スパゲッティとパスタの違いとは?意外と知らない種類や特徴を解説!

スパゲッティとパスタの違いを知っていますか?ここでは、スパゲッティーとは?パスタとは?スパゲッティーやパスタは何から作られているの?小麦粉?など基本的な疑問を、日本でポピュラーなスパゲッティと比較しながら、麺の太さや特徴、パスタの種類などその違いを分かりやすく解説していきます。本場イタリアで食べられているパスタの食べ方、パスタに合うおすすめのソースも紹介していきます。

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目次

  1. 1スパゲッティとパスタの違い
  2. 2ロングパスタの種類と特徴
  3. 3ショートパスタの種類と特徴
  4. 4その他のパスタの種類と特徴
  5. 5スパゲッティとパスタの違いを理解しよう!

スパゲッティとパスタの違い

イタリア発祥の小麦粉でできた麺類の総称が「パスタ」

「ランチはパスタにする?」日本でもこのような会話を日常的によく耳にします。イタリア料理といえばパスタやピザが日本でも人気です。日本でパスタというと小麦粉を細長い麺状にしたものを指すことが多いのではないでしょうか?しかし、パスタとは小麦粉でできたイタリア発祥の麺類の総称です。

スパゲッティもパスタの一種

日本でもポピュラーなスパゲッティやマカロニ、ペンネなどすべてパスタの一種です。本場イタリアでは細長い麺状のパスタ、日本でよく使われているパスタはスパゲッティと呼びます。太さは直径が2mm前後のものがスパゲッティです。イタリア語でスパゲッティは「紐」という意味です。

パスタは、太さや形状によっても呼び名に違いがあります。日本では、スパゲッティのような麺状のパスタをロングパスタマカロニやペンネをショートパスタと呼んでいます。本場イタリアには650種類ほどのパスタがあるといわれています。ここでは、主に日本で市販されているパスタの種類や特徴、麺の形状や太さなど、スパゲッティと比べながら、分かりやすくさまざまな違いをみていきます。

スパゲッティの特徴と日本について

日本でスパゲッティがパスタと言われるようになったのはつい最近のことです。ひと昔前までは、細い麺状のパスタをスパゲッティと呼んでいました。その背景には、イタリアレストランが増えてきたのも理由のひとつです。スパゲッティーのような麺以外にも、ペンネやラザニアなどさまざまな種類が本場イタリアにはあることが広く認識されるようになり、最近ではスパゲッティーを含めてパスタと呼ぶようになりました。 

ロングパスタの種類と特徴

太さで名前が変わる

パスタは、小麦粉でできたイタリア発祥の麺類の総称です。本場イタリアでは650種類ものパスタがあるといわれています。日本でもさまざまな種類のパスタを購入することができますが、主にスパゲッティのような麺状のロングパスタとマカロニやペンネのようなショートパスタに区別されています。

ロングパスタでも直径2mm前後のスパゲッティより太さが太いもの、細いものと太さによっても名称が違います。ここでは、ロングパスタやショートパスタの種類やその特徴に合った調理法などを紹介していきます。

スパゲットーニ

ロングパスタの種類をスパゲッティと比較しながらその違いをみていきましょう。ロングパスタの種類でスパゲッティよりも太さがあるのがスパゲットーニです。太さは直径2cm以上とスパゲッティよりも食べ応えのある麺です。濃厚なクリームソースやチーズ、ミートソースなどにおすすめのパスタです。スパゲットーニと次に紹介するスパゲッティーニは、スパゲッティーと呼ばれることが多いパスタです。

スパゲッティーニ

スパゲッティより若干細めが特徴のパスタがスパゲッティーニです。太さは1.2~1.5mm程度の麺です。スパゲットーニという名前はついていますが、スパゲッティーと呼ばれることの方が多いパスタです。あっさりとした和風ソースやオイルを使ったもの、またスープパスタなどにおすすめのパスタです。

フェデリーニ

カッペリーニとスパゲッティーの中間くらいの太さのパスタがフェデリーニです。表面に細かいざらつきがあるのでソースがよく絡むのが特徴です。フレッシュな野菜を使ったものやあっさりとしたソースを和えた冷製パスタ、ジェノベーゼソースなどと合わせるのもおすすめのパスタです。

カペリーニ

ロングパスタの中で最も細い麺がカペリーニです。カペリーニ(capelli)は髪の毛という意味です。その意味を聞けば、カペリーニがどれほどの細さかイメージできます。カペリーニは、見た目は日本のそうめんに似ていて、食感もスパゲッティーよりもそうめんに近い食感です。茹で時間も2分程度です。冷製パスタやフレッシュ野菜と一緒にサラダ感覚で食べたりスープに入れて食べることができるパスタです。

ヴェルミチェッリ

ロングパスタのヴェルミチェッリは、太さが直径1.0~1.2mmくらいのとカッペリーニと似た棒状のパスタです。ミミズやヒルのような長い虫という意味のヴェルメが名前の由来です。ヴェルミチェッリは本場イタリアでは、スープパスタや軽めのオイルソースで食べるのがポピュラーです。ヴェルミチェッリ(Vermicelli)は、ヴァーミセリやバーミセリと呼ばれることもあります。

カペッリ・ダンジェロ

カペッリ・ダンジェロは、ロングパスタの中で最も細いパスタ、カッペリーニの別名として使われています。カッペリ-ニの意味は髪の毛、カペッリ・ダンジェロは天使の髪の毛という意味です。特に大きな違いはありませんが、パスタメーカーよっては、カッペリーニよりも更に細いパスタをカペッリダンジェロと区別して販売しているケースもあります。

ショートパスタの種類と特徴

マッケローニ

ショートパスタにもさまざまな種類があります。まずは、マッケローニです。マッケローニは、直径3~5mmの円筒の棒状のパスタです。日本ではマカロニとしてサラダやグラタンの他にもトマトソースやクリームソース、チーズソースなど、さまざまな料理に使われている万能ショートパスタです。マッケローニにも種類があります。マッケローニに細かなすじが入っているパスタはマカロニリガーテと呼ばれています。

リガトーニ

ショートパスタの種類のリガトーニは、直径8~15mmの筒状の外側が波状、細かなすじが入っている少し太さのあるショートパスタです。細かなすじにソースがよく絡みます。太さのあるパスタなので、伸びにくいのも特徴です。牛の内臓系のソースと合わせるのがイタリア流。濃厚な重ためのソースにもよく合います。

マニケ

ショートパスタの種類のマニケは、20~30mmと非常に太さがあるパスタです。マニケは、イタリア語で「袖」を意味します。洋服の袖口のような形をしているところからその名前がつきました。その太さから、中に肉や野菜などを詰めたメニューとして調理されることもあるとても珍しいパスタです。肉のラグーソースとの相性が良いパスタです。

その他のパスタの種類と特徴

ラザーニェ

ラザーニエは、長方形のパスタです。日本ではラザニアと呼ばれてイタリア料理で人気のメニューのひとつです。ラザーニエの間にミートソースなどを挟んで幾層にも重ねチーズを乗せてオーブンで焼き上げたラザニアは料理名ではなくパスタの名前からつけられています。このラザーニエはイタリアナポリの名物料理です。ミートソースのほかにも、クリーム系の濃厚なソースとも相性抜群です。

ラビオリ

ラビオリは、詰め物を入れて作るのが特徴のパスタです。小麦粉で作った生地を2枚使って中に、ひき肉やチーズ、野菜などを入れて作ります。直径はだいたい30mmくらいの円形や三角、四角などさまざまな形で作ります。ラビオリは、餃子にヒントを得て作られたパスタだといわれています。食べ方も餃子と似ていて、茹でたり、焼いて食べられます。

味は、ラビオリの中に詰めたものによって決まります。肉系ならトマトソース、野菜系ならあっさりとしたスープやクリーム系やチーズ系の濃厚な味付けも合います。

ニョッキ

ニョッキは、小麦粉に潰したじゃがいもやほうれん草、かぼちゃなどを混ぜて団子状にしたパスタです。ニョッキは、ショートパスタの原型ともいわれているパスタです。団子状にしたものは、ソースが絡みやすいようにフォークなどで模様をつけるのが特徴です。ニョッキはイタリア語で「こぶ」という意味です。モチモチとした食感が味わえる、日本のすいとんに似たパスタです。濃厚なソースやチーズと絡めるのがおすすめです。

スパゲッティとパスタの違いを理解しよう!

「スパゲッティとパスタの違いとは?意外と知らない種類や特徴を解説!」いかがでしたか?パスタは小麦粉を練って作られた麺類の総称、本場イタリアには、650種類ものパスタの種類がありました。ここでは、特に日本でポピュラーなスパゲッティーと比較しながら、麺の太さや特徴、スパゲッティーとの違いについて解説してきました。

意外と知らない人も多いパスタの色々、知っていると友人やデートの時に役立つのではないでしょうか?まだ食べた事がないパスタなど、おすすめのソースで是非、食べてみてください。

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