もっこすラーメンは神戸市民のソウルフード!特徴や人気の理由を解説
もっこすラーメンとは神戸市民にとってのソウルフードと言える存在です。もっこすは兵庫県内を中心に店舗展開を行うラーメンチェーンで、神戸市民なら誰もが知る人気店なのですが、意外にも県外での知名度はそれ程でも無いようで、ラーメンファンやB級グルメファンの間でも知らないという方が数多くいると言われています。今回はそのもっこすラーメンについてまとめてみました。もっこすラーメンの特徴や人気の理由、そして気になるメニュー等を徹底調査!神戸市民が愛してやまない魅惑のソウルフードに迫ります。
もっこすラーメンは神戸の人気フード
もっこすラーメンとは何か?と、大半の方は先ずここからスタートする必要が有るかと思います。このもっこすラーメンとは神戸市で人気のラーメン店で、神戸市民にとってはソウルフードとして子供から大人まで幅広く親しまれている一品です。兵庫県なのにもっこす⁉と思われた方も多いでしょうか、それは一旦頭の中から外しておいた方が懸命です。
今回はそんな神戸の人気フードであるもっこすラーメンにスポットを当ててみました。ご当地ラーメン的存在ながら意外と全国区での知名度は低く、にも関わらず紛れもなく美味しいというこのもっこすラーメン。そんなもっこすラーメンをじっくりと検証し、人気の秘訣を探りたいと思います。
兵庫県内に12店舗を構える
もっこすラーメンは兵庫県内に計12店舗を構えるラーメンチェーンです。兵庫県内と言ってもその殆どが神戸市内に在るようです。また神戸市民への認知度は200%を超えるとも言われるもっこすラーメンですが、神戸市以外の兵庫県民でも神戸市に近いエリアの方なら先ず知らない方はいないでしょう。
大きな赤い看板が目印
もっこすラーメンはどの店舗にも必ずこの赤い看板が掲げられています。とにかくインパクトが絶大ですので、万が一にも見落とす事は無さそうです。兵庫県を訪れる機会があれば、一度この赤い看板を掲げた店舗が近くにないかを見回してみて下さい。もし店舗が近くにあるとすれば必ずや見つけ出す事が出来るでしょう。
店舗情報
では続いてもっこすラーメンの店舗情報を紹介しておきましょう。兵庫県、特に神戸市を訪れた際はお近くのもっこすラーメンに足を運んでみては如何でしょうか?
総本山
もっこすの総本山である本店は、神戸市営地下鉄の大倉山駅から徒歩3分の所に御座います。このもっこす本店こそがもっこすラーメンの原点ですので、一度はこちらに訪れてもっこすラーメンを頂きたいところです。営業時間は何と24時間営業だそうですが、火曜日の午前3〜5時の間のみ清掃のため営業休止と成るそうです。
その他
総本店以外のもっこすは王子公園店、兵庫店、板宿店、花隈店、谷上店、工場店、舞子店、高速長田店、西宮店、石屋川店、西明石店の計11店舗と成ります。それぞれの店舗で営業時間、価格、メニュー、定休日が異なるという変わった特徴が有るので、事前に訪れたい店舗の情報を調べておきましょう。
評価口コミ
神戸のソウルフード「もっこす」の中華そば。いつも変わらぬ旨さ!沢庵食べ放題も嬉しい。ラーメンは焦がしにんにくなどでお好みにカスタマイズ。実は焼売も美味しい。今日も舞子店は賑わってました。 pic.twitter.com/02RF8qUUwz
— 神戸 まちガイド(神戸学マイスター) (@kobe_machiguide) August 30, 2017
兵庫県内及び神戸市在住の方は勿論、神戸に訪れた最に訪れてみたという方から多くのクチコミ情報が寄せられていました。地元の方は当然の高評価ですが、旅行などで神戸に訪れた方からもかなりの高評価を得ているのが印象的です。
ソウルフードと言われる程の人気商品でも、地元民以外には「ん?」というモノも有るものです。しかしこのもっこすラーメンは他府県民が「美味い!」と口コミを寄せる程なので、その美味しさについては間違いなさそうです。
もっこすラーメンの魅力に迫る
ではいよいよもっこすラーメンそのものの魅力に迫っていきたいと思います。神戸市民を魅了するもっこすラーメンとは、一体どの様なラーメンなのでしょうか?
スープはコクのある豚骨醤油
もっこすラーメンはコクのあるとんこつベースのスープに醤油ダレを合わせた、いわゆる豚骨醤油系のラーメンです。同じく関西圏の人気ラーメンである和歌山ラーメンをイメージして貰うと分かりやすいかも知れません。かなりコッテリした味わいで、思わずご飯が進んでしまう系のスープです。
このスープには、もっこすラーメンの特徴の一つでもあるチャーシューを煮込んだ際の煮汁がたっぷりと染み出ています。豚バラ肉特有の旨味がスープに行き渡り、何とも言えない甘みを醸し出しているのです。スープの味だけで言えば二郎系ラーメンが好きな方が好みそうな味とも言えます。
麺はコシのあるストレート細麺
そんな濃厚醤油豚骨スープと合わせる麺は、コシのあるストレートタイプの細麺です。この辺りも和歌山ラーメンのそれに非常に近いものがあります。この組み合わせの相性の良さは既に和歌山ラーメンでも実証済みで、細ストレートならではの喉越しと濃厚なスープが絡み合い、絶妙なインパクトを口の中に残します。
しっかりとした味わいのラーメンがお好きな方なら、間違いなく魅了されてしまうタイプのラーメンでしょう。もっこすラーメンはこの麺も実に素晴らしいのです。
チャーシューがたっぷり
そしてもう一つの特筆すべきポイントはそのチャーシューの量です。上記の画像を見て頂くと分るように、大判のチャーシューが丼を隠してしまう位にびっしりと載せられておりますが、こちら何とチャーシュー麺では無くデフォのスタンダードなラーメンなのです。
これでデフォですので、その上を行くチャーシュー麺が一体どんな具合かは容易に想像できると思います。とにもかくにもチャーシューをこれでもか!と言わんばかりに食べたいという方には、もっこすラーメンはパラダイスであると言えます。これほどのチャーシュー量を頂けるラーメンは全国広しと言えどもそうは在りません。
トッピングも楽しめる
もっこすラーメンにはテーブルやカウンターの上にニンニクチップやニラ唐辛子が並んでいます。これを自由にラーメンに入れる事で味変を愉しむ事が可能です。どちらもとても風味が増すため、入れすぎてしまうのは禁物ですが、バランスよく投入することで更なる深い味わいを感じる事が出来るのです。
更に嬉しいのはもっこすラーメンではたくあんが無料で、角切りの美味しいたくあんを幾らでも頂くことが出来ます。このたくあんが実はかなり人気で「もっこすに来たら必ずたくあんをお代わりする」というファンもいる程だそうです。
もっこすラーメンの人気メニュー
では続いてもっこすラーメンの人気メニューの紹介に移りたいと思いますが、先ずその前にもっこすラーメンのメニューについて事前に触れて置かなければ成らないポイントが御座います。もっこすラーメンは店舗によって若干メニューの種類が異なります。故にその店で無ければ食べられないモノも存在しているという事です。
次にもっこすラーメンでは店舗によって値段も若干異なる場合があります。こちらもそれぞれの店舗が独立した店舗であると考えて頂ければ分かりやすいでしょう。それらを踏まえた上で、ここではどの店舗にも必ず存在するであろう、もっこすラーメン2つの看板メニューについて紹介させて頂きます。
中華そば
こちらはもっこすラーメンのデフォである中華そばです。濃厚な豚骨醤油系スープに細ストレート麺を合わせ、たっぷりのチャーシューと青ネギで仕上げた一品です。濃厚なスープがストレートタイプの麺とともに口の中に運ばれると、得も言われぬ絶妙な味わいを残します。濃厚豚骨系醤油ラーメンがお好きな方には激推しと言っても良い一杯です。
チャーシュー麺
そしてこちらがもっこすラーメンもう一つの看板商品であるチャーシュー麺です。驚く程のチャーシューの量により、その下に麺が有るのかさえも伺い知る事が出来ません。並々と盛られたチャーシューの総量は、下手をすると麺量を遥かに超えるボリュームと成ります。
故にこのチャーシュー麺は是非とも白米と共に味わって頂きたい一品です。ひたひたのチャーシューでご飯を包み込み、それを肉巻きおにぎりかの様に口の中へ運べば…そこはもう天国です。
その他
その他のメニューは各もっこすラーメンの店舗ごとに異なります。中には焼売を扱う店舗やオムライスが人気の店舗も有るなど、実に個性的でオリジナリティに富んだメニューが用意されております。それらのオリジナルメニューの完全制覇を目指し、全店舗を渡り歩いてみるのも面白い試みです。
もっこすラーメンは神戸に行ったら立ち寄るべき!
今回は神戸市民のソウルフードであるもっこすラーメンを紹介させて頂きました。記事を読んでいるだけで思わずお腹が鳴ってしまったという方も少なくないでしょう。神戸を訪れる機会が有れば是非一度もっこすラーメンに足を運んでみて下さい。これほどのラーメンを食べられる機会は絶対に逃しては成りません!