コストコのティラミスの切り分け方と保存は？冷凍方法とアレンジも！

コストコのティラミスとはどんなスイーツなのでしょうか？実は、コストコのティラミスは、「ティラミス」の名称から、「ティラミス・ドルチェ」として、2017年8月にリニューアルされています。その際、味や値段などがわずかに変更されています。リニューアル後のティラミスに焦点を当てて、紹介していきましょう。
 

コストコのティラミスの一番の特徴といえば、その大きさです。平均的なティラミスの量は、大体136gほどです。一方、コストコのティラミスは、22cm×22cmで、深さが10cmあります。そして重量はなんと、1,500gです。単純計算で、普通のティラミスの約11個分に相当します。とにかく、「超特大サイズ」なのです。

平均的な136gのティラミスだと、398キロカロリーです。分かりやすい食べ物で例えると、ご飯茶碗1杯につき、269キロカロリーです。これだけで、十分カロリーが高いと分かります。この平均的なティラミスを元にすると、なんとコストコのティラミスは、約4,395キロカロリーほどになります。材料の分量に多少の違いはあれど、下手すると一般成人男性の、1日の摂取カロリーの約2倍になります。

コストコのティラミスの値段は、税込の値段で1,380円です。値段はリニューアルにより、以前より100円アップしています。大体、1人分当たりの値段が125円と考えて、コンビニで売られているティラミスと比べると、比較的お安い値段なのではないでしょうか？

賞味期限は製造日を含めた4日間です。賞味期限を気にして、一人で賞味期限内に食べきるのは、少々大変かもしれません。また、後述しますが、冷凍保存するだけで賞味期限を心配することなく、おいしくいただくことが可能です。

肝心の味はどうなのでしょうか？コストコのティラミスは、コンビニ、ケーキ屋さんにも負けない仕上がりです。実際の購入者によると、スポンジ：クリームの割合は6：4、食感はしっとり感があり、リニューアル後は、使用されているマスカルポーネクリームの分量が24％増量したことで、チーズ風味が強くなったようです。また、表面に振りかけてあるココアパウダーの量も、少なくなっています。

リニューアル後は、「甘さが控えめ」「大人の上品な味」「濃厚でクリーミー」と、本場のティラミスに近い味わいに近くなったようです。また、上品な甘さでサクサク食べられるようです。それでも、口の中の水分が持って行かれてしまうようなので、水分が必須のようです。濃厚な味わいにもかかわらず、クリーム部分のチーズは軽い食感なので、他のお店とは違う味わいを楽しめます。

このように、大きさ、カロリー、賞味期限などから考えてみても、コストコのティラミスを短期間で食すのは、なかなか至難の業です。パーティや家族に振舞わない限り、冷凍保存が必須です。それでは、コストコのティラミスの分け方から冷凍保存の仕方を紹介していきましょう。

コストコのティラミスを冷凍する場合、まず容器で丸ごと冷凍保存します。丸ごと容器のまま凍らせることで、きれいな形を保てますし、冷凍室から出したときに切りやすくなります。また、容器ごとサランラップなどのビニールで巻いておくと、冷凍室内のにおいが付きません。

冷凍保存させる時間は、お好みです。数日間冷凍室に入れておいても、丸々1日凍らせても、きれいに切り分けることができます。丸々1日冷凍室に入れても、カチカチに硬くはならないようです。もっと早く切り分けたい！という方は、3～4時間でも大丈夫です。短い方だと、1～2時間でも大丈夫のようです。半分だけ食べておいて、残りは冷凍保存という方法もあります。

冷凍室から出した後は、半分に切った後、小分けに切り分けます。切り分け方は、まず包丁でティラミス部分の真ん中を切り、ちょうど半分になるように切ります。ティラミスの切った部分に合わせて、容器の真ん中にキッチンバサミで切り込みを入れます。そのまま容器を真っ二つに切っていきます。このとき、容器が硬いので注意しながら切っていきましょう。事前に、下にクッキングペーパーを敷いておくと汚れません。

これで、ティラミスが容器ごと真っ二つになっている状態になります。次に、キッチンバサミで容器の四隅に底まで切り込みを入れます。容器の底まできれいに切り込みを入れたら、ティラミスの容器が展開図のようにバラけて、容器が外れます。これで、きれいに形を保ったまま切り分けることができます。続いて、小分けにしていきます。

片側につき6～7等分に切っていきます。合計で12～14等分くらいになります。包丁やナイフが入れにくいのであれば、刃先を熱湯で温めてからすると、切りやすくなります。また、厚めに切ると、いかにもケーキの雰囲気が出ます。薄めに切ると、お皿に横に倒して置くことができます。切り分け方を工夫するだけで、食べ方の演出ができます。
 

夏場だとチーズが溶けてしまうので、手早く作業をしましょう。もっと小分けしたいのなら、はじめに真っ二つに切るのではなく、4等分に切ると、さらに細かい分け方ができます。

小分けにしたティラミスは、一個ずつサランラップでくるんでいきます。トングを使ってティラミスを掴むと、表面のココアパウダーに手跡が付かずにすみます。

サランラップで包んだティラミスを、ジップロックなどの小袋にまとめて入れて、再度冷凍保存します。ジップロックは、小さいタイプだとあまり入らないので、大きめを用意するといいかもしれません。タッパーに並べて入れて保存しても大丈夫です。

このように、冷凍保存した場合、約一か月間保存できます。賞味期限内に慌てて食べる必要がなくなるので、自分のペースで食べることができます。

さて、大量に保存が可能なコストコのティラミスですが、様々なアレンジをすると、飽きずにさらに楽しめます。いくつか紹介していきましょう。

「冷凍したティラミスに電子レンジ？」と思われるでしょうが、あえて熱を加えるアレンジです。レンジに入れる際は、事前にサランラップを取っておきます。付けたままだと、マスカルポーネチーズのクリームが溶け出て、サランラップにくっついてしまいます。

500W～600Wで15秒温めると、はじめの硬さに戻ります。温めのスイーツを楽しみたいなら、500W～600Wで20秒温めるといいでしょう。さらに5秒間ほど長くレンジにかけると、チーズが丁度いい感じに溶け、柔らかい食感を楽しめます。

同じコストコのクロワッサンを買ってきて、パンの真ん中に切れ目を入れます。凍らせたティラミスを入れると、クロワッサンサンドになります。同じ要領でロールパンにサンドしてもおすすめです。イチゴなどのフルーツを挟むと、色合いも鮮やかで、みずみずしくなります。

色合いが鮮やかなマーブルチョコや、サクサクのビスケットを飾り付けると、見た目が華やかになります。お子さんの誕生日会などに出すと、喜ばれそうです。
 

インスタントコーヒーの粉をかけると、苦味が強くなり、さらにティラミスの風味が楽しめます。インスタントコーヒーを、少しのお湯で溶いておいて、ココアスポンジ部分に染みこませるのもおすすめです。苦味が苦手な方は、少しお砂糖を混ぜる方法もあります。

ティラミスとマフィンを合わせた、アイスケーキです。材料はティラミス（冷凍する前）、バニラアイス、コストコのミックス＆マッチマフィン（ブルーベリー、バナナクランベリー）を使います。はじめに、ボウルにラップを敷いて、バニライアイスをドーム状になるように敷き詰めます。次に、ティラミスを薄く敷いていきます。

そのティラミスの上に、薄切りにしたマフィンを置いていきます。この繰り返しで、層を作ります。ボウルを満たし、完了したら、後は冷凍室で冷やすだけです。後からティラミスを冷凍する方法ですが、いくつもの味を楽しめるアイスケーキが完成します。

ある程度、解凍したティラミスを使います。器にティラミスを入れて、いちごなどの果物や、チョコレートソース、バニラアイスなどを入れていくと、パフェが完成します。

濃い目のエスプレッソコーヒーと、ラムダークのリキュールを合わせます。バットにティラミスを移して置いて、スポンジ部分に浸み込ませて完成です。ある程度解凍させたティラミスを使うと、スポンジが浸み込みやすくなります。ただし、アルコールが含まれているので、注意しましょう。画像は、エスプレッソコーヒーとナッツのリキュールのカクテルですが、大人の味覚が楽しめるアレンジです。
 

アレンジの方法を紹介してきましたが、自然解凍でも十分おいしいです。解凍が途中だと、少しアイスの感じが出ます。10分～15分ほどおくと、さらに柔らかくなります。ココアスポンジのシャリシャリ感、少し溶け出したマスカルポーネチーズ、そして控えめな甘みが、高級アイスケーキのような雰囲気を醸し出します。しかも、冷凍することで元々の甘みがさらに控えめになっています。歯ごたえもあるので、食べ過ぎを抑えられます。

コストコのティラミスはとても大きいです。冷凍室は、事前にスペースを確保しておきましょう。夏場はクーラーボックス、保冷バッグ、中にドライアイスや保冷剤を仕込んでおいてから、コストコに挑んでゲットするのもおすすめです。
 

コストコのティラミスについてご紹介いたしました。冷凍保存するだけで、賞味期限にかかわらず保存期間が延びることや、食べ方の幅が広がると、お分かりいただけたのではないでしょうか？少しのアレンジで、値段以上に楽しめます。ぜひとも、コストコのティラミスをおいしく食べましょう！