はんぺんのカロリーは？おでんや揚げ物は？ダイエット時の食べ方は？

冬になるとよく食べるおでんに入っているのがはんぺんです。定番の食材ですが、はんぺんってどのくらいカロリーがあるか知っていますか？そもそもはんぺんは何からできているのでしょうか。それに調理次第でダイエットにも効果があると言われています。

それにおでんで食べるはんぺんのカロリーや揚げ物でのカロリーなどそれぞれ調理した時のカロリーなども観ていきましょう。おでんも実はヘルシーに見えてカロリーがあったりと知らないことも多数あります。この機会にぜひはんぺんのカロリーや糖質、栄養のことを知り上手く活用しましょう。

まずはんぺんのことについて知っておきましょう。はんぺんのカロリーはもちろん、はんぺんはどんなものなのか、糖質など色々紹介します。それにはんぺんを料理した時のカロリーなども紹介します。それをもとにこれからはんぺん料理の味方が変わってくるかと思います。それにはんぺんにも種類があるのでそちらも併せてみていきましょう。

ふんわりして軽い食感のはんぺんですが、はんぺんってそもそもどうやって作られているのでしょうか。実は魚のすり身と山芋と卵白を混ぜて作られています。混ぜて茹でているのでふんわりした食感が出来上がります。そのふんわりした食感の秘密として、高速で撹拌して作るので空気が入りふんわりになると言います。

今でははんはんぺんの形も種類があり、スーパーでよく見るのは四角い形のはんぺんですがコンビニなどのおでんに入っているのは半月のはんぺんです。元々半月型のはんぺんが主流だったようで、はんぺんで有名な紀文が四角いはんぺんを作ったところから通常のはんぺんは四角い形をしたものに変わっていきます。昔から食べられれてきてる馴染みのある食べ物なのです。

さてはんぺんのカロリーを調べていきましょう。はんぺんは基本的に魚のすり身と山芋、卵白に調味料を入れて作られていますがそんなにはんぺん自体にカロリーはそんなにないと言われています。各商品によって誤差はありますが大体100グラム94～110カロリーあると言われています。練り物など加工されている商品に比べたらさほどカロリーはありませんが、やはり野菜に比べると多めの数値になっています。

しかし、はんぺん自体のカロリーがさほどないのでそのまま食べることに関しては低カロリーです。いつも食べているお肉などに比べたら低カロリーなので、肉の代用として食べる人もいるほどはんぺんは色々な活用方法があります。そんな低カロリーのはんぺんですが、低カロリーでも気を付けなければいけないこともあります。

はんぺんには糖質が入っていて食べすぎてしまうと糖質の取りすぎになってしまいます。糖質とは私たちに必要なエネルギーの一つではありますが、取りすぎが今問題になっていて摂取量が多いと血糖値が下がらず糖尿病になったりまします。はんぺんは全食品の中でも糖質は低い方なのですが、水産加工品の中ではかなり多い方にはいります。

はんぺん100グラムに対しカロリーが94カロリーだとしたら糖質量は11.4グラムと高めになっています。ふんわり柔らかく白身魚で作れているから糖質なんてあまりないのでは？と思ってしまいますが、実は作る時につなぎとして糖質が入っているものを使っているので、どうしても糖質が高めに出てしまうのです。魚肉ソーセージとそんなに変わらない糖質量です。

カロリーが少ないからと言って、どんどん食べてしまうと糖質だけを取っているような感じになり栄養が偏ってしまいます。そうならないためにもはんぺんの適切な食べ方と量を把握をすることが必要になります。それに料理に使うときも少し工夫をするなど、ちょっと変えるだけではんぺんを美味しく効率よく食べることができるのではんぺん料理も何があるのか知っておきましょう。

寒くなってくると食べたくなるのがおでんです。そのおでん中でも人気なのがはんぺんで、ふんわり美味しいでたくさん食べてしまいたくなります。しかし、はんぺん自体のカロリーはわかりましたが、おでんになって時のはんぺんのカロリーはどのくらいあるのでしょうか。家で作るおでんは三角はんぺんを半分に切って煮込んだりしますが、その場合は通常のはんぺんの半分のカロリーにおでんのスープの味を少し足したカロリーになります。

実際100グラム94～110カロリーだとすればそれの半分なのでおでんのスープの染み込み具合にもよりますが大体50カロリーほどかと思われます。コンビニでよくあるおでんのはんぺんは大体が40～60グラムほどの量があります。それぞれコンビニにより多少作り方が違いカロリーも違いますが平均すると30～40カロリーほどです。はんぺんのグラムでカロリーが決まるかと思ったら違い、量が多いはんぺんが意外とカロリーがなかったのです。

はんぺんの性質上、味が染み込みやすく調味料などが多いほどカロリーも増えることになります。煮込み料理でも醤油の汁を吸い一気にカロリーが跳ね上がります。はんぺん自体のカロリーがなくとも汁やおでんなどのスープの味が濃い場合は注意が必要です。

はんぺんの調理方法としてあるのが揚げ物です。意外とこれが美味しくてはんぺんフライは好きな人も多いはずです。それにはんぺんフライにふと工夫してチーズを挟んだはんぺんチーズフライまでもがあります。こんな美味しいはんぺんをフライにしたとき、カロリーは一体いくつくらいになるのでしょうか。まず油を使い揚げていくので必然的にカロリーは高くなります。

それに衣なども含まれるので、大体100グラムの半分50グラムがはんぺんだとしたら揚げ油を吸うなどすると158カロリーほどまで一気に上がります。やはり揚げ物は全般的にカロリーが高めで、いくらヘルシーなはんぺんを使っていても上がってしまいます。

これにチーズやハムを挟んで揚げるともっと上がり200カロリーにも上がってしまうこともあります。磯辺揚げなどもレシピにはありますが、細く切っていてもやはり揚げるので100カロリーは越します。はんぺんは油を吸ってしまいカロリーが大幅に上がるという結果になるようです。

皆さんがよく目にするはんぺんは白い色のものが多いですが、違う地域では黒はんぺんというものがあります。静岡県でよくあ食べられている黒はんぺんですが、白はんぺんと違い魚一匹丸まる使っています。それに魚の種類も違いイワシやサバを原料にし作られているので黒っぽい灰色のはんぺんに仕上がります。普段白いはんぺんを食べている人から見ると不思議に思うかもしれませんが、つみれと思うと馴染みやすくなります。

それに黒はんぺんは白はんぺんよりカロリーも少な目で100グラム78カロリーほどしかないのです。栄養も豊富で鉄分やカルシウムが豊富に入っているので、お子さんにもよく食べられているはんぺんだそうです。静岡ではこの黒はんぺんをおでんはもちろんフライにしても食べるそうです。食べ方は白はんぺんとそんなに変わりないようです。

はんぺんのカロリーがわかったところで今度はダイエットしている時の注意点などを紹介します。はんぺんは食べ方によりカロリーが大きく変わってきます。ダイエットしている時などはカロリーに気をつけたいものです。そんな時に揚げ物などのはんぺん料理などを食べてしまうと、せっかくのダイエットが無駄になってしまいます。そうならないためにもダイエット時にはんぺんをどのようにして食べればいいのか知っておきましょう。

先ほども紹介した通り、油を使う料理は基本的にカロリーが高くなります。はんぺんも同様衣をつけて揚げることでカロリーが上がるので油を使う調理は避けるようにします。それに炒めるなどの調理方法も油を敷かなければならないので注意が必要になります。

はんぺんは低脂肪高たんぱく質なので食物繊維と一緒に食べてバランスのいい食事にすることが大切です。ダイエット中は何かと食事に気を使いますが、サラダであればそれに一口大に切ったはんぺんをプラスし食物繊維とたんぱく質でより良いサラダにしましょう。食物繊維はたんぱく質の吸収を助けてくれる働きがあります。

体を作るたんぱく質を食物繊維で吸収力をアップすることでより体が丈夫な作りになっていきます。それにたんぱく質は代謝を上げてくれる効果もあるのですが、不足するとその効果もなくなります。女性であれば肌のハリがなくなってしまうこともあるのです。だからこそはんぺんと野菜を一緒に食べてバランスの良い食事にしましょう。

はんぺんの栄養などダイエット向きなのがわかりましたが、それだけを食べても実はお腹がすいてしまうのです。ふんわり柔らかいはんぺんは消化が早く腹持ちが悪いので、普通に食べただけだとすぐお腹がすいてしまいます。でも低カロリーだし多めに食べたらもっとダイエット効果があるのでは？と思ってしまいますが、実はそれは間違っています。

低カロリーだからと言って食べすぎてしまうと、たんぱく質豊富なはんぺんなので逆に太ってしまう原因になりかねないのです。それに腹持ちの悪いはんぺんを食べ続け、やっぱりお腹がすいたと間食に走ってしまう可能性もあります。そう考えるとはんぺんだけで食べるのではなく、ちゃんと調理した主食的な料理として食べることがよく、栄養もバランスよくとることができます。

栄養が豊富で食べやすいはんぺんですがちょっと注意しなければならないことがあります。それは塩分です。実は100グラムあたり2グラムも塩分が入っています。ふんわりして美味しいはんぺんですが、しっかり味がついているのに気が付いていたでしょうか。作られる過程でしっかり味がついているのでそのまま食べても味があり美味しく作られています。

食べやすいのでついつい食べすぎてしまうこともありますが、そうすると塩分の取りすぎになってしまいむくみが出るようになります。それに血圧も上がってくるので頭痛やめまい、肩こりなども発症しやすくなります。食べすぎも注意しなければなりませんが、調するときに味付けを少し控えめにすると塩分の取りすぎにはならないでしょう。はんぺんの塩分量をしっかり知ったうえで栄養を取るように心がけましょう。

はんぺんには実は栄養がたくさん入っていて、ダイエット向きなのは知っていますか？魚のすり身や山芋から作られているため栄養が豊富でバランスよく食べるとダイエットにも効果的だそうです。はんぺんの栄養とダイエット効果にどのような作用があるのか見てきましょう。

その他にもDHAも含みLDLコレステロールが抑制され動脈硬化や高血圧予防にもなります。よく青魚に含まれているものなので黒はんぺんにより多く入っています。EPAという成分も入っていますが、血液をサラサラにしてくれる効果があるので血栓ができにくくしてくれます。もちろん魚からできているのでカルシウムも豊富にあります。骨の成型などに必要なカルシウムですが、骨粗鬆症（こつそそうしょう）の予防にもなります。

はんぺんにはたんぱく質が豊富に含まれています。魚のすり身から作られているので栄養が豊富なのです。たんぱく質は人間に必要な栄養の一つで、臓器や筋肉を作ってくれるのでなくてはならないものなのです。そのたんぱく質がたりないとバテてしまったりめまいなどを感じやすくなります。たんぱく質を取ることで体が作られ代謝も上がり健康的になるので、はんぺんのこうたんぱく質で丈夫な体作りをしてみましょう。

それにビタミンB1とB2も含まれているそうで、肩こりや腰痛などに困っている人にははんぺんはおすすめなのだそうです。このようにはんぺんは魚のすり身から作られているため栄養も豊富で嬉しい食材なのがわかります。ぜひ食べてきたい食材の一つで、色々な料理もあるので試してみましょう。

はんぺんに栄養があり糖質や塩分など気を付けて食べるとダイエットにも効果的であることがわかりましたが、どんなメニューにするとよりいのでしょうか。ダイエットしている人にもおすすめのはんぺんレシピを紹介します。油などに気を付けながら調理することで美味しく効率よくダイエットすることができます。ふんわりボリューミーなはんぺんを活かし美味しい料理にしてみましょう。

きゅうりの食感とはんぺんの柔らかさが特徴の梅肉和えでさっぱり美味しい和え物を作っていきましょう。材料ははんぺん1/2・きゅうり・長いも・みょうが、調味料はポン酢・梅肉・ごま油で仕上げにかつお節です。作り方は簡単ではんぺんは縦半分にし短冊切りに、きゅうり・みょうが・長いもは太めの千切りにいておきましょう。調味料はあらかじめ混ぜておき、切った食材全てをいれよく混ぜ合わせます。

器にもたら最後にかつお節をかけて完成です。はんぺんにしっかり味がついているので、ポン酢や梅肉などの量は調節するようにしましょう。きゅうりとはんぺんの食感の違いが楽しいさっぱりとして和え物として、おかずの一品になります。ぜひ作ってみましょう。

カプレーゼと言えばトマトとモツァレラチーズを重ねておき、上からオリーブオイルや塩コショウで味を調えたイタリア料理として有名です。そのおしゃれな料理のモツァレラチーズをはんぺんに代用し美味しいカプレーゼを作ってみましょう。簡単に作ることができます。材料はトマト・はんぺん、オリーブオイル・バルサミコ酢・塩コショウです。

はんぺんは縦半分に切り削ぎ切りにしていきます。トマトは半分の薄切りにします。お皿にトマトとはんぺんを交互に並べていき、きれいに並べたら上からオリーブオイルと塩コショウをかけます。皿の淵にバルサミコ酢を回しかけおしゃれな一品に仕上げてみましょう。チーズだとちょっとカロリーが気になるという人でもはんぺんで代用することで、カロリーを抑えることができます。

ダイエットしている人におすすめ、糖質や塩分も少し気にしながら簡単に作れるおすすめレシピです。材料ははんぺん・刻みネギ・卵、しょうが（チューブ）・本だし・塩コショウ・しょうゆ・片栗粉・ごま油です。混ぜて焼くだけの簡単レシピで、ゴマ油以外の食材をすべてボウルに入れ混ぜていきます。結構しかっりめに混ぜていくとまとまり感が出てくるので手を抜かず混ぜていきましょう。

ごま油をしいたフライパンに好きな形にして弱火くらいで焼いていきます。両面がこんがりしたら完成です。かなり簡単にできるヘルシーレシピでしょうがが入っているので少しさっぱりした後味になります。お好みでポン酢などを付けて食べるそうなのですが、混ぜるときにしょうゆなどではなく味噌を少し入れてから焼くとしっかり味が付くのでポン酢なしでも美味しく食べられます。

上品な和風だしの効いたお吸い物のような団子汁を作っていきましょう。材料は、はんぺん・桜エビ・えのきだけ・白ネギ、いりごま・片栗粉・酒・顆粒和風だし・しょうゆ・塩・水です。まず初めに袋にはんぺんを適当な大きさに切って入れ、桜エビ、いりごま、酒、片栗粉を一緒に入れて混ぜていきます。ネギは千切り、えのきだけは長さを半分にしておきましょう。

鍋に水を入れ火にかけ、顆粒和風だしとネギとえのきだけを加えます。団子のネタを一口大にしながら鍋に入れていき、3分ほど煮込んでいきましょう。最後に塩としょうゆで味を調えて完成です。はんぺん団子は袋で作るので後片付けや団子にするときなども簡単にできます。それに糖質や塩分が気になる人は少し塩分などを抑えて作るといいでしょう。桜エビの美味しい上品な団子汁が出来上がります。

野菜と一緒に食べて、はんぺんの高たんぱく質の吸収を助けてくれる食物繊維を豊富にとるようなサラダを作っていきます。食材を混ぜていくだけの簡単レシピとなります。材料ははんぺん・水菜・じゃこ・桜エビ、いりごま。お好みのドレッシングです。桜エビとじゃこはフライパンで乾煎りし香ばしい香りが出るくらいカリッとさせておきましょう。水菜は4㎝幅に切り、はんぺんはさいの目に切っておきます。

乾煎りした桜エビとじゃこの半分を、水菜とはんぺんとドレッシングを混ぜてお皿に盛り付けます。上から残った桜エビとじゃこをトッピングし完成です。じゃこと桜エビのカリカリした食感に水菜のシャキシャキ感、はんぺんのふんわりした食感と3つの食感が楽しめるサラダとなっています。ドレッシングはお好みのものを使って毎日違う味にしてもいいでしょう。

シュウマイは子供に人気の料理で食べやすく美味しいです。そんなシュウマイを簡単にヘルシーに作ってみましょう。材料は鶏ひき肉・はんぺん・木綿豆腐・玉ねぎ・人参・シイタケ、塩コショウ・しょうゆ・砂糖・ごま油・片栗粉・シュウマイの皮です。まず玉ねぎと人参はみじん切りにし、ボウルに入れて600Wで1分半加熱します。同じくしいたけもにみじん切りにしておきましょう。

ボウルに鶏ひき肉を入れて塩コショウをし粘りが出るまでこねていきます。豆腐は軽く水切りしておきましょう。手でつぶしたはんぺんを豆腐、野菜類・しょうゆ・砂糖・ごま油・片栗粉を一緒にひき肉の中に入れてよく混ぜていきます。耐熱皿に一口大にしたネタを置きその上からシュウマイの皮をのせて軽く霧吹きをします。ラップをふんわりかけて600Wで6～7分加熱し完成です。

混ぜるときにひき肉を粘りが出るのでしっかり混ぜることと、豆腐は水気が少しあるくらいで混ぜるとふんわりするそうです。材料と混ぜてしまえばあとは電子レンジで簡単に作れてしまうのでおすすめです。通常のシュウマイみたいに包むということがないので手をあまり汚さず、ヘルシーなシュウマイに仕上がります。

今回ははんぺんについて紹介してきましたが参考になったでしょうか。はんぺんのカロリーや栄養、調理した時のカロリーまで見てきましたが意外と高めなのがわかります。それに栄養があっても塩分が多めだったり糖質も少し多めなどデメリットもありますが、調理するときに少し味を薄くするなど調節するだけで塩分量を控えることができます。ダイエット食として向いているはんぺんを上手く取り入れて美味しく食べてみましょう。