2019年05月03日公開
2024年09月13日更新
チョコレートの種類まとめ!成分や形の違いから種類を知っておこう
チョコレートには多くの種類が存在しているのを知っていますか?味、形それぞれにチョコレートには多くの種類が存在しています。今回は、そんな親しみのあるチョコレートの種類を一覧にして紹介していきましょう。毎日のようにチョコレートを摂取するという方も少なくないでしょう。チョコレートは、健康にも効果があるともいわれているのです。また、バレンタインには欠かすことのできないチョコレートはどのような種類や意味を持っているのでしょうか?チョコレートの種類の一覧と共に詳しく見ていきましょう。
目次
チョコレートの種類が知りたい!
チョコレートにはたくさんの種類があることを知っていますか?お菓子売り場を見てみても、チョコレートの種類が多いことが分かることでしょう。チョコレートには数々の種類に特徴がありますが、どれだけの種類を挙げることができるでしょうか?
スタンダードな基本的なチョコレートであっても複数の種類が存在しているのです。今回は、そんなチョコレートの種類を一覧にして紹介していきましょう。また、チョコレートが主役になるバレンタインのチョコレートについても詳しく紹介していきたいと思います。
チョコレートの成分による基本の種類
まずは、スタンダードなチョコレートの成分による基本的な種類でもある、ビター、ミルク、ホワイトのチョコレートから見ていきましょう。この基本的な3種類は、さまざまなチョコレート菓子にも使用されることの多い種類です。一番身近なチョコレートとして、誰からも愛されているチョコレートの種類といえます。
ビターチョコレート
ビターチョコレートは、チョコレートの種類の中では最も苦味の強いチョコレートになります。ビターチョコレートは、チョコレートの種類の中でも成分がシンプルで、カカオと砂糖のみで形成がされています。チョコレート独自の味わいを感じたい方は、チョコレートの種類の中でもビターチョコレートを好んで食べる方も多いことでしょう。
チョコレートには、基本的に砂糖は入っているものになるため、ビターで苦いイメージのあるビターチョコレートであっても砂糖は含まれているのです。ですが、カカオは元々砂糖を加えないことには食べるのも難しい苦さがあるため、少々の砂糖を含んでも苦味は強くなっています。
市販で販売のされているビターチョコレートよりも、海外などのビターチョコレートの方が苦味も強く感じる方が多いといいます。カカオ独自の味わいを楽しみたい、またお菓子などに使いたい場合にはビターチョコレートの使用がおすすめといえるでしょう。
ミルクチョコレート
日本を含む世界各国で一番親しまれているのが、このミルクチョコレートという種類でしょう。最もポピュラーになっており、食べやすさも感じることから子供から大人まで口にする方の多いチョコレートの種類です。
また、チョコレートと指すものはほとんどがこのミルクチョコレートを指すものとされているほどに、有名で代表的なチョコレートの種類であることが分かります。ミルクチョコレートは、ビターチョコレートとは違いカカオに対し砂糖と粉乳を加えて作られています。
この粉乳はいわゆるミルクとされており、ミルクを加えることによって、味わいがまろやかな甘みのある味わいに変化します。苦味は苦手という方には、このミルクチョコレートがおすすめできるでしょう。チョコレートの代表的な味わいのミルクチョコレートをぜひ堪能してみましょう。
ホワイトチョコレート
チョコレートの成分の種類の中でも、色味が違うという特徴を持っているのが、このホワイトチョコレートでしょう。ホワイトチョコレートは、ビターやミルクとは違いカカオをそのまま使用するのではなく、カカオバターを使用して作られています。そのため、チョコレートの種類では定番の色味ではなく白色のチョコレートになっています。
カカオバターは、苦味が一切ないためホワイトチョコレートは成分で見るチョコレートの種類の中では一番甘みを感じるチョコレートの種類であるといえるでしょう。ホワイトチョコレートは、カカオバターの他に、砂糖とミルクで味を整えています。
中には、ホワイトチョコレートはカカオを使用していないことからチョコレートの種類に入るのか?という疑問を抱える方も居ますが、カカオの味わいはしないもののチョコレートの種類のひとつとして代表的なチョコレートでしょう。
チョコレートの成分によるその他の種類
基本的な3種類の成分から見るチョコレートを紹介してきましたが、3種類以外にも成分で分けることのできるチョコレートの種類が存在しています。こちらでも3種類の成分別に見るチョコレートの種類を見ていきましょう。
クーベルチュールチョコレート
クーベルチュールチョコレートという種類のチョコレートの名前を聞いたことがあるでしょうか?クーベルチュールチョコレートは、カカオバターを多めに使用しているチョコレートの種類になっており、基本的にはコーティングをする際に使用をするチョコレートの種類になります。
製菓用のチョコレートになるため、コーティングをより一層キレイに見せるためにカカオやカカオバターなどの配合の割合が細かく決められています。そのため、通常のチョコレートに比べると高級感があるといわれているのも、クーベルチュールチョコレートの特徴でしょう。
クーベルチュールチョコレートのカカオとカカオバターの割合は、カカオが35%以上、カカオバターが31%以上と決められているといいます。チョコ菓子を作る際のコーティングには、こだわりの詰まったクーベルチュールチョコレートをぜひ使用してみてはいかがでしょうか?
フレーバーチョコレート
チョコレートの種類の中には、ここ近年で名前を聞くようになったチョコレートも多くあります。その一つの種類が、フレーバーチョコレートです。フレーバーチョコレートは、その名の通りフレーバーの入ったチョコレートになります。
フレーバーの種類は多種多様になっており、基本的にはクセのないホワイトチョコレートにストロベリーなどのフルーツ系のフレーバーを混ぜたものが多いといわれています。フレーバーチョコレートは、製菓用として加工をするためのチョコレートとしても知られています。
ホワイトチョコを加工して作られていることで、色味もキレイに出ているのが特徴的です。溶かしたりなどしておしゃれなチョコ菓子を作る際には、ぜひフレーバーチョコレートを使用してみてはいかがでしょうか?
ブロンドチョコレート
ブロンドチョコレートも、近年注目のされているチョコレートの種類のひとつです。第4のチョコレートとも呼ばれているブロンドチョコレートは、ビター、ミルク、ホワイトチョコに次いで定番になりつつあるといわれています。このブロンドチョコレートは、偶然的に出来上がったといわれています。
元々ホワイトチョコを製作していた際に、火をかける際に放置してしまったことが原因で出来上がったのがこのブロンドチョコレートです。名前の通り、キレイなブロンドカラーになっています。
商品化のされたブロンドチョコレートは、その他のチョコレートの種類とはまた一味違った味わいで、キャラメルビスケットのような味わいが特徴的です。今後注目のされていくであろう、ブロンドチョコレートに注目しましょう。
チョコレートの形による種類・板チョコ
ここまでは、チョコレートの成分による種類で見てきましたが、ここからはチョコレートの形で見る種類を見ていきましょう。まず紹介するのが、板チョコの種類です。板チョコひとつとっても種類があるのを知っていましたか?板チョコの種類をここでは3種類見ていきましょう。
カレ
チョコレートの板チョコの種類の一つでもあるカレは、キャレとも呼ばれている板チョコの種類のひとつになっており、キャレは四角という意味を持っています。四角い形をした一口サイズのチョコレートを見たことのある方も多いことでしょう。
数枚が一つの箱に入ってパッケージのされていることが多く、1枚1枚食べやすくなっているため、少し糖分を摂取したい時に気軽に手に取ることができるのが魅力の種類です。板チョコのため、トッピングなどをしていないものが多く、チョコレートの味わいをそのままに楽しむためのチョコレートになります。
また、カレは板チョコの種類のひとつでありながら薄さが自慢になっています。薄く作られているカレは、パリッとした食感を楽しむのもポイントです。見た目の形もシンプルでおしゃれなカレは、プレゼントにもおすすめです。
バー
板チョコの種類のひとつのバーは、その名の通り「棒」を意味します。スティック形状のチョコレートは食べやすさもあり、ここ近年ではトッピングのされたバーチョコレートも多く販売がされるようになり、おしゃれで可愛らしいビジュアルのバーチョコレートを多く見かけるようになりました。
また、多くのバーチョコレートはクッキーやビスケットなどにチョコレートをコーティングしているのが基盤になっているといわれています。現在では、スナック菓子メーカーも多くこのバーチョコを販売していることから、手軽に購入のできるチョコレートのひとつとして多くの人から親しまれているチョコレートの種類のひとつです。
タブレット
タブレットは、現在ではバーと同じような意味合いで使われているチョコレートの種類のひとつですが、元々は「板」という意味を持っています。そのため、よく目にする板チョコの形もこのタブレットに当てはまるのです。
板状のチョコレートの種類を全て指すタブレットは、幅が広いため多くのチョコレートの形がこのタブレットの種類に分類されるといえるでしょう。
また、ここ最近では板状のチョコレートにドライフルーツやナッツなどのトッピングのされているタブレットも多く販売がされていることから、シンプルな板チョコのみならず、カラフルで見た目も楽しむことのできるチョコレートが増えており、種類も豊富になっているのが特徴です。
チョコレートの種類の中には、もうひとつのタブレットと呼ばれるチョコレートの種類があります。製菓用のタブレットチョコレートは、薄く丸いチョコレートもタブレットと呼ばれる種類として知られています。製菓とそのまま食べるチョコとでは、用途が違いますが同じ呼び名であることから購入する際には注意が必要であるといえるでしょう。
チョコレートの形による種類・その他
最後に一覧にして紹介するのが形の種類で見る、板チョコ以外のチョコレートです。チョコレートを加工して出来上がったチョコレートを種類別に特徴を見ていきましょう。味にも特徴的なものが多いですが、やはり形として特徴的なチョコレートがいくつか存在しています。
ボンボンショコラ
チョコレート専門店などに行くと、よく見かけることのあるボンボンショコラは名前も可愛らしいことから、女性から人気の高いチョコレートの種類としても知られているチョコレートの一種です。
多くのチョコレートを扱うショコラティエが作っており、日々レベルの上がっているボンボンショコラは形もさまざまで、滑らかなガナッシュに対し周りをチョコレートでコーティングしているのが特徴的です。そのため、口当たりも良く小さなチョコレートに秘められた美味しさが口の中いっぱいに広がることでしょう。
また、お酒が中のガナッシュに使用されているボンボンショコラも多いことから、大人の味わいで楽しむことのできるチョコレートとしても人気の高さを伺うことができるでしょう。
トリュフ
ボンボンショコラに似ているとされるトリュフは、語源として世界三大珍味のトリュフから来ているとされています。ボンボンショコラと違うのが、その形にあり丸くコロンとした形がトリュフを象徴しています。しかし、丸いチョコレートであればその全てがトリュフに分類されてしまうことも懸念がされているといいます。
トリュフの製作方法は、ボンボンショコラとほぼ同じになっており、ガナッシュを丸めその周りをチョコレートでコーティングしています。
トリュフは、バレンタインなどのチョコレートが主役になるイベントや手作りをする際に手軽に作ることができるため、多くの方が一度は手作りで挑戦をしたことがあるのではないでしょうか?トリュフは、チョコレートの種類の中でも代表的なものになっていることから手を出しやすいのも魅力です。
ガナッシュ
ボンボンショコラとトリュフの紹介の中でも出てきた、ガナッシュというチョコレートの種類について見ていきましょう。ガナッシュは、これまで紹介をしているように、柔らかいチョコレートのことを指しています。チョコレートに生クリームなどを混ぜ合わせることによって、滑らかでかつ口当たりの良いチョコレートに仕上がります。
実は、作り方としては生チョコとほとんど変わらないので、ガナッシュと生チョコの違いはどこにあるのか?と疑問に思う方も少なくないでしょう。
ガナッシュは、材料として使用するものになります。反対に生チョコは、お菓子としての名前になるのです。そのためガナッシュは、ボンボンショコラやトリュフなどにチョコレートをコーティングして使用されているのです。
ジャンドゥーヤ
最後に紹介をするチョコレートの種類が、ジャンドゥーヤです。ジャンドゥーヤという名前を聞いたことが無いという方も多いことでしょう。ですが、実は食べ慣れている方も多いチョコレートの種類のひとつなのです。
食感は、生チョコに近い種類になりますが、そんな柔らかいチョコレートの中にナッツなどを入れて香ばしく食べることのできるチョコレートの種類として、好んで食べる方も多い種類のひとつなのです。ボンボンショコラの中に入れて使用されることもあるジャンドゥーヤは、覚えておいて損はないチョコレートの種類といえるでしょう。
健康に良いチョコレートの種類は?
チョコレートが健康にも関係しているという話を、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?チョコレートは、健康にも効果が期待できるとして、注目を集めている食材のひとつでもあるのです。チョコレートは、太るのでは?と思う方も居ることでしょう。ここからは健康にも効果的なチョコレートの種類の選び方を見ていきましょう。
カロリーが少ないチョコレートの種類
チョコレートを食べる上で、気になるのがカロリーでしょう。カロリーの過剰摂取は健康にも影響を及ぼしますが、カロリーの低いチョコレートであれば健康被害も気にすることなく食べ進めることができます。では、チョコレートの成分の中でも一番カロリーの高いイメージがあるチョコレートは、どのチョコレートの種類でしょうか?
実は、このカロリーの高い印象を持たれているチョコレートと実際にカロリーの高いチョコレートは違うといわれています。カロリーが一番高いチョコレートはビターになっています。そして、最も低いカロリーで健康的にも食べたいのがミルクチョコレートなのです。
カカオマスが多いチョコレートがおすすめ
健康効果の期待できるチョコレートとして、カロリーが低いチョコレートもおすすめですが、カロリーの高いビターチョコレートが含有している量の多いカカオマスは人体に与える健康効果が期待できるチョコレートなのです。
カカオマスにはポリフェノールが多く含まれており、ポリフェノールの健康効果として、抗酸化作用や整腸効果といった健康効果が期待できるのです。
また、一時期話題にもなったGABAはストレスを軽減する効果が期待できることから、ストレス社会で生きる人間にとっても欠かすことのできないチョコレートとして手にする方が増えたともいわれています。
摂取量と摂取時間
チョコレートを健康的に摂取するためには、適切な摂取量と摂取時間を知ることが健康へ繋がる秘訣です。まず、チョコレートの健康に関係してくるといわれている適正な摂取量から見ていきましょう。
チョコレートの1日の摂取量は目安としては25g程度といわれています。板チョコを食べる場合には、半分程度を目安に食べるのがおすすめといえるでしょう。
チョコレートを摂取する時間は、午前中がおすすめです。糖分も含んでいるチョコレートは、夕方以降に食べることで体重増加に繋がる可能性もあります。健康被害にもなりかねないでしょう。そのため、チョコレートは午前中もしくは午後でも早い時間の摂取を目安に食べるように心がけましょう。
バレンタインチョコレートの種類は?
チョコレートが主役になるイベントといえば、一番に思い浮かぶのがバレンタインではないでしょうか?バレンタインのチョコレートにはどのような種類があるのか思い浮かべてみましょう。そんなバレンタインのチョコレートにも選ぶ種類によって意味があるといわれています。
ここからは、バレンタインにおすすめできるチョコレートの種類や、近年流行っているバレンタインでの逆チョコについて詳しく解明していきましょう。ぜひバレンタインの参考にしてみてください。
バレンタインチョコの種類と意味
バレンタインに渡すチョコレートには、さまざまな意味を持つものがあることでしょう。本命チョコはもちろんのこと、義理チョコや友チョコといったように意味を含めたチョコレートが溢れる日がバレンタインです。お菓子を販売しているお店や、スーパーなどでもバレンタインが近くなるとチョコレートを販売している風景を見かけることも多いです。
バレンタインのチョコは、基本的には自分が貰って嬉しいチョコレートの種類を渡すのが良いとされています。また、バレンタインにチョコを渡す意味は詳しくは決まっていないようです。そのため、バレンタインには、本命や義理などさまざまなシーンでチョコレートを渡すのが良いでしょう。
逆チョコとは?
バレンタインと聞くと、女性から意中の男性にチョコレートを贈るイベントとして知られていますが、その状況にあやかって作られたのが、逆チョコです。その名の通り、男性から女性にチョコを贈るとするのが、逆チョコになっています。
最近では、男性から意中の女性に逆チョコを贈る方も少なくないといいます。女性から男性へチョコレートを贈るバレンタインの日に、男性から贈る逆チョコで意中の女性に告白してみてもいいでしょう。
チョコレートの種類を知って違いを味わおう!
チョコレートには、成分や形によってさまざまな種類があるのが分かったことでしょう。チョコレートは、種類を見ていくと奥が深いことが分かることでしょう。チョコレートの種類は、今回一覧で紹介をした以外にも細かく種類が存在しています。
細かく見ていくと、チョコレートの世界が面白いことに気付くことでしょう。ぜひ、今回紹介をしたチョコレートの種類以外にもさまざまな種類を発見してみてはいかがでしょうか?