スペイン料理といえば!タパスなどスペインバルで食べるべき定番メニューを紹介!

スペイン料理といえば、タパスやアヒージョ、フリッター、トルティージャ、パエリアなどの料理があります。お店や自宅で気軽に食べることができるようになりました。でも正直スペイン料理ってあまり知らない方が多いのではないでしょうか。スペイン料理のこと、食べてもらいたい定番メニューやレシピ、献立について紹介します。これであなたもスペインに行った気分になれるかもしれません。スペインに行きたくなってしまうかもしれません。スペイン料理を今日から作ってみましょう。

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目次

  1. 1スペイン料理といえば何を思い浮かべる?
  2. 2スペイン料理といえばまずはタパス!
  3. 3スペイン料理といえばおすすめの麺ものやご飯もの
  4. 4スペイン料理といえばおすすめのスープ
  5. 5スペイン料理といえばおすすめのデザート
  6. 6スペイン料理といえばおすすめの定番メニューがこんなにある!

スペイン料理といえば何を思い浮かべる?

最近スペイン料理が食べられるスペインバルをよく見かけるようになりました。自宅でもスペイン料理を作られている方も多くなったのではないでしょうか。手軽に作れるので人気な料理でもあります。スペイン料理といえば、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。意外とそれスペイン料理と知られていない料理もありますが、一番定番なのはパエリヤやアヒージョだと思います。美味しいスペイン料理について紹介していきます。

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スペイン料理といえばまずはタパス!

スペイン料理といえばタパスという料理があります。スペインバルでも食べられます。タパスとは、スペイン料理の様々なアペタイザーです。アペタイザーとは、日本で前菜にあたります。タパスは小皿料理でカナッペなどの製料理や小イカのフライなどの温製料理があります。スペインバルに行った時は色々なタパスを試すのも楽しいです。スペイン料理といえば、まずタパスと言われるように、自宅でも作れるタパスレシピも紹介します。

野菜を煮込んだタパスの代表「ピスト」

スペイン料理といえばタパスですが、その代表はピストという料理です。ピストは、スペイン風野菜の煮物のことです。有名なのは、スペイン版ラタトゥイユのピスト・カステリャーノ、ラ・マンチャ風のピスト・マンチェゴです。ピスト・カステリャーノは、野菜を細かく切ったもの、ピスト・マンチェゴは、カステリャーノより野菜は一回り大きめに切ったものになります。

具材は、ナス、ピーマン、ズッキーニなどの夏野菜、香草などをオリーブオイルで炒め、トマトで煮込んだ料理になります。冷めてもおいしい料理なので、おかずがちょっと足りないときも付け合わせにするとおすすめです。20分ほど煮込んで出来上がりという簡単で野菜をたっぷり食べられて便利です。ピストの作り方を紹介します。

材料は、玉ねぎ、赤や青ピーマン、ベーコン、なす、にんにく、トマト缶、パプリカ、塩、オリーブオイルです。作り方は、にんにくをみじん切りにします。玉ねぎ、ピーマン、なす、ベーコンは1cm角にします。鍋にオリーブオイルをひき、玉ねぎとにんにくを炒めます。ピーマンとベーコンを加え炒めます。なすと水を加えます。なすが煮えたらトマト缶を加えます。20分ほど煮込んだら塩を入れて味をととのえ出来上がりです。

スペインのブランド生ハム「ハモン」

スペイン料理といえばタパスの中でも生ハムははずせません。スペインバルや百貨店、スーパーなどで大きな骨付きのハムを見たことはないでしょうか。とても迫力のある生ハムでハモン・セラーノ、ハモン・イベリコがあります。ハモンというのは、ハムという意味で、セラーノは山のという意味で山脈で作られているハムということです。イベリコはイベリア半島のという意味で、豚のイベリア種の生ハムのことを言います。

ハモン・セラーノは、塩漬けにした白豚の豚肉を長期間気温の低い乾いた場所に吊して乾燥させて作ります。比較的安く購入することができます。ハモン・イベリコは、セラーノよりも生産数が少ない黒豚イベリア種を使われています。飼育は手間がかかり、出荷されるまでの熟成期間も長く、価格もハモン・セラーノと比べると4~5倍するということで希少価値の高い生ハムです。

ハモン・セラーノは、で繊細なピンク色でさっぱりとした低脂肪です。味わいで塩気がマイルドでオリーブオイルをかけると美味しいです。ハモン・イベリコは、コクがあり、甘みが非常に強いのでそのまま食べると生ハムの良さがわかりやすいです。

ハモン・イベリコにはランク付けがあるようで、最も評価が高いのはハモン・イベリコ・デ・バショータという生ハムです。オレイン酸たっぷりのどんぐりを食べて放牧されたイベリコ豚を使っています。濃く赤い赤身が特徴でアミノ酸の小さい結晶が見えます。しっかり熟成した証で、出来上がるのに時間がかかるため高価ということで、一度食べると忘れられなくなると言われています。生ハムはワインと一緒に食べるのがおすすめです。

日本でいう天ぷらのようなおつまみ「フリット」

スペイン料理といえば、タパスですが、フリットという料理があります。もともとはイタリア生まれの料理です。スペインではフリットのことをフリートスと言います。フリットは、小麦粉や卵などを合わせた衣をつけて揚げた物になります。日本でいうてんぷらになります。食材は、イカや海老、ピーマンやししとうなどの野菜で、外がサクサクで中はふわふわの仕上がりです。

フリットの作り方を紹介します。とても簡単なのですぐ出来上がります。材料は、いか、小麦粉、卵、塩、こしょう、揚げ油です。作り方は、いかはエンペラーを取って皮をむき、軟骨と内臓を取ります。胴の部分を輪切りにします。水分をキッチンペーパーで拭き取り、塩、こしょうで味つけをします。小麦粉に卵と水を入れて混ぜます。いかをくぐらせて揚げて出来上がりです。レモンをかけて食べると美味しいです。

ジャガイモと玉ねぎが入った「トルティージャ」

スペイン料理といえば、タパスですが、トルティージャという料理があります。トルティージャは、スペインのオムレツのような卵焼きです。基本は卵焼きの中にじゃがいもが入っています。極めてシンプルですが、玉ねぎやほうれん草やベーコンなどの具材を使うこともあるようです。作り方は、フライパンで焼くのですが、一般のオムレツのように縦型にはまとめず、フライパンの丸い形のまま焼き上げます。

トルティージャの作り方を紹介します。材料は、卵、じゃがいも、玉ねぎ、にんにく、オリーブオイル、塩です。じゃがいもは皮をむいて薄く切ります。玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。ボールに卵を入れほぐします。フライパンに、オリーブオイルを入れて玉ねぎとにんにくを炒めます。じゃがいもを入れて炒めます。じゃがいもはかるく潰しながら炒めます。塩を入れて味をつけます。

ボールに入っている卵の中にフライパンの具材を入れます。別のフライパンにオリーブオイルを入れて、卵液を流し込み、縁が少し固まったら3回ほどかき回して、縁が半熟状態に固まったら、大皿を上にのせ、ひっくり返します。フライパンを円を書くようにゆすってオムレツを丸くします。さらにひっくり返しながら焼いて出来上がりです。

ニンニクが効いたオイルが最高の一品「アヒージョ」

スペイン料理といえば、タパスですが、アヒージョという料理があります。日本で最近とても人気があります。スペインバルでは定番ではないでしょうか。アヒージョとはスペイン語で小さなニンニク。主に刻んだニンニクを意味しています。オリーブオイルとニンニクで煮込み、マドリード印南の代表的なタパスです。具材は、牡蠣、海老、鱈、エスカルゴ、マッシュルーム、チキン、野菜、砂肝、チーズなど色々あります。

熱が通った食材をそのまま食べますが、スペインでは、バケットやチュロスをオリーブオイルに浸して食べるのが一般的です。日本でもバケットやパンにつけて食べることが多いと思います。スペイン料理といえば、ピストのアヒージョですが、色々な具材を使ったアヒージョで楽しむことができるのでおすすめです。

アヒージョの作り方を紹介します。材料は、海老とマッシュルーム、にんにく、オリーブ、鷹の爪、ハーブソルトです。海老は殻をむいて背わたを取ります。マッシュルームは縦半分に切り、にんにくはスライスします。鷹の爪は種を取ります。スキレットや小鍋にオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて弱火にかけ、ゆっくりにんにくの香りを移し、海老とマッシュルームを入れ、火が通ったらハーブソルトを入れて出来上がりです。

家庭の優しい味が懐かしい「カジョス」

スペイン料理といえば、タパスですが、ガジョスという料理があります。ガジョスは牛の胃袋、ハチノスをトマトソースで煮た料理です。チョリソーや白いんげん豆など豆類を一緒に入れたりもします。イタリアのトリッパと良く似た料理です。スペイン各地方で味つけや入る材料が違うそうです。自宅で作るにはある程度時間が必要で、のんびり時間が取れるときが良いでしょう。

ただ、スペインバルやレストランなどでもメニューにあるので、モツ好きには食べてもらいたい一品です。スペイン料理といえば、タパスのガジョスははずせません。ガジョスの奥深さを味わって欲しいと思います。

スペイン料理といえばおすすめの麺ものやご飯もの

スペイン料理いえば、麺ものやご飯ものがあります。一番定番なのはパエリアではないでしょうか。魚介や肉をたっぷり入れて簡単に作ることが出来ます。パエリア鍋だけではなく、炊飯器で手軽に作ることができるのでスペイン料理が身近に感じるのではないでしょうか。スペイン料理のおすすめの麺ものとご飯ものを紹介します。ぜひスペインバルでも本場の味を楽しんでもらいたいと思います。

誰もが思い浮かべる定番料理「パエリア」

スペイン料理といえば、やはり定番のパエリアですが、スペイン東部バレンシア地方発祥のジャポニカ米と野菜、魚介類、肉などの食材と一緒にスープで炊き込む料理です。スペインを代表する世界的に人気のある料理です。魚介は、たらや海老ムール貝、イカを使われることが多いのですが、肉は、鶏肉を使うことが多いです。レモンをつけるとさっぱりするのでおすすめです。自宅でもスペインバルでも気軽に食べることができます。

スペインのバレンシア風パエリアは、うさぎ肉やかたつむり、ガロフォンと言われるモロッコインゲンに似た平豆、インゲン豆、パプリカなどの山の幸を用いて作るそうです。パエリアはサフランを使うので米がとても綺麗な黄色になります。スペイン料理といえば、パエリアがとても人気です。簡単に作れるのでぜひ作ってもらいたいと思います。

パエリアの作り方を紹介します。パエリアの材料は、あさり、海老(殻付き)、鶏もも肉、マッシュルーム、玉ねぎ、パプリカ、トマトピューレ、にんにく、サフラン、コンソメ、オリーブオイル、塩、こしょうです。あさりは塩抜きをします。海老は頭を取り、殻付きのまま背わたを取ります。玉ねぎとにんにくはみじん切り、マッシュルームはスライス、パプリカはへたを取って縦長に切ります。サフランはぬるま湯で15分以上浸します。

鍋またはフライパンにオリーブオイルを入れて、鶏もも肉と海老を炒めます。一度取り出して、オリーブオイルをひき、玉ねぎ、にんにく、マッシュルームを入れて炒めます。お米を入れて透き通ったら、サフラン入りのぬるま湯、コンソメ、水、トマトピューレを入れて混ぜ、あさり、鶏もも肉、海老をのせて蓋をして、沸騰したら15分ほど煮ます。パプリカを入れて15分ほど蒸らしたら出来上がりです。

もちもち麺に魚介エキスたっぷり「フィデウア」

スペイン料理といえば、フィデウアがあります。フィデウアとは、日本であまり知られていませんが、パスタで作るパエリアのことを言います。スペイン・バレンシア地方の伝統的な郷土料理で、一般家庭で良く作られているそうです。フィデウアはパスタという意味があります。お米を忘れた漁師が作ったとも言われています。

フィデウアはパスタという意味があります。お米を忘れた漁師が作ったとも言われています。具材は手長エビや鱈、イカなどの魚介類、野菜などです。魚介のエキスがたっぷりと入るので味に奥深さが出ます。パスタはフィデオと呼ばれる短いパスタを使います。パスタならではのもちもち食感が楽しめます。パエリア同様にレモンを添えるとさっぱり食べることができるのでおすすめです。

スペイン料理といえばおすすめのスープ

スペイン料理といえば、定番のスープで魚介をたっぷり使ったスープや夏にさっぱり冷製スープ、スープの中にパンが入っているものなどがあります。日本でもかなり有名になっているものもあり、一度は作ったことがあるかもしれません。スペイン料理のスープのおすすめを紹介します。

魚介類とトマトのシンプルスープ「サルスエラ」

スペイン料理といえば、スープにサウスエラという料理があります。サウスエラは、スペイン版ブイヤベースです。スペインのオペレッタ「サウスエラ」のように豪華で多くの魚介を使っていることでこのような名前がつきました。地中海沿岸の海の幸をたっぷり使ったカタルーニャのスープです。アンコウや鯛、手長エビ、ムール貝など豪華に使っています。サフランを使った黄色のスープになっています。

暑さにさっぱり冷製スープ「ガスパチョ」

スペイン料理といえば、日本でも人気のあるガスパチョですが、夏の暑い時にはさっぱりして美味しいです。ガスパチョはスペイン料理とポルトガル料理の冷製スープで、スペインのスープの中では極めて有名なスープです。スペインのアンダルシア地方が発祥です。初期のスープは、パン、にんにく、塩、酢、水だけでしたが、今では、トマトやキュウリ、リンゴなどが入るようになりました。トマトが入るものと入らないものがあります。

スープが染みたパンが絶品「ソパ・デ・アホ」

スペイン料理といえば、風邪の引き始めに飲まれるというソパ・デ・アホというスープがあります。にんにくが大量に使われているガーリックスープで、風邪の時に刺激の強いにんにくをたくさん使って温かいスープを飲むことが効果的と考えられているようです。風邪の時には免疫もあげるのでおすすめです。

スペイン料理といえばおすすめのデザート

スペイン料理といえば、デザートが豊富にあります。日本でも知られているお菓子が多くあります。食事の〆はデザートでと思っている方、デザートは絶対はずせないという方に紹介します。スペインバルやレストランでもメニューの中にあるのでぜひ食べてみて欲しいと思います。

日本でもおなじみの人気スイーツ「チュロス」

スペイン料理といえば、デザートのチュロスははずせません。チュロスは日本でもドーナツ屋さんで良く見かけます。日本ではチュロスと言っていますが、スペインではチュロと言われています。チュロは、スペイン、ポルトガル、モロッコ及びラテンアメリカ各国で広く食べられる揚げたお菓子です。チュロの起源は諸説あるようですが、スペインは、羊飼いが長期の野外生活で簡単にできるパンの代用として作られたそうです。

チュロという名前は、羊のナバホ・チュロという角がこの揚げパンに似ていたことから名付けられました。スペインのチュロスは、日本と味や形状、食べ方が違います。日本は、パンのような固めの生地で1本の棒状、長く太いです。常温、もしくはホットフードで出来たてという感じではありません。スペインのチュロは、形はさまざまですが、やや細めのカーブしたものや輪になっている小ぶりなものが多いです。

1本だけではなく、何本も入ったもので、揚げたてで、食感もパンのようではなくカリッと軽めのものになります。チュロスという言葉は、チュロが複数入っているので複数形でチュロ(ス)になります。チュロスは、日本では、砂糖やシナモンシューがーでコーティングされていますが、スペインのチュロスはあまり味はありません。自分で好みの味をつけることができるのでとても楽しいお菓子です。

チュロスの作り方は、小麦粉と水、少量の砂糖、塩を混ぜた生地を星型の絞り器から絞って油で揚げます。ハチミツ、砂糖、シナモンなどをまとわせて、形は真っ直ぐなものと湾曲したものがあります。チュロスの種類の中に、チュロ・レジェノという中の空洞に生クリームをたっぷり詰め込んだものもあります。スペインでは、ホットチョコレートと一緒に食べるのが冬の定番のようです。

スペインバルでは定番のデザート「クレマカタラナ」

スペイン料理といえば、クレマカタラナというデザートがあります。クレマカタラナは、別名をクレマ・デ・サント・ジョゼプまたはクレマ・クレマーダと呼ばれています。クレームブリュレによく似たカタルーニャ地方の洋菓子で、カスタードの上にパリパリのキャラメルがトッピングされています。

古くなったパンを再利用したカリカリスイーツ「ラストリハス」

スペイン料理といえば、ラス トリハスというデザートがあります。ラス トリハスとはスペイン風フレンチトーストです。牛乳とスパイスや蜂蜜の入ったワインで浸したパンに卵を塗り、油を入れたフライパンで揚げます。最後に砂糖、酒、シナモンで味を調えます。トリハスは、昔からある食べ物で、スペインの芸術家が出産直後の女性にとても良い食べ物と言葉を残しています。

また、復活祭に必ず食べられるデザートということです。キリスト教徒は、四旬節は肉が食べられないことから、なんとか美味しい物を食べようとトリハスのレシピが考えられたそうです。

スペイン料理といえばおすすめの定番メニューがこんなにある!

スペイン料理といえば色々な定番メニューがあります。スペインではそれぞれ家庭によって食材やスパイス、アレンジを変えているので料理の楽しさが味わえます。スペインバルやレストランによっても定番のものを作ったり、色々な創作が見られるので色々食べながら楽しむと良いと思います。今は家庭でも作れるように料理サイトにレシピや献立が出ています。料理に興味のある方はぜひ作ってもらいたいです。

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