ホットミルクはちみつの効果は?人気の作り方とおすすめアレンジも!
冷えた体を優しく癒してくれると、冬になると人気を集める『ホットミルクはちみつ』。そんなホットミルクはちみつはおいしいだけではなく、嬉しい効果もたくさんあるそうです。そこで今回は、ホットミルクはちみつの効果を調査するとともに、人気のアレンジレシピもご紹介します。
目次
さむーい冬におすすめな『ホットミルクはちみつ』。
体の芯まで冷たくしてしまう、さむーい冬にはホッと温まるようなドリンクが飲みたくなります。そんなさむーい冬におすすめのドリンクが、『ホットミルクはちみつ』です。
ホットミルクはちみつの作り方は?
冬になると無性に飲みたくなる、ホットミルクはちみつ。そんなホットミルクはちみつの作り方をまずはチェックしてみましょう。ホットミルクはちみつは、その名の通り、牛乳とはちみつを使って作ります。牛乳200mlを電子レンジで温め、大さじ1杯のはちみつを入れて混ぜるだけで完成です!美味しいのに、超簡単に作ることができるのもホットミルクはちみつの人気理由の一つです。
ミルクに膜を張らせない温め方とは…?
ミルクを温めると、膜が張りやすいです。この『膜』はたんぱく質であり、栄養素がたっぷり含まれているのですが、苦手な方も多い様です。そこで知っておきたいのが、ミルクに膜を張らせない温め方です。温めた際にできるミルクの膜は、大体40~50℃で出来てしまうようです。ということは、40℃以上にはしないようにするのが大事です。
レンジでホットミルクはちみつを作る際は、レンジによっては牛乳用の温め機能があるのでそちらを使うか、温度設定で35℃にして温めると膜を張らせずに作ることができるのでおすすめです。鍋でミルクを温める場合は目を離さずに、膜が張る直前で火から降ろしましょう。
ホットミルクはちみつにはどんな効果があるの?
ホットミルクはちみつが寒い冬におすすめされているのは、ただ単にあったかいからだとか、程よい甘さが体を癒してくれるといった効果だけではありません。『ホットミルクはちみつ』に含まれる成分が様々な嬉しい効果をもたらしてくれるのです。では、ホットミルクはちみつには一体どんな効果があるのでしょうか?お次は、ホットミルクはちみつに含まれる嬉しい効果についてチェックしてみましょう!
ホットミルクはちみつの効果
安眠効果
ミルクとはちみつには、『トリプトファン』という必須アミノ酸の一つが含まれています。この、『トリプトファン』は『セロトニン』という、寝つきがよくなったり寝ている間の傷の治癒や体内のバランス改善・ストレス緩和などといった様々な効果をもたらしてくれる睡眠ホルモンです。
『トリプトファン』は体内で作られないため、食品で摂取しなくてはいけません。『トリプトファン』が不足すると、不眠症やうつ病と言った精神的障害を引き起こしてしまう可能性が有ります。そこで、効果的だと言われているのがホットミルクはちみつです。
ミルクとはちみつに含まれる『トリプトファン』は、安眠を誘うことだけではなく、睡眠の質を向上させる効果もあります。適度に温かい飲み物をのむことでリラックスできることや、ミルクに含まれる『カルシウム』が興奮やストレスを軽減させてくれるのでより、心地よい眠りを導いてくれます。
ダイエット効果
ホットミルクはちみつには、ダイエットにも期待できる効果があります。はちみつといえば、甘いですよね。そのため、カロリーが高そうに思ってしまいがちですが、はちみつは白砂糖に比べて甘みが強いのにカロリーは低いという魔法の甘味料です。白砂糖100g当たり387キロカロリーであるのに対し、はちみつ100gあたりのカロリーは294キロカロリーと、約4分の3のカロリーとなっています。
更にはちみつに含まれる『糖質』は、『果糖』や『ブドウ糖』で、体内に吸収されるスピードが速く、すぐにエネルギーとして消費されます。そのため、はちみつに含まれる糖質は体に脂肪として蓄積されにくいと言われています。また、はちみつの成分の約80%が、『オリゴ糖』や『グルコン酸』という成分なのですが、これらには腸内環境を整えてくれる効果があるので便秘解消にも有効です。
もちろん、ミルクにもはちみつと同じく腸内環境を整えてくれる効果があるので便秘解消効果に期待されるので、ダブルで効果を実感しやすいとされています。また、冷たいミルクよりも暖めたホットミルクだと内臓の体温も上がるので新陳代謝もよくなるので、ミルクは温めて飲むのがおすすめ。ホットミルクはちみつは互いの効果によって一層ダイエット効果に期待できると言われています。
ホットミルクはちみつをアレンジしよう!人気のアレンジは?
安眠効果やダイエットにも期待ができるというホットミルクはちみつ。そんなホットミルクはちみつはシンプルにそのまま飲むのももちろん美味しいのですが、毎日飲んでいるとさすがに飽きてきてしまいますよね…。とはいえ、ホットミルクはちみつの嬉しい効果は譲れない…!という方におすすめなのが、ホットミルクはちみつのアレンジドリンクです。
先ほどご紹介した基本のホットミルクはちみつにちょっとしたアイテムをプラスするだけ…という、非常に簡単なアレンジですが、一体どんなアイテムをプラスするとホットミルクはちみつがより美味しくなるのでしょうか?そこで今回は、ホットミルクはちみつの人気アレンジを調査してみました!一体どんなアレンジが人気なのか…しっかりチェックしてみてくださいね。
ホットミルクはちみつの人気アレンジ①抹茶味
女性って、抹茶が大好きですよね。抹茶アイスや抹茶ラテ、抹茶ケーキなどなど…抹茶を使った食品が大好物。そんな女性たちにおすすめなアレンジが抹茶味のホットミルクはちみつです。小鍋でホットミルク200cc程度を弱火で温め、ホットミルクを作ります。
ミルクが温まってきたら、はちみつ小さじ1杯を入れ、よく溶かします。はちみつが溶けたら 小さじ1杯程度の抹茶を入れ、よく溶かせば完成です!フワッと広がる抹茶の香りと抹茶特有の苦味が、いつものホットミルクはちみつとは違った香味を楽しませてくれます。
ホットミルクはちみつの人気アレンジ②きな粉味
優しい甘さが絶品のきな粉をホットミルクはちみつに加えるアレンジも大変人気です。ミルク150mlと、小さじ1杯のきなこ・はちみつを入れ、レンジで約1分半ほど加熱してよく混ぜれば完成です。きなこには女性ホルモンに似た働きをする『イソフラボン』が含まれているので美肌効果にも期待ができます。
また、きなこには『食物繊維』も豊富に含まれているので、ホットミルクはちみつのダイエット効果をより強調させてくれるアレンジとも言えます。フワッと口の中で広がる優しいきな粉の味が冷えた体を優しく包み込んでくれるので寒い冬の日におすすめです。
ホットミルクはちみつの人気アレンジ③シナモン味
基本のホットミルクはちみつの作り方と同様、牛乳200mlにを電子レンジで温め、大さじ1杯のはちみつを入れてよく混ぜます。その後、シナモンをお好みの量振りかければ完成です!シナモンには血行を良くして体を温める効果があるので、冷え性の女性に特におすすめのアレンジです。
ホットミルクはちみつの人気アレンジ④レモン味
「ちょっぴり喉が痛い…」。そんな風邪気味な時には、レモン味のホットミルクはちみつがおすすめです!ミルク180mlを集めに温め、ホットミルクに、小さじ1〜2杯程度のはちみつを加えてから、大さじ1杯のレモン汁を入れて混ぜます。どろっとしてきたららスプーンですくいながら飲みましょう!
ホットミルクはちみつの人気アレンジ⑤ジンジャー味
体の芯からポカポカ温まれる、ホットミルクはちみつのアレンジが生姜スライスと大根をプラスしたアレンジです。100g程度の大根と50gの生姜をそれぞれ薄切りにします。瓶に切った大根と生姜、蜂蜜を入れて一晩冷蔵庫で保存します。翌朝には大根からジュワジュワと水分が出てきて、はちみつ大根エキスが完成しています!
レンジでミルクを温め、はちみつ大根エキスを大さじ1杯加えたら完成です。咳や喉の痛みに効果があると言われているはちみつ大根をプラスすることで、より体に嬉しい効果を取り入れつつホットミルクはちみつを楽しむことができます。
《まとめ》ホットミルクはちみつの効果・人気アレンジ
ホットミルクはちみつの効果・人気アレンジまとめのご紹介はどうでしたか?ホットミルクとはちみつはそれぞれ単体で摂取しても嬉しい効果がありますが、一緒に摂取することで相互効果が生まれます。ミルクにはちみつを入れてレンジで温めるだけという、超お手軽ホットドリンクなので寒い冬には是非ホットミルクはちみつを飲みましょう!
また、ミルクとはちみつというシンプルな組み合わせのホットミルクはちみつですから、プラスするアイテムによってはアレンジが無限大に広がります!「今日は何を足そうかな…?」と、アレンジすることを楽しみながら毎日ホットミルクはちみつを飲んで、良い効果をどんどん実感していきましょう。