冷やご飯ダイエットで痩せる?嘘か本当か調査!やり方や効果は?

冷やご飯ダイエットの効果や方法を解説します。冷やご飯のレジスタントスターチは食物繊維に似ており噛む回数も増えるため、ダイエットや健康効果が高いといわれています。嘘のような話ですが、口コミの情報では実際効果を出している人もいます。

冷やご飯ダイエットで痩せる?嘘か本当か調査!やり方や効果は?のイメージ

目次

  1. 1冷やご飯ダイエットのやり方や効果を解説
  2. 2冷やご飯ダイエットのやり方
  3. 3冷やご飯にダイエット効果がある理由
  4. 4冷やご飯ダイエット用のご飯の炊き方
  5. 5冷やご飯ダイエットのよくある質問
  6. 6冷やご飯ダイエットまとめ

冷やご飯ダイエットのやり方や効果を解説

糖質制限ダイエットという言葉があるように、ご飯は温度に関係なく太りやすいと思っている人も多いようです。確かにこれまで、ご飯に含まれる炭水化物は高カロリーで血糖値を上昇させるものとして認識されてきました。ここにきて、同じ炭水化物である冷やご飯が血糖値を下げダイエットに効果があるといわれても、嘘だと思う人も多いでしょう。

ところが近年のテレビや雑誌などは、冷やご飯はダイエットに効果的という嘘のような話を頻繁に紹介しています。また、口コミサイトでも冷やご飯は太りにくいと話題沸騰中です。冷やご飯も炭水化物であるのになぜ血糖値を下げたりダイエットに効果があったりするのでしょうか?そのメカニズムややり方、口コミ情報などを紹介していきます。

冷やご飯ダイエットのやり方

一日一回冷やご飯を食べるだけ

冷やご飯ダイエットとは、ご飯の量やおかずに制限はなく冷やご飯を一日に一回食べるだけの嘘のような簡単なダイエットです。食事のたびに冷やご飯にしても問題ないのですが、最初からハリキリ過ぎると途中で断念することにもなりかねません。そのため、まずは一日に一回だけ冷やご飯にして長く続けることが大事といわれています。

同時に温かい汁物を準備し、一緒に食べることをおすすめします。脂肪燃焼にたんぱく質が必要なので、具の多い味噌汁がベストといえるでしょう。ご飯の量やおかずの種類に制限はありませんが、食べ過ぎはせっかくのダイエット効果を無駄にするので注意してください。

口コミによると、一日一回温かいご飯を冷やご飯に変えるだけで、一ヶ月で5kg減量した人もいます。個人差があるので一概にはいえませんが、冷やご飯を食べるだけという嘘のようなダイエット方法でだれでもある程度の効果は期待できるようです。

冷やご飯ダイエットは夕ご飯がベスト

我々人間の体には、一日の中で脂肪を溜め込みやすい時間帯があります。その時間帯にカロリーの低い冷やご飯を食べると、取り込まれる脂肪が少ないため太らない体になりやすいです。体の中の脂肪を溜め込むようにと指令を出すたんぱく質は、午後10時ごろから急に増えだします

そのため、私たちの体は夕方から朝型にかけて脂肪が溜まりやすいといわれています。朝から昼にかけては活動範囲が広くなり、体温も上がるのでエネルギー消費量は多いです。それに引き換え夕方からは活動量も減り、体温も下がるのでエネルギー消費量は少なくなります。

これらのことから、ダイエットを目的として冷やご飯を食べる時間帯は、夕方がベストといえるでしょう。そこで注意したいのは食べ終わる時間です。食事してすぐに眠りにつくと、消化のために胃が働き続けるため熟睡できません。夕食は寝る2~3時間前に済ませるようにしましょう。

冷蔵庫で冷やして常温で30分置く

冷やご飯は、冷えてさえいればどのような方法で冷やしてもよいわけではありません。ご飯のデンプンがレジスタントスターチに変化しやすい温度を守ることで、ダイエット効果が高くなります。レジスタントスターチに変化しやすい温度は4℃といわれています。しかも、レジスタントスターチはゆっくりと熱が放出される過程で生成されるようです。

なので、冷凍庫に入れて急激に冷やしてもレジスタントスターチは生成されません。夏など暑い時期はご飯を炊いた後ある程度冷まし、さらに冷蔵庫に入れて冷やすとよいでしょう。温かいご飯のデンプンが冷やされたことで変化してできたレジスタントスターチは、温め直さない限りすぐにはなくならないといわれています。

口コミでは、冷蔵庫からすぐに出した冷やご飯は冷たくて食べれないという人もいました。その場合は冷やご飯を冷蔵庫から出して、30分ほど置いて食べると良いでしょう。口コミを見ても、ダイエット目的で冷やご飯を食べている人は多いようです。

冷やご飯ダイエットは、一度炊いたご飯を冷蔵庫で冷やして食べるのが基本です。ちなみにでんぷんがレジスタントスターチに変化するのは4℃前後とされていますから、常温放置で冷ましてもダイエット効果はあまり期待できません。

口コミ

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冷やご飯にダイエット効果がある理由

理由①レジスタントスターチという食物繊維に似た成分がカギ

炭水化物であるでんぷんにはさまざまな種類がありますが、その中でもレジスタントスターチは食物繊維によく似た成分といわれています。食物繊維は以前から健康やダイエットに効果があることで注目されている成分です。

冷やご飯にはこの食物繊維と同じような作用をするレジスタントスターチが多く含まれており、口コミサイトでも大きな話題を呼んでいます。それらの口コミによると、腹持ちが良くダイエット効果が高いことで注目が集まっているのだそうです。また、炊きたてのご飯1gおよそ4kcalに対し冷やご飯は1g2calと、カロリーも低いです。

冷やご飯でダイエットというと嘘のような話ですが、これらのことを鑑みると、この冷やご飯のレジスタントスターチがダイエット効果に大きく関わっていることが見えてきます。

冷やご飯にすることでレジスタントスターチが増加

摂取されたデンプンは、体の中でおよそ2~10%が消化されずに便となって排出されます。その消化されにくいデンプンをレジスタントスターチと呼びますが、炊きたてのご飯を冷やすとそのレジスタントスターチが増加するようです。ちなみにレジスタントスターチは、消化しにくい成分であることから別名「難消化性デンプン」とも呼ばれています。

食物繊維は健康に効果がある一方でミネラルの吸収を妨げる成分ですが、レジスタントスターチは食物繊維と同じような働きをするものの、ミネラルの吸収は妨げません。そのため、冷やご飯を食べ過ぎたからといってミネラル不足に陥る心配はないとされています。
 

糖質や脂肪の吸収を抑制する効果

冷やご飯がダイエットに効果的という嘘のような作用を成し遂げるのは、冷やご飯に食物繊維によく似たレジスタントスターチが多く含まれているからです。血糖値の急上昇は空腹感につながりますが、レジスタントスターチは食物繊維に近い働きをするため血糖値の急上昇を防ぎます。

血糖値の上昇が緩やかになると、満足感が持続して無駄な間食を減らすことができるようです。私たちの体は炭水化物を食べて血糖値が上がると、インスリンというホルモンが分泌しますが、このインスリンは脂肪合成を促す働きがあることが明らかになっています。

その点、冷やご飯は血糖値が上がりにくい食べ物なので、インスリンが余分にでることがなく必要以上に脂肪合成がなされることがありません。また、レジスタントスターチは腸からの糖質や脂肪の吸収を抑える効果も高いといわれています。このような情報を総合すると、嘘のような冷やご飯ダイエットも理にかなったダイエット方法といえるでしょう。

糖質であるにもかかわらず、食物繊維と同じような働きをしてくれるので、なんと、血糖値上昇の抑制、腸内環境の改善、便通改善の効果も期待できるといわれています。

腸内環境を整え血中コレステロール値も下げる効果も

レジスタントスターチは腸内環境を整える作用があるとされ、便秘改善に期待が持てます。また、食物繊維と同じように体に悪影響のある毒素や余分なコレステロールを取り込んで体外へ排出する効果もあります。その結果血液がさらさらになり、代謝がアップして太りにくい体となるようです。

このように冷やご飯は血中コレステロール値を下げる働きもあるので、コレステロール値が高くお悩みの方は、嘘だと思ってもしばらく冷やご飯ダイエットをしてみるとよいでしょう。

理由②冷やご飯にするとよく噛んで食べるようになる

冷やご飯は、炊きたての温かいご飯に比べて噛みごたえのある食感です。一般的によく噛む行為は、早食いの人に比べてダイエット効果が高いといわれています。噛む回数を多くすると次のような効果に期待が持てます。

満腹感で食べすぎを防ぎカロリーも消費

冷やご飯を食べるとよく噛むようになり、満腹中枢を刺激して食べ過ぎ防止につながります。また、レジスタントスターチは消化しにくい成分なので、腹持ちが良く一回の食事の量を減らすことができます。その結果、必然的に食べる量が減りカロリー削減に大きな成果をもたらすようです。

それ以外にも、噛む回数を増やすとエネルギー代謝を上昇させることがわかってきました。これまでは、よく噛む行為がダイエット効果をもたらすのは、早くに満腹中枢が働くため早食いの人に比べて食べる量が少なくてすむからと考えられていました。

最近はそれだけでなく、食後の食べ物が胃腸で消化吸収されるときに発する消費エネルギー(食事誘発性体熱産生)が高くなることもわかっています。

温かいごはんと口あたりが違い、ひとくちで食べる量が減りやすく、意識しなくてもよく噛んで食べるようになるので、普通に食べているつもりでも、より満腹感を感じやすくなるのです。つまり、自然と食べ過ぎないようになります。

顔の骨格と筋肉も鍛えられる

冷やご飯は炊きたてのご飯と違い、噛まないとつぶれません。そうなると自然に噛む回数が増えます。噛む回数が増えると顔の骨格や筋肉が鍛えられるため、表情が引き締まってくるといわれています。

また、噛む行為は脳を刺激し血流を良くするため、頭が活性化され冴えてくるようになります。ダイエットだけでなく健康効果を考えると、噛む回数は一口30回以上がおすすめです。

理由③簡単で続けやすくバランスもよい

冷やご飯ダイエットは冷やご飯を一日に一回食べるだけなので、簡単で続けやすいダイエットといえるでしょう。ご飯の量やおかずの種類にも食べる制限はないので、冷やご飯ダイエットで栄養不足になることはありません。また、好きなものを食べることができないことへのストレスも心配ないでしょう。

電子レンジで温めなければコンビニやスーパーのお弁当、おにぎりなどでも可能なので、必ずしも手作りする必要がなく続けやすいダイエットといえます。寿司であれば酢のアミノ酸が脂肪を分解し酢酸がカロリーを燃焼してくれるので、更にダイエット効果に期待が持てます。

冷やご飯ダイエット用のご飯の炊き方

水を少なめにして固めに炊き上げる

冷やご飯として食べるために炊飯する場合は、水の量を少なめにして硬めに炊き上げるのがおすすめです。やや硬めの冷やご飯を口に入れてよく噛むと、甘みがでて美味しく感じます。ご飯が炊けたら常温で粗熱を取り除き冷蔵庫に入れて徐々に冷やしていきます。寒い季節では常温で冷ましても大丈夫です。

ご飯の温度を急激に下げないように注意

炊いたご飯を急激に冷まさないようにしましょう。急激に冷ましてしまうと、ダイエット効果に効果的な成分であるレジスタントスターチができにくくなります。急ぐ場合は炊飯器から大きめの容器に移し替えて、徐々に冷やしてゆきます。冷凍庫に入れてしまっては、せっかく冷やご飯を作ってもダイエット効果に期待が持てません。

冷やご飯ダイエットのよくある質問

温め直した後の冷やご飯ではダイエットに効果がない?

冷やご飯ダイエットを成功するか否かは、冷やご飯に含まれるレジスタントスターチの量が重要なカギになります。冷えたご飯をレンジなどで温め直すと美味しくはなりますが、せっかくレジスタントスターチに変化した成分が少なくなってしまいます。

ダイエットが目的であれば、冷蔵庫から外にしばらく置くなどしてレジスタントスターチの持つ働きを十分に取り入れましょう。

冷凍したご飯では冷やご飯ダイエットに効果がない?

炊きたてのご飯をゆっくり冷ますことで、ご飯のデンプンがダイエットに効果的なレジスタントスターチに変化していきます。その反面、急冷凍するとご飯のデンプンはレジスタントスターチに変化しにくいことがわかっています。

つまり冷凍ご飯がダイエットに効果があるかどうかは、冷凍されたご飯が急冷凍されたものか冷ましたご飯を冷凍したものかによるでしょう。炊きたてのご飯をゆっくり冷ましたものを冷凍したのであれば、ダイエット効果に期待が持てます。

ただし、温め直すとダイエット効果が薄れてくるので、冷凍ご飯を常温にしばらく置いて解凍させて食べなくてはなりません。炊きたてのご飯を常温で冷ましたものと比べると美味しさにかなりの差があるので、おすすめできる方法とはいえません。

冷やご飯ダイエットはおにぎりでも効果は変わらない?

朝炊きたてのご飯をおにぎりにして弁当箱に詰め、学校や会社に持参して手作りおにぎり弁当でランチするのは、効果的なダイエット方法といえます。朝食として食べるために炊きたてのご飯をおにぎりにする場合は、嘘のような話ですが温かいおにぎりを食べるのではなく一度冷蔵庫で冷やして食べるとダイエット効果に期待できます。

手作りおにぎりではなくコンビニやスーパーで購入したおにぎりでも同じ効果があるようです。口コミを見てみると、弁当などで冷やご飯ダイエットをしている人は少なくありません。口コミサイトのツイッターの情報によると、テレビ番組のホンマでっかTVでも弁当やおにぎりを温めずに食べると効果がある内容を扱っています。

冷やご飯ダイエットは玄米や雑穀米でも大丈夫?

冷やご飯に玄米や雑穀米を入れて食べても大丈夫です。むしろ玄米は完全栄養食といわれるほど栄養価が高いので、冷やご飯と一緒に食べると健康的にもとてもよいでしょう。また、雑穀米においても白米と一緒に炊くとビタミンやミネラルを補えるので、とても栄養価の高い食べ物になります。

ただし、玄米や雑穀米は炊き方を間違えると、消化が悪く胃に負担をかけやすいとされます。通常よりも水の量を増やし水に長く浸して長時間炊きましょう

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冷やご飯ダイエットまとめ

温かいご飯の代わりに冷やご飯を食べるという嘘のような冷やご飯置き換えダイエットが、今若い人中心に広まってきているようです。口コミを見てみると、「冷やご飯食べてても変人扱いされなくなった」と冷やご飯ダイエットが巷に浸透していることを物語るコメントもあります。

ご飯やうどんなどに含まれるデンプンは、冷やすことで食物繊維に良く似た働きをするレジスタントスターチに変化することがわかってきました。太り気味の人は、ご飯や麺類を好きな人が多いようです。温かいご飯や麺類を多く食べると太りやすいといわれています。

太らないためには温かいご飯やうどんを控えるとよいのですが、どうしても食べたいときは冷やご飯や温めないお弁当、冷えたぶっかけうどんなどをメニューにするとよいでしょう。

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