ロイヤルブレッドを他の食パンと比較！価格・カロリー・原材料も！

毎日の朝食は和食派と洋食派に大きく分かれます。最近では食べない人や簡単なエネルギーチャージなどで簡単に済ませてしまう人も多くなっていますが、ごはんと味噌汁と鮭のような和食スタイルとパンと目玉焼き、ハム、サラダなどの洋食スタイルが一般的です。洋食スタイルの朝食に欠かせないのが食パンです。トーストにマーガリンやジャムなどをつけてたべると美味しいのが食パンです。

スーパーのパン売り場で一定の売り場面積を確保しているのが食パンです。どれも大きさは同じ位ですが、切り方の違いによって枚数が4枚から8枚程度まで存在します。価格も千差万別です。様々な製造メーカーからいろいろな種類や名称の食パンが販売されており、プライベートブランドでも食パンを販売しているケースもあります。コストパフォーマンスなどを考慮するとどれを選ぶのがいいのか迷ってしまいます。

そんな食パンの中で今回紹介するのが山崎製パンが製造販売しているロイヤルブレッドです。名称からして高さそうな印象を受ける食パンですが、ほかの食パンと比較して何が違うのでしょうか？ロイヤルブレッドの特徴は何でしょうか？同じ食パンでも普段から気にする価格だけでなく、原材料の違い、カロリーの違いなども紹介します。朝食の食パン選びの参考にぜひしてみてください。

パンはスーパーでもコンビニでもどこでも販売しています。パン本来の味を楽しむことができる食パンをはじめとして様々な種類の菓子パンが店頭に並んでいます。パンを製造しているメーカーも多種多様です。伊藤製パン、山崎製パン、イケダパン、ロバパン、日糧製パン、フジパン、木村屋などです。テレビコマーシャルで宣伝している会社も多いため、知っている会社も多いのではないでしょうか？

さらに店頭ではこれらのメーカーが製造するパン以外にもプライベートブランドとして販売しているパンもあります。メーカー製造のパンよりも価格も安く提供できるため、パンの販売はスーパーやコンビニのなかでは激戦区になっています。その中でプレーンなパンである食パンの位置づけは、ジャムやマーガリンをつけてトーストして食べるスタンダードなパンです。この食パンの種類も多様です。

プレーンな食パンだけでなく、クルミやミルクなどを配合した食パンもあります。通常の食パンよりは枚数が少なく価格が高めですが、菓子パンの延長線上に位置するパンとして人気です。そして今回紹介するのは山崎製パンのロイヤルブレッドです。見た目は普通の食パンですが、山崎製パンが食パンのブランドの一つとして力を入れている商品がロイヤルブレッドです。テレビコマーシャルでも宣伝している有名なブランドです。

ホームページにもロイヤルブレッドの特徴について紹介されていますが、バターの風味とコクのあるしっとりとした食感を売りにした食パンです。原材料の厳選と製造技術を融合して生み出した食パンブランドがロイヤルブレッドです。小麦粉は厳選された上級粉を使用しています。風味と香りはもちろんの事、トーストとして焼き上げたときの色もきれいに出るなどの特徴があります。バターの配合バランスにもこだわっています。

食パンにバターを入れる場合と入れない場合がありますが、ロイヤルブレッドの場合には、バターを使用しています。ただ使用するだけでなく小麦粉とのバランスを最適に保つ分量を工夫しているのがポイントです。そして独自技術によって作り上げる製法です。しっとりとした食感を実現し、弾力性にもこだわっています。さらにキメを細かくすることで水分が逃げにくく、トーストした時のしっとり感もキープしています。

食パンはカットされたパンであるため、キメの細かさは見た目で判断できます。安い食パンの場合、キメが粗く、トーストすると固くなってしまいます。しかしキメの細かさはトーストした時にも中は柔らかい状態を保つことができます。この独自製法により他社や自社の他ブランドとの差別化を図っているのがロイヤルブレッドです。山崎製パンが自信をもって世に送り出している食パンです。

もう一つ、ロイヤルブレッドの特徴がユーザー視点に立った製法です。パンは焼きたてが一番おいしいのは誰もが知っていますが、店頭で販売しているパンの多くは焼きたてではありません。工場で製造されて輸送されて店頭に並び、そしてユーザーが購入して開封するまでのタイムラグがあります。ロイヤルブレッドは焼きたてはしっとりしすぎてあまりおいしくありません。輸送している間に美味しく変化するのです。

食卓に並ぶころにちょうど良いしっとり感を味わえるように緻密に計算されて製造されているのです。店頭に並ぶパンを選ぶとき、固そうなパンを避けるのが一般的ですが、ロイヤルブレッドを購入するときにはその心配も必要ないのです。店頭に並んでいる時は食べごろの直前に仕上がっています。もともと人気があることに加えて、売れ残りを生じさせないような在庫管理も徹底しているため、常に美味しいものを食卓に届けられるのです。

ロイヤルブレッドのブランドにはシリーズがあります。大きく二種類があります。一つは標準のロイヤルブレッド、もう一つはロイヤルブレッドプレミアムです。標準のロイヤルブレッドだけでもこだわりの製法や原材料ですでに美味しい食感を実現できているのですが、ロイヤルブレッドプレミアムはさらにワンランク上をいく美味しさがあります。まず香ばしさの違いです。なにもつけずにそのまま食べてしまいたいほどの香ばしさです。

次に甘い香りです。ロイヤルブレッド以上の香りが漂い食欲をそそります。後味やコクの強さもワンランク上です。口どけの良さもロイヤルブレッド以上です。そのためロイヤルブレッドプレミアムをトーストするときにはマーガリンを使用すると逆に味が損なわれる可能性があります。パン本来の味を存分に楽しむためには無塩バターを利用するのがおすすめです。耳まで柔らかいパンとしておなじみです。

もう一つロイヤルブレッドゴールドもあります。これはロイヤルブレッドとは路線が若干違うのですが、生クリームを加えて上質なコクを実現させている食パンです。これらラインナップは一般的な6枚スライスだけでなく3枚入りのミニサイズ、サンドイッチなどを作るのに適している10枚スライスなどがあります。また食卓ロールシリーズとして菓子パンのバターロールも販売しています。

山崎製パンの販売する食パンはロイヤルブレッド以外にも、芳醇やダブルソフトなどヒット商品が多く揃っています。これほど山崎製パンの食パンが人気であるのには理由があります。理由の一つには本質を常に追い続ける姿勢があります。食パンは昔からあるパンです。一定年数が経過した時代ではこれ以上の伸びしろに期待するのが難しくなります。そのため他社は菓子パンの開発などに注力する傾向にあります。

しかし山崎製パンは食パンの本質を追求し続けました。一番参考にしたのが消費者の声です。当時販売している食パンに100パーセント満足しているユーザーは存在しません。必ず何かしらの不満を持っています。その不満の内容を聴取し、商品開発に活かし続けたのです。耳を残してしまう子供が多いという声のもと耳まで柔らかくなる工夫を積み重ねてきてロイヤルブレッドプレミアムが生まれています。

世の中の常識にとらわれず、一からすべての工程を見直すことで食パンの歴史に新しい1ページを残すことに成功したのです。もちろん今販売している商品もユーザーにとって100パーセントの満足度を得られているとは思っておらず、次の開発をすすめている姿勢が高く評価されているのです。これ以上の進化がないと思われていた食パンに新しい風を吹き込んだ山崎製パンの食パンはユーザにとって期待が高い商品です。

食パンの価格はスーパーなどで販売している実勢価格で平均130円前後が最も多くなっています。一般的な6枚スライスの正方形の形をした食パンです。最近ではプライベートブランドなどの登場により食パンの価格は安くなる傾向にあります。中には100円を下回るような食パンも登場しています。登場した当初は価格程度の品質でしたが、年々改良が加えられ、品質も向上しています。安くてもおいしい食パンが登場しています。

一方高級ブランドを名乗って、一般的な食パンと差を付ける傾向もあります。ロイヤルブレッドはその一つです。ロイヤルブレッドの価格は170円程度です。一般的な食パンの価格と比較するとやはり高くなっています。しかし価格の差は品質面でカバーしており、高くてもそれなりの売れ行きを維持しています。ロイヤルブレッドプレミアムになると200円近くします。品質面を考慮すると安いと感じる食パンであると人気になっています。

食パンの価格は二極化しています。特別な製造工程と厳選された原材料を使用してよりおいしい食パンを世に送り出す高級ブランドの食パンはそれなりに価格も高くなっています。もう一つはプライベートブランド中心に価格で勝負しているブランドです。品質は安いながらも満足できるレベルに向上しており、食パンのブランド競争はさらに激しくなっています。価格だけで判断できないのが食パンの現状です。

食パンの種類はたくさんありますが、カロリーも商品によって全然異なります。菓子パンと比較するとカロリーが低めであると考えてしまいがちなのが食パンですが、カロリーの差も100グラムあたり100キロカロリー以上あります。ダイエットや減量をしている人はカロリーも視野に入れて食パン選びをするのがおすすめです。食パンの原材料となるものがカロリーには大きく影響しています。原材料に特に注意が必要です。

ロイヤルブレッドはバターを練りこんで仕上げています。柔らかさやしっとり感は焼き方だけでなく原材料によって工夫されている一面もあります。バターはカロリーが高い食品の一つです。そのためふんだんにバターを使っているロイヤルブレッドのカロリーは100グラム当たり260キロカロリー程度あります。一番原材料がシンプルなプライベートブランドの食パンの100グラム当たりのカロリーは約150キロカロリーです。

食パンわずか100グラムで100キロカロリー以上の開きがあります。ダイエットをしている人はできる限りカロリー控えめな食事を摂るべきであるため、ロイヤルブレッドは避けたほうが無難かもしれません。そしてロイヤルブレッドプレミアムは100グラム当たり約280キロカロリーあります。生クリームを練りこんでいるためロイヤルブレッドよりもカロリーが高めになっています。美味しいけれど高カロリーなのが特徴です。

しかし食パンのカロリーを比較するときにはそのまま食べるケースは少なく、マーガリンやジャムなどをつけて食べるのが一般的です。純粋な食パンは当然トースト後にマーガリンやジャムなどをたっぷりつけますが、パン本来の美味しさがあるロイヤルブレッドの場合、そんなに多くのマーガリンを必要としません。食べる時のトータルカロリーで考えると、ロイヤルブレッドの方が低カロリーになるケースもあるかもしれないのです。

食パンを購入するときに原材料をよく読んで購入する人は少ないですが、原材料を比較してみると一般的な食パンと比較して多くの材料が使われているのがロイヤルブレッドの特徴です。原材料だけでなく添加物も多く使用されています。最近はオーガニックブームなどで添加物をできる限り使っていない食品を選ぶ傾向にありますが、加工食品でもある食パンは添加物なしでは工場から市場に出せません。

最近は健康に気を使った工夫された添加物が使用されているため安心して食べることができますが、添加物を使用していない食品に押され気味になっているのは事実です。しかしロイヤルブレッドの美味しさをキープできるのは一定量の添加物のおかげであることも認識しておくことが大事です。一般的な食パンの原材料は小麦粉、砂糖、バター、マーガリン、でんぷん、パン酵母、食塩、米粉などで構成されています。添加物も少なめです。

一方ロイヤルブレッドの場合、小麦粉、糖類、バター、マーガリン、パン酵母、食塩、発酵種、脱脂粉乳、植物油脂、乳化剤、イーストフードが原材料表記されています。一般的な食パンと比較しても食品添加物が多く使用されています。ロイヤルブレッドプレミアムになるとさらに生クリーム、デキストリンが加わります。添加物は一定量使用していますが、原材料へのこだわりは他の食パンには比較にならないのがロイヤルブレッドです。

ここからはロイヤルブレッドと他の食パンブレンドを比較します。まずは超熟です。敷島製パンのPascoが製造、販売しているのが超熟です。食パン売り場でも目立つパッケージが特徴です。価格は170円程度でロイヤルブレッドと大差ありません。100グラム当たりのカロリーは160キロカロリーとロイヤルブレッドよりかなり低いのが特徴です。超熟の特徴は添加物の少なさです。圧倒的な無添加物に近い食パンを実現しています。

シンプルな材料で構成されているため、無駄な添加物を一切必要としないのです。それが添加物を市販のパンで一番少なくできている要因です。国産小麦を使用するこだわりが特徴でもっちりとしたしっとり感を実現させることができています。小麦本来の味を楽しめのが特徴です。添加物が少ないため日持ちしにくく、購入後すぐに食べることをおすすめします。マーガリンなどをそんなにつけなくても美味しさがあります。

次に比較するのは超芳醇です。ロイヤルブレッドと同じ山崎製パンの製品です。100グラム当たりのカロリーが260キロカロリーで価格が170円程度です。ロイヤルブレッドと価格もカロリーも同じです。ロイヤルブレッドとの違いは製法です。小麦をお湯で捏ね上げる製法を採用しています。小麦本来のうまみと甘みを抽出するには最適な製法です。生地の重みを感じることができ、少ない枚数でも満腹感を得られます。

テレビコマーシャルでもお馴染みの本仕込はフジパンの製品です。100グラム当たりのカロリーは200キロカロリーで、ロイヤルブレッドよりは低カロリーです。価格はロイヤルブレッドと変わらない170円です。使用している原材料はロイヤルブレッドとあまり変わらず、添加物の一定量使用されています。満足感を得ることができる食パンであると人気です。隙間なく詰め込まれたボリューム感が最大の特徴です。

ロイヤルブレッドと同じ山崎製パンのふんわり食パンと比較します。ソフトな食感を最大の売りとしている食パンです。価格は170円、100グラム当たりのカロリーは200キロカロリーです。ロイヤルブレッドよりは低カロリーです。ミルク感が強くパンの耳まで白っぽくなっています。サンドイッチにして食べるのが一番のおすすめです。柔らかさを維持するための添加物が他より多く使用されているのが気になる点です。

歴史のある食パンがダブルソフトです。山崎製パンの商品ですが、山崎製パンが食パンの歴史を変えた最初の商品です。そして山崎製パンを代表するブランドの一つです。大きさが通常の食パンと異なるため、一概に比較できませんが、価格は200円、100グラム当たり260キロカロリーです。カロリーは高めです。とにかく分厚いパンなのに柔らかいのが特徴で、ワンランク上にダブルソフトゴールドがあります。期待を裏切らない品質です。

次は毎日の食卓です。トップバリュのプライベートブランドです。コスパが最大の武器です。価格は95円と100円を下回る金額です。100グラム当たりのカロリーも150キロカロリーです。コスパや低カロリーを支持する人には最適な商品です。原材料にはロイヤルブレッド並みの添加物が利用されています。しかし安定した品質を提供しており、標準のクオリティを維持しています。シンプルな味で飽きない食パンです。

ロイヤルブレッドは特別な存在です。ブランドイメージからもパン本来の味を楽しめると謳われています。そのため一般的な食パンの食べ方のトースト以外の食べ方もおすすめです。一番おすすめなのはサンドイッチです。具材でサンドイッチは決まるともいわれますが、パンの品質がサンドイッチの良し悪しを左右します。ロイヤルブレッドは柔らかさとコク、しっとり感が兼ね備えられた食パンです。そのまま利用するのが一番です。

ただのトーストではなく、ピザのように具材を乗せてオーブンで焼き上げるのもおすすめな食べ方です。マーガリンやバターなどをあまり使用しなくてもパン本来のバター風味が下味を支えてくれるため、余計なカロリーを増やさずに済みます。しっとり感がある重みのある食パンであるため、具材をいっぱい載せてもパンがつぶれにくいのもロイヤルブレッドならではの特徴です。

普段、価格中心に選んでいる食パンをロイヤルブレッドに変えてみませんか？いつもと異なる上品な味わいとしっとり感、そしてきめ細かい品質に圧倒されること間違いなしです。パンを変えるだけで朝食がワンランクアップさせることができます。パン本来の味わいを楽しめるため、マーガリンやジャムなどに頼らなくても食パンを美味しくいただけるのがロイヤルブレッドの特徴です。