フランクフルトのコンビニ別カロリーや糖質は?ダイエット効果を高める食べ方も!

コンビニのレジ横に並ぶフランクフルト、見ているだけで食欲がそそられます。しかしカロリーや糖質を気にしているダイエット中の人は、食べるのを躊躇しているかもしれません。しかしフランクフルトは、ダイエットのメリットになる部分もあります。今回はファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、ミニストップで販売されているフランクフルトのカロリーや糖質をはじめとした栄養成分、さらにフランクフルトを食べる時の注意点について紹介していきます。

フランクフルトのコンビニ別カロリーや糖質は?ダイエット効果を高める食べ方も!のイメージ

目次

  1. 1フランクフルトのカロリーや糖質をコンビニ別に紹介!
  2. 2フランクフルトのカロリーを抑えるダイエット中の食べ方
  3. 3フランクフルトは高カロリーでもダイエットにメリットが!
  4. 4フランクフルトをダイエット中に食べるときの注意点
  5. 5フランクフルトはカロリーに注意してダイエットに取り入れよう

フランクフルトのカロリーや糖質をコンビニ別に紹介!

まず主要コンビニであるファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、ミニストップで販売されているフランクフルトのカロリーや糖質量、その他主要な栄養成分について紹介します。糖質量とは、炭水化物量から食物繊維量を引いたものを指します。

食品可食部100gあたりの栄養成分を記載している「食品成分表」を見ると、フランクフルトの食物繊維量は0gと記載されています。そのため、今回は炭水化物量=糖質量として紹介します。

ファミリーマート

ファミリーマートで販売されているフランクフルトは「ジャンボフランク」で、1食あたり100gと大きなサイズになっています。カロリー297.0kcal、糖質23.5g、たんぱく質5.0g、脂質14.6g、ナトリウム937.0mg、食塩相当量2.4gです。ファミリーマートのフランクフルトは柔らかい食感が特徴です。

ローソン

ローソンには「ジャイアントポークフランク」「あらびきポークフランク」「ピリ辛あらびきフランク」「よくばりフランク」という4種類のフランクフルトがあります。

ローソンのジャイアントポークフランクも、ファミリーマートのジャンボフランク同様100gあるビッグサイズのフランクフルトです。カロリー310kcal、糖質7.7g、たんぱく質10.7g、脂質26.3g、ナトリウム881mg、食塩相当量2.2gです。ローソンのジャイアントポークフランクは、ブラックペッパーが効いたパンチの強い味付けになっています。

あらびきポークフランクは、カロリー181kcal、糖質2.7g、たんぱく質8.6g、脂質15.1g、食塩相当量1.3gです。ピリ辛あらびきフランクは、カロリー182kcal、糖質3.0g、たんぱく質8.0g、脂質15.3g、ナトリウム484mg、食塩相当量1.2gです。よくばりフランクは、カロリー359kcal、糖質9.5g、たんぱく質10.7g、脂質30.9g、ナトリウム751mg、食塩相当量1.9gです。

セブンイレブン

セブンイレブンには「BIGフランク」と「燻製あらびきフランク」の2種類のフランクフルトがあります。セブンイレブンのフランクフルトもファミリーマートと同様、柔らかく口の中で肉の旨味が広がるのが特徴です。

セブンイレブンのBIGフランクは、カロリー323kcal、糖質7.4g、たんぱく質11.5g、脂質27.4g、ナトリウム919mg、食塩相当量2.3gです。燻製あらびきフランクは、カロリー190kcal、糖質1.1g、たんぱく質6.9g、脂質17.5g、ナトリウム465mg、食塩相当量1.2gです。

ミニストップ

ミニストップには「フランクフルト」と「チーズフランク」の2種類のフランクフルトがあります。ミニストップのフランクフルトは、カロリー270kcal、糖質4.7g、たんぱく質8.9g、脂質23.9g、ナトリウム700mg、食塩相当量1.8gです。ミニストップのフランクフルトは、燻製のようなスモーキーな香りが特徴で、皮もパリッとしています。

チーズフランクは、カロリー247kcal、糖質5.5g、たんぱく質10.0g、脂質20.6g、ナトリウム750mg、食塩相当量1.9gです。

フランクフルトのカロリーを抑えるダイエット中の食べ方

コンビニの店頭に並ぶフランクフルト、見た目やその匂いに惹きつけられてついつい購入したくなります。しかしダイエット中の人にとってはカロリーや糖質の摂りすぎにならないかが気になるところです。ここからは、そんなダイエット中がフランクフルトを食べる時の食べ方について紹介します。

マスタードをつける

マスタードはカラシナの種に酢などを混ぜて練り上げた調味料です。フランクフルトだけでなく、辛さや酸味を効かせたい料理のアクセントとして添えられることも多いです。

辛いものを食べると汗が出てきます。それは、食べ物に含まれる辛味成分が体内で反応し、熱を産生するからです。これを「食事誘導性熱産生」と言います。マスタードも食事誘導性熱産生に関わる食べ物の一種です。ダイエット中などでカロリーや糖質を気にしている人は、フランクフルトだけを食べるよりも、マスタードをトッピングして食べると、メリットがあります。

カリウムを含む野菜と一緒に食べる

栄養成分を見ると、のフランクフルトも食塩相当量は少なくても1.2g、多いと2.4gも入っています。フランクフルトを食べる時の注意点の1つは、この食塩量です。日本の成人の1日あたりの食塩摂取量の目標値は、男性で8.0g未満、女性で7.0g未満と定められています。

フランクフルト1本で1日の約25%もの食塩を摂取してしまうことになります。食塩の摂りすぎは、高血圧の原因になるだけでなく、腎臓をはじめとした様々な臓器に負担とかけてしまいます。

カリウムは、体内の余分な塩分(ナトリウム)の排泄を助ける働きを持っています。なので、フランクフルトを食べる際には、カリウムを多く含む食べ物と一緒に食べることをおすすめします。

カリウムを多く含む食べ物は野菜や果物です。注意点としては、加熱調理をしたものや、缶詰のものの場合、カリウムの含有量が大きく低下します。また、果物には果糖が多く含まれます。生の新鮮な野菜とセットで食べるのが最善と言えます。

フランクフルトの栄養成分は?

成人の1日あたりの脂質摂取量は、性別や体格、運動量にもよりますが、40から60g程度と言われています。脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを産生することができます。また、脂質は消化・吸収にいくつかのステップがあり、時間がかかります。そのため、脂質の多い食品は腹持ちが良いと言えます。

フランクフルトの栄養成分を見てみると、脂質が20g程度入っています。そのため、フランクフルトも腹持ちが良いです。無駄な間食や、食べ過ぎを防ぐことができます。

フランクフルトは高カロリーでもダイエットにメリットが!

カロリーもしっかりあり、ダイエットの敵のように感じるかもしれないフランクフルトですが、実はダイエットのメリットとなる部分もあります。ここからは、フランクフルトが持っているダイエットのメリットについて紹介していきます。

たんぱく質が代謝を高める

フランクフルトの栄養成分を見てみると、たんぱく質も多く含まれます。たんぱく質、脂質、炭水化物(=糖質)は、三大栄養素と呼ばれ、エネルギーとして利用されます。たんぱく質は体内で分解されてアミノ酸になって、酵素として働いたり、筋肉を作ったりします。筋肉が多いと代謝が高まり、エネルギー消費が増えるため、ダイエット中の人にとってメリットとなります。

カルニチンが脂肪燃焼に効果

体内に貯蔵されている脂肪が分解されて脂肪酸という形になると、細胞内のミトコンドリアに運ばれて燃焼し、エネルギーに変換されます。脂肪燃焼効果は、ダイエット中の人にとってメリットです。カルニチンは、脂肪酸をミトコンドリアへ運ぶ手助けをしています。カルニチンは、一部は体内で作られますが、それだけでは足りないので食事から摂取する必要があります。

体内のカルニチンのほとんどは筋肉に存在しているため、赤身の肉類に豊富に含まれています。フランクフルトに使われている豚肉にも多く含まれています。

ビタミンB1が糖質の代謝を促す

フランクフルトに使われる豚肉には、ビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンやミネラルといった栄養素は、それ自身はエネルギーにはならないけれども、たんぱく質や脂質、炭水化物が体内で効率良く働けるよう、手助けをしています。ビタミンB1は、糖質の代謝を促進する手助けをしています

フランクフルトをダイエット中に食べるときの注意点

体重計に乗っている人の足元

フランクフルトは、ダイエット中の人にとってメリットになる部分もありますが、注意点もあります。ここからは、フランクフルトを食べる時の注意点について紹介します。

ケチャップなどの調味料に注意

注意点1つ目は、調味料の付け過ぎです。フランクフルトを食べる時、マスタードだけでなく、ケチャップやお好みの調味料をつけて食べる人もいるかもしれません。適量であれば特に問題はありませんが、種類によっては、糖質や添加物が多い調味料もあります。フランクフルトそのものに十分栄養があるので、調味料で更にカロリーや糖質を摂取してしまわないように注意が必要です。

塩分が多いので注意

注意点2つ目は、塩分の摂り過ぎです。フランクフルトには多くの食塩が使われています。食塩の摂りすぎによる高血圧は、動脈硬化などの血管系の病気だけでなく、腎臓や肝臓など全身に悪影響を及ぼします。ダイエットの有無に関わらず、食べる頻度や食べる量に注意が必要です。

食べ過ぎはさらなる高カロリーに

注意点3つ目は、食べ過ぎです。各コンビニのフランクフルトのカロリーを見てみると、200から300kcalほどあります。成人の1日あたりのエネルギー摂取量は、男性で2000から2200kcal、女性で1800から2000kcal程度です。1本で約7分の1のカロリーを摂取することになります。

腹持ちが良いからといって、1回に何本も食べていると、結局カロリーオーバーになってダイエット失敗という可能性も出てきてしまいます。食べ過ぎにならないようにコントロールが必要です。

フランクフルトはカロリーに注意してダイエットに取り入れよう

いかがでしたか?ファミリーマート、ローソン、セブンイレブン、ミニストップと、主要コンビニのフランクフルトのカロリーや糖質をはじめとした栄養成分について紹介しました。フランクフルトはカロリーが高そうで、ダイエットには不向きのようなイメージがありますが、実はメリットも多い食べ物です。

ただし、食べるにあたって注意点ももちろんあります。また、ファミリーマートやセブンイレブンは王道のフランクフルト、ローソンやブラックペッパーを効かしたお酒に合うフランクフルト、ミニストップは燻製のようなパリッとした食感のフランクフルトと、コンビニによってフランクフルトの特徴が異なります。食べる時の注意点に気をつけながら、各コンビニのフランクフルトの食べ比べなども楽しいかもしれません。

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