花巻グルメのおすすめは?地元で人気のランチや夜ご飯を徹底紹介!

花巻は日本を代表する童話作家、宮沢賢治が生誕した場所として知られる観光都市です。宮沢賢治ゆかりの場所はもちろん、花巻温泉郷、世界遺産などのスポットもあるため、国内外から多くの人が訪れています。そんな花巻のお楽しみのひとつといえば名物グルメです。今回は花巻のおすすめランチスポット、夜ご飯にぴったりのグルメなお店をピックアップしました。これから花巻を訪れる方必見です!

花巻グルメのおすすめは?地元で人気のランチや夜ご飯を徹底紹介!のイメージ

目次

  1. 1花巻きのグルメでおすすめは何?
  2. 2花巻きについて知っておこう
  3. 3花巻グルメで地元おすすめの人気店
  4. 4花巻グルメの地元で人気のランチおすすめ店
  5. 5花巻グルメで夜ご飯におすすめの人気店
  6. 6花巻でお土産におすすめの名産品・名物グルメは?
  7. 7花巻グルメを味わってみよう!

花巻きのグルメでおすすめは何?

銀河鉄道で知られる童話作家宮沢賢治の生誕地で、イーハトーブと言われる岩手県随一の観光スポット花巻。宮沢賢治にまつわる記念館や宮沢賢治童話村、宮沢賢治イーハトーブ館、未来都市銀河地球鉄道、イギリス海岸、SL銀河といった見どころのほか、東北有数の温泉地花巻温泉郷などもあるため、県外からも毎日多くの人が訪れています。そんな花巻の旅の楽しみと言ったらやっぱりグルメは外せません。

花巻には岩手の名物グルメわんこそばをはじめ、花巻っ子に愛される老舗の大食堂、創業100年を超えるラーメン店、豊富なご当地ビールまで食べたいグルメが満載なんです。宮沢賢治の「注文の多い料理店」をモチーフにしたユニークなレストランもぜひ行って欲しいおすすめです。そこで今回は魅力満載の花巻グルメを大特集します!花巻グルメで抑えておきたい名物料理、ランチ、夜ご飯におすすめのお店までたっぷり紹介していきます!

花巻きについて知っておこう

花巻とはどんな所?

花巻市は岩手県中西部にある都市で、童話作家宮沢賢治の生誕の地として知られています。岩手県内では盛岡市、一関市、奥州市の次に人口が多い大都市で、花巻市の西部には花巻温泉郷を擁し、岩手名物わんこそば発祥の地でもあります。花巻市内には岩手県でただ一つの花巻空港があるため、県外からのアクセスもよく、東北新幹線新花巻駅、東北自動車道、東北横断自動車道など高速交通網が整っているため、車でも訪れやすいです。

花巻という地名にはいくつか由来があり、花の牧という名馬を産する牧場があった、北上川の水上に花びらが浮かび水深く渦をなし美しい風景だったことから、アイヌ語で河下に開けた土地を意味することからなど諸説あります。宮沢賢治ゆかりの地を巡りながら、花巻温泉郷でのんびりすごし、おいしい花巻グルメに舌鼓、少し足を延ばして日本最大の民間総合農場小岩井牧場や、世界遺産平泉、橋野鉄鉱山などを訪れるのもおすすめです。

花巻は酒造りとしても有名な街

花巻市は自然環境に恵まれていることからさまざまな食文化が発展してきました。中でも花巻では昔から酒造りが盛んで、名杜氏を数多く輩出していて、南部杜氏は日本三大杜氏のひとつにも数えられているほどです。美しい自然、良質な水と米に恵まれた花巻の地酒は、純米酒南部関や酔右衛門など数多くの名酒があり、お酒好きな方を喜ばせています。花巻を訪れたらぜひ岩手の豊かな自然を享受した名酒を堪能してはいかがでしょうか?

また、花巻は降水量が少なく、昼夜の温度差が大きいため、気候風土がフランスのボルドーに似ていて、ワイン作りに適した弱アルカリ性の石炭岩土壌であるこワイン作りも盛んです。花巻の大迫地区で生産されるエーデルワインは地元花巻ではもちろん、岩手県、全国にまでその名を知られる名ワインです。アジア最大規模のワイン審査会のひとつである国際ワインコンクール「Japan Wine Challenge 2018」で受賞した実績もあります。

その他伝統を守り続けた名物が多数ある!

花巻にはユネスコ無形文化遺産登録、国指定重要要無形民俗文化財に指定されている早池峰神楽があり、花巻を代表する伝統芸能となっています。豊作、無病息災、家内安全などを祈願して舞うことが地域に継承されてきました。また、宮沢賢治著「鹿踊りのはじまり」でも登場した鹿踊りも有名です。鹿の躍動する様子を取り入れた鹿踊りは、華やかで美しく、見ていてワクワクすること請け合いです。

花巻の伝統を守り続けた名物お土産といえば、昔ながらの可愛さにあふれた素朴なこけしもはずせません。東北地方だけで育ったこけしは、花巻をはじめとする地域では南部系伝統こけしといい頭がクラクラ動くのが特徴です。南部系こけしは3色の色だけを使用して絵付けが行われ、絵付けする人によって表情の違いを楽しむことができます。花巻ではこけしの絵付け体験ができるので、自分だけのオリジナルこけしを作ることもできます。

享和年間から作ら作られている伝統和紙と県内の真竹を使った和傘は、素朴ながらかわいらしい実用本位の傘で、ちょっとしたお土産にもぴったりです。花巻地方で古くから縁結びや子宝繁栄、五穀豊穣などの祈願の使い駒として円万寺観音に伝えられている藁の馬人形忍び駒や、昔ながらの染料、製法にこだわり生み出される染め物、万寿山の陶石から生まれた磁器など花巻の思い出を持ち帰るのにふさわしい伝統名物も数多くあります。

花巻グルメで地元おすすめの人気店

巨大ソフトクリームが話題「マルカンビル大食堂」

東北では知らない人はいないというほど知名度抜群な伝説のデパート大食堂が、マルカンビル大食堂です。昭和の風情溢れるレトロなマルカンビル大食堂の数々のグルメは、ランチも夜も昔から地元花巻の人をはじめ東北の人の胃袋を満たしてきましたが、一度は時代のがなれとともに惜しまれつつも幕を閉じました。ですが、マルカン大食堂の復活を願う多くの声と熱意により2016年2月に奇跡の復活を遂げ、ファンを喜ばせました。

マルカン大食堂の魅力は何といっても昭和の時代の雰囲気が今でもそのままの姿で残っていることです。レトロで懐かしく、年配の方は幼少時期を思い出して思い出に浸り、若い人はレトロさがまた新しくて新鮮と老若男女に愛されています。時代を超越した店員さんお着用するメイド服のような制服がまた目に新しく、一層雰囲気を盛り上げてくれます。そんなマルカン食堂の名物グルメといえば、10段ソフトクリームです。

高さ25cmはあろうかという10段にもなる巨大ソフトクリームは、出てくるなり写真に収めたくなるほどのインパクトです。しかもこれだけのボリュームがありながら180円という低価格なので、人気が出るのも納得です。この10段ソフトクリームを作るには卓越した技術が必要で、運ぶ際にも崩れないよう細心の注意が必要です。昭和の時代を彷彿とさせるレトロなメイド服の店員さんが一度に何本も運ぶ姿は圧巻です。

マルカン食堂の名物グルメ10段ソフトクリーム、どうやって食べるの?と思われるかもしれませんが、花巻っ子は割りばしを使って上手に食べています。通常のソフトクリームより少し固めに作ってあるので割りばしでもつかみやすいというわけです。花巻の名物グルメとして必ず名前が上がる10段ソフトクリームは食感もなめらかでおいしく後味もさっぱりしているため、これだけのボリュームでもあっという間に完食できてしまいます。

マルカン食堂で人気のランチメニューがナポリタンスパゲティにとんかつがのったナポリカツです。甘酸っぱいトマトソースに絡んだ太めでもちもち食感のナポリタンスパゲティは、まさに昭和の喫茶店を思わせる懐かしい味わいで、薄めでサクサクに揚がったとんかつとの相性も抜群です。フレンチドレッシングがかかった新鮮野菜たっぷりのサラダもセットになりお値段780円ととてもお得なので、ランチに夜に頼んで損はありません。

多くの人の声から感動の再開を果たしたマルカン大食堂は、花巻の地元民をはじめ県外からも多くの人が訪れ行列が絶えない人気店となっています。今や花巻グルメスポットとして観光バスも訪れるほどです。1階のエレベーター脇にはどのくらいの行列ができているのかが表示されているので、訪れる際は確認してから行きましょう。アクセスはJR東北本線花巻駅から徒歩15分、車で5分、営業時間は11:00~18:30、休業日は水曜日です。

時が止まったようなステキなカフェ「林風舎」

JR釜石線を走る蒸気機関車SL銀河の四八駅である花巻駅近くにある林風舎は、宮沢賢治の弟、宮沢清六のお孫さんが店主のカフェです。店内はイギリス製のアンティーク家具がゆったりと配され、「注文の多い料理店」の世界観をイメージした造りになっています。カフェスペースは林風舎の2階にあり、宮沢賢治の世界に漂いながらランチをいただくもよし、夜のゆっくりしたひと時を過ごすのもよし、さまざまに利用することができます。

林風舎で一番人気の名物ケーキは、米粉を使ったロールケーキオリザです。米粉を使って作られているため、口当たりはふわふわで軽く、甘さも控えめなので、ぺろりと食べることができます。ちなみにオリザとは、宮沢賢治の作品「グスコーブドリの伝説」に出てくる稲の学名です。カフェで販売されているかりんとう「よだかの星」も宮沢賢治の作品にちなんでいて、宮沢賢治ファンならうれしくなってしまいそうです。

毎週日曜日の午後3時からは、クラシックやジャズのミニコンサートが開催されていて、入場無料で観覧することができます。1階フロアは宮沢賢治のオリジナルグッズを販売していて、宮沢賢治の作品をモチーフにした小物やアクセサリーが所狭しと並んでいるので旅の思い出探しをするのもおすすめです。営業時間は10:00~18:00、定休日は毎週木曜日です。宮坂賢治の世界に浸ってゆったりと過ごすならぜひ訪れたいおすすめ店です。

花巻グルメの地元で人気のランチおすすめ店

ランチメニューが豊富「ポパイ」

花巻駅から徒歩20分、または車で5分、花巻市立若葉小学校近くにあるポパイは、ハンバーグにポークソテー、スパゲティなど豊富なランチメニューに定評のあるレストランです。ひとりでも友達同士や、子供連れのファミリーでも気兼ねなく利用することができ、くつろいだ雰囲気の中でおいしい食事がいただけるとあって、店内には花巻の地元の方でいつも賑わう人気店となっています。

花巻を代表するグルメ店として知られるポパイで人気のランチメニューは、白金豚と岩手県産牛の手ごねハンバーグ「ポパイ・ライスバーグセット」660円です。子供から大人まで幅広い年代の方に支持されている名物ランチで、ボリューム満点でありながら驚きのリーズナブルさなのでぜひオーダーしてみてください。しゃきしゃきの野菜サラダが添えられているので、ランチでも最後までさっぱりと飽きずにいただくことができます。

ランチのもう一つの人気メニューは、岩手のブランドポークである白金豚のロースをシンプルに焼き上げ、肉のおいしさを存分に味わえる白金豚のポークソテー1080円です。実はポパイは岩手ブランドポーク白金豚を取り扱う肉屋さん直営の食堂なので、お肉の美味しさはお墨付き。ちょっぴり酸味の効いたトマトとバルサミコのソースが添えられ、リッチな大人の味わいなのでランチから花巻の地ワインと一緒にいただくのもおすすめです。

ランチの締めくくりには、花巻の名物レストラン、ポパイ自家製の手作りスイーツは外せません。スイーツメニューはその日の日替わりで、行ってからのお楽しみということなのでランチ後にスイーツを食べに足しげく通うファンもいるそうです。自家製スイーツのお値段はランチメニューにプラス430円で利用できます。

花巻の名物レストランポパイの外観は、レンガ造りの重厚感ある建物に緑の大きな看板が目印です。一歩店内に足を踏み入れると、木の温もりを感じられるほっこりとくつろぎの空間が広がっています。ランチタイムにおひとりさまで訪れるお客さんも多いので、気兼ねなく訪れることができますし、広々としたテーブル席が用意されているのでグループでワイワイ利用するのにもぴったりです。

営業時間は定休日の火曜日を除く11:00~21:30で、料理のラストオーダーは21:00、ドリンクのラストオーダーも21:00です。ポパイには14台の駐車場も完備されているので、ランチをいただきにドライブがてら訪れやすいのもうれしいです。花巻のグルメさんはもちろん、花巻のご当地グルメを楽しみに訪れる観光客や、ビジネスマン、花巻の地元民にも愛され続けるポパイ、ランチタイムに、夜ご飯に行く価値のあるお店です。

お洒落な洋館レストラン「山猫軒」

花巻の宮沢賢治記念館の近くにある山猫軒は、宮沢賢治の「注文の多い料理店」をイメージに作られたお洒落な洋館スタイルの一軒家レストランです。アクセスしにくい立地ながら店内には宮沢賢治ファンが多く訪れ、予約も取りづらいほどの人気店となっています。山猫軒では、イーハトーブの豊かな食材を利用した山猫ぞうすいや、山猫すいとんセットなど、花巻の恵みと、宮沢賢治の世界観を再現したグルメが名物です。

ランチのおすすめメニューは花巻の名物郷土グルメ、手作りのすいとんがメインになった山猫すいとんセット1200円です。山猫軒特製味噌の焼きおにぎりと、サラダ、お新香がセットになってボリューム満点。ランチタイムにお腹がペコペコで訪れても十分満足できる内容です。また、ランチでは花巻の豊かな土地でのびのび育った名物ブランド豚、白金豚を使ったイーハトーブ定食もとても人気です。

ちなみに白金豚とは、岩手県花巻出身の宮沢賢治作「フランドン農学校の豚」で豚が大地の恵みを受けて上質な食肉を生み出すさまを「自然界における触媒だ、白金と同じことだ」といったことに由来しています。そんな白金豚をとろとろに煮込んだ角煮、じゅんさい、季節の野菜と天ぷらの3点盛り、すいとん、季節の果物をセットにした豪華なイーハトーブ定食1550円は、花巻の名物グルメを一気にいただけるお得なセットです。

花巻でよく食されている鹿肉を使った山猫軒特製鹿肉チャーシューが入った鹿踊りそば830円も外せません。宮沢賢治の童話の中に出てくる「鹿踊りの始まり」というお話をモチーフにした鹿踊りそばは、丼に鹿の面を模しているので楽しみにしていてください。ランチも夜も山猫軒で出てくるごはんは、すべて花巻で最小限の農薬使用で栽培したお米を使用しています。もちもちで輝くような粒の立ったご飯は抜群においしいと評判です。

山猫軒では宮沢賢治をモチーフにしたオリジナル商品の販売も行っています。山猫軒の名物オレンジケーキや、雨ニモ負ケズの全文が入った雨ニモ全文マグカップは、宮沢賢治ファンならずとも手に取る人の多い人気商品なので、旅の思い出として連れ帰ってみてはいかがでしょうか?山猫軒へのアクセスは新花巻駅から1kmほどと少し離れているので車で行くのがおすすめです。営業時間は9:00~17:00、年中無休で営業しています。

スタミナ抜群の人気ラーメン「花巻ラーメンバカボンド」

花巻駅から徒歩4分、ランチタイムはお店の前に長い行列ができていることも珍しくない人気ラーメン店が、花巻ラーメンバカボンドです。花巻ラーメンバカボンドの名物メニューが、特製味噌であぶったホルモンをたっぷりの野菜と一緒にトッピングした鉄砲ラーメンです。花巻をはじめとする岩手県では豚の直腸を鉄砲と呼んでいることから、ホルモンをたっぷり乗せたラーメンを鉄砲ラーメンという名前になったそうです。

花巻名物の鉄砲ラーメンは一見こってりとしてるように思いますが、一緒に炒められた大量の野菜がうまく味を調整してくれているので女性でもひとりでぺろりと食べられてしまいます。スープはベースが味噌でぴりっとした辛みがあるので最後まで飽きずにいただくことができるので、ボリューム満点ですが安心して注文してください。ほかにスープの味は塩かしょうゆからも選ぶことができるのでお好みに合わせてチョイスしましょう。

麺は中太でもちもちのストレート麺となっていて、コクのあるスープやホルモンとの相性も抜群です。花巻名物の鉄砲ラーメンを注文すると、バガ飯というごはんを無料でつけるサービスもあります。バガ飯は、しろ飯、うま飯、から飯の3つの中から選べます。しろ飯は一口白ごはん、うま飯はひき肉と玉ねぎをご飯に加えた味付けご飯、から飯はうま飯を辛くしたごはんで、注文時にバガボンドの店員さんにどれにするか伝えて下さい。

花巻名物鉄砲ラーメンが人気のバカボンドのバガ飯は、ごはんに鉄砲ラーメンのスープをかけ、ラーメン雑炊として食べるのが花巻っ子の定番です。コクのあるスープがごはんとも抜群に合うので、行ったら見習ってスープを加えて食べてみてください。バガボンドでは、ほかにキムチやサラダ、食後のコーヒーも無料で飲み放題という太っ腹なサービス付きなので、食べ終わる頃にはお腹がパンパンになっていること間違いなしです。

バガボンドへ行った人の口コミを見てみると「背油とにんにく風味の濃厚なミソスープとシャキシャキの野菜がおいしく、麺は固ゆでの太麺で濃厚なスープに絡んでおいしい!」「ホルモンは噛み応えがあって最高!ボリューム満点なのでハーフサイズでもお腹がかなり満足です」と好評でした。花巻名物鉄砲ラーメンがいただける花巻ラーメンバガボンドのアクセスは、花巻駅より徒歩5分、営業時間は11:00~22:00、定休日は祝日です。

花巻グルメで夜ご飯におすすめの人気店

花巻温泉近くの隠れ家的なお店「チンクエ」

花巻に観光やビジネスで訪れ、夜ご飯は何にしようかなと、思った時におすすめのお店が花巻温泉郷にほど近い場所にお店を構えるチンクエです。本場イタリアの味を花巻で味わえる名物イタリアンレストランで、高温の釜で焼きたてを提供してくれる本格的なイタリアンスタイルのピッツアが人気で、地元花巻の人はもちろん、県外からでもわざわざ訪れる人も多いお店です。チンクエはイタリア語で数字の「5」を表す言葉だそうです。

お店は5と大きく記されたブルーのおしゃれな建物が目印で、店内はこじんまりとしながらもセンスの良いインテリアで彩られ、落ち着く雰囲気です。花巻グルメとしてランチにも夜にもおすすめのチンクエでは、野菜にこだわりがあり、契約農家とオーナーの実家で作った確かな野菜しか使わないというこだわりがおいしさにつながっています。ピッツアに使用されているトマトやソースの野菜も、全てこだわりのものばかりです。

黒キャベツや金美にんじんなどちょっと珍しい野菜も提供されていて、夜の人気メニューは新鮮な野菜をほどよく焼き上げ、にんにくたっぷりのバーニャカウダソースでいただく焼き野菜のバーニャカウダです。夜ご飯の前菜としてお酒がぐんぐん進むメニューとなっていますので、夜ご飯にチンクエを訪れた方はぜひオーダーしてみて下さい。

ピザはすべて注文を受けてから店内に備え付けられた大きな釜で焼き上げて提供されるので、アツアツのおいしさがたまりません。チンクエの名物メニューとしてグルメな方からも評判なのがマルゲリータ1400円です。シンプルながら素材の美味しさが生きたマルゲリータは、一度食べるとやみつきになるおいしさで、リピート率のNO.1の人気を誇っています。夜にランチに、お酒やフレッシュなジュースと一緒にお楽しみください。

営業時間は11:00~21:00、ラストオーダーは20:30、定休日は第1、2、4月曜日と第3日曜日なので、夜ご飯やランチに訪れる際はご注意ください。駐車場はお店の前に2台、近隣に6台分用意されています。盛岡から車で30分ほどで到着する距離にあり、食後には温泉にも入れる好立地なのでドライブがてら訪れる際にも便利です。週末にリフレッシュしたい、おいしい夜ご飯を食べに足を延ばしたいという方におすすめです。

宮沢賢治も愛したお店「嘉司屋」

続いて花巻駅で夜ご飯におすすめのお店がJR花巻駅から徒歩15分ほどの場所にある嘉司屋です。創業は1904年、花巻の土地で114年以上も営業を続けている老舗の和食屋で、宮沢賢治も生前はよく通っていたとのことです。こちらは全国的に有名になった花巻の名物グルメわんこそばをイベントにした「わんこそば全日本大会」発祥のお店であり、マッチ棒で杯数を数える昔ながらのスタイルでわんこそばを心ゆくまで楽しめます。

もともと花巻に伝わるわんこそばは、約400年以上もの歴史を持つグルメです。南部家27代当主、南部利直公が江戸に向かう際に花巻城に止まった時、名物のそばを秀平塗りのお椀に上品に一口分だけ乗せて出したところ、おいしいと何杯もおかわりし、それが評判を呼びわんこそばと称されるようになったとのことです。そんなわんこそばは押しも押されもしない花巻グルメの代表格となりました。

嘉司屋の名物わんこそばは、毎朝心を込めて打ち上げる自慢の二八そばを利用しています。嘉司屋では、花巻名物のわんこそばを「心ゆくまで召し上がっていただきたい」という思いから、いわゆる観光客向けの早食い、大食いのパフォーマンスではなく、湯がきたてのおいしいおそばをお客さんのペースに合わせてゆっくり提供することを信念としています。おいしく、ゆっくりと、おなかいっぱい、わんこそばを楽しみましょう。

花巻名物グルメのわんこそばはランチも夜も同一料金となっていて、小学4年生以上の大人は薬味8品付きで3500円、小学1~3年生は薬味8品付きで2800円、小学生未満は薬味4品付きで1700円です。わんこそばをオーダーしたお客さんには日付と食べた杯数を書き込める記念前掛けがプレゼントされるのでいい記念になりそうです。わんこそばはできるだけ2名以上とのことですが、おひとりさまでもOKとのことですのでご安心ください。

花巻出身の童話作家、宮沢賢治が愛したと言われるのが、嘉司屋名物のかしわ南蛮です。そば屋ならではのだしのきいた甘辛つゆにぷりぷりのぶつ切り鶏肉を惜しげもなく入れ、嘉司屋自慢の二八そばを贅沢に入れて煮込んだかしわ南蛮は、ほっとする優しさでクセになる味わいです。そのほか、そばに合う花巻地場産品グランプリで見事優勝したハコショウの呑んべえ漬けと冷たい山かけそばを合わせた冷やしそば呑んべえ山もおすすめです。


花巻の名物グルメわんこそばがおいしいと評判の嘉司屋へのアクセスは、花巻駅から車で10分、花巻南インターから車で10分です。お店には20台の駐車場も完備していますので、車でのアクセスも安心です。営業時間はランチが11:00~15:00、ラストオーダーが14:10、夜は17:00~21:00、ラストオーダーが20:00です。花巻まつり期間中や、繁忙期は営業時間よりも早めに閉店することもあるそうなので、ご注意ください。
 

花巻でお土産におすすめの名産品・名物グルメは?

素俗な味わいが人気「南部せんべい」

花巻グルメをお土産にしたい方におすすめなのが、八戸地方や岩手県北地方で広く食べられている南部せんべいです。南部せんべいは小麦粉と塩、水を混ぜて焼いた素朴ながら味わい深いおせんべいです。花巻では南部せんべいは家庭に欠かせないおやつであり、花巻っ子は昔から食べてきた懐かしのおやつです。花巻のスーパーでは、一番シンプルな白せんべいのほか、さまざまな種類の南部せんべいが販売されています。

香ばしいごまがたっぷりと入った大人の味の南部せんべいが、ごませんべいです。黒ごまの香ばしい香りが口の中いっぱいに広がり、手が止まらなくなるおいしさです。子供に人気なのが生地にピーナッツを入れて焼き上げた南部せんべい、まめせんべいです。ピーナッツのほんのりとした甘さがやさしい味わいです。

甘いせんべいが苦手な方には、いかせんべいはいかがでしょうか?たっぷりのさきいかを乗せた南部せんべいで、お酒のおつまみにもぴったりの一品です。そのほか、そのほか、ごまぬりせんべい、クッキーせんべい、あめせんべいなど種類豊富なので、お好みの味わいを見つけて下さい。南部せんべいの購入は、お土産物屋さんやデパート、スーパーなどでも気軽に手に入りますので、見かけたらぜひチェックしてみて下さい。

風土を生かして作られた逸品「ワイン」

花巻は、日本のワインブームをけん引してきたと言われる影の立役者としても知られています。オーストリアのウィーンで開催される世界最大級の国際ワインコンクールで毎年のように賞を獲得していて、2011年には日本ワイン初の金賞も受賞した名ワインが揃っています。寒暖の差が激しく、風土が豊かな花巻では質の良いブドウの品種が育ち、世界的にも有名なワインの産地ボルドー地方に通づるものがあるそうです。

そんな豊かな地で育った上質なぶどうを使った花巻ワインは、経験豊富なワイナリーで熟練の職人によって絶品のワインへと形を変えます。花巻ワインの名物ブランドといえばエーデルワインが有名です。フレッシュで華やかな香り高いエーデルワインは、花巻土産としていちおしの商品です。大切な方へのプレゼントにも最適なので、花巻を訪れたら手に取ってみてはいかがでしょうか?

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花巻グルメを味わってみよう!

花巻の名物グルメを紹介してきましたが、行きたいお店は見つかりましたか?宮沢賢治ゆかりの土地、花巻で味わう名物グルメは、昭和から続くレトロな大食堂のソフトクリームあり、釜焼きの絶品ピッツアあり、ボリューム満点の鉄砲ラーメンあり、地元の絶品ポークを使った肉料理あり、とバラエティに富んでいて飽きることがありません。

また、花巻はあまり知られていないかもしれませんが、世界的にも有名な名ワインの生産地でもあります。国際ワインコンクールで金賞を受賞したワインは、大切な方へのお土産にもぴったりの逸品ですので、お酒好きな方がいたらぜひ連れて帰ってください。もちろん、自宅で名ワインをたのしむのもOKです!旅行で、ビジネスで、花巻を訪れたら、今回の記事を参考に花巻グルメを思う存分堪能してみてはいかがでしょうか?

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