ビフィズス菌入りヨーグルトのおすすめは?種類別菌の効果もご紹介!
ヨーグルトは美容やダイエットを始め、腸内環境の改善など様々な効果をもたらしてくれる画期的な食材で、すべてのヨーグルトには効果が期待できるビフィズス菌が入っていると思っている人は多いのではないでしょうか?実は、ヨーグルトにはビフィズス菌が入っている物と入っていないものがあります。さらにビフィズス菌にはいくつもの種類があり、その効果も様々です。今回はそんなビフィズス菌入りのヨーグルトについて詳しく紹介していきます!
目次
ビフィズス菌入りヨーグルトについて知ろう!
美容やダイエットに便秘解消など、様々な効果を期待できるヨーグルトは毎日食べているという人も多くいるかと思います。しかし、ビフィズス菌がすべてのヨーグルトに入っていると思っている人は少なくないのではないでしょうか?市販されているヨーグルトの中には、ビフィズス菌が含まれているヨーグルトと含まれていないヨーグルトが存在します。さらに、そのビフィズス菌は種類によって効果や効能もそれぞれに違います。
ただ漠然とヨーグルトを食べるよりも、ヨーグルトに入っている成分や菌を知ることが大切です。ビフィズス菌の入っているヨーグルトを食べることがおすすめな理由や種類ごとのビフィズス菌の働きや効果を知ることで、より望んでいる効果を得ることができます。今回は、ビフィズス菌入りのおすすめヨーグルトやビフィズス菌入りのヨーグルトの選び方、乳酸菌とビフィズス菌などを詳しく紹介していきます。
ビフィズス菌入りヨーグルトのおすすめを大紹介!
市販のビフィズス菌入りのヨーグルトは数多く販売されていますが、その中でも人気でおすすめの製品を紹介していきます。無糖タイプや加糖タイプ、飲むヨーグルトなどビフィズス菌が入っているヨーグルト製品をピックアップしています。いつも食べているヨーグルトが入っているかもチェックしてみてください。
便秘解消の第一歩「雪印メグミルクナチュレ恵megumi」
ダイエットを目的にヨーグルトを食べる人からも人気のあるメグミルクのナチュレ恵みmegumiは、日本人の腸と相性の良いヒト由来の菌を使用しています。ビフィズス菌の仲間とガゼリ菌の仲間の2種類の菌を使用しており、ガゼリ菌が小腸を、ビフィズス菌が大腸を整えます。腸内環境を改善して便秘解消にも繋げられます。皮下脂肪や内臓脂肪を低減させる効果も認められている特定保健用食品で、無糖なのが嬉しいポイントです。
生きたまま腸に届く「小岩井生乳100%ヨーグルト」
生きたまま腸に届くことで人気を集めているビフィズス菌が入っていることで有名なこちらの製品は、腸内の免疫機能の活性化を期待できるビフィズス菌BB12が使用されています。ビフィズス菌BB12の特徴は小岩井乳業のヨーグルトにのみ使用されており、強酸の環境でも生きて活動することができます。整腸作用が強く、生乳100%で味わいも濃厚な特定保健用食品として人気を集めているビフィズス菌入りヨーグルトです。
濃厚な味わいと程よい甘さ「ダノンビオ」
世界の売り上げ1位と言われるダノンビオは、生命力が強く酸に強いビフィズス菌BF80株が使用されており、続けて食べることで腸内環境の改善を実感したという声も多いヨーグルトです。健康を気にしている方やポッコリおなかに悩んでいる人からも人気が高いヨーグルトで、無糖ヨーグルトはもちろん加糖タイプや果物入りなどバリエーションも豊かで飽きがこないのも魅力です。少量の80gパックなので小食の人にも人気があります。
ノロウイルスにも効果的「森永ラクトフェリンヨーグルト」
体を強くするヨーグルト、ラクトフェリンとビフィズス菌BB536として販売されているこちらのヨーグルトは、善玉菌であるビフィズス菌と免疫調節作用や高微生物活性性が期待できるラクトフェリン、インフルエンザの症状の緩和ができるもラックス乳酸菌を使用しています。病原体を弱め、免疫を高める作用を持つためインフルエンザやノロウイルスの感染を防ぐことでも人気で、風邪予防として食べている人も多いヨーグルトです。
800億個のビフィズス菌を持つ「グリコ高濃度ビフィズス菌飲料BifiX1000a」
1本の中に800億個ものビフィズス菌が含まれているグリコの高濃度ビフィズス菌飲料BifiX1000a(アルファ)は、飲むヨーグルトの中でもビフィズス菌をかなり多く含むビフィズス菌入りヨーグルトとして人気を集めています。生きたまま腸に届き、ビフィズス菌を増やしてくれる機能性表示食品でもあるため、お通じの改善にも役立ちます。もちろん1度の摂取で腸内環境が改善されるわけではないため続ける必要があります。
風邪予防にも「明治R-1ヨーグルト」
明治から販売されているR-1ヨーグルトは1073R-1乳酸菌というブルガリア菌が使用されており、免疫機能をつかさどるナチュラルキラー細胞を活性化させてくれます。免疫機能が高まるので、ウイルスを防ぎインフルエンザや風邪に掛かりにくくしてくれます。食感がハード、ソフト、ドリンクタイプとヨーグルトとバリエーションが豊富なため、好みに合わせて選ぶことができる人気のヨーグルトとして注目を集めています。
免疫強化におすすめ「フジッコカスピ海ヨーグルト」
ビフィズス菌入りヨーグルトに多い免疫強化で風邪やインフルエンザを予防する効果に加えて血中コレステロールを下げてくれるフジッコのカスピ海ヨーグルトは、クレモリスFC株が使用されています。整腸作用はもちろん血糖値の中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増加させてくれるため、健康診断の結果が気になるという人からも人気が高いヨーグルトです。独特の粘りのある食感で、健康志向の人にもおすすめです。
ピロリ菌を抑制する「明治プロビオヨーグルトLG21」
明治プロビオヨーグルトLG21に使用されているプロバイオティクスは、人の体内で健康に働く食品や微生物のことを指します。また、OLL2716株という乳酸菌が十二指腸や胃がん、胃潰瘍の原因になるピロリ菌を抑制する効果が期待できます。胃腸が弱く、気になっているという人にぜひおすすめしたいビフィズス菌入りヨーグルトです。多くのビフィズス菌入りヨーグルトは腸で働く乳酸菌が多いですが、こちらは胃で働くのが特徴です。
コレストロール低下なら「ポッカサッポロ豆乳で作ったヨーグルト」
ノンコレステロールのビフィズス菌入りヨーグルトとして人気を集めている豆乳で作ったヨーグルトは、乳酸菌で豆乳を発酵させた植物性のヨーグルトで、ビフィズス菌入りヨーグルトの中でも珍しい種類です。血中コレステロールを低下させる効果があり、植物性ビフィズス菌入りヨーグルトながらコクのある滑らかな食感です。トクホとしても認められているため、食事バランスが気になる人やコレステロールが高めの人にもおすすめです。
花粉予防にも「森永乳業ビヒダスBB536」
無糖のビフィズス菌入りヨーグルトとして大容量サイズで販売されていることが多い森永乳業のビヒダスBB536は、ビフィズス菌BB536を使用しています。腸内の善玉菌、ビフィズス菌を増加させて腸内環境を整える整腸作用が高く、免疫力を高めて花粉症の症状の緩和にも効果的です。トクホにも指定されており、花粉症の症状を緩和させたいという人にもおすすめです。無糖ヨーグルトの他にも様々なバリエーションが販売されています。
ジュース感覚で飲める「カルピス守る働く乳酸菌L-92」
ジュース感覚でビフィズス菌入りヨーグルトを摂取したい人におすすめしたいのが、カルピスの守る働く乳酸菌L-92です。脂質0とヘルシーなのに対して、しっかり甘みが感じられるため無糖のビフィズス菌入りヨーグルトが苦手な人からも人気です。免疫力を高める効果があり、花粉症の改善やアレルギー性鼻炎、アトピーなどの症状の緩和に効果があるL-92株を使用しています。手軽に続けられるドリンクタイプです。
防腐剤保存料無添加「チチヤスクラシックヨーグルト」
無糖ヨーグルトの酸味や発酵臭が苦手という人におすすめなのがチチヤスのクラシックヨーグルトです。優しい甘みで、寒天やゼラチンを最小限に抑えて使用した懐かしい味わいは、保存料や防腐剤を使用していないため子供にもおすすめです。ST9618菌が入っているため、免疫力の強化に効果的です。風邪の予防にも効果的で、小分けの80gサイズは食べきりにちょうどよく間食やおやつにもピッタリなビフィズス菌入りヨーグルトです。
アンチエイジングにも「メイトー4種の紫果実鉄分&のむヨーグルト」
ビフィズス菌入りヨーグルトと一緒に鉄分を摂りたい人に特におすすめなのがこちらです。生きたまま腸に届いて増殖するビフィズス菌LKM512を使用しているため腸内環境を整える整腸作用が期待できます。その上一本に1日に必要な鉄分6.8mgを大幅に超える7.7mgの鉄分を配合しているため、便秘の改善や予防、アンチエイジング、免疫力強化に加えて貧血や鉄分不足の解消にも役立ちます。ベリー入りで飲みやすいのも人気です。
腸で増える「グリコ朝食BifiXビフィックスヨーグルト」
お腹で増えるビフィズス菌をキャッチコピーとしているこちらは、その名の通りビフィズス菌が生きたまま腸に到達、増殖をして腸内環境を整えてくれます。100gあたり100億個ものビフィズス菌が入っており、無糖ヨーグルトではなく加糖タイプなので無糖ヨーグルトが苦手な人にもおすすめです。ビフィズス菌BifiXの配合により内臓脂肪の蓄積の抑制や糖代謝の改善効果があり、メタボリックシンドロームの改善にも役立ちます。
腸内環境を良好にする「ビヒダス飲むヨーグルト」
無糖タイプのヨーグルトもおすすめですが、無糖ヨーグルトが苦手な人にもおすすめなのがより手軽にとれるビヒダスのむヨーグルトです。甘さがあるため、飲みやすくなっているのも特徴です。無糖ヨーグルト同様ビフィズス菌BB536を使用されており、腸内環境の良好にして腸の調子を整える効果があります。便秘解消や予防はもちろん、花粉症予防やコレステロール値の低下、肌の状態を改善するなどの効果があります。
カルシウムや鉄分も「日本ルナ乳マイルドのむヨーグルト」
生きたまま腸に届くビフィズス菌HN019菌を使用した日本ルナの乳マイルド飲むヨーグルトは、生きたまま腸に届くだけでなく腸管への付着率が高いため効果が長く続きやすいのが特徴です。整腸作用や免疫力の強化に加えて病原性大腸菌のO-157に対する効果も期待できます。カルシウムや鉄分などのミネラルも他のヨーグルトに比べて多く含まれているため、食生活でミネラルが足りていないと感じている人にもおすすめです。
胃で働く乳酸菌「ヤクルトBF-1」
腸ではなく胃で働くビフィズス菌としておすすめなのがヤクルトBF-1です。1本に10億個以上ものビフィズス菌B.ビフィダムY株を含んでおり、胃粘膜のガードを高める作用やピロリ菌の活性を抑制する効果があります。他にもストレスの軽減や腹痛、便秘、胃もたれ、下痢など消化器系の症状が緩和、解消される効果が期待できます。お腹の調子が悪いと感じている人や胃に不快感があるという人に特におすすめです。
アトピー予防にも「タカナシ乳業おなかにGG」
腸内の老廃物を取り除く効果が高いタカナシヨーグルトのおなかへGG は、LGG乳酸菌やウェルシュ菌を配合しています。アンモニア量を抑制し、アトピーの予防や美肌効果も高いため女性に特におすすめです。人の体の中で良い菌を増やして悪い菌を減らし、腸内環境を良好にしてくれます。お腹が張ったり、便秘や下痢に悩んでいるという人にもおすすめで、トクホにも登録されています。朝食にもピッタリのサイズなのも人気です。
痛風にも効果的「明治PA-3ヨーグルト」
プリン体と戦う乳酸菌が配合されていることで有名な明治PA-3ヨーグルトは、痛風にも効果を発揮します。ビールなどを良く飲む人は痛風が気になるという人も多く、すでに痛風になってしまっている人にもおすすめです。人の体の中でプリン体をエサにして増殖し、プリン体や尿酸値を抑制する効果があります。健康が気になる人やお酒をよく飲む人におすすめで、無糖タイプ以外にドリンクタイプがあるので手軽にとることができます。
カルシウムと便秘解消に「グリコヨーグルト健康」
きび糖を使用したグリコのヨーグルト健康は、生きて腸に届くことのできるプロバイオティクス乳酸菌を使用しています。カルシウムとビタミンDも豊富に配合されており、ダイエット中にもおすすめです。腸内で短鎖脂肪酸を作り出す乳酸菌が腸内の環境を酸性に傾けてくれるため、悪玉菌を追い出し腸内フローラのバランス改善にも効果があります。優しい甘さなので、無糖ヨーグルトが苦手な人にもおすすめです。
強い生命力のビフィズス菌「セブンプレミアムプレーンヨーグルト」
全国チェーンのコンビニであるセブンイレブンから販売されているこちらは、無糖のプレーンヨーグルトですがビフィズス菌LMK512を使用しており、胃酸や酸素などに負けない桁違いの生存率で大腸に達するほどの生命力の強さで便秘予防や解消、免疫力の強化、大腸がんの予防、アトピー性皮膚炎の改善、アンチエイジングなどの効果があります。手軽にコンビニで購入できるのも魅力の一つです。
ダイエット中にも「トモエ乳業北海道プレーンヨーグルトプロバイオティクス」
低脂肪タイプの無糖プレーンヨーグルトなのでダイエット中で甘いものを控えているという人にもおすすめのこちらは、ビフィズス菌BB-12株を使用しています。生きたまま腸に届くビフィズス菌を使用しているため、腸管細胞に付着し腸を整える整腸作用をさっきしたり免疫力の強化に役立ちます。購入できる店舗は限られていますが、低価格で大容量なのでコスパの良いビフィズス菌入りのヨーグルトを探している人におすすめです。
腸内フローラ改善「食べるデンマークヨーグルト加糖」
生きたまま腸に届くビフィズス菌FK120をはじめサーモフィラス菌やアシドフィルス菌を使用しており、93%も生乳がされているためリッチな風味と味わいが楽しめます。腸内にすでに住んでいるビフィズス菌の構成に変動を加えず腸内フローラや便通の改善が期待できます。100g中にビフィズス菌FK-120を10億個以上含んでおり、トクホにも認められています。個食タイプでは珍しく無糖タイプも販売されています。
コスパが良く続けやすい「トップバリュプロバイオティクスプレーンヨーグルト」
イオンのプライベートブランドから販売されており、450gで100円前後で購入できるのにしっかりとビフィズス菌やガゼイ菌、アシドフィルス菌が使用されているのが特徴のプロバイオティクスプレーンヨーグルトはなんといってもコスパの良さが際立ちます。腸内環境を酸性に傾けて悪玉菌を抑制してくれる効果があるため、腸内環境を整えることができます。続けやすい価格とアレンジしやすい無糖なのが嬉しいポイントです。
アトピー性皮膚炎にも「古谷乳業Bb-12プレーンヨーグルト」
生きたまま腸に届くビフィズス菌Bb-12株を使用しており、整腸作用が高いヨーグルトとして人気を集めている古谷乳業のBb-12プレーンヨーグルトは、胃酸に耐えて大腸、小腸に届きマクロファージを活性化させることで免疫力を上げる作用があり、アトピー性皮膚炎の症状の緩和や改善などの効果を期待できます。生乳が70%使用されているためまろやかで食べやすいのが特徴です。無糖なのでダイエット中の人にもおすすめです。
ヨーグルトの菌とその効果を種類別に見てみよう
ヨーグルトに含まれる菌は様々な種類があり、菌ごとに効果には違いがあります。良く聞くビフィズス菌や乳酸菌についてもそれぞれ違いがあるため、その違いを知って自分の求めている効果を発揮してくれる菌が入ったヨーグルトを選ぶことが大切です。自分の求めている効果があるビフィズス菌がどんなものなのかもチェックしてみてください。
ビフィズス菌と乳酸菌について知っておこう
まず、ビフィズス菌と乳酸菌の違いについてです。どちらも何となく体に良さそうというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?この二つの菌の違いは体の至る所に生息する乳酸菌に対し、ビフィズス菌は主に小腸の下部から大腸に生息しています。また、乳酸菌は一般的に善玉菌と呼ばれ良い効果をもたらし酸素や強い酸性にも強いのに対しビフィズス菌は腸内フローラの主要な善玉菌で酸素や酸性に弱い特性があります。
出典: http://bb536.jp
また、酸素が存在している状況でも乳酸菌は発育できますが、ビフィズス菌は発育できません。しかし、乳酸菌が酢酸を生産しないのに対してビフィズス菌は大量の酢酸を生産するなどの違いがあります。通常ヨーグルトを発酵させるためにはサーモフィラス菌やブルガリア菌などの乳酸菌が使用されているためほぼすべてのヨーグルトに乳酸菌は含まれていますが、その中でもビフィズス菌が含まれているヨーグルトは限られています。
体脂肪低減などの効果が期待できる「ビフィズス菌B-3」
2002年に発見されたビフィズス菌B-3は、ヒト由来のビフィズス菌です。脂肪の蓄積をバリアし、体脂肪の減少や肝機能の悪化を改善することで注目を集めています。また、動脈硬化の予防や皮下脂肪、内臓脂肪の減少にも効果があるとされているため、健康のために体重が気になる人やダイエットを考えている人におすすめのビフィズス菌と言えます。
このビフィズス菌B-3が含まれるヨーグルトとしては森永乳業のビースリーヨーグルトなどです。メタボリックシンドロームの予防としても効果的なため、体脂肪が気になる人やコレステロールが気になる人に積極的に取り入れてほしいビフィズス菌です。
花粉症を緩和させる「ビフィズス菌BB536」
出典: http://bb536.jp
酸素や強い酸に弱いビフィズス菌の中で、特に珍しいこのビフィズス菌BB563は酸素や強い酸に強いのが特徴で生きたまま大腸に到達することができるビフィズス菌です。続けて摂取することでビフィズス菌の増加と、アンモニア濃度の低下により便秘予防と解消が期待できます。さらにビフィズス菌BB536によってナチュラルキラー細胞の活性化が高まり免疫力を強化させる効果もあります。
花粉症で目や鼻のかゆみが強いという人に嬉しい効果として、ビフィズス菌BB536を摂取することで花粉症の予防や症状の緩和の効果があります。さらにコレストロール値の低下作用や骨密度の増強作用、アトピー性皮膚炎などの肌の状態の改善に役立ちます。免疫力アップを狙いたい人や体が弱いと悩んでいる人に特におすすめです。
整腸作用で腸内すっきり「ビフィズス菌SP株」
ビフィズス菌SP株は大腸に定着しやすいビフィズス菌として、クロストリジウムなどの悪玉菌を減少させ、腸内環境を改善する整腸作用に効果があります。お腹のハリや便秘などに悩んでいる人には特におすすめです。他にはナチュラルキラー細胞の活性化による免疫力の強化や、O-157の感染リスクを下げる効果、さらにストレスの軽減などにも効果があります。雪印メグミルクから販売されている恵megumiシリーズに含まれています。
赤ちゃんの健康を守る「ビフィズス菌M-16V」
赤ちゃんの腸内から発見されたビフィズス菌M-16Vは、赤ちゃんの体に特に多く住んでいるビフィズス菌の種類です。まだ未熟な赤ちゃんの腸の機能の発達を促し、栄養の吸収力を高めるため赤ちゃんの健康を守るビフィズス菌として注目を集めています。さらに免疫機能の発達を助け、感染症からも赤ちゃんを守ります。赤ちゃんの正常な発育を守り、助ける働きがあるビフィズス菌です。
生命力が強い「ビフィズス菌LKM512」
プロバイオティクスとして使用さ荒れるビフィズス菌LKM512株は特に酸性に強い特性を持ち、胃酸などの強い酸性の環境下でもダメージを受けることなく大腸まで到達することができる強いビフィズス菌です。その上、生命力が強く大腸の中でも増殖することができるという特徴があります。
また、マウスを使った実験ではビフィズス菌LKM512が大腸でポリアミンというサイゾウの増殖に深く関係している有用物質を作り出し、寿命の伸長作用もあることが確認されています。ポリアミン濃度を一定のレベルに保つことは有効な健康増進方法と言われているため、ビフィズス菌LKM512をとることは健康志向の人にもおすすめです。他にもアンチエイジングや大腸がんの予防、アトピーの症状の改善に効果があります。
美肌効果を狙うなら「ビフィズス菌BY株」
B.ブレーベヤクルト株とも呼ばれるビフィズス菌BY株は、乳幼児の腸内フローラの95%以上を占める善玉菌です。このビフィズス菌BY株は加齢とともに減少していき、加齢に伴い腸内フローラの菌の割合や種類などが変化していきます。生きたまま腸に届くビフィズス菌の一つなので整腸作用も期待でき、大腸を酸性に傾け、悪玉菌を抑制し悪玉菌の作り出した物質を吸着して腫瘍性大腸炎の症状を緩和する効果もあります。
さらに、腸内細菌が生産するフェノール類に働きかけ、フェノール類が血液に移行するのを防ぎ皮膚への悪影響を防ぐため、皮膚の水分保持機能を高めるなどの美肌効果が期待できます。便秘予防や解消などにも効果があるため、体の内側からきれいになりたい人に特におすすめしたいビフィズス菌です。ヤクルトミルミルやヤクルトミルミルSに含まれています。
メタボリックシンドロームに効果「ビフィズス菌BifiX」
生きたまま腸に届くだけでなく、生きたまま腸に届いて増えることで注目を集めているビフィズス菌BifiXは、摂取したビフィズス菌の10倍以上の菌が糞便から発見されたという実験結果もあるビフィズス菌です。大腸で増殖するため、数日間効果が持続しますが1度食べただけで効果的ということではなく、やはり継続して数日おきに摂取するのが効果的です。機能性表示食品の関与成分にもなっているビフィズス菌です。
腸内を酸性に傾けるため、悪玉菌を抑制する整腸作用があり、さらにビフィズス菌BifiXは大腸の栄養となり大腸を活性化させ、ぜんどう運動の促進やミネラルの吸収を促して腸内環境を改善させます。そして、マウスでの実験ではビフィズス菌BifiXを与えたマウスは内臓脂肪の蓄積の抑制、糖代謝の改善がみられており、メタボリックシンドロームの改善にも期待できるビフィズス菌となっています。
自分に合ったヨーグルトの選び方
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌の種類を知った次は、自分に合ったヨーグルトの選び方も知っておくと便利です。ヨーグルトに含まれるビフィズス菌の種類も様々ですが、ヨーグルト自体も様々な種類があります。ぜひ自分に合わせたヨーグルト選びの参考にしてください。
たくさん食べるならコスパ優秀大容量タイプ
スーパーやコンビニなどで購入できる大型カップのヨーグルトは、大容量でコスパが良いのが魅力的です。安いものであれば100円程で購入できるものなど、小分けタイプのヨーグルトと比較してもかなりお得感があります。家族でヨーグルトを食べる人や毎日ヨーグルトを食べる人におすすめです。しかし、開封後は日持ちがしないのと大型カップからそのまま食べてしまうと保存中に菌が繁殖するため、注意が必要です。
ただ、大容量タイプのヨーグルトは無糖やプレーンのヨーグルトが多いため自分好みに味付けのアレンジができるのも魅力です。食べたい量を自分で調整することもできます。自由度の高さは小分けタイプのヨーグルトよりも勝っている点と言えます。
味の種類豊富で飽きない個食タイプ
1個当たり80g~100gと食べきりサイズの個食タイプのヨーグルトは、大型カップのヨーグルトに比べると少々価格が割高になりますがその分味のバリエーションが豊富で、機能性の高い商品が多いのが特徴です。大容量タイプのヨーグルトを1日で食べきってしまうという家庭には向きませんが、一々個別にお皿に盛りつける必要がなく家族でも味の好みが違うという時にや気軽にヨーグルトを食べたいときにおすすめです。
個食タイプのヨーグルトでも1つ1つが違うフレーバーになっていたり、果肉が多く食べ応えがあるものやグラノーラがついている物などバリエーションも豊富なため、いろいろな味わいを楽しみたい人にもおすすめです。味に飽きやすい人や新しいものが好きな人も始めやすいヨーグルトと言えます。その中で自分の好みのヨーグルトを探すことができます。
手軽にとり入れやすいドリンクタイプ
ドリンクタイプとして手軽に飲むことができる飲むヨーグルトは、移動中や外出中でも手軽に飲むことができます。ボトルタイプや紙パックなど様々な種類が販売されており、最近ではストローで飲むタイプだけでなくペットボトルのようにきちんとフタができるものも多くなってきているので持ち運びにも便利になっています。元々プレーンヨーグルトを液状に加工した飲むヨーグルトは、栄養価なども固形ヨーグルトと変わりません。
味のバリエーションも豊富で、好みに合わせてチョイスすることができるのも魅力です。しかし、市販の飲むヨーグルトは加糖されている物が多いためダイエットするためにヨーグルトを摂取するという人は糖分の多い飲むヨーグルトには注意してください。
ダイエットには無糖プレーンがおすすめ
ダイエットを目的としたヨーグルトの摂取なら、無糖プレーンのものがおすすめです。加糖されているタイプのものはもちろん食べやすいですが、食べ過ぎてしまうと糖の取りすぎでダイエットに逆効果になってしまう危険性があります。どうしても甘さが欲しいという人はオリゴ糖やはちみつを少量加えて食べてみてください。無糖プレーンのヨーグルトに慣れれば、カロリーや糖分の取りすぎも防ぐことができます。
無糖のヨーグルトは果物とも相性が良いため、ビタミンなどを一緒にとることでダイエット中も必要な栄養素を摂るのにもおすすめです。ただし、加糖されていない無糖のヨーグルトだからと言っていっぺんに大量のヨーグルトを食べれば痩せるというわけではありませんし、どのようなものでも食べ過ぎればカロリーオーバーになってしまうため、1日の摂取目安量を確認することが大切です。
「特定保健用食品」や「機能性表示食品」が安心
もっとも効果があるヨーグルトは?無糖や加糖など結局どれがいいの?と混乱してしまったときは、効果のるヨーグルトを見分けるための一つの目安として特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品を手に取ってみるのがおすすめです。この2つは効果などについて科学的根拠が認められた食品であることを示しているため、安心感を持って選ぶことができます。
それぞれヨーグルトによって審査の手順や公開されている情報などにも違いがあり、一概にどちらが信用性が高いかを比較することはできませんが、一つの基準としてこれらがついている物はやはり人気も高いのが事実です。もちろん科学的に効果が証明されているからと言っても体質やその人によって体に合う、合わないがあります。自分に合っているかどうかはまず2週間続けてみて、体調の変化を観察してみてください。
ビフィズス菌入りヨーグルトで体キレイに!
いかがでしたか?今回はビフィズス菌入りヨーグルトやビフィズス菌の種類、ヨーグルトの選び方などについて紹介していきました。ダイエットを目的としている人だけでなく、免疫の強化や病気の予防にも効果を示すビフィズス菌入りのヨーグルトは、体の内側からあなたをきれいにしてくれること間違いなしです。ぜひこの機会に自分に合ったタイプのビフィズス菌入りのヨーグルトを探してみてください!