人気のお菓子「ボノボン」のカロリーを調査!アルゼンチンのチョコの秘密

ボノボンというお菓子を知っていますか?一口サイズの丸いボール状で、キラキラとした紙に包まれたチョコレートです。コンビニのレジ横で値段も安く販売され、ついで買いをしてしまう人も多い人気のお菓子です。このボノボンは、実は国産のチョコレートではありません。アルゼンチン生まれのフレーバーそれぞれの特徴を知るとまた食べたくなります。ただカロリーを知ると、たくさんは食べられません。それでも人気のあるボノボンの魅力を調査しました。

人気のお菓子「ボノボン」のカロリーを調査!アルゼンチンのチョコの秘密のイメージ

目次

  1. 1ボノボンとは?
  2. 2ボノボンの基本フレーバーとカロリー
  3. 3ボノボンのその他販売中/過去に販売された商品
  4. 4ボノボンが購入できるお店
  5. 5ボノボンはカロリーが高いため注意して食べよう

ボノボンとは?

ボノボンは一口サイズのチョコレートです。手ごろな値段でありながら、高級な外国産チョコにも負けない味とフレーバーがあります。このボノボンとはどんなチョコなのかの基本情報をおさえていきます。

アルゼンチンの有名チョコレート

ボノボンはアルゼンチンで作られている、チョコレートです。イタリアから移り住んだ職人が「魔法の時間を共有するために」という理念でARCOR社を創業しました。1984年に商品化されたボノボンは、世界60カ国以上で販売さている、値段が手ごろな人気のチョコレートになっています。

発売された時には、ヨーロッパの高級品チョコ「ボンボン」をイメージしていました。それをもっと日常的に子どもでも味わってもらえるようにということで、ボンとボンの間に「O」をはさみました。ボンボンのようにも見えながら、ボノボノというネーミングを付け手ごろな値段で販売できるよう1個ずつ個包装をしています。

ARCOR社は、アルゼンチンではチョコレート業界のトップメーカーです。アルゼンチン・メキシコ・ブラジルに生産工場があります。アルゼンチンでは、チョコレートを愛する人が多くいくつものメーカーがありますが、世界中で販売されているチョコレートといえば、ボノボンと言えます。
 

魅力は一口サイズ

ボノボンは、直径3cmほどの球体をしています。大人なら一口でほおばれるサイズで、少しずつかじって味わうこともできます。ボノボンの魅力は食べきりやすいサイズ、値段の安さと味わいにあります。

子どものおこづかいでも買える値段で、1個で十分に甘い美味しさで口の中をいっぱいにすることができます。滑らかなチョコレートクリームをウェハースで包み、さらにチョコでコーティングするという手間のかかる作り方がされています。一口目はカカオの香りの中にウェハースがサクサクとし、その次にクリームのやわらかさがでてきます。

手間をかけて作ったチョコをキラキラした包装紙で包み、つい手にしたくなるような外装になっています。この包み紙も環境を考慮しているということで、独自の素材を使っています。それがフレーバーによって色を変えているので、何色か選びたくもなり、100円で何個か変えます。またいくつか組み合わわせるだけでもチョコギフトになります。

期間限定のお菓子なのは本当?

ボノボンはアルゼンチンで生産されているチョコレートなので、暑いシーズンは輸送中に溶けないようにするため輸入されていません。そのために日本で店頭に並ぶのは秋から冬にかけてになります

期間限定商品で、どこでもどのフレーバーも購入できるのではないということが話題性もあり、購入欲求を高めています。さらに販売開始されると、シーズン到来をつぶやくSNSなども多くなります。こうした希少性と話題性に値段の安さも加わり、みつけるとつい購入してしまうという人気にもつながっています。

ボノボンの値段は値上げされている?

ボノボンの値段は数年前は21円でした。それが消費税率のアップなどで25~27円になり、現在は参考上代が1個30円(税別)になっています。チョコレート原料の世界的な値上がりや、輸入にかかるコストも上がりも影響して、値段は徐々に上がっています

それでも駄菓子のように購入できる値段のチョコでありながら、高級チョコのような味わいが魅力です。1個で十分に満足できる美味しさというのは、ボノボンならではです。

ボノボンの基本フレーバーとカロリー

ボノボンは基本のフレーバーとして5種類が販売されています。チョコレート、クリーミークリーム、ミックス、ブラック、抹茶です。値段はどれも同じですが、味はそれぞれに個性があります。口コミと合わせて気になるカロリーをみていきます。
 

チョコレート

ボノボンの定番と言えるのがチョコレートフレーバーです。チョコクリームをウェハースで包み、さらにチョコでコーティングしています。チョコクリームは濃厚なミルクチョコレート味で、口に入れるとカカオの香りと濃厚な甘さが広がります。

どのフレーバーにも共通していますが、やわらかなクリームはがウェハースで包むことで、食感の変化があります。その中から濃厚な生チョコのようなクリームが現れ、贅沢な美味しさを感じられます。

カロリー

ボノボンのチョコレートは1個88kcalです。カロリーを気にすると2個3個と食べることはできませんが、小腹がすいたときには、1個で十分に満足できます。

基本のチョコレート味の原材料は、砂糖・植物油脂・ピーナッツ・ココアパウダー・小麦粉・脱脂粉乳・ココアバター・全粉乳・カカオマス・食塩・乳化剤(大豆由来)・香料・膨張剤です。甘い糖分がメイン材料ですが、ココアやカカオマスといった風味を加えています。

口コミ

ボノボンのチョコレートの口コミをみると、初めて食べるボノボンとして購入してみたという人もいます。いくつか食べて、チョコレートが一番好きという人もいます。初めて食べてみたけれど、ねっとりとしたチョコクリームが苦手と感じる人もいます。

ボノボンそのものが甘さがあるので、濃いめのブラックコーヒーと合わせて味わっているという声もあります。初めて食べるボノボンとしておすすめのフレーバーです。

クリーミークリーム

ボノボノのクリーミークリームは、フレーバーの中で一番甘いと感じるものです。カカオの分量を少な目にして苦みを抑えています。乳製品を使った白いクリーミークリームを中心にして、ウエハースとチョコでコーティングしています。オーソドックスなチョコレートと合わせてクリーミークリームを販売しているお店も多くあります。

カロリー

ボノボンのクリーミークリームは1個87kcalです。カロリーだけをみると、基本のチョコレートのフレーバーと大差はありません。原材料にはホエイパウダーが加わり、これで白いクリームを作り出しています。

ボノボンの本場アルゼンチンでは、クリーミークリームに近いものとしてピーナッツバターのようなより濃厚なフレーバーがあります。このクリーミークリームはそこまで濃厚ではなく日本向けにアレンジされたものともいえます。

口コミ

口コミを見ても、クリーミークリームがボノボンの中で一番甘いというものが目立ちます。とても甘いけれどウェハースのサクッとした食感もあることで、また食べたくなる味になっています。疲れた時に、ボノボンのクリーミークリーム1個食べれば脳の元気を回復するという声もあります。

ミックス

ボノボノのフレーバーの中で唯一、二層構造のクリームになっているのがミックスです。チョコクリームの上に、クッキー粒をいれたホワイトクリームの層があります。この二層をウェハースで包み、チョコでコーティングしています。

このミックスは他のものと違う特徴は、食感と混じり合う味になります。かじった時に、チョコのパリッとウェハースのサクッは同じですが、その後に二層になったクリーム部分はフワッとした食感があります。そこでクッキークリームとチョコが混じり、濃厚な甘さになります。

カロリー

ボノボンのミックスは1個88kcalで、チョコレートと同じカロリーです。カロリーは約90kcalありますが、他のボノボンのフレーバーに比べて、食感に軽さを感じるためつい2個目を食べてしまいたくなります。カロリーは高いお菓子なので気をつけた方がよいです。

口コミ

ボノボンのミックスを食べたことのある人は、サクッとした食感を気に入っているという声が目立ちます。クッキー入りのクリームのエアリーな食感が好まれているようです。このミックスはなめらかさなないけれど、2種類の味が混ざるのが楽しいという声もあります。

ブラック

ボノボンの中で甘さが一番抑えめなのがブラックです。カカオマスやココアの配合比率が高く、ビターな甘さを味わうことができます。ビターチョコクリームをウェハースで包み、コーティングもビターチョコでしています。香りが他のものに比べると、カカオの香りが強いところも大人向けの味といえます。

他のフレーバーが甘すぎるという人、濃厚な甘さの後にもう1つ食べたい時におすすめなフレーバーです。

カロリー

ボノボンのブラックは1個82kcalです。ボノボンの5つのフレーバーの中では、一番カロリーは低くなっています。日本産の人気のチロルチョコは1個12g前後で40~60kcal程です。ボノボンは1個約16gあるので、チロルチョコよりも1g当たりのカロリーはやはり高めです。

口コミ

ボノボンのブラックは、ほんのりとした苦みがあります。そのビターな感じやチョコレートらしい味が好きという口コミもみられます。他のボノボンのフレーバーは甘すぎるけれど、ブラックは美味しく味わえるという声もあります。甘すぎるのが苦手な人は、ボノボンのブラックから味わってみるのもおすすめです。

抹茶

ボノボンの中で日本で最初に販売されたものが抹茶です。抹茶を混ぜ込んだグリーンのチョコクリームを、ウェハースとチョコで包んでいます。原材料に抹茶を使い、ほんのりと苦みを感じるようなマイルドな抹茶クリーム味にしています。

包みを開けた時には他のフレーバーと同じようにカカオの香りですが、濃厚な甘さを抑えて口のなかでほんのり抹茶を感じるという特徴があります。

カロリー

ボノボンの抹茶は1個84kcalです。ブラックの次に低めのカロリーとなっています。抹茶の風味を感じるので、カロリーも控えめのように勘違いしてしまいますが、砂糖や油脂分などは他のフレーバーと同じです。

口コミ

ボノボンの抹茶は他のフレーバーに比べて新しい種類なので、販売歴がまだ浅いです。それでも味わった人からは、日本人に合うという声や意外とあっさりと食べられるといった声がきかれます。アルゼンチンではまだ販売されていないようですが、世界的な抹茶ブームで今後販売される国も広がるかもしれません。

ボノボンのその他販売中/過去に販売された商品

ボノボンは5つのフレーバーの一口サイズのチョコレートだけでなく、販売されている商品があります。日本オリジナルのチョコ商品もあり、過去に限定販売されたものもありました。

チョコレートドリンク

飲めるボノボンとして販売された商品がボノボンチョコレートドリンクです。コンビニのカフェラテやスムージーといったチルド飲料コーナーに並びました。190ml入りで値段は150円、カロリーは159kcalです。ボノボンはいくつも食べるとしつこく感じることもありますが、このドリンクは飲み切れるようにショコララテ風に仕上げています。

ココアのような見た目ですが、飲んでみるとボノボンらしさを感じられます。濃厚なチョコレートの風味に、液体ながらウェハースのサクッとするような味わいもあると話題となりました。ドリンクにウェハースを砕いて混ぜているのではなく、ピーナッツオイルを加えることで食感と風味に影響をだしています。

さらにチョコレートのフレーバーに加えて、クリーミークリーム味のドリンクも販売されました。どちらも冷たいまま飲むこともでき、カップに移して電子レンジで温めて飲むこともできるドリンクです。サークルKサンクス限定品で販売されました。

ビッグブロック

一口サイズでは物足りないということで販売されているのがビッグブロックボノボンです。小さなチョコバータイプになり、チョコクリームにピーナッツも加えています。発売当初は現在よりも小さめな正方形のようなサイズで販売されていましたが、数年前より長方形になっています。

値段は1個54円、カロリーは1個208kcalとボノボン2.5個分にもなります。割ると中にはピーナッツがぎっしりと入り、ウェハースは使われていません。そのためボノボンのサクッとした食感が好みの人には、物足りないかもしれません。味はボノボンのベーシックなフレーバーのコーティング部分に近いです。

かじりやすい適度なかたさで、丸いボノボンとは食感が異なるので全く別のチョコととらえている人もいます。口にまとわりつくような甘ったるい感じがないという評価もあります。反対にボノボンならではの甘さやカカオの風味をビッグブロックでたっぷりと味わえるという人もいます。いずれにしても、食べ応えのあるボノボンです。

チョコアイス

ボノボンシリーズではアイスも商品化されました。バータイプとボノボンと同様の一口サイズのアイスの2種類です。どちらもボノボンチョコアイスという商品名でピーナッツソース入りです。ブラックサンダーアイスを製造しているメーカーが手掛けているので、それに似ているという評価もあります。

バータイプのアイスは、チョコクリームのアイスにピーナッツソースが入り、チョココーティングされています。コーティングにはライスパフも混じり、このパフがウェハースのような食感を作り出しています。ボノボンの1口サイズのチョコよりは甘さが控えめのようですが、大きさがあるので食べ応え十分です。1本218kcalあり、値段は150円です。

一口サイズのボノボンチョコアイスも、バータイプと同じようにチョコアイスにピーナッツソースを、ライスパフ混じりのチョコでコーティングされています。個包装されて5個入り、値段は175円です。ピーナッツ味をあまり感じない内に口の中で溶けてしまいますが、1個54kcalでボノボンのチョコよりもカロリーは低くなっています。

ボノボンが購入できるお店

ボノボンはどこでも販売されているというものではありません。ボノボンが購入できるお店を紹介します。

駄菓子界の大手やおきんが取り扱っている

日本でボノボン人気が広まったのは、駄菓子問屋の「やおきん」が輸入元となっていることも影響しています。やおきんは、「うまい棒」「キャベツ太郎」といった大人も小さいころに食べたことのある駄菓子を取り扱っています。昭和35年に創業して以来、お菓子の企画販売をしながら、世界中のお菓子情報もキャッチし輸入菓子も取り扱っています。

やおきんはアルゼンチンで作られているボノボンに早くから目をつけ、2010年頃から日本で販売するようになりました。やおきんは卸問屋として、国内のコンビニやスーパー、駄菓子屋に納めるよるようになったことで、ボノボンが身近なお菓子になりました。

コンビニ

ボノボンファンが購入しているのがコンビニです。セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどで置いている店舗が多く、おすすめはファミリーマートです。やおきんと白くまアイスなどをてがけるセリア・ロイルと共同で開発したボノボンアイスの限定販売された先がファミリーマートです。そのつながりでチョコも置いてある確率が高いです。

コンビニでは秋から冬になるとレジ横に箱で置き、1粒から購入できるようにしているところも多いです。お弁当やコーヒーと合わせてつい1個と購入している大人も多くいます。好みのフレーバーが近くのコンビニにない時にもファミリーマートならある場合もあります。

スーパー

スーパーマーケットでもボノボンを置いているところもあります。子どものおこづかいで購入できるように、駄菓子コーナーでばら売りで販売されているところもあります。4個入りや10個入りといった袋菓子として販売しているところもあります。子ども向けに考えられたチョコですが、大人のファンにも購入しやすいように考えられています。

ドンキホーテやヴィレッジヴァンガードといったバラエティショップでも取り扱いのある店舗もあります。そこではメガサイズのボノボンを販売している場合があります。これは大きなプラスチック容器に、通常サイズのものを詰めています。見た目のインパクトが大きな、サプライズ商品としても話題になりました。

駄菓子屋

ショッピングセンター内にある駄菓子屋や商店街にある駄菓子店でも、ボノボンを購入することができます。やおきんが卸しているので、駄菓子の王道のうまい棒などを扱うお店であればボノボンも並んでいる確率が高いです。

大きな駄菓子店であれば、30個入りのボノボンを大人買いすることもできます。またネットショップを持っている駄菓子店であれば、袋入り箱入りのものをウェブ上で購入することもできます。

ボノボンは間食として食べるだけでなく、気軽なギフト用のチョコにもなります。いくつかのフレーバーを購入し、2~3個をラッピングしてバレンタインの義理チョコや友チョコとして配るのもおすすめです。

100円均一

100円ショップでも秋から冬にかけて、ボノボンを販売しているところもあります。お菓子コーナーにいくと4個100円でお得に購入できる店舗もあります。特にダイソーでは、全種類のフレーバーがないまでも、チョコレートとクリーミークリームの2種か4種類は置いてあることが多くなっています。

100円ショップの他には、ドラッグストアで袋入りのものが販売されていることもあります。駄菓子の品ぞろえがあり、やおきんで取り扱うものがあるところであれば、秋になればボノボンも並ぶことが多いです。

ボノボンはカロリーが高いため注意して食べよう

ボノボンはアルゼンチンで作られている、一口サイズのチョコレートです。フレーバーは5種あり、どれも1個30円と値段は安いですが、カロリーは約90kcalあります。濃厚な甘さとカカオの風味が美味しく、小腹も満たしてくれます。カロリーを摂り過ぎることのないように、頑張った日のご褒美にボノボンを1個食べるというのもおすすめです。

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