餃子ダイエットのやり方と効果を紹介！健康的に痩せる理由とは？

今ダイエッターの間で話題の餃子ダイエットを知っていますか？中華料理でおなじみの餃子は、油っこくてボリュームがあるのでダイエットには向いていないと思われる方も多いと思いますが、意外とダイエット向きのメニューなんです。それは餃子の国、中国にはスリムな方が多いことからも実証されています。今回は餃子を食べながら、おいしく楽しく痩せる餃子ダイエットのやり方や効果、栄養、注意点まで詳しく紹介していきます。

餃子ダイエットのやり方を紹介する前に、知っておて欲しい餃子のカロリーをまとめます。餃子は一見カロリーが高いイメージですが、餃子1個(約18g)で34kcalほどとなっています。10個食べても総カロリーが340kcal程度なので、カロリーを見ると意外なことに低カロリーで、ダイエット向きの食材であることがわかります。おまけにおいしくて食べごたえがあるので、食べないダイエットで失敗した経験がある方にもうってつけです。

ちなみに成人女性の1日のカロリー摂取量の目安は2000kcal、ダイエット中の女性の1日のカロリー摂取量の目安は1300kcal～1500kcalと言われていて、1500kcalの場合1食に摂取できるカロリーを計算すると500kcalほどになります。ダイエット中であっても餃子10個を食べてもカロリーオーバーにならないので、これくらいであれば無理せずダイエットに挑戦できそうです！

餃子がダイエット向きの食材であるという理由としてカロリーが低いことの他に、栄養バランスが良い、ということが挙げられます。ダイエット中は食事制限をするため、どうしても栄養バランスが偏りがちで、タンパク質やビタミンなどが不足してしまいます。特にりんごダイエットやバナナダイエットなど単品ダイエットを行うと栄養バランスがたちまち悪くなってしまいます。

その点餃子にはタンパク質や脂質が豊富に含まれている豚肉、ビタミンやミネラルをたっぷり含む野菜類、エネルギーのもとになる炭水化物が含まれている皮といろいろな栄養が豊富に含まれていて、バランスよく栄養を補うことができます。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルは人間の体を作るために必要な5大栄養素とも言われ、健康な体を維持するためには欠かせないことから、それらをすべて含む餃子は優秀なのです。

餃子が5大栄養素をバランスよく含んだダイエット向きの食材であることは前述の通りですが、もう少し栄養と効果効能を掘り下げてみていきましょう。まず餃子作りには欠かせない餃子の皮にはタンパク質と炭水化物が豊富に含まれています。タンパク質は、筋肉や皮膚といった体を作る元になったり、免疫力を高めるタンパク質は必要不可欠な栄養素で、不足すると基礎代謝が低下し、脂肪が燃えにくく、むくみやすくなったりします。

ダイエット中に避けられがちな炭水化物ですが、極端に摂取しないでいると近年体に様々な弊害が出ることが分っています。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられるのですが、この糖質を制限すると体が足りないエネルギーを補うために自分の体の筋肉を分解してアミノ酸に変え、結果筋肉量がどんどん減ってしまうということになります。また、筋肉量だけでなく骨粗鬆症を加速させる原因にもなり、足腰が衰える自体にもなりかねません。

そのため、ブームになった完全に炭水化物を抜いたダイエットは痩せるという結果が伴ったとしても危険です。健康的なやり方でダイエットを行いたい方であれば、タンパク質と炭水化物は適度に摂取することが大切なのです。その点、餃子の皮にはタンパク質と炭水化物という人間の健康維持に欠かせない栄養素が含まれているので、健康的に痩せるにはぴったりと言えます。

餃子の材料で欠かせないのが、キャベツです。キャベツにはビタミンCが豊富に含まれていることも注目して欲しいです。ビタミンCは体の細胞と細胞を結ぶコラーゲンというタンパク質を作るのに不可欠で、皮膚や粘膜の健康維持には欠かせない栄養素です。病気などのストレスへの抵抗力を強めたり、有害な活性酸素からも身を守ってくれます。

また、キャベツに豊富に含まれる食物繊維は第6の栄養素とも呼ばれ、小腸の栄養の吸収速度をスムーズにしたり、食後の血糖値の上昇を抑えたり、血中コレステロール値を低下したり、水分を吸収して便の容積を増やし、排便をスムーズにする効果もあります。ダイエット中は食物繊維の不足から便秘になりがちという方もキャベツに含まれる食物繊維を積極的に摂取するとお通じがよくなり、ダイエットにもつながる効果があります。

餃子に欠かせない材料であるニラにもダイエット中に嬉しい効果があります。ニラに含まれる栄養素には、フラボノイドというポリフェノールの一種があり、活性酸素を減らして老化を防止したり、体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぎ動脈硬化や心筋梗塞の予防効果もあります。また、骨や歯の形成に役立つカルシウムが含まれていたり、ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があると言われています。

餃子を作るためのメイン食材豚ひき肉は、ダイエットにも嬉しい栄養成分が豊富に含まれています。それは糖質からエネルギーを産生してくれたり、皮膚や粘膜の健康維持を助けたり、疲労回復にも効果的なビタミンB1です。豚肉に含まれるビタミンB1はブタミンパワーとも称されるほど称されるほど良質で、ダイエット中でも疲れにくく、健康的に痩せるためには欠かせない栄養素なので、ぜひしっかりと摂取したいものです。

おいしい餃子のアクセントになるニンニクや生姜にもダイエットに嬉しい効果があります。ニンニクといえば特有の臭いがありますが、これはアリシンという栄養成分で、タンパク質を分解して消化吸収を促す効果があると言われています。またニンニクに含まれるスコルジニンという栄養成分には新陳代謝を上げ、脂肪を燃焼しやすくしてくれたり、胃に作用して消化を助けるなどの効果もあるので、ダイエット中にはうってつけの食材です。

また生姜もダイエットにも有効な食材です。生姜に含まれるジンゲロンには血行促進や発汗、脂肪燃焼促進などの効果が期待できますし、体を温めるショウガオールには血行促進や代謝促進、抗酸化作用があることがわかっています。

ここからは実際に餃子ダイエットのやり方について解説していきます。餃子がダイエットに効果があるとは言っても、ただ餃子を大量に食べるだけでは痩せないです。餃子ダイエットの基本的なやり方は、夕食時に餃子を置き換えるというやり方です。注意点としては朝と昼の食事は普通通りで構いませんが、高カロリーな食事を避けたり、間食を控えるなどするようにするとさらにダイエット効果が高まります。

餃子ダイエットのやり方の注意点として摂取カロリーを気をつけましょう。一食あたりの餃子を食べる量ですが、成人女性がダイエット中に摂取したいカロリーは1食あたり約500kcalとなっています。餃子でカロリーを摂取するのであれば12～15個程度、量だと300g、カロリーだと餃子で400kcalを目安に摂取しましょう。ほかの食事と組み合わせるのであれば総カロリーに気をつけ、食べる量を調整するようにしてください。

餃子ダイエットのやり方では摂取カロリーを気にするほか、注意点として食べる時間帯にも気を配ってください。就寝3時間前までには食べるようにしてください。理由に関しては後ほど詳しく紹介しますので、チェックしてください。

餃子ダイエットのやり方ですが、もちろん市販の餃子を活用しても構いませんが、餃子を手作りするとカロリーや栄養を自分でコントロールできるのでさらに効果的です。例えば餃子ダイエット用に餃子を手作りするなら、春雨やこんにゃく、豆腐といった低カロリーでありながらかさが出て満腹感を得られる食材も一緒に使うのがおすすめです。食べごたえがあって、カロリーを抑えることができるひと工夫で効率的に痩せることができます。

餃子ダイエットの注意点としていくら餃子がダイエットにいいからといって、どんな調理法にしてもいいというわけでありません。例えばサクサクの食感の揚げ餃子ですが、たっぷりと油を使うのでおのずとカロリーが高くなり、痩せるどころか逆に痩せない場合もあります。餃子ダイエットにおすすめなのは油を使わず、蒸し焼きにすることです。クッキングシートを敷いたフライパンやせいろで蒸し焼きにするとカロリーダウンできます。

餃子ダイエットで痩せるポイントは、いかに満足感を得てストレスを減らすかということです。ダイエットメニューにありがちな薄味の餃子ばかり食べていると満足感が得られにくいので、香味野菜やしょうゆ、塩コショウなどでしっかりと下味をつけておくのがおすすめです。下味がしっかりついていると卓上で調味料をつけすぎることも減るので、塩分過多になったり、カロリーが無駄にアップすることも防げます。

餃子ダイエットで餃子を手作りするにあたって、さらなるカロリーダウンを目指したいのであれば豚にひき肉を鶏ひき肉に変える、という手もあります。鶏ひき肉は低カロリーで高タンパク、痩せる体を作る代謝アップに効果的なビタミンやナイアシンをたっぷり含むダイエット向きの食材です。ちなみに鶏ひき肉はももより胸の方がカロリーが低いですが、その分パサつきがちなのでミックスされたものを使うとよいでしょう。

餃子ダイエットでとことんヘルシーを極めたい、という方はお肉なしにする方法もあります。お肉の代わりにえびやおから、野菜だけであんを作ればカロリーが抑えられます。ただ、注意点としてダイエットにはタンパク質は欠かせませんので、具材は野菜だけにするより豆腐などの植物性のタンパク質を必ず入れるようにしてください。

餃子ダイエットを行う際、気をつけたい注意点を紹介します。最初の注意点として餃子を食べるときは白ご飯やアルコールは控えるということです。餃子は食欲をそそり、白いご飯やビールとの相性も抜群なのですが、一緒に食べたり飲んだりしていると痩せない結果を招いてしまいます。餃子ダイエット中は白ご飯やアルコールはぐっと我慢して、カロリーが低い副菜や満腹感を得られやすいスープや味噌汁などを補うと良いでしょう。

餃子を夕食に置き換えるやり方を紹介しましたが、餃子ダイエットの注意点として食べる時間は就寝3時間前までに食べ終えるようにしてください。すべてのダイエットの基本ですが、食後すぐ寝るとからだに蓄積される脂肪量が多くなり、痩せない体を作ってしまいます。餃子ダイエットで痩せないという人は食べる時間が遅いことも一つの原因です。食事の時間は厳守しましょう。

餃子ダイエットのやり方や注意点をご紹介してきましたが、実際に餃子ダイエットを実施した人の口コミを見ていきましょう。餃子ダイエットに成功した口コミ、失敗した口コミをそれぞれ見ればダイエットのヒントになります。まずは餃子ダイエットを成功した口コミからですが、「1週間でウェストが7cm減りました。手作り餃子を大量に冷凍しておくと忙しい日も続けやすく痩せました。」と工夫が痩せることに結びついたようです。

「餃子だけだと量が足りないような気がしていましたが、実際食べるとお腹いっぱいです。野菜を多く取るのが良かったのかむくみもとれ、太ももの間に隙間ができました。」という口コミもありました。「もともと便秘気味でしたが餃子ダイエットを始めて便が柔らかくするっと出るようになりました。便秘による肌あれも落ち着きました。」という痩せる効果を実感する口コミが見られました。

餃子ダイエットに失敗した口コミも見てみましょう。「餃子ダイエットを始めたけど、餃子以外も食べてしまっているからはなから失敗。全然痩せない。」という口コミや、「餃子ダイエットをしようと思って餃子を作ったら、おいしくて食べ過ぎて痩せない。」という口コミなど痩せない口コミを見ているとどれも注意点を守っていないために痩せない結果となっているようです。

せっかく始めた餃子ダイエット、痩せないという悲しい結果とならないためにも痩せた成功の口コミと痩せない失敗の口コミを参考にしながら、確実にダイエットを成功させましょう。

巷で話題の餃子ダイエットについて紹介してきました。餃子の栄養や効果などを見るとダイエット向きのメニューであることがよくわかったと思います。注意点もしっかり守りながら、ダイエットを成功させましょう！