2019年02月19日公開
2024年09月04日更新
ビーポーレンとは?今話題のスーパーフードの食べ方と効果効能3選!
ビーポーレンという栄養満点のスーパーフードが今健康に関心のある人々の間で大きな注目を集めています。ビーポーレンとはミツバチが集めた花粉団子のことで、働きバチの強靭な体力の源でもあります。必須アミノ酸や必須ビタミン、必須ミネラルなど良質の栄養を豊富に含んでおり、自然界の完全食品と言われています。今回はそんなスーパーフード、ビーポーレンの栄養成分とはちみつとの違い、また効果・効能についてまとめ、食べ方と摂取する際の注意点をまとめてみました。スーパーフード、ビーポーレンを暮らしに取り入れてみませんか?
目次
ビーポーレンはスーパーフード?
ビーポーレンというスーパーフードが今話題なのを知っていますか?ビーポーレンは働きバチが集める花粉団子のことで、健康と美容に関心がある人たちの間で大変注目されている食品です。ヨーロッパでは古くから自然療法に取り入れられてきたスーパーフードで、現代においてもその栄養の豊富さから自然界の完全食品と言われています。今回はビーポーレンとはどんなスーパーフードなのか詳しく調査してみました。
ミツバチが集める花粉団子
ビーポーレンとは「ビー(蜂)、ポーレン(花粉)」のことで、ミツバチたちが集めてきた花粉のことを指します。働きバチが花から花へと飛び回り、体についた花粉が団子状となり、多くが米粒くらいの大きさとなります。働きバチが強靭な体力で精力的に活動できるのは、このスーパーフード ビーポーレンを摂取しているからだと言われています。
はちみつとは違う?
ミツバチが集めるものと言えば、はちみつを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?はちみつは日本の一般家庭でもすでにポピュラーな食品ですが、スーパーフード ビーポーレンとはちみつではどのような違いがあるのでしょうか?
はちみつはミツバチが採取してきた物質だと思われがちですが、本来はちみつは採取された花の蜜にミツバチの分泌物が混じったもので、ビーポーレンとは成分が異なります。8割の糖分と2割の水分、わずかなミネラルとビタミンを含むはちみつに対し、ビーポーレンは栄養成分を豊富に含み、まさにスーパーフードと呼ぶにふさわしい食品です。
ヨーロッパでは自然食品
ビーポーレンはヨーロッパでは古い時代からスーパーフードとして認知されてきました。食用としてのビーポーレンの歴史は大変古く、時代をさかのぼればクレオパトラが愛用していたとも言われています。現代ヨーロッパにおいても、小売店に行けば気軽にビーポーレンを購入することができ、人々の健康食品、自然食品として扱われています。
栄養価
自然界の完全食品と名高いビーポーレンの具体的な栄養成分にはどのようなものがあるのでしょうか?ビーポーレンの栄養価について紹介します。ビーポーレンには、必須アミノ酸やタンパク質などの生命活動を維持する「六大栄養素」を始め、ミネラルやビタミンなど、全部で100種類近くもの栄養成分が含まれています。
このように栄養価が高いことからスーパーフードとして認知されているビーポーレンは、さまざまな病気の予防や症状の緩和に役立つと言われていますが、一つ注意点があります。それは、さまざまな病気の治癒に関する情報は未だ科学的根拠がない、または少ないとされている点です。あくまでも補助的な健康食品としてビーポーレンを暮らしに取り入れるのがおすすめです。
ビーポーレンの効果効能【花粉症編】
ビーポーレンの効果、効能としてもっとも注目を浴びているのが花粉症の予防になるという噂です。ビーポーレンによる花粉症の予防、症状の緩和とはどういったことなのでしょうか?注意点と共に本項で解説していきます。花粉症に毎年悩まされている人は必見です!
ヒスタミンを抑制
ビーポーレンが日本で注目されるようになったのは、ビーポーレンの花粉症への効果、効能があるとされるアメリカで行われた研究がきっかけと言われています。花粉症はアレルギー反応を起こすヒスタミンが体内で過剰分泌されることによって起きる症状です。ビーポーレンはヒスタミンの分泌を抑制する作用があり、辛い症状を緩和すると言われています。
減感作療法効果
花粉症などのアレルギー症状を緩和するための、減感作療法という方法があります。原因となるアレルゲンを体が反応しないほど微量に少しずつ体内に取り入れることで、アレルゲンへの反応を慣らす効果を狙った方法です。花粉症の人がビーポーレンを少量摂取すれば、減感作療法の効果が期待できます。
しかし、大きな注意点として以前にハチに刺された経験がある人はアナフィラキシーショックを起こす可能性がありますので、自己判断で取り入れるのは絶対に止めましょう。
ビーポーレンの効果効能【女性編】
豊富な栄養素を多く含むビーポーレンは、女性に嬉しい効果、効能が期待できます。海外のセレブが愛飲していることでも評判です。本項ではビーポーレンを摂取することで得られる美容に関するメリットをまとめてみました。体の中からキレイになれるビーポーレンを美容と健康のために生活に取り入れてみませんか?
必須アミノ酸と核酸で美容効果
私たちの肌や爪、髪などはタンパク質で作られており、20種類ものアミノ酸が組み合わさってできています。ビーポーレンにはこれらのアミノ酸がすべて含まれており、健康的な肌と髪、爪を維持するのに効果的です。また、ビーポーレンには細胞の活性化を促してくれる核酸も含まれており、肌の適切なターンオーバーを維持する美容効果が期待できます。
ビタミンCと抗酸化力でアンチエイジング効果
ビーポーレンにはビタミンCも多く含まれています。ビタミンCは体が酸化することを抑え、美肌の大敵である活性酸素を撃退してくれる作用があります。また、メラミンの生成を抑制することでも知られていますので、アンチエイジングに大いに役立ちます。
ビタミンB12やレシチンでダイエット効果
ビーポーレンにはダイエット効果が期待できるとも言われています。これはビーポーレンに含まれているビタミンB12やレシチンといった成分によるもので、脂肪を燃焼し、代謝を促すことでダイエット効果が望めます。また、ビーポーレンは栄養価が大変高いにもかかわらずカロリーが低く、健康的にダイエットをするにはもってこいの食品と言えるでしょう。
更年期障害の予防効果
更年期障害の予防にもビーポーレンは効果があると言われています。これはビーポーレンにホルモン分泌のバランスを整える作用があるためで、2015年にドイツで行われた研究によるとホルモン療法を受けている乳がん患者にミツバチ花粉とハチミツを与えたところ更年期症状が緩和されたと発表され、注目を浴びました。
ビーポーレンの効果効能【男性編】
ビーポーレンの効果効能は、女性に嬉しいことばかりではありません。本項では男性がビーポーレンを摂取する上で得られるメリットについてまとめてみました。
前立腺肥大への効果
前立腺肥大症は50歳を越えると増加する男性特有の症状です。前立腺が肥大化する原因は未だ改名されていませんが、男性ホルモンのなんらかの働きが関係していることは間違いないとされています。このため、ビーポーレンはホルモンバランスを整え、前立腺肥大症による排尿障害の改善に役立つのではないかと考えられています。
中年男性の疲労回復や滋養強壮効果
ビーポーレンは中年男性の疲労回復や、滋養強壮効果も期待できる食品です。ビーポーレンに含まれるビタミン、ミネラル、必須アミノ酸、酵素、タンパク質などのマルチな栄養素は、ストレスの多い毎日に活力を与えてくれるでしょう。
摂取に注意が必要な人は?
本項ではビーポーレンを摂取する際の注意点について述べたいと思います。すでに注意点として挙げましたが、強調しておきたいのは一度でもハチに刺された経験がある人はビーポーレンを食用してはいけないということです。強いアナフィラキシーが起こる恐れがありますので気をつけましょう。
また、妊婦や授乳中の女性は胎児、子供への影響がありますので摂取を見送りましょう。アレルギーがある人や喘息持ちの人も医師に相談してからのほうがおすすめです。
ビーポーレンの食べ方
本項ではビーポーレンのおすすめの食べ方について具体的に3種類、紹介しています。ビーポーレンを食べるときの注意点としては、加熱してはいけないということを忘れずにいましょう。加熱することによってビーポーレンの多く含まれている栄養素が失われてしまうことが考えられます。非加熱でいただくのがおすすめです。
ヨーグルトやシリアルに混ぜる
ビーポーレンのもっとも手軽な食べ方としては、ヨーグルトやシリアルに混ぜることです。これなら加熱せずにビーポーレンの栄養素をそのまま体内に摂取することが可能です。人によってはビーポーレンの粉っぽさが苦手という人もいるかもしれませんが、ヨーグルトなら粉っぽさも緩和されて食べやすいでしょう。
サラダに混ぜる
ビーポーレンの食べ方、続いてのおすすめはサラダに混ぜる方法です。お好みの生野菜を用意してスプーンで一杯、ビーポーレンをトッピングするだけです。いつものサラダに一杯トッピングするだけで、栄養の偏りなく食事をいただくことができます。
デザートやお菓子作りのトッピング
最後におすすめのビーポーレンの食べ方は、デザートやお菓子作りのトッピングに使う方法です。ホットケーキやワッフルなどに、生クリームまたはメープルシロップを添えて最後にビーポーレンをトッピングしてはいかがでしょうか?見た目も華やかになりますし、栄養満点のデザートになること間違いなしです。
ビーポーレンを適度に食べて健康維持に役立てよう!
ビーポーレンは栄養満点でさまざまな効果・効能が得られるスーパーフードとして、ヨーロッパでは古くから人々に愛飲されてきました。今日本においても、花粉症の緩和が期待できる話題の食品として注目を集めています。今回はビーポーレンがどんな食品か、どんな効能が期待できるのかについて、また食べ方や注意点についてまとめてみました。ビーポーレンを適度に食べて健康維持に役立ててみませんか?