醤油の保存方法!常温か冷蔵庫どっち?賞味期限は保存容器で異なる!
醤油の保存方法は、常温か冷蔵庫での保存のどちらが適切なのかについて、解説します。また、容器によって異なる醤油の賞味期限について、詳しく説明します。醤油を美味しく使うコツや密封ボトル容器についても、紹介しています。
醤油の保存は常温と冷蔵庫どちらが適切?
醤油は封を開けると、空気に触れて、酸化が進みます。その結果、鮮度が落ちて、風味が損なわれていきます。開封前は常温の冷暗所で保存し、賞味期限内に使い切るようにします。開封後は冷蔵庫に入れて賞味期限に限らず、約2~3ヶ月で使い切るようにしてください。また、冷蔵庫に保存している容器から、すぐに使える量を移して使うと、より効果的です。
醤油の保存方法
醤油の保存方法は昔から流し台の下に置いている家庭が一般的で、使う分だけ冷蔵庫に入れておくという方法が当たり前でした。しかし、常温だと風味は酸化するので、失われていきます。
開栓前
開封前の醤油は、冷暗所で保存すると良いでしょう。なるべく涼しくて暗く、あまり振動がない所が良いです。
開栓後
開封後はできるだけ早めに使い切ることが1番ですが、開けてしまったら冷蔵庫での保存が良いです。古くなってしまったら、煮物などの火にかける料理で使いましょう。鮮度を気にせずに使うことができ、おすすめの消費方法です。
適切な容器は?
よく、液だれしない醤油差しとか売ってるけど、キッコーマンの卓上びんがコスト的にも性能的にも最高だと思ってる。 pic.twitter.com/Ua9Tkqdqbc
— ŧŧƫ゙😼 (@mmzy3) December 26, 2015
適切な容器は空気に触れにくく、酸素を通しにくい瓶が1番です。未開封の状態の瓶に入った醤油は、1年経過しても変わりません。早めに使い切ることが難しい場合は、瓶に入れておきましょう。
醤油は保存容器で賞味期限が変わる
醤油は保存容器によって賞味期限が変わります。開封前のガラス瓶は酸素を通さないので、1年間以上の保存が可能になります。ペットボトルの容器は酸素を通してしまうため、ガラス瓶と比べると、短くなります。密封ボトルの容器は開封後もボトル内に酸素が入らないので、毎回、新鮮に味わえます。
熱・光・空気を遮断するのがコツ
醤油を長く保存するには、熱、光、空気を遮断することで、酸化を防ぐ必要があります。熱、光を遮断できる場所は、冷蔵庫です。空気を遮断するには、口の小さい容器に移し、醤油に酸素が触れる面を少なくし保存すると良いでしょう。空気に触れると、酸化して色が濃くなっていきます。
温度が高い所に置いていたり、日光が当たる所に置いておくことによって、酸化が進行していきます。また、色が濃くなると、風味が落ちて品質も悪くなるので、冷蔵保存が最適なのです。
容器別賞味期限
キッコーマン 醤油マンパック
— taro (@hokuhou_seiki) December 15, 2019
醤油マン強化パック的な pic.twitter.com/DUVbSq0HIn
容器 | 濃口・再仕込・溜 | 淡口 | 白 |
---|---|---|---|
ペットボトル | 18ヶ月 | 12ヶ月 | ー |
ガラス瓶 | 24ヶ月 | 18ヶ月 | 8ヵ月 |
缶 | 24ヶ月 | 18ヶ月 | 8ヶ月 |
ガラス瓶と缶を使った醤油の賞味期限は、2年間です。ペットボトル容器を使った醤油の賞味期限は、1年半です。また、醤油の種類によっても異なっています。しかし、醤油は腐ったりすることがないので、使えなくなるわけではありません。また、醤油の賞味期限が比較的長い理由は、塩分濃度が高いためです。
常温保存できる密封ボトルの醤油
いつも写真左のキッコーマンの密封ボトル醤油買ってたけど、さっき買い物行ったら写真右のヤマサのこれまた密封ボトルの醤油見つけてそっち買った。大容量で値段一緒、なにより大好きなスヌーピーデザイン。🤙 pic.twitter.com/cT5GUK3K73
— くまさん。 (@hiyu_26) June 10, 2019
開封後も常温保存ができる密封ボトルが、2009年にメーカーから発売されました。この商品はフィルム容器が二重構造になっていて、醤油の入ったフィルム容器の方には、酸素が入らない構造になっています。開封後も鮮度が落ちずに、開けたてを楽しむことができるので、お刺身など少量使いたいときに、とても便利です。
発売当初の商品は、注ぎ口が切りっぱなしのため、置いておくには不便でした。その後、2012年にはキャップが付いた密封ボトルが開発されました。
醤油は保存方法次第で美味しさをキープ!
醤油は塩分が多いので、賞味期限を過ぎても基本的に使うことができます。しかし、美味しく食べるには正しく保存し、開封後はなるべく早く使い切りましょう。1ヶ月間に使いきれる量を買うのが、おすすめです。これからも美味しく醤油を食べるために、ぜひ試してみてください。