とうもろこしを夜食べると太る?ダイエットにおすすめの理由も!

とうもろこしで太るのを防ぐ食べ方についてまとめました。また、生や缶詰のとうもろこしの栄養やカロリーと照らし合わせながら、ダイエットに効果的な理由も解説します。夜に食べたり食べ過ぎた場合などの太る要因や朝食べると痩せる要因も紹介しましょう。

とうもろこしを夜食べると太る?ダイエットにおすすめの理由も!のイメージ

目次

  1. 1とうもろこしで太ると言われる理由や痩せる栄養効果を解説!
  2. 2とうもろこしで太るのは間違い
  3. 3とうもろこしがダイエットにおすすめの理由
  4. 4とうもろこしで太るのを防ぐ食べ方
  5. 5とうもろこしで太るのを防いで美味しくいただこう!

とうもろこしで太ると言われる理由や痩せる栄養効果を解説!

とうもろこしは糖質が高い食べ物ですが、それだけが理由で太るのかどうか?気になるところです。本記事では、とうもろこしで太る理由や太るのを防止する食べ方を徹底解説します。とうもろこしの性質を上手に活用すれば痩せる効果もあるため、ぜひ参考にしてダイエットに役立ててください。

とうもろこしで太るのは間違い

とうもろこしのカロリー

とうもろこしのカロリーは可食部分100gあたり、生92kcal、缶詰99kcal、冷凍99kcalです。生の場合は小さめ1本140gのとうもろこしで、可食部分が約100gとなります。ちなみにご飯は100gあたり168kcalで、ご飯茶わん1杯分(150g)は240kcalです。

食パンは100gあたり264kcalとなります。他の穀物類と比較すると、とうもろこしはカロリーが低めです。では、野菜の100gあたりのカロリーと比較してみましょう。煮たじゃがいも73kcal、ゆでゴボウ58kcal、生キャベツ23kcalになります。野菜のカロリーと比較すると、とうもろこしのカロリーは高めです。

このことから、とうもろこしはサラダ感覚として食べるのではなく、主食として捉えた方が太ることを防止できるかもしれません。

とうもろこしの糖質

野菜の糖質量(100gあたり)
とうもろこし 13.8g
じゃがいも 16.3g
さつまいも 30.3g
かぼちゃ 17.1g
キャベツ 3.4g
トマト 3.7g
ごぼう 9.7g

とうもろこしの糖質量は、じゃがいもやさつまいもなどに比べると低めです。しかし、野菜類と比較すると高めなのが分かります。糖質が高いと太るというイメージがあり、ダイエット中は避けてしまいがちです。ただ、とうもろこしは多糖類になります。

多糖類の糖質は、時間をかけて腸に吸収されるため、血糖値がゆるやかに上がるのが特徴です。一度に食べ過ぎない限りは、太る要因になる可能性は低いといえます。極度の糖質制限は疲労の蓄積やイライラ感が増す傾向にあるため、糖質はダイエット中でも適度に摂取した方が良い栄養成分です。

とうもろこしがダイエットにおすすめの理由

とうもろこしは食べ方によって、ダイエットに効果的だといわれています。ここではダイエットにおすすめの理由や痩せる理由について詳しく解説しましょう。

とうもろこしがおすすめの理由①食物繊維で便秘解消

とうもろこしを食べてお通じが良くなった経験はありませんか?実は粒の皮部分には、豊富な食物繊維が含まれているのです。セルロースという栄養成分で、不溶性の食物繊維になります。この不溶性食物繊維が、水分を吸収して腸内を刺激するため、腸の働きが活発になるのです。

そのため、お通じが良くなり腸内環境も整って、デトックス効果が期待できます。お通じが良くなればお腹周りもスッキリして、痩せることにつながるかもしれません。ただし、お腹の調子が悪い時は、不溶性食物繊維のものを食べ過ぎると、悪化させることがあるので注意してください。

とうもろこしがおすすめの理由②ビタミンB1で糖質を燃焼

ビタミンB1はダイエットを後押しする、効果的な栄養成分です。ビタミンB1は体内に溜まった糖質を分解し、エネルギーに代える働きがあります。糖質がエネルギーに代わるということは、痩せる要因になるでしょう。また、ビタミンB1が不足すると疲れやすくなり、倦怠感などの症状が出やすくなるそうです。

ただ、ビタミンB1が不足しているからといって、とうもろこしを一度に食べ過ぎてもいけません。ビタミンB1は体内に摂り溜めすることができない栄養素のため、尿と一緒に排出されてしまいます。ダイエット中は日々の食事で少しずつ食べると良いでしょう。

とうもろこしがおすすめの理由③ビタミンEが血行を促進

とうもろこしに含まれる栄養素のビタミンEやナイアシンには、血液の流れをスムーズにする働きがあります。また、とうもろこしには不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸も含まれています。これらの栄養素は悪玉コレステロールを抑制する働きがあり、血流の改善につながるのです。

血流が改善されることはダイエットにも効果的で、痩せる近道になります。また、ビタミンEにはホルモンのバランスを整える強い抗酸化作用があり、老化の防止にも期待できるでしょう。

とうもろこしがおすすめの理由④カリウムでむくみ解消

カリウムは人間が生きていく上で、欠かせない必要な栄養素です。カリウムが不足すると塩分が体内の細胞に蓄積されて、むくみや生活習慣病を引き起こす可能性があります。とうもろこしに含まれるカリウムを摂取することで、塩分(ナトリウム)や余分な水分、老廃物などの排出を促進する効果があります。

むくみの予防や改善ができれば身体がすっきりして、さらにダイエットにもやる気が出るかもしれません。ちなみに、とうもろこしのヒゲに含まれるカリウムは、天日干しにして乾燥させお茶にすると、さらに効果的だといわれています。

なぜなら、カリウムは水に溶けやすい栄養素のため、お茶にして飲むことで効率的にカリウムを摂取できるからです。とうもろこしのひげ茶として市販品も販売されているので、興味のある方は試してみてください。

とうもろこしで太るのを防ぐ食べ方

とうもろこしをダイエットに上手に活用すれば、痩せることができます。しかし、食べ方を間違うと太ることもあるので、注意が必要です。太ることを防ぐ食べ方を知った上で、ダイエットに取り組むことが、痩せるための成功ポイントになるでしょう。

とうもろこしで太るのを防ぐ食べ方①皮付きのものを購入する

先述したようにとうもろこしに含まれている糖質は、太る可能性の低い糖質です。その特徴をうまくダイエットに活用すると良いでしょう。例えば、おやつの甘いお菓子や揚げパンの代わりにとうもろこしを食べたり、ご飯やパンの代わりに主食にする方法もあります。しかし、食べ過ぎると代用した意味がないので、注意しましょう。

また、ダイエットに取り入れるなら、栄養状態の良い新鮮なとうもろこしを選ぶようにしてください。選ぶポイントは新鮮な緑色の皮が付いており、ヒゲが濃いものが良いでしょう。そのようなとうもろこしは、粒がぎっしりと詰まっていて栄養状態も良好です。逆に皮を剥いて時間が経っているものは、栄養成分が低下している可能性があります。

とうもろこしで太るのを防ぐ食べ方②食べ過ぎない

太るのを防止するためには、何よりも食べ過ぎないことです。とうもろこし1本のカロリーは低めでも、食べ過ぎてしまうとあっという間にカロリーオーバーで、太る要因になってしまいます。とうもろこしは1本までにしておくと、太ることを防止できるでしょう。もちろん缶詰や冷凍のとうもろこしも同様に、食べ過ぎてはいけません。

また、とうもろこしのような不溶性食物繊維を含む食べ物は、適度な量であれば便秘解消の効果があります。しかし、胃腸が弱っている時に食べ過ぎると、便秘を悪化させることもあるので注意が必要です。

とうもろこしで太るのを防ぐ食べ方③夜食べるのは控える

太るのを防ぐには、寝る前や夜食に食べないことです。夜に食べて消化しきれないまま寝てしまうと、消化器官も働かないため脂肪が蓄積されやすくなります。しかも、夜より朝に食べた方が、とうもろこしの栄養が1日のエネルギーとして消費されやすく、ダイエットにも効果的です。

夜に食べると太る可能性が高い、朝に食べると痩せる可能性が高いということを念頭に置いて、夜に食べたくなってもなるべく我慢することをおすすめします。

とうもろこしで太るのを防ぐ食べ方④缶詰は無添加を選ぶ

コーン缶詰はそのまま食べても料理に使用しても、美味しくて便利な食品です。生とうもろこしと缶詰のカロリーは、ほぼ変わりません。缶詰だから太るということはないので、ダイエット中でも積極的に缶詰を使用しても良いでしょう。

ただ、缶詰によっては塩分や添加物を含んでいるものがあるので、購入する時は食塩無添加のものを選んだ方が良いです。また、砂糖を使用しているコーン缶詰もあるので、太るのを防止するため、原材料もチェックしておきましょう。

とうもろこしで太るのを防ぐ食べ方⑤よく噛んで食べる

とうもろこしは食物繊維を多く含んでいるので、よく噛まないと消化吸収されにくく、太る要因を作ってしまいます。また、よく噛むことで満腹中枢が刺激されて、食べる量を抑えられるため、太るのを防止できるでしょう。とうもろこしに限らず、よく噛むことは太るのを防止するための効果的な食べ方であるため、ぜひ実践してみてください。

とうもろこしで太るのを防いで美味しくいただこう!

とうもろこしを夜に食べると太るのか?ダイエットに効果的であるのか?について詳しく解説してきました。とうもろこしは食べ方によって太る要因にもなり、ダイエット食にもなります。食べるタイミングや量に配慮しながら、太るのを防いで上手くダイエットに活用してください。

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