2019年01月30日公開
2024年09月01日更新
ミンティアの食べ過ぎは口臭や下痢の原因に?フリスクとの違いも調査!
口臭ケアや眠気覚ましに役立つミンティアですが、実は食べ過ぎが口臭や腹痛、更には下痢を引き起こす原因となる事をご存じでしょうか?その理由はミンティアに含まれるアスパルテームやソルビトールといった成分にありました。今回はそんなミンティアの食べ過ぎにならない適切な量や、豊富なミンティアの種類、アスパルテームやソルビトールという成分について、更にはフリスクとミンティアの違いといった点についてもまとめてご紹介します。
目次
ミンティアの食べ過ぎは危険?
食事の後や眠気覚ましなど、お口の中をすっきりさせる為にミンティアを愛用している、という人も多いのではないでしょうか?味の種類も豊富なので、気分によって好みのミンティアで手軽にリフレッシュをする事ができる様になっています。しかしミンティアは食べ過ぎてしまうと下痢や腹痛をいった症状を引き起こすだけでなく、まさかの口臭の原因にもなりかねないという噂がある様です。
食べ過ぎても大丈夫?
ミンティア自体は一粒がとても小さいので、人によっては一日のうちに頻繁に口にする事で1ケースくらいならあっという間に食べ尽くしてしまうといった事もある筈です。しかしミンティアを食べ過ぎる事で唾液の分泌異常を引き起こしてしまったり、味覚障害になってしまう可能性もあるのです。実はミンティアは砂糖の甘さとは違い、人工甘味料である「アスパルテーム」というものが使用されています。
このアスパルテームは砂糖と比較してもおよそ160~220倍もの甘さがあり、数字を見るだけでも食べ過ぎが身体に良くないという事がわかる筈です。舌がこのアスパルテームの甘さに慣れてしまう事によって、果物などから得られる自然な甘さに徐々に満足する事ができなくなってしまい、結果的に味覚障害を引き起こしてしまう可能性があるそうです。ミンティアの甘さは砂糖ではなくアスパルテームで得られているのです。
アスパルテームで下痢や腹痛の危険性
更にこのアスパルテームは、過剰摂取をする事によって下痢や腹痛を引き起こす原因にもなり得るのです。特に食生活は変化していないのに下痢や腹痛を感じる事が増えた、という場合にはこのアスパルテームの過剰摂取が原因である可能性もありそうです。下痢や腹痛を繰り返してしまう生活は当然健康にも良くありませんし、腹痛を起こしてしまう場合にはミンティアの食べ過ぎには十分注意をしておきましょう。
ミンティアの食べ過ぎは口臭や下痢を引き起こす?
食べ過ぎてしまうと下痢や腹痛を引き起こしてしまう可能性もあるミンティアですが、食事の後の口臭などを防ぐ為に口にしているという人も少なくない筈です。しかし意外な事に、実はミンティアを食べ過ぎる事で逆に口臭の原因を作り出す事になってしまう可能性もある様です。爽やかなイメージのあるミンティアからは想像がつきにくいかもしれませんが、実はソルビトールという成分から来るきちんとした理由があるのです。
ソルビトールが口臭の原因に?
ミンティアに含まれる「ソルビトール」という成分ですが、実はこのソルビトールは胃の中で吸収される事が無い物質なのです。その為に大量に食べ過ぎてしまう事でソルビトールに含まれる化学物質が胃の中を荒らしてしまい、結果的に口臭を発生させる原因となってしまう様です。ミンティアを食べ過ぎた際に胃のムカつきを感じる場合、このソルビトールが原因であるそうです。空腹時はソルビトールに特に注意をしておきましょう。
食べすぎると異常が出ることも
アスパルテームやソルビトールといった耳慣れない物質を含んでいるミンティアですが、食べ過ぎてしまえば下痢や腹痛といった症状だけではなく、味覚障害などといった恐ろしい異常を招いてしまう事態にもなりかねません。またミンティアにもカロリーは存在している為、食べ過ぎてしまうと単純に太る原因にも繋がるのです。あくまでも食べ過ぎてしまわないよう、日頃からミンティアの量を決めておくと良いかもしれません。
一日の摂取量の目安
ちなみにミンティアの食べ過ぎはどのくらいなのか、目安を知っておきたい人もいる筈です。基本的には一日のうちにミンティアを2ケース以上消費してしまうという場合には、食べ過ぎに繋がると考えた方が良いそうです。ヘビースモーカーの人などは特に煙草のニオイ消しなどにもミンティアを活用している場合がありますが、消臭の為だからとおやつを食べる様にミンティアを口にする習慣は控えた方が良いかもしれません。
どうしてもミンティアを大量消費してしまうという場合には、ミンティアをガリガリと噛んで食べるのではなく、少しずつ舐めて溶かす様に食べる方法をおすすめします。どうしてもミンティアを噛む癖が抜けないという人の場合は、実は氷食症や貧血といった症状である可能性もあるのだそうです。ミンティアの食べ過ぎを止められないのであれば、専門家に相談をして貧血の治療をしてみる事が必要な場合もあるかもしれません。
ミンティアとフリスクの違い
ミンティアが好きだという人は、フリスクを購入した経験のある人も多いのではないでしょうか?どちらも人気のある商品ですが、その2つについて実際にどの様な違いがあるのかはあまり知らない人も多いかもしれません。ミンティアの方がフリスクよりも人気は高い様ですが、一体どの様な違いがあるものなのかも調べてみました。
原産国
出典: http://ascii.jp
ミンティアは日本製の商品であるのに対して、フリスクはオランダのペルフェティ・ファン・メレ社という会社が製造している商品となっています。フリスクは元々はベルギーが原産国であるそうですが、やはり日本製という点も人気の理由の一つであると考えられるのかもしれません。ちなみにミンティアはアサヒフードアンドヘルスケア株式会社が販売している商品です。
値段
フリスクは1ケースが210円であるのに対して、ミンティアは1ケースが105円というお値段設定となっています。値段の違いだけを見るとフリスクの方が容量が大きいのかと思いがちですが、実は内容量はどちらも50粒入りとなっています。更に購入する場所によってはもう少しお値段も安く購入する事ができるので、似た様な商品であればミンティアの方が良いと考える人も多いのかもしれません。
ターゲット
ミンティアにもフリスクにも、実はターゲットとされる層があります。フリスクの場合は主に30~40歳のビジネスマンをターゲットとしており、ミンティアの場合には主に若い年齢層の人達をターゲットとしているのです。ミンティアの方がお値段的にも購入しやすいのには、こういったターゲット層も理由の一つなのかもしれません。
味
フリスクは1粒で得られる爽快感を重要視しているのに対して、ミンティアは1度に数粒を食べて丁度良い味となっています。味の展開も幅広く、ミント系以外にもフルーツなどの甘い味の物も選ぶ事ができる様になっています。更に最近ではミンティアブリーズといった、1粒で清涼感を長持ちさせるフリスクに近い商品も発売されている為、選択肢の幅は圧倒的にミンティアの方が多いものであるのです。
サイズ
ミンティアとフリスクのサイズの違いについては、大きな差は無い様です。しかし最近では従来のサイズでは物足りない、という人の為に大粒のタブレットの商品も登場しています。更にミンティアやフリスクをよく食べるという人の場合、専用ケースの販売もされていたりするので、好みのデザインの物を選んだり用途に応じて選ぶのが良さそうです。ただしどちらの商品もケースのサイズに違いがあるので注意が必要です。
ミンティアを食べる理由は口臭対策?
アスパルテームやソルビトールという成分によって、ミンティアの大量の食べ過ぎには下痢や腹痛といった様々なリスクが伴う事もわかりました。しかし実際にミンティアを日頃から口にしている人達は、一体どの様な理由でミンティアを愛用しているのかも気になる所です。続いては消費者がミンティアを食べる主な理由についてをご紹介します。
口臭対策のため
ミンティアを食べる多くの人が挙げる理由は、やはり口臭対策が一番なのではないでしょうか?煙草や食後の口臭ケアはもちろんですが、トイレが近くなってしまうので頻繁には飲み物を口にできない、という場合に口の中が渇いて口臭がきつくなる事もあります。そんな時にもミンティアを携帯していれば、手軽に爽やかな息を保つ事ができるのでポケットや鞄の中に忍ばせておきたい人が多い様です。
眠気覚ましや集中のため
仕事中や運転をする前など、どうしても眠気が取れずに困ってしまう事もある筈です。そんな時にもミンティアを舐めると口の中が爽やかになり、自然と眠気覚ましにも役立ってくれる様です。どうしても眠気を払う事ができないという場合に備えて、より刺激が強いタイプのミンティアを選んでみると良いかもしれません。
気分転換のため
仕事や勉強をしている最中に、煮詰まってしまったり何だか頭がすっきりしないといった事もある筈です。そんな時にミンティアを口にする事で、好きな味でリフレッシュをする事ができるのです。その場から移動する事ができない状況などでも、手軽に気分転換をする事ができるのでミンティアを愛用している人は多い様です。気持ちを切り替えたい時に、好みの味のミンティアを見つけておくと良さそうです。
ミンティアの効果
食べる量にさえ注意をしておけば腹痛の心配もなく、様々な状況で嬉しい効果を発揮してくれるミンティアですが、具体的にどの様な効果があるものなのか食べる前に知っておきたいという人もいるかもしれません。続いてはそんなミンティアの持つ効果についてを順番にご紹介します。もちろん良い効果を得られるミンティアも、食べ過ぎてしまえば下痢や腹痛を引き起こす原因となるので適量が無難です。
口臭予防
食べ過ぎは口臭の原因にもなるミンティアですが、適量を食べる事で口臭をわかりにくくしてくれる効果が期待できます。口臭予防や消臭用の商品とは違いニオイを完全に消し去る事はできませんが、多少のニオイであればミンティアがそれを隠してくれるのです。ただし食べ過ぎは逆効果ですし、ミンティアを舐めながら寝るなどすると虫歯の原因にもなりかねない為、注意が必要です。
ただし口臭も食後のニオイや唾液が不足している為に起こるものであればミンティアで誤魔化す事もできますが、虫歯があったり内臓に問題があるといった状態の場合、ニオイが混ざってかえって嫌なニオイを放つ事もあるかもしれません。ニオイで誤魔化すのはあくまでも一時的なものなので、原因がはっきりとしている場合には専門家にきちんと治療をしてもらう必要がありそうです。
リラックス効果
ミンティアを食べる事で、実はリラックス効果を期待する事もできる様です。ミンティアの香りを嗅ぐ事で副交感神経が高まるので、気持ちが落ち着かない時や緊張している時には、好きな味のミンティアを舐めてみると落ち着く事ができる様になるかもしれません。
眠気覚まし
ミンティアを食べて爽快感を得る事で、眠気覚ましの効果を期待する事もできる様になっています。あと一息頑張りたい時などにオススメです。ただし眠気を覚ましたいからと食べ過ぎてしまえば当然体にも悪いですし、あまりにも眠気が酷い場合には15分など時間を決めて仮眠をした方が頭がすっきりする事もあるかもしれません。状況に応じてミンティアも使い分けると良さそうです。
ミンティアの種類は豊富
好みに応じて様々な種類が選べるミンティアですが、日頃ミンティアを食べ慣れていないという人はどんなフレーバーを選べばいいのかわからないといった事があるかもしれません。続いては数あるミンティアの中でもオススメしたいフレーバーをいくつかご紹介します。
定番のフレーバー
ミンティアといえば定番となるのがミントの爽快感を味わう事ができる「ワイルド&クール」という種類のフレーバーですが、使用するシーンを選ばず食べる事ができるのでミンティア初心者にもオススメのフレーバーとなっています。少し刺激が足りないという場合には、更に冷涼感の増した「コールドスマッシュ」という種類のフレーバーを試してみるというのも良いかもしれません。
人気のフレーバー
ミンティアを眠気覚ましに愛用しているという人に人気が高いのが、「ドライハード」という種類のフレーバーです。他の爽やかなミンティアとは異なり、黒いパッケージが目を引くこちらのフレーバーは、カフェイン・カプセルも配合されていてまさに眠気覚ましに一役買ってくれる商品となっています。ただし当然刺激も強い種類のフレーバーとなっている為、腹痛を起こさない為にも食べ過ぎには注意が必要です。
口の中をすっきりはさせたいけれどミントの刺激があまり得意ではない、という人にも人気があるのが「カテキンミント」という種類のフレーバーです。見た目にもわかりやすく茶カテキンが含まれており、抹茶風味のこちらのミンティアはリラックス効果も期待できそうです。更にミントは苦手だけれど甘い物は好きだという人の場合には、「カルピス×ミンティア」のフレーバーも食べやすくてオススメです。
恋人にすすめたいフレーバー
ミンティアの中でも可愛らしいパッケージで、特に女性の目を引きやすいのが「ミンティアブリーズ シャイニーピンク」という種類のフレーバーです。刺激も少なめでフルーティーな味わいを楽しむ事もできるので、男性も女性もデートの前にポケットにそっと忍ばせておくのにオススメです。この他にも甘さを感じられる「グレープ」や「ウィンターホワイト」といった種類のフレーバーも候補に挙げたくなりそうです。
ミンティアの食べ過ぎに注意しよう!
大量の食べ過ぎには十分な注意が必要であるミンティアですが、適量を口にするのであれば問題なくその効果を得る事ができる筈です。しかしアスパルテームやソルビトールといった成分が含まれている事もしっかりと頭に入れて、口臭を消したり眠気覚ましをしたいからと必要以上の量を食べ過ぎてしまう事が無いようくれぐれも注意が必要です。何事も食べ過ぎて体に良い事はない、というのは間違いありません。
清涼感を主としたフリスクとは違い、ミンティアには様々な種類のフレーバーを選ぶ事ができる様にもなっています。お気に入りの種類のミンティアをお気に入りのケースに入れて持ち歩けば、それだけで気分も上がってくるかもしれません。ミンティアを上手に活用して爽やかな気分を保ちましょう。