2019年01月24日公開
2024年09月01日更新
マルセイバターサンド1個のカロリーは?ダイエット中の食べ方も紹介!
マルセイバターサンドは、北海道の人気お菓子です。クッキーにレーズンの入ったバタークリームがたっぷりの、マルセイバターサンドはカロリー・糖質・脂質の高いお菓子です。そのため、ダイエット中に食べるには食べ方に注意が必要です。どのような食べ方をすればいいか、原材料・賞味期限など詳しい情報と併せて紹介します。マルセイバターサンドの1個のカロリー・栄養価も知って、ダイエット中でも上手に食べましょう。
目次
マルセイバターサンドとは?
どんなお菓子?
マルセイバターサンドは、北海道を代表するお菓子です。北海道といえば白い恋人、ロイズのチョコレート、とうきびチョコなど有名なお菓子はたくさんあります。その中でも常に、人気お土産ランキング上位に入るのがマルセイバターサンドです。
マルセイバターサンドは、晩成社が十勝で最初に作ったバター「マルセイバタ」に因んでつけられました。晩成社とは、北海道十勝開拓の祖、依田勉三(よだべんぞう)率いる開拓移民団です。赤い包み紙も、この十勝マルセイバタを模しているものです。
クッキーはほろほろととろける食感で、中にはレーズンたっぷりのバタークリームがサンドされています。バタークリームはホワイトチョコと、十勝マルセイバタがたっぷり入っています。このクリームとクッキーのバランスが絶妙で、お茶やコーヒーにとても合います。1個がずっしり重く、食べ応えも満足感も十分なお菓子です。
六花亭とは?バターケーキもある
みなさん一度は六花亭のお菓子を食べたり、六花亭の商品を見たことがあるのではないでしょうか?六花亭は、北海道を代表する有名なお店です。北海道帯広に本社を構え、店舗は北海道内のみにも関わらず道外の方にも広く知られた製菓店です。
実は六花亭は、日本で最初にホワイトチョコレートを製造した製菓店でもあります。そのため六花亭の商品には、ホワイトチョコレートを使ったお菓子がたくさんあります。マルセイバターサンドも、ホワイトチョコレートをたっぷり使っています。
坂本直行画伯が描いた草花のパッケージは、あまりにも有名です。六花亭といえば、このパッケージのイラストを思い浮かべる人も多いでしょう。六花亭のお菓子にはマルセイバターサンドの他にも、ストロベリーチョコや霜だたみなど有名なお菓子がたくさんあります。マルセイバタを使ったシリーズには、2016年に発売され、当初は人気で品切れも相次いだ「マルセイバターケーキ」もあります。
賞味期限は?
お土産にもらったり自分で購入した際、気をつけたいのが賞味期限です。じっくり食べたいから、と取っておくと賞味期限切れになり美味しく食べられなくなります。
マルセイバターサンドの賞味期限は、25度以下の涼しい場所に保管した場合9〜10日となっています。デリケートなお菓子なので、保管する場所に注意が必要です。賞味期限内に食べきれない、賞味期限をのばしたい、という方には凍らせるという方法もあります。凍らせることで賞味期限がのびるだけでなく、アイスケーキのようになって美味しい、との声もあります。冷凍を試す際は、くれぐれも自分の判断で試してみてください。
マルセイバターサンド1個のカロリー
マルセイバターサンドは1個がずっしりと、ボリュームがあるお菓子です。クッキーにたっぷりのバタークリームが入って、カロリーがとても気になります。カロリー、原材料を詳しくみていきましょう。
カロリー
マルセイバターサンドは見た目で、カロリーが高いとわかるほどたっぷりのバタークリームが特徴です。ダイエット中の方は、カロリー、糖質、脂質など気になると思います。マルセイバターサンドのカロリーは1個「165Kcal」です。やはりカロリーは高いです。
カロリーは、なんとご飯一膳分とほぼ同じです。原材料にたっぷりのバター、ホワイトチョコレートを使っているのでカロリーが高いのは当然といえます。また、1個もボリュームがあるので、カロリーが高い原因になっています。食べ方に気をつけないと、あっという間にカロリーの取りすぎになってしまいます。
原材料は?
マルセイバターサンドの原材料を見ていきましょう。原材料は砂糖、バター、小麦粉、レーズン、ココアバター、卵、全粉乳、アーモンド粉末、ラム酒、リキュール、ブランデー、食塩、膨張剤、植物レシチン、香料です。原材料の小麦粉は、六花亭専用の小麦粉を使用しています。美味しさの理由は、原材料にこだわっているからなのでしょう。
一般的なお菓子のカロリー
マルセイバターサンドのカロリーは約165Kcalですが、他のお菓子はどうでしょうか?甘い和菓子の代表「羊羹」は約178Kcal、「饅頭」は約125Kcal、「カステラ」は約156Kcalとなっています。こうしてみると、マルセイバターサンドはやはり、カロリーが高いことがわかります。
マルセイバターサンドの糖質量や脂質は?
糖質量
マルセイバターサンドの1個あたりの糖質量は、「約15g」です。これはお菓子としては、かなり高い数字となっています。バターは意外にも糖質が低いのですが、クッキーの小麦粉が糖質を高くする原因になっています。美味しいからと、2個も食べるとあっという間に糖質オーバーになります。
脂質
含まれている栄養素で、気になるのが脂質です。マルセイバターサンドの脂質は7.7gで全体の44%が脂質となっています。この脂質の量は、かなり高いといえます。やはりダイエット中には、食べ方に注意しないと脂質の取りすぎになるでしょう。
一般的なお菓子の糖質量と脂質
一般的なお菓子の糖質と脂質は、「羊羹」50gで糖質35g、脂質は0gとなっています。糖質は高いですが脂質はほぼ、含まれていません。「饅頭」は糖質約48.6g、脂質は0.5gです。こうしてみるとマルセイバターサンドの脂質が、かなり高いことがわかります。
マルセイバターサンドのカロリーを意識した食べ方
まずは栄養成分から
ダイエット中にマルセイバターサンドを食べる前に、栄養成分を詳しく見ていきましょう。含まれる栄養成分はエネルギー165Kcal、炭水化物15g、ナトリウム100mg、脂質7.7gです。栄養素はやはり、かなり偏りがあります。お菓子なので仕方ないですが、栄養バランスはあまりいいものとはいえないでしょう。
食事と置き換える
ダイエット中にどうしてもマルセイバターサンドが食べたくなったら、食事に置き換える食べ方がおすすめです。例えば、朝食のパンの代わりにマルセイバターサンドを食べる、というものです。ここで気をつけたいのが、マルセイバターサンドを食べたのにパンやご飯も普通に食べるということです。それではあっという間に、カロリー、糖質オーバーになります。
もうひとつの注意は、食事のバランスに気をつけることです。マルセイバターサンドは栄養がかなり偏っています。置き換える時は、サラダやヨーグルトなど、野菜やたんぱく質と一緒に摂ってバランスの良い食事を心がけましょう。
おやつとして食べない
マルセイバターサンドは、食べ過ぎるとあっという間にカロリー、糖質、脂質の取りすぎになるのは、わかっていただけたかと思います。そのためダイエット中は、おやつとして食べるのではなく、食事と置き換えるのがおすすめなのです。そうすることで1日の総カロリーをオーバーすることがなく、痩せやすい食べ方と言えます。
マルセイバターは高カロリーだがダイエット中も食べられる
バターは腹持ちがいい
実はバターに含まれる脂質は、とても腹持ちが良い成分です。そのため満足感が得られやすく、結果として食べ過ぎを防ぐことができます。マルセイバターサンドはボリュームがあり、満足感のあるお菓子なので食べ過ぎさえしなければ、ダイエット中も食べることができます。
レーズンに含まれる鉄分は代謝を高める
レーズンには鉄分が豊富に含まれています。この鉄分は、代謝を高める効果があります。鉄分は貧血予防効果以外にも、ダイエットに嬉しい効果があるのです。代謝がよくなることで、太りにくく痩せやすい体になることができます。
レーズンに含まれるカリウムがむくみ解消
レーズンには鉄分の他に、カリウムも豊富に含まれています。カリウムはむくみの解消に効果があります。カリウムは体内の余分な塩分、水分を排出してくれます。むくみに悩む女性に、レーズンのカリウムは効果を発揮してくれます。
マルセイユバターサンドを食べ過ぎてカロリーオーバーに?
機能性表示食品を利用
どうしても間食にマルセイバターサンドが食べたい時は、機能性食品の力を利用するのもひとつの手です。今は糖の吸収を抑えたり、穏やかにしてくれる機能性食品がたくさんあります。空腹に甘いものを食べると、血糖が一気に上がり、太る原因になります。そのため、機能性食品で糖の吸収を穏やかにしてから食べるようにすると太りにくくなります。
夕飯の主食を抜く
ついマルセイバターサンドを食べ過ぎてしまったら、1日のトータルのカロリーを調整するために夕食の主食を抜くのもひとつの方法です。炭水化物の食べ過ぎは、やはり太る原因になるためです。しかし、逆に空腹で夜中に食べたくなる、ストレスが溜まるなどの危険もあるため、あまりおすすめはできません。
2~3日かけて糖質量を減らす
おすすめは2〜3日かけて、摂り過ぎた糖質を調整する方法です。これならストレスも少なく、体への負担もかかりません。栄養バランスも崩れることなく、負担が少ない方法です。ご飯の量を少し減らす、パンを6枚切りから8枚切りにするなど、負担のかからない方法で減らしましょう。
マルセイバターサンドは高カロリーだが工夫次第!
マルセイバターサンドは高カロリーですが、工夫すればダイエット中も食べられます。ストレスを溜めないよう上手に食べて、ダイエットを乗り切りましょう。