韓国ビールの人気銘柄10選！各種値段やお土産に最適の一品も！

韓国ビールの面白いところはペットボトルでも売られているところです。2リットルのビールのペットボトルもあるので韓国に行った日本人は驚く光景です。さらに韓国のビールは比較的に安いものも多いので徐々に人気が上がっています。以前の韓国ビールは味が薄いとか泡がたたないなどの酷評も多くありましたが、最近では徐々に改良が進み韓国ビールの人気は復活してきています。

普段から日本のビールになれている人が韓国ビールを飲んだときの感想はコクがないというものです。確かに韓国ビールは麦芽の含有量の少なさから日本のビールよりも味が薄く感じることは多いようです。ですが、その背景には韓国ビールは焼酎と合わせて飲むことが多いなどの文化の違いがあるのです。単純な話で日本料理と韓国料理は味が違うので料理にあうビールの味も変わってきますし銘柄によっても個性があります。

韓国ビールはコクがないと言われることも多いですが、逆にさっぱりしていて飲みやすいという点もあります。韓国ビールで人気の銘柄はハイトとカスフレッシュですが、やはり味は薄めだと言われます。ですが苦味はしっかりときいているので、ビールらしいビールだと言えます。そしてポイントはどんな料理とあわせるかです。基本的にはキムチを中心とした辛い料理が多いので必然的にさっぱりしたビールとの相性が良いのです。

味が薄いとかコクがないと噂される韓国ビールですが韓国料理との相性は抜群です。キムチを筆頭に辛くて匂いの強い韓国料理には薄味だけどさっぱりとした喉ごしの韓国ビールはベストマッチします。様々な韓国料理がありますが、韓国ビールはそれらの伝統的な韓国料理との相性を考えて作られています。さらにお菓子に合うビールや揚げ物にあうビールなど銘柄によって特色があるのも特徴です。

韓国のスーパーやコンビニでは海外産のビールが数多く陳列されるので韓国ビールの数は少ないのが現状です。その中でもカスフレッシュは韓国のスーパーやコンビニでは必ずあるという代表的なビールです。味としては薄味の日本ビールというような親しみやすい味で500ｍｌのペットボトルで100円ほどです。お店で頼むとジョッキで300~380円くらいなのでお得に飲みたい時はペットボトルで購入するのがおすすめです。

カスフレッシュはアルコール度数4.5%と高くなくさっぱりとした味わいが特徴なのでチキンや三枚肉ともよくあいます。少し油っこく感じるフライドチキンなどとも相性が良いのでがっつりと食べたい時にもおすすめの銘柄です。韓国のお店ならだいたいどこの店にでも置いてある代表的なビールの一つです。最初の乾杯に選ぶ時や暑い時期で喉を潤したい時に特におすすめの韓国ビールの代表です。

ハイトはカスフレッシュにつぐ知名度の高さで日本の会社と合同で開発したのが特徴です。そのため炭酸と苦みが強くすっきりとした喉ごしが人気です。350ｍｌのボトルが250円なのでやや高めです。日本のビールに近い味がしているので日本人にはなじみのある味をしている銘柄の一つです。焼肉屋さんや日本の韓国料理屋などでよく見かけます。韓国ではカスフレッシュほどお店に置いているわけではないようです。

ハイトはアルコール度数が6.9%と少し高めでアロマホップを使っているのも特徴です。焼肉屋でよく見かけるのでチャンジャやキムチなどとも相性は抜群です。各種の焼肉はもちろん韓国風イカ炒めのオジオンポックムや牛ホルモン炒めのコプチャンポックムともよくあいます。焼肉屋に行った時にはぜひおすすめしたいのがハイトの芳醇な香りとすっきりとした辛口で、切れのある喉ごしは韓国料理のときにおすすめの銘柄です。

韓国旅行のお土産としても人気な韓国ビールがクラウドです。日本のアサヒビールと協力して運営している会社が販売しておりカスフレッシュとハイトに並ぶ韓国ビールの三大会社の一つです。日本のビールに最も近い味のビールと言われますが、やはり日本のビールとは違いがあるので韓国旅行にきた観光客には人気のお土産となっています。お土産屋さんや空港などで比較的に簡単に手に入るおすすめの韓国ビールの銘柄の一つです。

味がしっかりしているクラウドにおすすめなのはサムギョプサルです。分厚い肉を野菜やキムチなどと一緒にサルサソースにつけて食べるサムギョプサルは韓国ビールの銘柄の中でもクラウドがぴったりです。アルコール度数は5%でドイツなどのヨーロッパのホップを使用しています。韓国料理との相性はばっちりで〆のラーメンまで美味しくいただけるのがクラウドなのでお土産として買っていけば喜ばれる銘柄の一つです。

韓国ビールのなかでもOBゴールデンラガーのうりはゴールデン麦芽100%ということです。日本ではなかなか目にしない韓国ビールで500mlで2600ウォンなので260円くらいになります。麦芽が100%のビールは韓国には少なくハイトとOBゴールデンラガーのみになります。口コミではこれぞビールといった感覚で韓国でも本格的なビールが飲みたい人におすすめの銘柄です。コンビニでも手に入りやすい銘柄の一つです。

OBゴールデンラガーは本格的なビールの味わいなので辛さがきついものよりチヂミなどのあっさりとした韓国料理があいます。キムチなども相性は良いですが、辛くない料理とも相性が良いのがOBゴールデンラガーです。本格的なビールテイストなので韓国以外の国でも提供している店は多くニューヨークなどの韓国料理屋でも提供されていることが多いのはハイトやOBゴールデンラガーなどの麦芽100%のビールです。

韓国ビールの中でも少しオシャレな銘柄として知られているのがカフリです。ヨーロッパのホップを使用しているので芳醇な香りが楽しめます。330mlで1650ウォンほどなので韓国ビールの銘柄の中では少し高めです。苦味は少し抑えめでアルコール度数が4.2%と少し低めなので喉ごしよりもフレーバーを楽しめるおすすめのビールです。比較的に知名度も高いので日本のビールならご当地ビールのような立ち位置です。

韓国のオシャレなビールであるカフリにあうのは定番のチキンです。韓国料理のチキンといえば甘辛の味付けのヤンニョムチキンです。これが韓国料理の中では鉄板のビールのお供の一つで他にもベイクドチキンやカルボナーラチキンなどとチキンの中にも多様なメニューが登場するほど韓国で愛される定番のおつまみです。コチュジャンを効かせたヤンニョムチキンはピリ辛ですが風味の豊かなカフリとは極めて相性が良いのです。

韓国ビールの銘柄の中でも本格的で苦味が強いのがエールストンです。イギリス式のダークエールビールなのでバーなどでも提供される韓国ビールの銘柄の一つです。500mlで3300ウォンなので本格的なビールの中では比較的に割安です。韓国内ではアサヒビールと同じくらいの価格です。海外から入ってくる高級なビールに対抗して作られた高級志向のおすすめの韓国ビールがエールストンになります。

エールストンは韓国ビールの銘柄の中でも高級志向のビールなので辛い料理よりもチキンなどの料理のほうが人気です。韓国ではビールとチキンは鉄板の組み合わせの一つなので、煮てよし焼いてよし揚げてよしなのがチキン料理です。甘辛のヤンニョムチキンも人気ですが、あっさりと塩コショウでいただくフライドチキンも人気です。エールストンのような本格的なビールにはフライドチキンのような味付けが相性は良いのです。

マックスは知名度はそこそこで韓国内では初めて作られた麦芽100%のビールです。きめ細やかでクリーミーな泡がたつのが特徴で今までの韓国ビールの銘柄の中でも本格的なビールといえます。500mlで2600ウォンなので比較的に高くない価格帯です。アルコール度数は4.5%と高くなく苦みも少ないので女性も飲みやすいのが特徴です。味は韓国ビールらしさもありながら、ほんのり甘さもある新しいビールです。

マックスは韓国ビールの銘柄の中でもベーシックな味なのでベタな韓国料理がよくあいます。チヂミやビビンバなどの炭水化物ともあいますし、チキンなどとはもちろん相性はばっちりです。おすすめなのはチーズダッカルビなどの濃厚な味わいの料理です。泡がきめ細かくてクリーミーなマックスは味がしっかりとした料理との相性がよくチーズダッカルビなどの辛くて濃厚な味の韓国料理にはおすすめです。

ブラックビアスタウトは韓国ビールの中では唯一の黒ビールです。ドイツ産の黒麦芽を原料に作られているので黒ビール特有の深い味わいがあります。ただし普通の黒ビールよりも軽めの味ですっきりとしている韓国ビールの特徴も出ています。355mlで2100ウォンなので黒ビールとしては普通くらいの価格です。アルコール度数は5%ですがかなり飲みやすい黒ビールです。比較的に口コミの良い韓国ビールの一つです。

ブラックビアスタウトは本格的な黒ビールなので韓国料理にあわせるというよりは黒ビール単品で楽しむタイプです。バーなどで人気なのでナッツ類などお菓子系とあわせるくらいでも十分おいしくいただけます。日本人の口にもあう韓国ビールの一つなのでお土産としても喜ばれペットボトルタイプで大きなものも売っているので持ち運びも便利です。韓国土産の中でも人気があって喜ばれやすいのがブラックビアスタウトです。

韓国ではビールや焼酎、マッコリが主流でカクテルやサワーのような飲み方は少なかったのですが、最近になってフレーバービールなどが流行り始めています。背景としては女性にフルーツマッコリやマッコリのカクテルなどが流行りだし、インスタ映えなどを意識した商品が増え始めたことがあります。まだまだ知名度は高くないようですが、ビールが苦手な人でも飲みやすいと評判なので徐々に取り扱っている店は増えています。

アルコール度数は2.5%と低いのでごくごくと飲めてしまうフルーツビールです。日本では販売されていませんが500mlで500円ほどです。マンゴー果汁は2.3%で甘いのでたくさんは飲めないくらいの甘さです。こちらも韓国料理とあわせて飲むというよりはバーなどでデザート感覚で飲むフルーツビールです。韓国では恋人と飲むようなイメージでコマーシャルも流れているので落ち着いた雰囲気でいただくマンゴービールです。

青ブドウビールなどのフルーツビールは最近、韓国で流行りだしているサワーのような飲み物です。他にもグレープフルーツビールやハニービールなどもありますが通常のビールをジュースで割っているので普通のビールの半分くらいのアルコール度数です。お店でしか飲めませんが3200ウォンくらいで楽しめます。無難なおつまみはフライドポテトなどがあっているようですが万人受けする味とは限らないようです。

韓国で大人気というよりは若者向けの店でインスタグラム用の商品として人気が出ているようです。他にもクリーム生ビールなどもありますが、実際にクリームが乗っているのではなく泡をクリームのように見立てたこちらもインスタ映えした韓国ビールです。だいたい3200~4700ウォンくらいなので日本の生ビールと同じくらいの価格です。見栄えは良いものの他の韓国ビールの銘柄と比べるとやや割高ではあります。

韓国と日本の違いはお酒の文化にもあります。知っている人も多いですが韓国はお酒大国でとにかくお酒をよく飲みます。そして日本人ならとりあえずビールを頼むところも韓国ならとりあえず焼酎です。さらに日本人には衝撃的なのが焼酎を割るという概念はないということです。韓国で焼酎といえばストレートが当たり前です。だからストレートなんで言い方もありません。一気飲みだって韓国だと焼酎の一気飲みが普通です。

韓国のお酒の飲み方は始めの一杯を飲んだ後は料理をしっかりと食べて、その後にしっかりと飲むというのが一般的です。料理のあとにお酒を飲むのは強いお酒をお腹いっぱいに飲むのが一般的なので空腹で飲むと身体に悪いからです。沖縄の泡盛の飲み方にも似ています。だから基本的に強いお酒が多いので韓国の人はお酒が強いと言われます。もちろん、低アルコールのビールが出てきているようにお酒に弱い人もたくさんいます。

韓国ビールが味が薄めに作られている理由は飲み方にあります。なぜならビールは割って飲むのが一般的だからです。ビールを割って飲むのはカクテルにするからではありません。焼酎をビールに混ぜて飲むのです。だから焼酎をビールで薄めて飲むという感覚です。韓国の人の感覚では焼酎をストレートで飲むとすぐに無くなるし酔ってしまうから、ゆっくりと飲んで少しずつ酔いたい時にビールは重宝するという感じです。

韓国でおなじみの飲み方に爆弾酒があります。爆弾酒とは名前の通り爆発的に酔えるという事でこの名前がついています。爆弾酒はビールと焼酎を混ぜるというものなので当然、アルコール度数はかなり高くすぐに酔っぱらってしまいます。ですので安易に飲み過ぎるのは要注意です。韓国ではお酒の飲み過ぎをたしなめるよりも、たくさん飲んで限界まで騒ぐのが普通だという感覚があるので、そういうお国柄ならではの飲み方です。

爆弾酒には色々な飲み方も増えてきており、焼酎にビールとコーラを混ぜて辛さのなかに甘さを入れて楽しんだりもします。他にも焼酎とレッドブルを混ぜたものや、何種類かの焼酎とビールを同量ずつ混ぜるよりアルコール度数の高い爆弾酒も存在します。このように色々な種類が増えている爆弾酒ですが、最もベーシックなのは好きな焼酎とビールを3：7で割るくらいのアルコール度数が最も親しまれています。

そもそも韓国の焼酎は日本のように麦焼酎やイモ焼酎のように一つの原料に特化していません。そのため米や麦、芋にタピオカなどが混合されているのが一般的です。アルコール度数は20度前後が多いですが16~40度くらいまであるのは日本と同じです。値段は360mlで1000ウォンなのでかなり割安と言えます。基本的には韓国焼酎はストレートで飲むので少し甘めで飲みやすいものが多く地域によって特色があります。

韓国ビールの定番のおつまみといえばフライドチキンが鉄板です。韓国ではチキンが大人気なので鶏の丸焼きなども多いですが、よりメジャーなのはフライドチキンです。特に甘辛いタレのヤンニョムチキンは韓国料理の中でもおすすめのビールの鉄板おつまみです。フライドチキンは手軽に食べられるのでおつまみだけでなくピクニックの時にも大人気でまさに老若男女を問わない国民食の一つと言えます。

韓国でのチキン愛は日本とは比べ物にならないので様々な部位を使っています。さらにタレも多種多様な味が存在し甘辛くてニンニクの効いたヤンニョムチキンはその代表と言えます。韓国でのチキン愛は店舗数からもうかがえ、あらゆる飲食店の中でもチキンのお店は最も多く、さらにデリバリーもあるのが特徴で使い勝手が良く安いために多くの韓国人がお酒といえばフライドチキンを選ぶのが王道です。

韓国料理のおつまみはとにかくコチュジャンが多く使われているので焼き物も炒め物もピリ辛のものがほとんどです。基本的に韓国の居酒屋では大皿の料理を数人でシェアするのが一般的なので、大皿に辛い料理がどんと来ます。日本でおなじみの焼きサバにもコチュジャンのソースが塗られていたりウナギのつけ焼きもコチュジャンソースです。他にも多くあるおつまみはほとんどが辛く鶏肉が使われているものが多いです。

韓国料理の定番おつまみといえばスンデグと呼ばれる豚の腸詰スープがあります。とにかく具だくさんで様々な薬味が煮込まれているのでお酒のおともとしても大人気です。もち米や豆腐なども入っているのでボリュームもありコスパも最高です。韓国料理のなかでは最も庶民的な料理の一つなので地域によっても特色があったり家庭によっても違いがあったりします。韓国ビールのあっさりした味とも相性はばっちりです。

韓国での鉄板のおつまみの一つにはチヂミがあります。特に人気なのは海鮮チヂミであさりに海老、いかなどたっぷりの魚介類をいれたチヂミが大人気です。チヂミの種類は多いので韓国ビールに限らずマッコリや焼酎のおつまみとしても大人気です。キムチも言わずと知れた韓国料理の一つで、日本では目にしないような種類のキムチも多くあります。魚介類を使ったキムチも多くスルメイカのキムチなども人気です。

最もシンプルなチヂミには緑豆をふやかしたものがあります。韓国ビールのおつまみとしても人気ですがマッコリの専門店でも人気です。さらに韓国ではチヂミの専門店もあるほど多くの種類のチヂミがあり、冷麺店や豆腐料理店でもチヂミはセットであるので、お酒を飲むときには必ずといっていいほどテーブルに並ぶのがチヂミです。

韓国ビールは一昔前は薄くて美味しくないという口コミもありましたが、最近ではどんどんと海外産のビールの長所を取り入れて進化しています。もともとが韓国ビールは焼酎に混ぜて飲むものだったり、辛くて匂いのある韓国料理にあうように作られていましたが、食の多様化や若者向けにインスタ映えする要素を取り入れて進化しています。韓国料理を食べに行った時にはチキンなどと一緒に韓国ビールを楽しむのがおすすめです。