ホンビノス貝のレシピで人気なのは?酒蒸し・お吸い物や簡単焼き料理も!
ホンビノス貝という貝を知っていますか?ホンビノス貝は船橋市の名産品でもある貝で、ハマグリに似ています。ホンビノス貝はハマグリよりも安い上に味も良く、最近ではホンビノス貝を使った様々なレシピが公開されています。この記事では、ホンビノス貝についてまとめています。ホンビノス貝を使ったレシピやホンビノス貝の特徴など、ホンビノス貝が気になるという方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
ホンビノス貝はハマグリに似ていてコスパが良くて美味しい!
ホンビノス貝という貝を知っていますか?ホンビノス貝は、ハマグリによく似た貝で、船橋市の名産品でもあります。見た目はハマグリに似ているものの、味はとても美味しく安いので少しずつ人気になっています。この記事では、ホンビノス貝の食べ方やレシピについてまとめています。ホンビノス貝が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
ホンビノス貝について
ホンビノス貝は、北アメリカ原産の貝です。まだ日本では定着していませんが、海外ではクラムチャウダーの具に使われるなど、貴重な水産資源です。見た目はハマグリに似ていてうま味が強いので、酒蒸しやお吸い物などに使うレシピが徐々に増えて人気になって来ました。
ホンビノス貝の特徴
ホンビノス貝は、千葉県船橋市の名産品です。千葉県の海がホンビノス貝の生態に合っているらしく、水揚げ量も年々増加している上に味も良いので、数の減って来たアサリやハマグリなどの水産資源の代用として、少しずつ注目され、レシピも公開されるようになって来ました。
ホンビノス貝は、「白ハマグリ」や「大アサリ」という名前で販売されていることもあります。ホンビノス貝はあまり知名度が高くないので、見慣れていない人にも抵抗が無いよう白ハマグリや大アサリという名前で見かけることの方が多いと思います。
ホンビノス貝は非常に生命力の強い貝で、アサリなどが大量に死んでしまう青潮の中でも生きることができます。また、ハマグリと違い一年を通して獲ることができるので、安定した供給と価格が見込めます。保存もできて輸送も簡単なので、安く販売することができます。
ホンビノス貝は美味しい?
ホンビノス貝は、まだ日本ではそれ程定着していません。それどころか、見慣れない食べ物だという理由から、ホンビノス貝を食べることに抵抗のある方もいます。しかしホンビノス貝は海外では貴重な水産資源であり、クラムチャウダーの具になるなど、とても美味しい貝です。
ホンビノス貝は知名度が低く、千葉以外ではあまり売られていません。しかしホンビノス貝は、他の貝に比べても味の濃い貝です。その上、カツオ出汁などとの相性も良いので幅広いレシピに使うことができます。酒蒸しやお吸い物といった、貝の定番レシピとの相性も抜群なので、地元ではじわじわと人気が高まって来ています。
ホンビノス貝の下ごしらえは塩抜き不要?
ホンビノス貝の大きな特徴の一つとして、下ごしらえが簡単であることが挙げられます。アサリやハマグリなど一般的な貝は、砂抜きという作業が必要になります。砂抜きとは、海水程度の濃度の塩水に貝を浸けて数時間放置することです。簡単ですが、時間がかかる作業なので、砂抜きの必要が無いホンビノス貝は非常に扱いやすい貝だと言えます。
ホンビノス貝を調理する時は、殻の外側の汚れを洗いましょう。ボールの中で貝同士をすり合わせたりタワシで軽くこするだけでキレイになります。また、時間がある場合は砂抜きと同じ要領で泥や体液を吐かせる「モヤ抜き」を行いましょう。
市販のホンビノス貝であれば、塩水に浸けるモヤ抜きという作業をしなくても、味に問題はありません。しかし、潮干狩りなどで獲って来たホンビノス貝は排泄物や泥などの臭いがあるので、塩水に一晩程浸けてモヤ抜きをしておきましょう。
潮干狩りで獲ったホンビノス貝は塩抜きをしよう
スーパーなどで買って来たホンビノス貝であれば砂抜きやモヤ抜きの必要は無く、殻を洗えば調理してそのまま食べることができます。しかし、潮干狩りで獲って来たホンビノス貝は雑菌も多く付着しており、死んだものも混ざっています。その為、下処理をしなければお腹を壊すこともあります。
ホンビノス貝の下処理ですが、まず流水で洗います。貝殻同士をこすり合わせて泥を落としましょう。また、雑菌が多いので台所で洗うと他の食品に雑菌がついてしまい、食中毒などの原因になることもあります。洗い終わったら海水と同じ濃度の塩水に1時間ほど浸けて砂抜き、モヤ抜きをしましょう。時間が無ければ、この作業は省いても構いません。
砂抜きが終わったら、自ら上げて1時間ほど放置し、塩抜きをしましょう。塩抜きとは、ホンビノス貝に海水を吐かせることです。この作業をしないと、ホンビノス貝が塩辛くなってしまいます。砂抜きと塩抜きが終わったら、最後にもう一度流水で洗いましょう。雑菌の繁殖を抑える為にも、水洗いだけは絶対に忘れないでください。
ホンビノス貝は下ごしらえを忘れずに!
ホンビノス貝は、アサリやハマグリのように砂を噛まないので、市販のものであれば砂抜きをしなくても美味しく食べることができます。しかし、ホンビノス貝には「中腸腺」という黒っぽい部分があります。これは貝毒をため込む場所なので、取り除いておかなければホンビノス貝の産地によってはお腹を壊すこともあります。
また、大きなホンビノス貝は死んでいることが多いです。死んだホンビノス貝を他のホンビノス貝と一緒にしておくと、ホンビノス貝が全てダメになってしまうこともあります。死んだホンビノス貝は非常に臭いのですぐに分かります。もし貝殻が欠けていたり悪臭を放つ死んだホンビノス貝があれば、すぐに取り除いておきましょう。
ホンビノス貝の人気のレシピを紹介
ここで、ホンビノス貝を使った人気のレシピを紹介します。市販のホンビノス貝であれば砂抜きの必要も無いので、どれも簡単に作ることができます。
リッチな味わい!「ホンビノス貝のチーズ焼き」
軽く酒蒸しにしたホンビノス貝にチーズを乗せてオーブンで焼くことで、リッチなお酒のおつまみを作ることができます。簡単でワインにも合うおしゃれなレシピは、人気も高く冷めても美味しいのでオススメです。
材料は、砂抜きをしたホンビノス貝を8個、炒め用のオリーブオイルを適量、酒蒸し用のお酒を150㏄、水を50㏄、チューブのにんにくを小匙1、バターを5グラム、スライスチーズを2枚、お好みでパセリを適量です。スライスチーズは、とろけるタイプのものを用意しましょう。
まず、フライパンにホンビノス貝とオリーブオイル、お酒、水、にんにく、バナーを入れて酒蒸しにします。材料を入れたら火にかけ、沸騰したところで弱火にしましょう。チーズを十字に切り、8つにします。ホンビノス貝が開いて来たら、開いた物から取り出して身の付いていない方の殻をキッチンばさみで取り外します。チーズを乗せて1200ワットのオーブンで焼き目がつくまで焼いて、完成です。
酒蒸しにした後の汁は美味しい?
ホンビノス貝のチーズ焼きを作る際に、一度酒蒸しをしています。酒蒸しにした汁は少し塩辛いものの、ホンビノス貝のうま味がたっぷり詰まっているので、お酒のアテにもなります。塩辛いので、少し味を薄めるなどして食べやすくアレンジしてみてください。
ランチメニューにもおすすめ「中華風パスタ」
中華風パスタは人気ですが、中華風というと少し敷居が高く感じる人もいるかも知れません。しかし、酒蒸しに使うお酒を紹興酒に変えることで、簡単に中華風の味付けにすることができます。簡単で人気の高い中華風パスタを、ぜひ一度作ってみてください。
材料はパスタ1人分、ホンビノス貝を4個、キャベツを8分の1個、セロリ3分の1本、長ネギを4分の1本、酒蒸し用の紹興酒を適量、すりおろしにんにくを小匙半分、すりおろし生姜を小匙半分、醤油を小匙1、唐辛子とパクチーを少々です。パクチーを使うと簡単に中華風、アジア風の味になりますが、苦手な人は使わないでおきましょう。
下ごしらえとして、野菜を全て同じ大きさに切り、ホンビノス貝を洗っておきましょう。パスタを茹でている間に、ホンビノス貝を酒蒸しにします。ホンビノス貝が半分浸るぐらいまで紹興酒を入れ、5分ほど蒸します。貝が開いたら火を止めます。その鍋に切っておいた野菜を入れ、火を通します。火が通ったら茹で上がったパスタを入れて全体を絡め、お皿に盛りつけて完成です。
旨味を活かした簡単メニュー「ホンビノス貝の鍋」
ホンビノス貝はとてもうま味の強い貝なので、鍋料理に向いています。煮込むだけで簡単にダシが取れる上に野菜もたくさん食べられる人気の鍋レシピも、合わせて紹介します。
材料は、ホンビノス貝を10個、大根、白菜、シメジ、長ネギをそれぞれ適量です。鍋料理なので、食材は食べきれる範囲で自由に調節しましょう。調味料は酒を100㏄、水を1リットル、醤油を100㏄、みりんを大匙1です。ホンビノス貝からダシが出るので、味付けは簡単なもので構いません。2人前の分量なので、人数によって調節してください。
大根をいちょう切り、白菜をざく切り、シメジを小分けにしてほぐし、長ネギは斜めに切っておきましょう。鍋に水と調味料を入れ、白菜の白い部分と大根を先に煮ていきましょう。沸騰する前に白菜の葉とシメジ、長ネギを加えて中火で煮込みます。この時、鍋の味の濃さを調整しておきましょう。鍋の温度が上がったらホンビノス貝を入れて煮込みます。ホンビノス貝の口が開いたら火を止めて完成です。
ホンビノス貝の簡単レシピ酒蒸し・お吸い物や焼き物を紹介
アサリやハマグリなど、酒蒸しはとても美味しくて人気のレシピです。もちろん、ホンビノス貝もうま味の強い貝なので、酒蒸しにするととても美味しく食べることができます。簡単で人気のホンビノス貝の焼き方や酒蒸しのレシピも、合わせて紹介します。
ホンビノス貝の焼き方をマスターしよう
焼き貝はとても簡単で美味しく、お酒のアテとして人気のメニューです。ホンビノス貝もフライパンやグリルなどで簡単に焼くことができるので、レシピを覚えてぜひお酒と一緒に楽しんでみてください。
材料はホンビノス貝を6個、酒を小匙1杯、みりんを小匙2分の1、醤油を小匙4分の3です。網焼きのレシピなので、グリルやフライパンとは少し手順が異なります。ホンビノス貝は予めボウルに入れて殻をこすり合わせて泥を落とし、匂いが気になる場合は塩水で砂抜きをしておきましょう。
作り方は簡単で、ホンビノス貝の砂抜きをしている間に調味料を全て混ぜ合わせておきます。ホンビノス貝を焼き網に乗せて中火で焼き、貝が開いたら合わせておいた調味料を塗ってお皿に盛り付けます。お好みで刻みネギを乗せるのもオススメです。
ホンビノス貝はホットプレートでも焼ける?
ホンビノス貝は、焼き網が無くてもフライパンやホットプレートで焼くレシピも公開されています。この手軽さが、ホンビノス貝の人気の秘訣でもあります。
ホンビノス貝をホットプレートで焼く場合は、砂抜きやモヤ出しをしたあとでホットプレートにキッチンペーパーを敷き、180度から200度で焼きましょう。貝が開いたら醤油をかけて出来上がりです。
簡単で美味しい「レンジ酒蒸し」
電子レンジでの酒蒸しは簡単な上に美味しいので、レシピサイトでも人気があります。電子レンジを使ったホンビノス貝の酒蒸しのレシピも合わせて紹介します。貝の酒蒸しはお酒のアテとしても人気なので、お酒が好きな方はぜひ作ってみてください。
材料は、ホンビノス貝を8個、酒を大匙1杯、チューブにんにくを1センチ、チューブ生姜を1センチ、醤油を小匙1杯です。ホンビノス貝は予め砂抜きと塩抜きをして、黒っぽい中腸腺を取り除いておきましょう。
作り方ですが、深めの耐熱容器に調味料を入れて混ぜ合わせておきましょう。そこにホンビノス貝を入れ、軽くラップをして600ワットで2分加熱しましょう。そこから、貝の口が開くまで30秒ずつ加熱時間を増やして調整して完成です。調味料が沸騰してしまうので、耐熱容器は必ず深めのものを選んでください。
しっかりとした旨味の「お吸い物」
ホンビノス貝はうま味が強い貝なので、お吸い物に向いています。ハマグリなど他の貝に比べても味がしっかりしているので、お吸い物にした時にも抜群の美味しさを誇ります。簡単なお吸い物のレシピも合わせて紹介しますので、ぜひ一度作ってみてください。
出典: http://awabi.red
材料はホンビノス貝を4個、酒を小匙2杯、水を大匙1杯、昆布を5グラム、水を350㏄、塩を適量、薬味としてワケギをお好みで適量です。ホンビノス貝は砂抜き、塩抜きをして水洗いをしておきましょう。また、350㏄の水に昆布を浸けて30分以上置いておきましょう。
下処理をしたホンビノス貝を鍋に入れ、酒と大匙1杯の水を入れて蓋をします。中火にかけて沸騰したら鍋をゆすり、貝の口が開いたら火を止めます。昆布を入れておいた水を鍋に移して中火にかけます。沸騰したら昆布を取り出し、弱火にします。ホンビノス貝を煮汁ごと鍋に移し変えて、塩で味を整えて完成です。お好みでワケギを散らしましょう。
白だしでもっと手軽にお吸い物!
ホンビノス貝に限らず、お吸い物を作るのに欠かせないのがダシ汁です。しかし、ダシ汁を作るには時間も手間もかかるので、お吸い物を作りたくても敬遠してしまう方もいらっしゃると思います。そこで、白だしを使った簡単なお吸い物のレシピを紹介します。
材料は、ホンビノス貝を5個、水を500㏄、塩を大匙1杯、白だしを大匙1杯です。白だしにはダシ以外にも調味料が入っているので、少なめにする方がホンビノス貝本来のダシの味を楽しめるお吸い物に仕上がります。ホンビノス貝は砂抜きとモヤ抜き、塩抜きをした上で洗っておきましょう。
下処理をしたホンビノス貝を水から茹でていきましょう。ホンビノス貝の口が全て開いたらアクを取り、白だしと塩を加えて完成です。非常に簡単なレシピですが、ホンビノス貝のうま味がしっかりと出た美味しいお吸い物に仕上がります。
うま味がたっぷり!ホンビノス貝の味噌汁
お吸い物よりも貝の味噌汁が好きだという方も少なくないと思います。ホンビノス貝は、味噌汁にしてももちろん美味しく食べることができます。ここでは、ホンビノス貝とネギ、ワカメのお味噌汁のレシピを紹介しています。
材料は、ホンビノス貝を4個、細めの長ネギを4本、乾燥ワカメを大匙2杯、味噌を大匙1、塩を適量です。4人分のレシピなので、食べる人数によって具材の量を調節してください。ホンビノス貝は下処理をしておいてください。
ネギを5センチほどの長さに切って、更に縦に半分にしましょう。ホンビノス貝と水4カップ(800cc)とネギを鍋に入れ、火にかけます。貝の口が開くまで煮て、口が開いたらワカメを入れましょう。乾燥ワカメが戻ったら味噌と塩で味付けして完成です。
ホンビノス貝が開かない物は腐っている?
ホンビノス貝は、アサリやハマグリなどの他の貝と比べると口が開くのに時間がかかります。その為、貝が開かないので腐っているという判断をしてしまうことがあります。しかし、ホンビノス貝は元から口を開くのが遅いので、すぐに腐っていると決めつけずにもう少し様子を見ましょう。
腐ってしまった場合はすぐにわかる!
ホンビノス貝は他の貝に比べ、口を開けるのが遅く、調理時間も長いです。その為、アサリやハマグリなどの貝しか調理したことの無い人に腐っていると勘違いされやすいです。しかしホンビノス貝は元々調理時間が長く、口を開くのが遅い貝なので、口が開かなくてももう少し様子を見ましょう。
ホンビノス貝を複数個調理していて、他の貝は開いたのに1個だけ開かないことがあります。この場合は、腐りかけている可能性があるので取り除いてしまいましょう。また、死んだホンビノス貝は非常に強い匂いを出します。素人でもすぐに分かるぐらい強烈な臭いなので、死んでいるホンビノス貝を見かけたらすぐに取り除きましょう。
臭いホンビノス貝だけでなく、貝殻が欠けたホンビノス貝も腐っている、死んでいる可能性があるので必ず取り除いてください。死んだホンビノス貝は非常に匂いが強く、他のホンビノス貝に付いてしまうとなかなか取れません。生きているホンビノス貝も食べられない程に臭くなってしまうので、必ず死んだホンビノス貝は取り除きましょう。
ホンビノス貝食中毒の危険は?
ホンビノス貝に限らず、多くの二枚貝には食中毒の危険があります。手足のしびれを引き起こす麻痺性の貝毒と、下痢などを引き起こす下痢性貝毒があり、二枚貝はその両方の危険性を持っています。ホンビノス貝を含め、スーパーで売っている貝は検査をされているので貝毒の危険はありません。
しかし、潮干狩りで獲って来た貝は検査を受けていないので貝毒の危険性があります。特にホンビノス貝はまだまだスーパーでの取り扱いが少なく、潮干狩りで獲って来たものを食べることが多いです。その為、ホンビノス貝は他の貝よりも食中毒の件数が多く見られます。ホンビノス貝が悪い訳ではありませんが、未だにホンビノス貝は食中毒の危険が大きいと考える人もいます。
ホンビノス貝を食べる際は、必ず下処理をしましょう。ホンビノス貝の身には、黒っぽく透き通る部分があります。この部位を中腸腺と呼び、貝毒をため込む場所です。中腸腺を食べると貝毒を起こす可能性が大きくなるので、絶対に食べないでください。
もしもホンビノス貝に当たったら?
中腸腺の処理が甘かったなど、ホンビノス貝による貝毒は充分に起こり得ます。貝毒は加熱をしても無くなることが無いので、事前の下処理が一番大事です。また、もしホンビノス貝で貝毒の症状が出た場合はすぐに医師に相談しましょう。
麻痺性の貝毒が出てしまった場合は、すぐに救急車を手配しましょう。麻痺性貝毒はフグの毒に匹敵するほどの危険性があり、最悪の場合死に至ります。有効な手当てなどが無いので、手足のしびれを感じた場合はすぐに救急車を呼んで医師に診てもらいましょう。また、麻痺性の貝毒は食後30分以内に発症します。
下痢性の貝毒は激しい嘔吐や下痢を発症しますが、命に関わることはまずありません。早急に医師に相談し、水分補給などで貝毒の排出を促しましょう。下痢がひどいからと言って下痢止めを飲んでしまうと貝毒の排出が遅れてしまい、症状が長引いてしまいます。食後30分から4時間ほどで発症します。
ホンビノス貝を美味しく料理してみよう
いかがでしたか?ホンビノス貝は酒蒸しやお吸い物など、貝料理の定番であれば何にでも使えるとても美味しい貝です。しかし、正しく扱わなければ食中毒の危険性もあるので、食べる前によく注意をしてください。必ず中腸腺を取り除いてから、美味しく安全にホンビノス貝を楽しみましょう。