2019年02月20日公開
2024年09月05日更新
生パン粉のおすすめのレシピ6選!特徴から作り方・保存方法まで
生パン粉を料理に使用したことがある方も多いことでしょう。ですが、実はまだまだ乾燥パン粉を使用する方が多いのが現状であるといわれています。生パン粉は食パンからも自宅で簡単に作ることができます。冷凍パンでも作ることができるので、ぜひ試してみましょう。今回は、そんな生パン粉の特徴や使い方、レシピの作り方、賞味期限や保存方法なども合わせて見ていきましょう。料理の幅も広がること間違いなしです。
生パン粉の特徴
パン粉と聞くと、どのようなものを想像するでしょうか?フライなどに使用するパン粉を想像する方も多いことでしょう。そんなパン粉ですが、種類があり、その中でも生パン粉が料理に使用するのがおすすめされているのを知っていますか?今回は、そんな生パン粉について紹介をしていきましょう。
生パン粉とは?
生パン粉とは、その名の通り生のパン粉となっています。乾燥していないという特徴を持ち、ボリュームがある見た目が印象的です。生パン粉は、日本農林規格ではパン粉に含まれている水分が14%以上である場合に、生パン粉として販売が可能となっています。14%以下の場合は、生パン粉ではなく乾燥パン粉としての販売がされます。
生パン粉の役割
生パン粉の役割は、パン粉を必ず調理過程で使用するハンバーグに例えられることが多いといいます。ボリュームのある特徴を持っている生パン粉は、乾燥パン粉とは違い、ハンバーグに使用することでつなぎの役割を果たします。その反対に、乾燥パン粉は牛乳に浸したりなどしてハンバーグに使用することでつなぎの役割になります。そのため、生パン粉は調理時に手軽に使用することができる特徴も持っています。
乾燥パン粉との違い
乾燥パン粉と生パン粉の違いは、やはり水分の違いになります。水分量が違うことで、見た目や手触りなども違ってきますので、それぞれの特徴を重要視しながら料理に使用するのが一番でしょう。それぞれの特徴に見合った調理方法があるので、使い分けてみることで料理の幅も広がることでしょう。
生パン粉の作り方
生パン粉は、スーパーなどでも購入が可能ですが自宅でも簡単に作ることができます。ぜひ自宅で自分の手で作った生パン粉を料理に使用してみてはいかがでしょうか?
余った食パンで作る
パン粉は名前の通りパンからできています。そのため、余ってしまった食パンなどから作ることが可能です。食パンから生パン粉を作る場合は、手で細かくちぎるのもいいですが、ミキサーで好みの大きさにするのが早いでしょう。包丁を使用して、みじん切りにしてもいいでしょう。
冷凍パンで作る
食パンを冷凍しておいてから、おろし金で削る方法もあります。冷凍されていない食パンから作るよりも、目の細かい生パン粉ができることもあり、フライなどの衣にもおすすめです。冷凍の食パンなどでパン粉を作る際の注意点として、しっかりと凍っているのを確認してから削るのが重要ポイントです。冷凍がされていないと、手の体温ですぐに溶けてしまい、削りにくくなってしまいます。
乾燥パンで作る
乾燥パンでパン粉を作る場合は、水分量の関係で生パン粉にはならない可能性もあります。乾燥の具合にもよりますが、半乾燥程度であれば生パン粉に近いものになりますが、完全に乾燥してしまっているパンを使用すると乾燥パン粉になるでしょう。乾燥パン粉も自分の手で作りたい場合には、乾燥をしたパンをおろし金でおろしてみるといいでしょう。
生パン粉の保存方法
生パン粉の賞味期限
乾燥パン粉は、湿気の少ない場所であれば常温での保存が可能ですが、生パン粉は水分を含んでいるため乾燥パン粉に比べると賞味期限が短いのがデメリットに挙げられます。生パン粉の賞味期限内に使うのが一番ですが、大量に入っている市販のものや自分で作った生パン粉で余ってしまった場合は、賞味期限に注意した保存方法が適切といえるでしょう。賞味期限が短いことを把握した上での使用をおすすめします。
生パン粉は、賞味期限が短い上に水分を多く含んでいるので冷蔵庫、もしくは冷凍庫での保存方法が適切です。冷蔵の場合は、賞味期限間近になったら早めに使用することをおすすめします。冷凍保存の場合には、賞味期限から約1ヵ月後程度を目安に使用するようにしましょう。
冷凍保存方法
生パン粉を冷凍する保存方法を見ていきましょう。生パン粉の冷凍保存方法は、そのまま冷凍してもいいですし、小分けにして保存してもいいでしょう。保存方法は、使用する料理にもよりますので、自分の好みで量を調節して冷凍保存を行いましょう。
冷凍保存のコツ
冷凍保存をしたパン粉を解凍する際のコツを見てみましょう。まず、冷凍をした生パン粉は水分を含んでいることもあり、しっかりと冷凍がされます。ですが、電子レンジなどで解凍を行ってしまうと水分が飛んでしまい、生パン粉の意味を成さない可能性も出てくるため、常温での解凍がおすすめです。また、解凍をした生パン粉を再度冷凍するのは、生パン粉が傷む原因にもなるためやめましょう。
生パン粉の使い方とおすすめレシピ
余った生パン粉の消費に「ドーナツ」
揚げ物の余った残りの材料の使い方として、ドーナツを作ってみてはいかがでしょうか?生パン粉を使用したドーナツは、普通のしっとりとしたドーナツとは違いサクサク食感のドーナツが仕上がります。作り方を見ていきましょう。
- A生パン粉余った量
- A卵余った量
- A小麦粉余った量
- B牛乳適量
- B砂糖適量
- 揚げ油
- 粉砂糖
- Aの食材をボウルなどに移し全て混ぜ合わせましょう。全ての材料が均一になるよう調整もここで行います。
- Bの食材をAの食材の中に少しずつ混ぜ入れていきましょう。このとき、団子ができるくらいの固さになっているのが理想です。
- 全ての材料を混ぜ合わせたら、団子状に丸めて油の中に入れてきつね色になるまで揚げます。
- 色が変わったのを確認したら油がら取り出し、粉砂糖を振りかけて完成です。
子供のおやつにもぴったり「ソーセージロール」
こどものおやつにもぴったりな料理の使い方を見ていきましょう。手軽に食べられるので、小腹が減ったときにもおすすめの料理がソーセージロールです。作り方を見ていきましょう。
- ソーセージ5本
- A生パン粉100g
- A卵1個
- A牛乳50cc
- Aコショウ少々
- 付け合わせのケチャップやマスタード
- Aの材料を袋に入れてしっかり混ざるように揉み混ぜましょう。
- Aの材料が混ざったのを確認したら、5等分にして5mmほどの厚さに伸ばします。
- ソーセージに巻き付けるようにAの材料を巻きましょう。
- 電子レンジで2分ほど加熱させ、その後温めたトースターで少し焼き目がつく程度温めます。
- お皿に盛り付け、付け合わせのケチャップ等を添えたら完成です。
ボリュームが満点「エビフライ」
誰もが好きな料理のエビフライも生パン粉を使うことで、いつもよりもサクサク感の強い美味しいエビフライを作ることができます。ボリュームも出るので、フライ物にも生パン粉はおすすめといえるでしょう。では、エビフライの作り方を見ていきましょう。
- エビ5尾
- 生パン粉適量
- 卵1個
- 小麦粉適量
- 揚げ油
- エビは背ワタをしっかり取り、背中を押すようにして関節を伸ばしておきましょう。
- 小麦粉、卵、生パン粉の順になるようにしてエビにまぶしていきます。
- 揚げ油は170度に設定し、エビを揚げていきましょう。
- 色がきつね色になったらエビフライの完成です。
ふわふわ食感が美味しい「パンケーキ」
女性の大好きなパンケーキにも、生パン粉の使い方として使用できるのを知っていますか?ふわふわなパンケーキをぜひ自宅でも作ってみましょう。作り方はとても簡単なので、親子で料理を楽しんでみてもいいでしょう。
- A生パン粉100g
- A牛乳200cc
- A卵2個
- A砂糖大さじ2
- Aバニラエッセンス適量
- サラダ油適量
- トッピング材料
- ボウルにAの材料を全て入れてしっかり混ぜ合わせましょう。
- 熱したフライパンにサラダ油を入れて、Aの材料を丸く整えながら流し入れます。
- 両面に焼き目がついたらお皿に乗せて自由にトッピングを楽しみましょう。
アレンジも豊富「パン粉クッキー」
アレンジ豊かなクッキーも生パン粉の使い方のひとつです。使い方が簡単なため、食感の良いクッキーを堪能してみてはいかがでしょうか?子供と、クッキーの型取りで楽しむこともできるでしょう。
- 生パン粉50g
- ホットケーキミックス120g
- 砂糖50g
- 牛乳80ml
- 塩適量
- サラダ油30ml
- ボウルを用意し、材料を全て入れて混ぜ合わせましょう。
- 冷蔵庫で1時間ほど寝かし、取り出したらめん棒などで薄く伸ばしましょう。
- クッキーの型などで抜き取りをし、180度に余熱したオーブンで20分ほど焼き上げます。
- 焼きあがったら粗熱を冷ましたら完成です。
おつまみにぴったり「ホタテのパン粉チーズ焼き」
おつまみにも、食事としても楽しむことができる生パン粉の使い方として、ホタテのパン粉チーズ焼きがおすすめです。さくっとした生パン粉は、そのままの使い方をすることでより一層旨みを増すことでしょう。ぜひ生パン粉で、おつまみなどのフードメニューにも挑戦してみてはいかがでしょうか?
- 帆立好みの量
- 生パン粉適量
- A醤油適量
- Aめんつゆ適量
- Aバター適量
- チーズ適量
- 帆立は一度水洗いをし、水気をキッチンペーパーなどで拭き取ります。
- 耐熱容器に、帆立を入れてAの材料を入れて帆立に少し味を付けるように混ぜましょう。
- その後、帆立を隠すようにしてチーズを入れ生パン粉を振りかけます。
- トースターで焦げ目が少しつく程度まで焼き上げたらパセリなどで色味を足して完成です。
生パン粉を使ったレシピを作ってみよう!
生パン粉は、さまざまなレシピに使用できることが分かったことでしょう。また、自宅で簡単に作ることのできる生パン粉は重宝するのでおすすめです。ぜひ料理に生パン粉を使用してみましょう。