対策に効果的な食べ物を紹介!予防につながるおすすめ食材は?

花粉症対策に効果的な食べ物を紹介します。花粉症予防におすすめな食べ物の種類や成分を解説!花粉症の改善効果があるといわれている食べ物をまとめました。また、花粉症を悪化させる食べ物も紹介しているので、参考にしてください。

花粉症対策に効果的な食べ物を紹介!予防につながるおすすめ食材は?のイメージ

目次

  1. 1花粉症対策に効果的な食べ物や避けた方が良い食材を紹介!
  2. 2花粉症対策に効果的な成分
  3. 3花粉症の改善や予防におすすめの食べ物・食材
  4. 4花粉症の人が避けた方が良い食べ物・食材
  5. 5花粉症対策に効果的な食べ物で体質改善しよう!

花粉症対策に効果的な食べ物や避けた方が良い食材を紹介!

辛い花粉症の症状に悩んでいる人はいませんか?花粉症は特に春に症状が悪化する人が多いそうです。そんな症状を少しでも和らげるために、本記事では、花粉症対策に効果的な食べ物を紹介します。また、花粉症を悪化させてしまう食べ物も、チェックしてください。

花粉症対策に効果的な成分

成分①乳酸菌

花粉症対策に効果的な成分を紹介します。まずは、乳酸菌に注目です。乳酸菌は、炭水化物の分解により乳酸を作る役割があります。また、腸内細菌のバランスを整えてくれるので、便秘に悩んでいる人にもおすすめです。

近年は、乳酸菌が免疫機能にも多く関わっていることが分かってきました。腸内環境を良くする働きを持っていると考えられており、そのことが花粉症対策にもつながると考えられています。

乳酸菌などの役割で、腸内環境が良くなると、花粉などのアレルゲンが腸から体内に入りにくい可能性があるのです。また、花粉症の原因に、免疫の過剰反応が関わっていると考えられています。乳酸菌は、そういった免疫の過剰反応を抑える働きもあり、こちらも対策につながるといえるでしょう。

成分②食物繊維

ダイエットにも大きな効果を生み出してくれる食物繊維。食物繊維には2つの種類があり、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、腸内の善玉菌のエサになります。善玉菌がエネルギーを得ることで、腸内環境が良くなり、免疫機能を向上させます

不溶性食物繊維は、ゼリーやゼラチンのような存在です。その性質から、腸内の不要なものと絡み合って、便のかさ増しをし、ぜん動運動を促進します。どちらも便通に大きな効果があり、花粉症やダイエットに非常におすすめな成分です。

腸内をスッキリとさせて、リフレッシュさせるので、エネルギー吸収の効率も良くなります。便秘に悩んでいる女性は、意識して摂取するとよいでしょう。

成分③ビタミンD

ビタミンDは、骨を丈夫にしてくれるビタミンです。腸がカルシウムを吸収するのを助け、免疫を調整する役割も持ちます。そのため、ビタミンDが不足すると、花粉症のような免疫に関わりの強い症状が出やすい、と考えられているのです。

食べ物から摂取することも大切ですが、ビタミンDは太陽の光を浴びることで、体内で作ることができます。紫外線を浴びすぎるのはよくないですが、日常生活で太陽を浴びることも、ビタミンを作る上では重要な行動です。

花粉症の改善や予防におすすめの食べ物・食材

【発酵食品】ヨーグルト・チーズ・納豆

花粉症の改善や予防に関わる成分を紹介しましたが、それらが含まれている食べ物をチェックしましょう。ヨーグルトやチーズ、納豆などの発酵食品には、多くの栄養が含まれています。

ヨーグルトには乳酸菌、チーズや納豆にはアレルギーを抑制する酪酸菌が豊富です。また、納豆のネバネバに含まれるレバンも、同様の効果があると考えられています。

花粉症を改善するためには、流行の時期の3ヶ月前くらいから、毎日摂取するのがおすすめです。一度に大量に食べても、身体が吸収できる量は限られています。改善するために、少しずつでも良いので、毎日摂取するようにしましょう。

【野菜】れんこん・パプリカ・モロヘイヤ

野菜も改善効果が期待できます。たとえば、れんこんにはポリフェノール、タンニン、食物繊維が含まれます。ポリフェノールやタンニンは抗酸化作用があり、身体の酸化を防いでくれるのです。身体の酸化を防ぐことで、全身の栄養が循環しやすくなり、花粉症などのアレルギー疾患対策も期待できます

また、れんこんはIgE抗体の産生を抑える働きがあります。IgE抗体が多すぎると、花粉に過剰に反応してしまって、花粉症を引き起こす、と考えられています。すでに花粉症の人も、症状を改善するためにおすすめです。

パプリカやモロヘイヤなどの緑黄色野菜は、ビタミンAが豊富で抗酸化作用があります。また、ビタミンCやEも豊富なので、普段から摂取しておくと老化予防などにもつながるので、合わせて摂取しましょう。

【飲み物】味噌汁・お茶・乳酸菌飲料

飲み物も予防や改善につながります。味噌汁やお茶、乳酸菌飲料などで、手軽に花粉症対策ができます。味噌汁は、発酵食品である味噌が重要です。また、生姜を足したり、さきほどのれんこんを具材に使うのもおすすめです。

お茶の、カテキンやフラボノイドが症状の改善につながります。緑茶に含まれる、メチル化カテキンがアレルギーを抑えると考えられています。残念ながら、紅茶の場合は製造工程の関係で、メチル化カテキンが少ないです。

中国で生まれたバラ科の甜茶は、GOD型エラジタンニンが豊富です。アレルギーを引き起こす、ヒスタミンの過剰分泌を抑制してくれます。緑茶と異なり、ノンカフェインなので妊婦さんや子供にもおすすめといえるでしょう

【その他】青魚・梅干し・チョコレート

青魚も予防におすすめです。サバやイワシに含まれる、エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸は、アレルギーを引き起こすす、ロイコトリエンの放出を抑えます。梅干しは、あの酸味を感じるにおいに関係している、バニリンが予防効果があると考えられています。

1日1粒程度でも効果が得られると考えられているので、朝食などに食べましょう。チョコレートはカカオポリフェノールを多く含んでいます。こちらも、先程のれんこんと同じような効果があります。IgE抗体が多くなりすぎるのを防いで、アレルギー症状を引き起こしににくくなります。

このように、日頃から摂取しやすい食べ物を利用して、花粉症を予防するようにしてください

花粉症の人が避けた方が良い食べ物・食材

メロンやスイカ

逆に花粉症を悪化させる食べ物もあります。知らずに摂取しているものも多いので、悩んでいる人は参考にしてください。まずは、果物のメロンとスイカです。アレルギーの種類によっては、症状を悪化させます。イネ科植物のアレルギーを持っている人は、要注意です

これらは、口腔アレルギー症候群(OAS)に関係しています。花粉と食材に含まれるたんぱく質が似ているため、アレルギーを引き起こすのです。もし、メロンやスイカを食べて、唇が腫れたり、口の中がピリピリしたりする人は、OASの可能性があります。

トマト

トマトも同様にOASの原因になります。トマトの場合は、スギ花粉症を悪化させると考えられているのです。トマトを食べて、のどがイガイガするような人は、OASを疑いましょう。

ジャンクフード

スナック菓子などのジャンクフードは、トランス脂肪酸を多く含みます。マーガリンや食用植物油、加工油脂、ショートニングなどです。小さい頃から頻繁にジャンクフードを食べていると、喘息やアレルギー疾患になりやすい、という研究論文も存在しています。

刺激物・アルコール

食欲を促進させる効果がある、刺激物やアルコール。程よく食べるのはおすすめですが、食べ過ぎることは花粉症には問題になります。その理由は、刺激物は粘膜を刺激し、腫れの症状を悪化させるからです

また、アルコールは血管を拡張させる働きがあります。花粉症で鼻づまりや目が充血しているときに、血管が拡張されると、余計に症状が酷くなるのです。そして、アルコールが肝臓で分解されると、アセトアルデヒドという物質が生まれ、アレルギーを悪化させることにつながります。

高たんぱく食にも注意

たんぱく質は筋肉を作る働きを支えます。しかし、たんぱく質を摂取しすぎると、Th2細胞というものが活性化しすぎるのです。このことも、IgE抗体を過剰生産します。豚や牛などの肉食を減らすことも、時には重要です

同じたんぱく質でも、魚介類は問題がない、という意見もあるようです。動物性たんぱく質は、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンを遊離させる、と考えられています。たんぱく質は、免疫を高める効果がありますが、摂り過ぎもよくありません。花粉症に悩んでいる人は、たんぱく質を控えて、変化を検証しましょう。

花粉症対策に効果的な食べ物で体質改善しよう!

花粉症対策におすすめの食べ物を紹介しました。何気ない日常の食材が、花粉症を悪化させている原因かもしれません。まずは、病院で自分の花粉症の種類を調べることがおすすめです。その上で、避けるべき食材を把握するのがポイントです。

乳酸菌、食物繊維、ビタミンDが含まれている食材を、積極的に摂取してみてください。また、花粉症が流行する時期よりも、3ヶ月前ほどから成分を摂取することが、推奨されています。病院などの診察を合わせて、自分の症状を改善してくれるものを摂取しましょう。

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