さつま揚げのカロリーは?糖質/栄養素やおすすめレシピ3選!
さつま揚げはカロリーが高いと思っていませんか?さつま揚げは種類が豊富で多くのレシピがありますが、カロリーを気にして避けている人もいるかもしれません。ですが、さつま揚げは栄養素が豊富な魚を練り上げたヘルシー食品です。そこで、みんなが気になる、さつま揚げのカロリー、糖質、タンパク質、栄養素を調査してみます。そして、さつま揚げのおすすめレシピを紹介していきます。さつま揚げのメリットをしって、食卓のメニューに加えてみてはいかがですか?
目次
さつま揚げは意外に低カロリーな食品?
さつま揚げは高カロリー食品と思っている人もいますが、原料を魚を使用しているため意外に低カロリー、ヘルシー食品としてもしられています。しかい食べ過ぎには注意が必要ですが、低カロリーで栄養豊富な食品となります。
高カロリーと思われがちなさつま揚げに含まれているカロリー、栄養素を調べて紹介していきます。他にもさつま揚げの原材料などを詳しく調査していきます。そしてさつま揚げのことを理解し、低カロリーのさつま揚げを食卓のメニューに入れてみてはいかがですか?
さつま揚げとはどんな食材?
さつま揚げは注目のヘルシーフードとして注目を集めていますが、さつま揚げのことをあまり詳しくしらない人もいるかもしれません。そこでさつま揚げの歴史や原材料などを調べていきます。
さつま揚げの歴史
さつま揚げは鹿児島の名産品としてしられています。さつま揚げの歴史は古く、約1850年頃に琉球諸島との交流により伝わってきたそうです。琉球諸島には、その当時にチキアーギといわれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。鹿児島では「つけあげと」呼ばれています。
チキアーギは中国料理の「揚げる」技法からかまぼこ作りが深まって改良されました。その当時の薩摩藩主が、古来の蒲鉾やはんぺん技術を取り入れたのがさつま揚げで、揚げかまぼこの種類となります。
さつま揚げの原材料は魚のすり身
出典: http://umai.fish
さつま揚げの原材料は近海の魚を原材料をすり身にして加工されています。その地域で原材料の魚の種類に違いがあります。一般的としては、スケソウダラ、エソ、グチ、イワシ、サバ、トビウオなどです。
他にも旬の魚を原材料にしてすり身にしたり2~3種類の魚のすり身を合わせて、さつま揚げを加工している場合もあります。地域や季節で、原材料の魚の種類が違います。
野菜や薬味入りなど種類がたくさん
さつま揚げには大きさや形がさまざまで、野菜や薬味入りなどがあります。さつま揚げ本来の味を楽しむこともでき、色んな野菜の具材が入ったさつま揚げ、薬味で味に変化を取り入れたさつま揚げを楽しめたりできます。
さつま揚げにはたくさんの種類があるので、みんなで食べることができます。野菜や魚が苦手な人でも、すり身にしているので食べることができるかもしれません。
さつま揚げは注目のヘルシーフード
さつま揚げはヘルシーフードとして再注目を集めていますが、体内に必要なタンパク質、カルシムなどの栄養素が多く含まれています。さつま揚げはタマゴと同等のタンパク質の量、体内に不足しがちなカルシムもたっぷり入ったヘルシーフードです。
さつま揚げが再注目される食品となっているのは、食生活が変化してきて生活習慣病が多くなっています。なので、魚の栄養を取り入れたヘルシーフードとして、さつま揚げが見直されるようになりました。
さつま揚げのカロリーと糖質量
揚げているが意外とカロリー低め
さつま揚げは名前の由来の通り油で揚げている食品になります。油と聞くと高カロリーをイメージしますが、意外にも高カロリーではありません。そして、揚げ油を植物油に変えることでもカロリーを抑えられます。
例として、さつま揚げと輸入牛でカロリーを比較してみます。さつま揚げは100gで139kcal、輸入牛の腹側の肋骨の外側で、カルビ焼きや牛丼に使用されている部位は100gで371kcalとなっています。参考として一般的に売られているさつま揚げは60g前後です。
揚げ物としての分類に入りますが、意外にも低カロリーと考えられます。カロリーを気にしている人でも食べやすい食品です。
糖質量はそれなり
さつま揚げの糖質量は100gで13.9gです。それに対して米は100gで37.1g、大豆は100gで28.5gとなっています。こうしてみると、さつま揚げは低カロリーの食品ですが糖質量はそれなりにあるのでバランスよく食べるようにしましょう。
さつま揚げは栄養に優れた食品
さつま揚げは低カロリー、それなりの糖質量を含んでいることがわかりましたが、他の栄養素も多く含んでいる食品です。ここではそれ以外の栄養素を調べていきます。
良質な「タンパク質」
さつま揚げに含まれているタンパク質は体内に必要な必須アミノ酸の9種類を多く含んでいます。必須アミノ酸は人間の筋肉や臓器に重要な役割りを果たしています。体内をバランスよく維持するホルモンの材料、エネルギー源にもなっています。
魚に含まれているタンパク質は上質なタンパク質であり、必須アミノ酸を多く含んでいます。必須アミノ酸は食物から摂取するので、さつま揚げに含まれている上質なタンパク質は理想な食品です。肉と比較すると脂質も少ないので、さつま揚げはヘルシーフードとしておすすめです。
骨を強くする「カルシウム」
さつま揚げに多く含まれいる栄養素のカルシムは、人間の骨を左右する栄養素です。体内のカルシムの99%は骨にあり、残りの1%は血液中や体内の細胞にあります。骨の中のカルシムが不足すると、残りの1%のカルシムで補おうとします。そのカルシムが不足すると、骨に異常がでやすくなります。
体内の働きに重要な栄養素のタンパク質を、さつま揚げでバランスよく摂取することができます。魚が苦手な人や生活習慣病などが気になる人も、無理なく食べることができるのではないでしょうか?
貧血を予防する「鉄分」
体内に含まれている鉄分は約3~4gといわれていて、鉄分が不足すると貧血、動悸、疲労が早くなったりします。さつま揚げは鉄分も含んでいる食品なので、効率よく摂取することができます。
鉄分には2つの種類があり、魚、肉などの動物性食品から摂取できるヘム鉄と野菜、大豆などの植物性食品から摂取できる非ヘム鉄があります。体内に吸収されやすいのはヘム鉄といわれているため、さつま揚げは貧血などの予防に期待できる食品です。
三大栄養素の一つ「炭水化物」
三大栄養素の1つの炭水化物もバランスよく摂取することが大事です。さつま揚げは、それなりの糖質を含んでいるとわかったので食べ過ぎに注意が必要です。なので、野菜や他の食材との食べ合わせを工夫すると良いかもしれません。
消化に良いのでおなかにやさしい
さつま揚げは消化が良くないと思われがちですが、実際には消化吸収が良い食品です。さつま揚げは魚をペースト状にするため、魚の筋肉繊維もすりつぶすので老若男女問わずに食べやすい食品です。
さつま揚げに弾力があるのは魚のタンパク質であり、人工的に作ったものでないのでお腹にやさしく消化吸収が良い低カロリー食品です。
さつま揚げのおすすめレシピ3選
さつま揚げは低カロリーのヘルシーフードで、食べやすい食品です。そしてさつま揚げは、色んな食材と相性の良い食品でレシピも豊富にあります。ここでは、さつま揚げのおすすめレシピ3選を紹介していきます。
小松菜とさつま揚げのレンジ煮
- 小松菜50g
- さつま揚げ1枚
- 麺つゆ(3倍濃縮)小さじ1杯
- 小松菜は根元を切り落とし長さ3~4cmにカットします。
- さつま揚げは薄切りにカットします。
- 全ての材料を耐熱容器に入れてラップをして、電子レンジ(600W)で2分間加熱し2~3分蒸らして完成です。
電子レンジを使用することで、時短調理もでき素早く作ることができます。材料も少なめで作ることができるので簡単なレシピです。
めかぶとさつま揚げのみぞれあえ
- 味付けめかぶ40gを2パック
- さつま揚げ2枚(60g)
- 大根120g
- ネギ少量
- ショウガ20g
- さつま揚げを細切りにします。
- 大根はすりおろして軽くしぼっておき、ショウガはすりおろしネギは小口切りにする。
- 大根おろし、ショウガ、めかぶをよく混ぜ合わせて、さつま揚げを加えて軽く混ぜ合わせる。
- お皿に入れネギを散らしたら完成です。
さっぱりとした味になり、おつまみとして美味しく食べることができます。めかぶの代用としてワカメでも美味しく食べれれるレシピです。
さつま揚げ&こんにゃくの甘辛炒め
- さつま揚げ6枚
- 板こんにゃく1枚(220g)
- しょう油大さじ1杯
- お酒大さじ1杯
- 砂糖小さじ2杯
- 輪切りしたトウガラシお好みで
- ごま油小さじ2杯
- いり白ごま大さじ1杯
- さつま揚げは3~4mm幅にカットします。
- 板こんにゃくは縦半分にカットしてから、更に厚さを半分にカットして短冊切りにします。
- しょう油、お酒、砂糖、輪切り唐辛子を混ぜ合わせておきます。
- ごま油、いり白ごまを混ぜ合わせておきます。
- フライパンを中火で熱して、板こんにゃくを炒めます(オイルなし)。水分が飛んでキュッキュッという音がしたら、さつま揚げを入れてサッと炒めます。
- 混ぜ合わせたしょう油、お酒、砂糖、輪切り唐辛子を入れて、汁気がなくなるまで炒めたら火を止めます。
- 混ぜ合わせたごま油、いり白ごまを振りかけたら完成です。
ピリッとしたアクセントもあり、副菜としてやおつまみとして食べることができます。輪切り唐辛子を入れない場合は、砂糖を少し減らして作ると子供でも食べれるレシピです。
さつま揚げは低カロリーなヘルシーフード!
さつま揚げは低カロリーで、魚の栄養素を多く含むヘルシーフードです。糖質量が少し高めなので、注意して調理すればお腹にもやさしく消化も良い低カロリー食品です。さつま揚げのレシピを紹介しましたが、簡単に調理でき作る時間もかかりません。
さつま揚げは野菜や薬味入りなどの種類も豊富にあるので、そのまま食べても美味しい低カロリー食品です。老若男女問わず、魚や野菜が苦手な方でも食べやすい低カロリー食品です。なので、食卓のメニューとして取り入れてみてはいかがですか?