豆腐の飽きない食べ方をマスター!ちょい乗せから本格派までレシピと併せて公開

豆腐の美味しい食べ方やレシピなどを紹介します。豆腐は身近な食材ですが、食べ方にレパートリーが無いという方も多いのではないでしょうか?どのような種類があるのかについても紹介するので、豆腐について詳しく見ていきましょう。

豆腐の飽きない食べ方をマスター!ちょい乗せから本格派までレシピと併せて公開のイメージ

目次

  1. 1豆腐の美味しい食べ方でマンネリ回避!
  2. 2豆腐の種類
  3. 3豆腐の美味しい食べ方とレシピ【木綿豆腐】
  4. 4豆腐の美味しい食べ方とレシピ【絹ごし豆腐】
  5. 5豆腐の食べ方をマスターして食卓を華やかにしよう!

豆腐の美味しい食べ方でマンネリ回避!

豆腐はリーズナブルに購入できる食材で、食卓に並ぶ機会も多いでしょう。しかし、食べ方のバリエーションが思い浮かばず、メニューがマンネリ化してしまうという場合もあるでしょう。

この記事では、マンネリ化しやすい豆腐の食べ方や美味しいレシピを紹介します。今まで試したことが無い食べ方を知りたいという方は、是非参考にしてみて下さい。

豆腐の種類

まずは、豆腐の種類にはどのような物があるのかについて見ていきましょう。この記事では木綿、絹ごし、ソフト、充填の4種類を紹介しますので、それぞれの違いや特徴を確認してみて下さい。

木綿豆腐

木綿は豆腐の中で最もメジャーな種類で、普段の食卓で使用している物の多くが木綿です。一般的な種類である事から、英語でもregular tofuという名前で呼ばれています。

木綿は豆乳ににがりなどの凝固剤を加えて固め、専用の型箱に流し込んでから圧縮して成形します。この時、型箱に布を敷くので豆腐の表面には布目が付きます。

何故名前に木綿と付いているのか気になっていた方も居るかもしれませんが、この表面についている布目が木綿豆腐という名前となった由来です。圧縮される時に水分も出ていくので、絹ごしの硬さに比べて少し硬めの食感になっているのも特徴です。

絹ごし豆腐

絹ごしは、木綿に使用している物よりも濃い豆乳を使用します。全体を凝固剤で凝固させて、専用の型箱に流し込んだあとゲル状に固めます。その後、水にさらしたら絹ごし豆腐の完成となります。

絹ごしは江戸時代に生まれた種類で、豆腐料理店である根ぎし笹乃雪というお店で作られました。この事から、絹ごしは別名笹乃雪とも呼ばれています。絹と名前に入っている通り、絹ごしは食感が柔らかくて滑らかに仕上がっているのが特徴です。

また、絹ごしは水分を絞り出さないので、ビタミンB群やカリウムが多く残っています。木綿は水溶性の栄養素は逃げ出してしまうので、木綿と絹ごしは食感だけではなく含まれている栄養素にも差があります。

ソフト豆腐

数多くある種類の中には、ソフト豆腐というものもあります。この名前を聞いた事がある方は少ないかもしれません。しかし、実は知らない間に食べている可能性が高い種類の物でもあります。ソフト豆腐は実を言うと木綿豆腐の一種で、製造方法もほとんど同じです。ですので、わざわざソフト豆腐と表記されている事はほぼありません。

では、ソフト豆腐と木綿とはどこが違うのでしょうか?基本的には同じですが、型に入れる際に崩さず流し込むといった特徴があります。こうすることでタンパク質の凝固が崩れず、そのまま圧縮成形しても柔らかく仕上がるという訳です。

絹ごしと同じ様に凝固してから崩してはいませんが、圧縮は行っているので絹ごしよりは少し固めになります。絹ごしと木綿の中間くらいの硬さというのが、ソフト豆腐の特徴です。

充填豆腐

充填豆腐は、木綿や絹ごしとは作り方や栄養素が大きく異なる種類です。あまり聞き馴染みの無い種類かもしれませんが、どの様な特徴があるのでしょうか?

充填豆腐は、密封された容器の中で固められた絹ごし豆腐の事を指します。加熱凝固するので殺菌されており、菌が少なく衛生的な豆腐となっています。この事から、他の豆腐に比べて長期保存が出来るというのも充填豆腐のメリットです。

また、充填豆腐は絹ごしとは違って水にさらしていないので、栄養素の含有量が多いという特徴もあります。因みに一時期話題となったザク豆腐も、実はこの充填豆腐の一つです。

豆腐の美味しい食べ方とレシピ【木綿豆腐】

続いて、豆腐の美味しい食べ方とレシピを紹介します。この項目では木綿を使用した食べ方を記載しているので、焼いたり煮込んだりといったレシピを参考にしてみて下さい。

焼く

木綿豆腐は、シンプルに焼くだけでも美味しく愉しめます。厚揚げステーキという物がありますが、それと同様に木綿もフライパンでさっと焼くだけで美味しい一品になります。焦げ目が付くまでフライパンで焼けば、豆腐の食感と焼き目との両方の食感を愉しむ事が出来るでしょう。

また、豆腐の味わいがタンパクなので、少し濃いめの味付けにすればご飯のおかずにもお酒のおつまみにもピッタリです。

木綿豆腐のホットケーキ風

  • 木綿豆腐1丁
  • 片栗粉適量
  • オリーブオイル適量
  • 塩適量
  • メープルシロップ適量
 
  1. まず木綿豆腐を縦半分にスライスし、十分に水切りします。
  2. 水切りが終わったら、片栗粉を薄くまぶします。
  3. フライパンにオリーブオイルを多めに敷き、2をカリッと焼きます。
  4. オリーブオイルに塩を少々混ぜます。
  5. 焼けた物を皿に乗せ、シロップと4をかけたら完成です。

木綿豆腐のバター醤油焼き

  • 木綿豆腐1/3丁
  • バター10g
  • 醤油小さじ1/2
  • 刻みネギ小さじ1
 
  1. まず、木綿豆腐は水切りしておきます。
  2. フライパンにバターを入れたら、水切りした1を好みの形に切りましょう。
  3. 2でカットした豆腐を両面焼き、バターを全て吸わせます。
  4. 中火にして、醤油をフライパンに入れたら醤油を入れて両面に焼き色を付けます。
  5. 器に入れて刻み葱をトッピングしたら完成です。

煮込む

木綿豆腐は絹ごしよりもしっかりして硬さがあるので、煮込み料理にも向いています。鍋などにも使用されており、存在感抜群の素材になります。

豆腐は味わいがシンプルなので、どんな味わいの調味料とも相性が良いのも魅力です。コチュジャンを使用してピリ辛に仕上げても美味しいですし、卵と一緒に煮込んで甘めの味わいに仕上げても美味しいです。様々な味わいの煮込み料理に活用してみましょう。

木綿豆腐の甘辛煮

  • 木綿豆腐300g
  • しょうゆ小さじ1
  • コチュジャン大さじ1
  • 唐辛子小さじ1
  • おろしにんにく小さじ1/3
  • ごま油大さじ1
  • 白いりごま大さじ1/2
 
  1. 豆腐は2cm程のサイズにカットしておきます。
  2. ボウルに調味料類を入れて混ぜておきます。
  3. 鍋にカットした1を入れて2をかけたら、ふたをして弱火で8分程にて完成です。

加工する

豆腐はおかずに使用する場合が多いですが、加工して他の食品の代わりとして活用する食べ方もあります。ホイップクリームの代わりにクリームとして食べたり、ディップクリームを作るという食べ方もあります。加工した食べ方が出来ると豆腐レシピの幅は大きく広がるので、是非こちらのレシピにもチャレンジしてみて下さい。

豆腐ディップ

  • 木綿豆腐1/2丁
  • 砂糖小さじ2
  • 味噌大さじ1
  • 醤油大さじ2
  • 胡麻小さじ1
  • 七味お好みで
 
  1. 木綿豆腐は耐熱容器に入れて、ラップをかけて2分程加熱します。
  2. 加熱し終わった1の水分を切り、5分程重しをしておきましょう。
  3. 水気を切った2を潰します。温かいうちに潰すとやりやすいです。
  4. 砂糖、味噌、醤油、胡麻の順で混ぜながら加えていきます。
  5. 七味をお好みで混ぜたら完成です。ディップでもパテでも美味しく頂けます。

その他

木綿豆腐の食べ方は、上記で紹介した以外にもあります。ミートグラタンの具材に使用して糖質オフレシピに活用したり、野菜と炒めてチャンプルーを作る事も出来ます。シンプルな味の豆腐は様々な食べ方で愉しむ事が出来るので、色々な食べ方を試してみましょう。

小松菜と豆腐のチャンプルー

  • 小松菜1束
  • 豚バラ肉100g
  • 木綿豆腐1/2丁
  • 卵1個
  • ごま油大さじ1
  • 出汁の素小さじ1
  • しょうゆ少々
  • 塩コショウ少々
  • かつお節一掴み
 
  1. 豆腐はキッチンペーパーで包み、レンジで1分30秒程加熱して水切りします。
  2. しっかりと水きりで着たら、8等分にカットします。
  3. 豚肉は5cm幅にカットし、小松菜は根元を良く洗いましょう。
  4. 洗った小松菜は、食べやすい大きさにカットしておきます。
  5. フライパンにごま油を引いたら、中火にかけましょう。
  6. 水切りした豆腐を両面に焼き色が付くまで焼き上げます。
  7. 豆腐をフライパンの奥に寄せ、手前で豚肉を炒めましょう。
  8. 肉の色が変わったら、小松菜を加えて更に炒めます。
  9. 出汁の素と醤油で味付けして、炒め合わせます。
  10. 溶き卵をざっくり混ぜ合わせて、お皿に盛り付けたら完成です。

豆腐の美味しい食べ方とレシピ【絹ごし豆腐】

木綿に続いて、絹ごし豆腐の食べ方とレシピを見ていきましょう。ちょい乗せして気軽に愉しむ事が出来るレシピもあるので、こちらも是非チェックしてみて下さい。

ちょい乗せ

絹ごし豆腐は、ちょい乗せで愉しむのがおすすめです。そのままシンプルな冷ややっことして食べても美味しいですが、色々な食材や調味料をちょい乗せするとより美味しくなります。

瓶のなめたけや七味唐辛子といった食材を乗せても良いですし、自作のトッピングを作って絹ごしにちょい乗せするのもおすすめです。ジャムを乗せればデザート風に頂く事も出来るので、色々な食材を乗せてみましょう。

キュウリとミョウガのピリ辛和え豆腐

  • 絹豆腐300g
  • みょうが30g
  • キュウリ50g
  • 刻み生姜小さじ1
  • しょうゆ小さじ2
  • ラー油小さじ1/2塩少々
 
  1. まず、キュウリとミョウガはみじん切りにしておきます。
  2. 醤油とラー油は小皿に入れて、混ぜておきましょう。
  3. ボウルにキュウリと塩を入れて、揉みこんでおきます。
  4. 揉みこんだら3分ほど置いてよく絞り、生姜と2を加えて混ぜます。
  5. 4は10分ほど置いておきます。
  6. 器に豆腐を乗せたら、5をトッピングして完成です。

焼く

木綿と同じく、絹ごしも焼いて食べると美味しいです。絹ごしは水分が多いので、焼く前には片栗粉をまぶしたり、水切りしたりといった工夫をしている方も多い様です。

木綿豆腐のステーキはしっかりした弾力がありましたが、絹ごしの方は滑らかな食感に仕上げる事が出来ます。柔らかくて型崩れしやすいので、調理中は気を付けて下さい。

カリカリ豆腐ステーキ

  • 絹ごし豆腐1丁
  • バター10g
  • 醤油大さじ1
  • ちりめんじゃこ大さじ3
  • 松の実大さじ1
  • ねぎ大さじ3
  • 一味唐辛子適量
 
  1. 絹ごし豆腐はキッチンペーパーなどで包み、重りを乗せて水気を切ります。
  2. 1は6等分にカットしておきましょう。
  3. フライパンにバターを入れて、中火にかけます。
  4. 両面焼き色が付くまで焼いたら、器に盛りましょう
  5. フライパンにじゃこ、松の実を加えて炒め合わせます。
  6. 最後に醤油と刻み葱を加えてさっと炒め合わせます。
  7. 器に盛った豆腐に作ったものをかけ、一味唐辛子をかけたら完成です。

加工する

滑らかな食感が特徴の絹ごし豆腐は、木綿同様加工して愉しむという食べ方もあります。ヘルシーな豆腐餅に使用したり、サーモンを使用してヘルシーな豆腐テリーヌを作る事も出来ます。ケーキやわらび餅に活用する事もでき、ヘルシーなスイーツを作りたいという方にはぴったりです。

豆腐わらび餅

  • 絹ごし豆腐300g
  • 片栗粉85g
  • 砂糖大さじ3
  • 水75ml
  • きな粉適量
  • 黒蜜適量
  • バニラアイス適量
 
  1. ボウルに豆腐、片栗粉、砂糖を入れて泡だて器などで混ぜておきましょう。
  2. 水を何回かに入れて加え、混ぜます。
  3. 滑らかになってきたらフライパンに移して、弱火で混ぜ合わせます。
  4. 粘り気が出るまで混ぜていったら、お餅の様になって来ます。
  5. お餅の様になったらラップをして、冷蔵庫に入れましょう。
  6. しっかりと冷えたらスプーンなどでお皿に盛り付け、アイスなどを盛り付けたら完成です。

その他

絹ごしと塩というシンプルな材料で作る事が出来る、塩豆腐を試してみてはいかがでしょうか?作り方も簡単で、まるでモッツァレラチーズの様な食感を愉しむ事が出来る食べ方です。チーズを食べるよりもカロリーカットになりますし、ダイエット中の方にもおすすめします。

塩豆腐

  • 絹ごし豆腐300g
  • 塩小さじ2/3
 
  1. まず、豆腐の片面に塩を振ります。その後、全体にのばしましょう。
  2. お皿にキッチンペーパーを置き、豆腐を裏返します。
  3. もう片面にも同様に塩を振っておきましょう。
  4. 豆腐をキッチンペーパーで包んだら、乾燥しないようにさらにラップをかけます。
  5. 冷蔵庫に入れて、1日ほど置きます。
  6. 豆腐から水分が出てきたら、水分を捨ててペーパーも取り替えて下さい。

豆腐の食べ方をマスターして食卓を華やかにしよう!

この記事では、豆腐の様々な食べ方を紹介しました。豆腐と一口に言ってもそれぞれ特徴があり、違った食べ方で愉しむ事が出来るのでどのような料理に向いているかを確認しておきましょう。食べ方をマスターして、食卓に華やかさをプラスしてみてはいかがでしょうか?

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