ホットミルクの女性に嬉しい効果7選!胃に優しく便秘緩和/美肌効果も!
最近、ホットミルクを飲んでいますか?ホットミルクには女性にうれしい効果が盛りだくさん。便秘解消やダイエット、さらには美肌にも効果があると近年あらためてホットミルクが注目されています。今回はホットミルクの効能と効果的な飲み方について詳しく紹介します!
目次
ホットミルクの効果がすごい!
「最近眠りが浅い…」「便秘や肌荒れに悩んでいる…」といったお悩みはありませんか?そんな人にはホットミルクがおすすめです!昔から安眠効果があると言われているホットミルクですが、実は女性にとってうれしい効果がたくさんあります。ホットミルクは女性の健康管理にとっても有効な魔法の飲み物です。
牛乳を飲むとお腹を壊してしまうため、牛乳を嫌厭していたという人も多いのでは?牛乳でお腹を下してしまう原因の多くは、飲む牛乳の温度にあります。ホットミルクにすることによって、胃にやさしくお腹の調子も整います。これまで牛乳を避けていた人こそ、ぜひともホットミルクをおすすめします。
ホットミルクの栄養素3選!
牛乳には非常に多くの栄養素が含まれており、健康管理の上で欠かせない食材です。厚生労働省でも、牛乳および乳製品はカルシウムの供給源として毎日適量摂取することにより、骨粗しょう症の予防につながるとして、1日200~400mlの摂取を推奨しています。それでは、牛乳に含まれている主な栄養素を見ていきましょう。
カルシウム
牛乳といえば真っ先に思い浮かぶのがカルシウム!カルシウムは骨などの主要構成成分。また、人体の活動を健康的に維持するための生理機能を調整をするために欠かせないのがカルシウムです。
ビタミンB12
自律神経を整える栄養成分として注目されています。また、ビタミンB12は過剰にとる分には吸収されないので、摂りすぎに注意する必要はありません。
トリプトファン
アミノ酸の一種で、人の体内では合成できない必須アミノ酸の一つです。神経や精神を落ち着かせ、健康の増進に役立つとされています。
ホットミルクの効果6選!
安眠効果
「寝る前にホットミルクを飲むとよい」というのは、昔から言われていますが、これは牛乳に含まれるトリプトファンが関係しています。トリプトファンは体内に入るとセロトニンという神経をリラックスさせる成分に変化します。さらにセロトニンは、安眠に効果のあるメラトニンに変化していきます。
牛乳に含まれるカルシウムはイライラを解消し、リラックス効果をもたらします。そのため、昔からホットミルクを飲むと安眠効果があるといわれてきました。また、冬場などはホットミルクを飲むことにより身体が温まるるの、より高い安眠効果が得られます。睡眠は健康管理のカギ。特に女性は上質な睡眠をとることにより健康状態にも影響します。
便秘解消
よく冷たい牛乳を飲んでお腹をこわすという人をみかけませんか?それは牛乳に含まれる乳糖に関係しています。冷たいままだと胃や腸を冷やして活動を遅らせるため、乳糖が分解されにくくなり、お腹を下してしまうとのこと。そのため、温かいホットミルクにすることによって腸を温め、乳糖の分解を促すことができます。
そしてホットミルクを飲むことによって、体内が温められ内臓の動きを活発にします。そのため、胃や腸の消化活動を促進。お通じが出やすくなり、便秘の解消につながります。冷たい牛乳でお腹を壊す人ほど、ホットミルクがおすすめです。
頭痛や生理痛を軽減
頭痛や生理痛の原因は多くが冷えにより、血行が悪くなり引き起こるといわれています。ホットミルクを飲むことによって身体が温められ、血液の循環がよくなります。血の巡りがよくなると痛みが緩和され、頭痛や生理痛が楽になります。また、薬を使わないので、胃の負担にもなりません。
また、牛乳に含まれるビタミンB12の作用によって自律神経を整える働きがあります。そのため、頭痛や生理痛などがある時は、ホットミルクが有効と言われています。痛みに負けない健康管理をするためにホットミルクは非常に有効です。
ストレスを軽減
牛乳に含まれるカルシウムには、イライラを軽減させる効果があると言われています。また、牛乳の中にあるビタミンB12は自律神経の乱れを整える効果があるといわれています。それに加え、牛乳のトリプトファンが作用し、神経をリラックスさせるセロトニンと安眠効果のあるメラトニンに変化します。そのため、ストレスが原因の不眠などにも効果的です。
ストレスがたまるとついついドカ食いをしてしまうという人にもホットミルクがおすすめです。ホットミルクを飲むことによって身体が温められ、同時に内臓や胃も温まります。また、ホットミルクをゆっくり飲むことによって適度な満腹感が得られます。また、ホットミルクによって胃の粘膜に膜ができた状態になるので、その後、万が一ドカ食いをしてしまった場合でも、食前のホットミルクが消化を促すお手伝いをしてくれます。
美肌効果
肌トラブルの原因はストレスと睡眠不足が大きいとされています。ホットミルクを飲むことによって、自律神経が整い、ストレスが緩和されるため、肌への負担が大きく減少します。また、ホットミルクを飲んで十分な睡眠ときちんとした健康管理を実現することにとって、睡眠中に成長ホルモンが分泌されます。それが肌の回復につながり、結果的に美肌に効果があるといわれています。
また、肌トラブルと便秘は表裏一体の関係です。そこにホットミルクを飲むことによって便通をよくします。便秘が解消することによって、体内の老廃物を体外に排出できるようになり、美肌に効果が現れます。肌トラブルが気になったら、まずはホットミルクを飲んでみてください。きっと女性にうれしい美肌効果があると思います。
健康的にダイエットできる
ホットミルクを飲むことによって得られる効果はダイエットにも直結します。ホットミルクによって得られた快眠効果は、身体の代謝アップにつながります。代謝が上がると、カロリーを消費しやすい身体になり、ダイエットに非常に有効です。また、ダイエットの基礎となる健康管理もしやすくなります。
また、ダイエットの敵はストレスです。ホットミルクを飲むことによって自律神経が整い、イライラが緩和されます。そのためむやみなドカ食いを抑えることができ、ダイエット中も穏やかに過ごすことができます。また、食事前にホットミルクを飲むことによって内臓が温められ空腹感がなくなります。そのため食べ過ぎの予防にもなるので、ダイエット中の人はぜひ食前にホットミルクを飲むことをおすすめします。
ホットミルクの効果が大きい飲み方とは?
さまざまな方面で身体によい効果が期待できるホットミルク。では、いったいどのようにして飲むのが一番効果的なのでしょうか?ここでは、ホットミルクの最適の温度から、ホットミルクを飲むにあたって最も効果のある時間を紹介します。
ホットミルクの最適な温度
牛乳の中に含まれる乳糖が最も甘くなる温度は40度前後のいわゆる人肌の温度と言われています。しかし人肌では少しぬるく感じますが、かといって沸騰するまで温めると表面に膜が張ってしまいます。そのため、ホットミルクに最適な温度は、一般的に60度前後とされています。
電子レンジには牛乳温めモードがあると思います。牛乳温めモードにしてホットミルクを作るとほとんどの電子でレンジでは60度前後の適温のホットミルクが作れるようになっています。牛乳温めモードがない電子レンジでホットミルクを作る場合は、最初は短めの時間を設定して、沸騰しないように気を付けて様子を見ながら温めてください。
ホットミルクを飲むタイミング
ホットミルクの効果を引き出すのに効果的なのが、食前と就寝前です。食前にホットミルクを飲む場合は食膳の30分前に飲むのが望ましいとされています。その理由は、脳の満腹中枢が刺激されるのがホットミルクを飲んでからちょうど30分後からだからです。そのため、食前にホットミルクを飲む際は、必ず食事の30分前に飲みましょう。
睡眠前にホットミルクを飲む場合は、睡眠の1時間前までに飲むのがおすすめです。飲んでから身体が温まり、リラックス効果が得られるタイミングが一時間前後です。快適な睡眠を得るためにも、ホットミルクを飲んでから1時間ほどは身体や脳をリラックスさせるため、スマホやテレビなどは控えてゆったりと過ごしましょう。
ホットミルクの健康効果があるレシピ3選!
ホットミルクを飲む習慣も、バリエーションを増やすことで続けやすくなります。ここでは一緒に摂取することによってより効果の上がるレシピを紹介します。
ホットミルク×砂糖
甘くて飲みやすい砂糖入りホットミルク。砂糖には神経をリラックスさせるセロトニンが含まれているので寝る前に飲むホットミルクに入れるのがおすすめです。ただし、大量に入れるとカロリーの過剰摂取になるので要注意。
ホットミルク×ショウガ
特に寒い冬の日などは、身体を温める効果があるショウガを入れたホットミルクがおすすめ。インドのチャイのような味わいになり、飲んだ後もポカポカと身体の芯から温まります。ハチミツを入れるとまろやかな味わいになり飲みやすくなります。
ホットミルク×きなこ
リラックス効果のあるホットミルクに、きなこをプラス。きなこに含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをするといわれており、生理痛などの緩和に効果的です。ホットミルクに香ばしさと優しい甘さがプラスされ、おいしさもアップします。
ホットミルクで健康管理しよう!
睡眠や美肌、便秘にダイエットなど、女性にうれしい効果が盛りだくさんのホットミルク。胃にもやさしいため毎日続けることができるのもうれしい限りです。現代社会では活躍する女性ほど身体やお肌のトラブルは多いもの。ぜひ健康管理の一環としてホットミルク習慣を始めてみませんか?