六花亭のケーキ「マルセイバターケーキ」が大人気！値段や種類は？

六花亭の店舗は、みなさんもご存知のとおり北海道にあり、本社は北海道の帯広市にあります。帯広駅から同道26号線を北に歩いて、「西2南9」という交差点を右折し「広小路商店街」へ入っていきます。アーケードのある商店街なので、すぐに分かります。商店街に入り1本目の十字路を右折し歩くと、すぐ右側に店舗があります。

帯広本店は4階建てで、1階は店舗、2階は喫茶室、3階は帯広の老舗画廊の「弘文堂画廊」が入っており、4階は音楽コンサートも出来る「はまなしホール」があります。他にも北海道にはあちこちにあり、直営店やイオン、イトーヨーカドーなどのスーパー、空港にもあり、その数は全部で64店舗になります。

元々は、店舗でしか購入する事が出来なかった限定商品の「マルセイバターケーキ」ですが、現在では予約などしなくても色んなところで購入する事が出来ます。そのひとつが、六花亭のオンラインショップです。

オンラインショップでは、店舗で販売している何十種類ものお菓子を購入する事が出来ます。バターサンドやバターケーキはもちろん、季節限定の商品からギフトもあります。肉まんやほたてまんなど、お菓子以外の物や、六花亭の包装紙にも使われている花柄のオリジナルグッズもあります。オンラインショップ以外で購入する事が出来るのは、楽天や、Amazon、Ｙahooショッピングなどになります。

「マルセイバターケーキ」は2016年2月に登場したスポンジケーキのお菓子です。見た目は、いたってシンプルで、普通の黄色いスポンジケーキです。厚みこそバターサンドより分厚いですが、横幅はバターサンドとほぼ同じくらいになります。袋を開けると、ほのかにバターの香りがして、しっとりふんわりしています。ネーミングから想像すると、バターサンドをケーキにしただけなのかと思いますが、全くの別物です。

ただ、バターサンドと同じバターを使用しているそうです。そのスポンジの間に、ビターなチョコガナッシュが薄っすらサンドされています。チョコガナッシュは、チョコレートに生クリームを混ぜた柔らかいチョコレートで、生チョコの原型となる物です。そのチョコガナッシュが、ほどよい甘さなので、甘い物が苦手な人でも「美味しく食べる事が出来た」という口コミもたくさんあります。

また、レーズンが苦手でバターサンドを食べる事が出来ない。という人にも人気です。そのまま食べるのも、もちろん美味しいのですが、一部の口コミでは、冷蔵庫で冷やして食べると、少しスポンジが固くなり不思議な食感になり美味しいという情報もあります。

カロリーは、バターをふんだんに使用している事から当然高く、1個で200キロカロリーになります。200キロカロリーと聞くとピンとこないかもしれませんが、コンビニのおにぎりが120キロカロリーから200キロカロリー前後の物が多いので、種類によって違いはありますが、バターケーキ1個でおにぎり1個ぐらいと思っていいと思います。美味しすぎる上に1個が大きくないので、ついつい止まらなくなりますが食べすぎには注意です。

六花亭のバターケーキは、1個180円になります。ただし、1個単位で購入する事が出来るのは直営店のみです。バターケーキ以外にもバラ売りされている商品があり、何十種類もあるお菓子の中から選んで箱詰めにする事も出来て、自分好みの詰め合わせを作る事が出来ます。

六花亭オンラインショップでは、バターケーキの箱入りは4個入り、5個入り、10個入りと3種類あります。それぞれの値段は、税込みで500円、670円、1320円に別途送料がかかります。また、人気商品なのでギフトの詰め合わせにも入っています。「十勝日誌」というシリーズは3000円から6700円、ザ・マルセイというシリーズは1500円と2020円という値段で販売されています。

人気商品の「マルセイバターケーキ」は、店舗でも売り切れてしまう事もあるようです。もし、店舗で大量に購入したいのであれば、先に電話で予約しておいた方がいいと思います。また、初めて買って帰った人は、「もっとたくさん買えばよかった」と後悔する人が多いようです。自宅に帰ってからであれば、先ほども触れましたがネットで購入する事が出来ます。

六花亭のオンラインショップでは、送料が道内、道外、沖縄の3種類のみで、季節によって常温便とクール便に分かれます。送料をお得にしたいのであれば、11月から3月の常温便で購入するのが一番安く買えます。また、お届け先1カ所の料金なので、お友達何人かと一緒に購入すれば更にお得に購入する事が出来ます。常温便であれば、道外は990円、沖縄は1980円になります。

ただし、常温、冷蔵、冷凍は別梱包での発送になります。他の物も一緒に購入するのであれば、気を付けて注文しないといけないです。六花亭以外のネット注文は、店によって送料が変わりますが、六花亭のお菓子に限らず、北海道の美味しいグルメなどを数種類合わせて一緒に注文出来るので、何をどれくらい購入するのかで購入先を決めるといいと思います。

六花亭のオンラインショップでは、ポイントをためる事が出来ます。登録は無料で、有効期限は通信販売で3年間になります。送料等は別で、100円につき1ポイントになります。ポイントは季節により変わるオリジナルグッズとの交換や、1ポイント1円で次回からの買い物に使う事が出来ます。交換できるグッズは、店舗で販売しているグッズとは違う物になり購入する事は出来ないので登録をオススメします。

また、店舗での買い物や喫茶室の利用でも同じ条件でポイントが付きますし、店舗では他にもポイントの特典があります。まず、店舗では20ポイントでコーヒーを飲む事が出来ます。値段にすると2000円分のコーヒーかと思いますが、セルフサービスではありますが、お代わり自由ですし、お土産を買っていれば2000円分なんて、すぐに貯まるポイントです。

他にも、ポイントでクリスマスケーキと交換出来るそうです。ただし、こちらは予約が必要で電話での予約は不可になりますし、店舗での受け取りが必要なので、北海道に住んでいる方のみの限定になるかと思います。ここ数年のクリスマスケーキは3種類から選ぶ事が出来るそうです。ただし、ポイントカードで1つだけ気を付けなければいけない事があります。空港やホテルの売店など、六花亭の店舗でない所はポイント対象外になります。

六花亭の直営店の中には、お菓子の販売だけでなく喫茶室。というものが併設されている店舗が16店舗あります。室内はシンプルで、イスやテーブルが白です。そこに六花亭の包装紙のデザインである花柄のクッションが置いてある落ち着いた雰囲気の店です。その喫茶室ではスイーツメニューだけでなく、軽食メニューもあります。もし、誕生日に北海道にいる事が出来るのであれば、ぜひその喫茶室へ足を運んでみて下さい。

誕生日の特典があります。事前の予約は必要ないです。誕生日当日のみ、本人のみで、誕生日が分かる証明書を提示する必要がありますが、誕生日ケーキとドリンクが無料になります。また、店舗によっては、ロウソクをつけてくれるサービスや、店員さんの歌のプレゼントなどがあります。いくら1年に1度の誕生日といえど、年齢を重ねてロウソクはちょっと、という人は下一桁だけ。なんて事もしてくれます。

歌は店員さんのアカペラで、ハモリもあり、とっても上手だそうです。もちろん、はずかしいのでロウソクや歌のサービスが嫌な場合は、お断りする事も出来ます。ただ、誕生日といういい機会ですし、そこにいる他のお客様もお祝いしてくれます。お店にいる他のお客様にこの先何度も会う。なんて事はまず無いし、別に年齢がバレてしまう訳ではないのです。もしお店に行ったのであれば、このサービスも受ける事をオススメします。

誕生日特典のケーキは、数種類あるケーキの中から選ぶ事が出来ます。ドリンクはイチゴジュース以外なら、何でも大丈夫だそうです。ケーキは店頭で販売している物なので、売り切れてしまう物もあります。食べたいケーキが決まっているのであれば、早めに店舗に行く計画を立てた方がいいと思います。

六花亭の喫茶室では、数種類あるケーキを食べる事が出来ます。店舗や季節によって、多少メニューや値段が違うようです。定番のケーキメニューは、2つのイチゴが乗っていてる「ショートケーキ」が280円、上にもサイドにも栗がある「モンブラン」が280円、甘さ控えめでほろ苦い「チョコレートケーキ」が260円、フルーツ盛りだくさんで食べ応えのある「フルーツオムレツ」が280円と、かなり安い値段で食べる事が出来ます。

これらの定番メニューよりは少々高くなりますが、「プレミアム25」というチーズケーキも400円であります。何がプレミアムなのかというと、2時間半もの時間をかけてゆっくり焼き上げているケーキだそうです。この「プレミアム25」は季節により変わるそうで、チーズケーキ以外にもガトーショコラや抹茶、カボチャや紅茶などの味になる事もあるそうです。

また、これらのケーキにも負けない人気メニューにホットケーキがあります。2段の分厚いホットケーキの値段は500円台と、こちらもかなり安く食べる事が出来ます。これら以外にもスイーツのメニューはたくさんあり、ワッフルやパフェ、プディングから、季節限定のメニューもあり、夏はかき氷、冬はぜんざいなど、1年中通っても飽きる事がないくらいメニューが豊富なようです。

喫茶室では、スイーツ以外にも軽食のメニューもあり、ランチ時には結構並ぶ事があるそうです。席の予約は出来ないので、早めに店に行くか混雑時を避けるか工夫が必要です。メニューはケーキと同様に店舗や季節によって、多少値段が違うようです。ピザが数種類あり値段も600円から食べる事が出来ます。また、帯広で老舗の洋食店「レストランホーム」のオーナーシェフ直伝の「ハヤシライス」を750円で食べる事が出来ます。

そして以外にも和食もあり、「十勝強飯定食」と「ほたて強飯定食」が700円と750円で食べる事が出来ます。「強飯」で「おこわ」と読むそうです。「十勝強飯」には北海道で取れる6種類もの豆が入っていて、「ほたて強飯」にはよく出汁の出る干し貝柱にキノコが入っているそうです。それぞれには、1品のおかずと漬物、みそ汁が付いてきます。

喫茶室ではないのですが、六花亭が経営している「六花山荘」というお店があります。こちらのお店は他店とは全く違い、完全予約制のお店になります。ランチのみの営業で、冬季は営業していないです。おひとり様はダメで、12歳未満のお子様もお断りというスタイルで、店の場所も富良野にある。という事だけは分かっているのですが、詳しい場所も電話予約をして完了したら教えてくれる。という大人の為の隠れ家的レストランです。

六花亭には本店が2つあります。1つは本社のある帯広本店です。もう1つは、札幌にある札幌本店です。どちらにも共通して限定メニューがあります。それが「雪こんチーズ」です。元々販売していた「雪やこんこ」というココアビスケットにホワイトチョコをサンドしたお菓子を使っています。「雪こんチーズ」はこの「雪やこんこ」のホワイトチョコの部分に、ベイクドチーズケーキをサンドしてあります。

チーズケーキの水分がビスケットに染み出してしまう為、賞味期限がたった2時間です。お持ち帰りはもちろん不可です。「雪やこんこ」を使った限定メニューがもう1つあります。それが、「雪こんまじりっけなし」という変わったネーミングの商品です。こちらの商品は、カップに入ったソフトクリームの上に「雪やこんこ」が乗っています。また、本店限定ではないのですが、一部の店舗の販売でお持ち帰りも不可な商品があります。

最初に紹介するのは、「マルセイアイスサンド」です。バターサンドのアイスバージョンで、2つの本店以外に六花の森店でしか販売していないです。また、「サクサクパイ」も本店と帯広市内の直定店、帯広空港店でしか販売していないです。パイ生地の中にクリームが入っている商品なのですが、「雪こんチーズ」と同じく、クリームの水分がパイ生地に染み込んでしまう為、賞味期限が3時間と短い商品です。

六花亭では次々と新しい商品が販売されています。最近では、2018年11月1日から販売が始まった「三余」というお菓子があります。豆の中では最高級の品種と言われている「とら豆」を求肥でつつみ、きな粉をまぶしてあります。1袋180円で3個入っています。1つ1つが思いのほか大きく、求肥なので弾力があるそうです。賞味期限が3日なので、オンラインショップで購入する事が出来ないのが残念です。

北海道以外には出店しない。というスタイルを長年続けている六花亭を紹介しました。今でこそ、ネットでも購入する事が出来るようになった「マルセイバターケーキ」ですが、お土産に買って帰れば、相手が喜ぶこと間違いなしです。

ただ、店舗へ行かないと食べる事が出来ないメニューもたくさんありますし、誕生日の特典や、完全予約制の店も気になります。たくさんの美味しいグルメのある北海道ですが、六花亭をめぐって満喫する旅。というのもいいのではないでしょうか？