餃子のタレで人気は?定番からおすすめアレンジレシピまで紹介

突然ですが『餃子』は好きですか?少し前には瓶に入ったかける餃子や餃子ふりかけなど焼き・ゆで・揚げ以外の食べ方でより手軽に楽しむ方法も増えてきました。一般的に餃子をたべるときにつけるタレは『お酢・しょうゆ・ラー油』で食べるのがポピュラーですが、今ではそのタレをいろんなバリエーションで楽しむ人が増えてきています。今回はそんなタレにスポットを当てていろいろなバリエーションを紹介します。

餃子のタレで人気は?定番からおすすめアレンジレシピまで紹介のイメージ

目次

  1. 1餃子の歴史
  2. 2世界の餃子
  3. 3日本の餃子の歴史
  4. 4餃子の進化
  5. 5餃子をタレアレンジで楽しむ
  6. 6簡単に作れる餃子のタレ
  7. 7いろいろなタレで新しい餃子ライフを

餃子の歴史

餃子をさまざまなタレで食べる楽しみ方を紹介する前にまずは餃子の歴史を紹介します。諸説はいろいろありますが、餃子の歴史は古く、紀元前6世紀ごろに中国の山東省で誕生したといわれてます。山東省にある遺跡から当時餃子が食べられていた痕跡がみつかっています。

世界の餃子

今では世界各国でいろいろな餃子が生まれ世界的に人気がでてきていますが、そんな世界各国の餃子を見てみましょう。

中国の餃子

中国で餃子といえば主に水餃子(ゆで)がポピュラーです。中国では餃子を主食として食べる文化があったためおかずとしてタレをつけて食べるの日本の食べ方とは大きな違いがうまれました。むしろ餃子を焼いて食べる食べ方は、水餃子で残ったものや古くなった餃子にしっかり火を通して食べるときの食べ方であって、レストランなどの飲食店でまかないとしての食べ方でした。

基本的に味のついたスープに餃子が入って出てくるのでタレをつけずに食べます。ですが好みによってお酢やしょうゆをいれてアレンジする人もいます。スープ自体にしっかり味がついていることがほとんどなのでお店で食べる場合はアレンジする必要がない場合がほとんどです。

ヨーロッパの餃子

ポーランドやスロバキアなどの中欧諸国では『ピエルク』と呼ばれる餃子のようなものがあります。ピエルクは焼き・ゆでのどちらでも人気がある料理です。溶かしたバターやサワークリームをつけて食べるのがポピュラーで揚げたベーコンや玉ねぎ、キノコをふりかけたりと家庭によってアレンジはいろいろあります。

トルコの餃子

トルコと餃子はなかなか結び付かないかもしれませんが、トルコにも餃子に似た料理があります。『マントゥ』と呼ばれるその料理はゆで上げしたマントゥにニンニクや香味油で味付けしたプレーンヨーグルトをかけて食べる食べ方が人気です。

ヨーグルトをかけて食べる餃子はなかなか日本じゃ考えられないですが、チリパウダーなどをかけて食べることもありアレンジもいろいろあることからトルコでは人気のある食べ物です。中身は日本と違い羊肉を使ったレシピが多いので非常にヘルシーな料理となっています。

日本の餃子の歴史

日本で餃子が食べられるようになったのは昭和初期と意外と新しいです。当時中国にわたっていた日本人が現地で慣れ親しんだ水餃子を栃木県にある宇都宮市に持ち帰ったのが発祥と言われています。中国では水餃子ののこりを焼いて食べていたのですが、日本では主食で白米があったため生の餃子を焼いて食べる焼き餃子が全国に広まっていったといわれています。

タレにつける日本の餃子文化

焼き餃子がポピュラーになっていく中で全国各地で具材のバリエーションや味のバリエーションも増えていきました。タレはお酢・醤油・ラー油で食べるのが一般的ですが地域によってはお酢とコショウで食べたりシンプルにお酢だけで食べたりといろいろなタレアレンジで食べられるようになりました。

餃子の進化

餃子はがっつりとしたスタミナ食のイメージとニンニクのにおいなどからどちらというと男性に人気の食べものでした。ですがいろいろなお店でアレンジレシピが広がりニンニクを使わない餃子であったり、野菜を中心としたヘルシーな餃子、さらにはデザート餃子など日々進化しています。そんなことから最近では女性でも気軽に食べることができ人気が出てさらに餃子の幅は広まっていきました。

実は餃子は美容にいい成分がつまった食べものであり、餃子ダイエットと呼ばれるダイエット法も生まれるほどです。

餃子ダイエット

餃子ダイエットとは『夜の食事を1週間餃子だけ』にするダイエット法で最初はプロボクサーの減量方法のひとつとして考案されました。食べる量を極端に減らすとリバウンドがすごくなってしまったり栄養がかたよってしまったりしてしまうのですが餃子は野菜を中心としたレシピのため栄養がかたよることなくダイエットすることができます。また、女性にはうれしい美容にいい成分がたくさん入っているので一石二鳥です。

餃子をタレアレンジで楽しむ

毎回同じ味のタレをつけて食べるのは正直言って飽きてきますよね。一度に多くの量を食べたい時なども途中で味を変えたくなるものです。先ほど紹介したダイエット法などからタレをアレンジして食べることによりストレスを減らしていくことで人気が高まりつつあります。

あつあつの餃子を好みの分量で合わせたタレにつけて楽しむ食べ方が日本の餃子の代表的な食べ方ですが、お酢・しょうゆ・ラー油に細かく刻んだパクチーやネギ等を入れるだけのタレアレンジレシピでもいつもとは違った餃子の楽しみ方ができます。

簡単に作れる餃子のタレ

ご家庭にある調味料だけで手軽にできてしまう餃子のタレですがここからは簡単にアレンジできる餃子のタレをご紹介していきます。

ベースタレにチョイ足しレシピ

ベースとなるタレはお酢・しょうゆ・ラー油ですがそこにお好みの薬味を加えてみましょう。冷蔵庫に中途半端な量で余っているショウガや小ネギなどを細かく刻んでベースのタレに混ぜます。小皿に薬味ごとにわけてテーブル上においておけば餃子1つごとに味を変えることも可能ですし、家族それぞれ違ったタレの楽しみ方ができるのでおすすめです。

ベースを変えるだけでアジア風のタレレシピ

しょうゆ大国の日本ですが、ベースのタレを大豆で作られたしょうゆからあるものに変えるだけで東南アジア風の餃子に早変わりします。そのあるものとは『ナンプラー』。はっきり言って好き嫌いがあるしょうゆですが最近ではどこのスーパーでも見かけるぐらいポピュラーになってきていて比較的食べやすい物が多くなってきているのでぜひ一度ためしてほしいタレアレンジレシピです。

ジメジメした日にはさっぱりタレレシピ

ジメジメした日や暑い日にはベースのタレをごっそり変えてみるのも楽しいです。お酢・しょうゆ・ラー油のベースタレをガラリと変えてポン酢ともみじおろしで食べればちょっと食欲のないときでもさっぱりと食べることができます。辛いのが苦手な方はもみじおろしを普通の大根おろしで食べるのもおすすめです。

スーパーで買うことも可能ですが正直言って使い余してしまいます。ですが大根ととうがらしがあれば辛さを調整することはもちろん、必要な時にほしい分だけ作ることができます。レシピはとうがらし(好みの本数)の種を取り除き水につけてふやかしておきます。大根(作りたい分)を一握りぐらいの大きさに切り中心に切り込みをいれて、ふやかしたとうがらしを挟み込み大根おろし器で一緒にすりおろすだけでもみじおろしが完成です。

味噌タレで食べる餃子

餃子に味噌?と思うかもしれませんが意外とあいます。味噌餃子という変わり種餃子があるぐらい相性がいいのです。おすすめのタレレシピは2人分のレシピで味噌小さじ2・しょうゆ小さじ2・お酢小さじ1・みりん小さじ1がおすすめでお好みによって七味を混ぜるのもおすすめです。味噌はダシ入りのものを使うと風味が一段と増します。いろいろな味噌で試すのも楽しみ方の一つです。

若者向けタレレシピ

次に紹介するのは若者むけのタレレシピです。使う材料は『マヨネーズ』です。マヨネーズには少し酸味がありますので、しょうゆとお好みの量を混ぜるだけで少し濃いめのタレができあがります。マヨネーズの濃さがご飯によく合い、食欲も止まらなくなるので育ち盛りのお子様などにもおすすめです。大人のかたはからしマヨネーズにしたりすると一気にお酒に合うタレアレンジレシピに早変わりします。

女性向けタレレシピ

市販のドレッシングを使えばさらに簡単にタレのアレンジができます。中でもおすすめなのが青じそドレッシングを使ったタレです。お好みの青じそドレッシングに少量のしょうゆを加えて食べると油っぽい餃子のイメージが崩れるぐらいさっぱりと餃子を食べることができます。ドレッシングもノンオイルのものを選べばさらにヘルシーに餃子を食べることができます。しそ好きな方はきざみしそをトッピングするのもおすすめです。

いろいろなタレで新しい餃子ライフを

いろいろな世界の餃子や簡単にできるタレのレシピを中心に紹介してきましたが、まだまだ餃子は進化していきます。インターネットの普及で世界の調味料を購入しやすくなってきているので気になる国の餃子を作ったり、タレアレンジで餃子の世界旅行なんてしてみるのも楽しみの一つですね。

餃子から手作りすればお子様とのコミュニケーションにもなりますし、具材のバリエーションも増えまさにアレンジレシピは無限大になります。梅雨時期など外で遊べない日なんかはお子様と一緒に餃子を作って餃子パーティーで夕食を囲んでステキな餃子ライフを楽しんでください。

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