2018年06月12日公開
2024年07月16日更新
ミノカサゴの料理でおすすめは?美味しい食べ方や種類・トゲの注意点も解説
ミノカサゴという魚を知っていますか?トゲのようなひれを持ちながら縞模様が美しく、観賞魚としても飼われている魚です。そしてミノカサゴはその姿だけでなく、味の良さでも知られる魚です。ミノカサゴの仲間は種類も多く、それぞれに美味しい魚でもあります。一方でそのひれには、まさに見たままの危険が潜んでいて、単なる怪我だけではすまない毒も含んでいます。そんなミノカサゴの食べ方や種類から、さばくときの注意点までまとめて紹介します。
目次
トゲトゲのミノカサゴは食べられるの?
ミノカサゴという魚を、水族館で見たことがある人は多いのではないでしょうか?トゲのようなひれが特徴的なその姿は、まさに近寄ったら刺すぞ!と言わんばかりの姿ですが、赤っぽい体色に褐色の島が特徴的なその姿は、観賞魚としても人気があるのも納得できます。そんな目立つ姿のミノカサゴですが、その味はとても美味しくさまざまな料理や食べ方があります。そんなミノカサゴの料理から、どんな魚なのかまで紹介していきます。
ミノカサゴのおすすめ料理と美味しい食べ方紹介
ミノカサゴが美味しい魚ということは紹介しましたが、具体的にどんな料理や食べ方があるのでしょうか?総評すると、刺身の場合は炙りが良いという意見が多いようですが、圧倒的に支持がある食べ方は、加熱する料理方法です。骨も柔らかく食べやすい魚なので、釣りでかかったときに持って帰って、さまざまな食べ方で楽しまれています。そんなミノカサゴの料理の中でも人気の食べ方を、いくつか紹介していきましょう。
クセがなくて食べやすいミノカサゴ煮つけ
ミノカサゴのトゲには毒があります。ただ鋭いだけではないので、まずは怪我をしないように、全てキッチンバサミなどで切り取ってしまいましょう。腹を開いて内臓とえらを取り出したミノカサゴを、包丁の背でこすったりして、うろこを全て取り除きます。鍋にだし汁を1カップ・お酒1/2カップ・醤油と味醂を各大さじ3杯入れて、軽く煮立たせて味を調えます。
煮汁が煮立ったところで、下処理を済ませたミノカサゴを入れて、もう一度煮立たせます。煮立ったところで火を弱めて蓋をして、じっくり火を通していきます。時々煮汁を回しかけるようにして、表面にも味がなじむようにしましょう。火が通ったらお皿に盛り付け、ワケギや葉物で色を添えるように飾り付けると、見た目にも彩り良く仕上がります。白身魚の定番料理は、ミノカサゴにも良く合う食べ方でおすすめです。
ミノカサゴのアラで旨味たっぷり味噌汁
ミノカサゴの下処理段階で出た、アラの部分を使って味噌汁を作りましょう。ひれトゲが危険なので、あえて入れないのもありですが、先のトゲの部分だけをはさみで切り落としたら、頭や中骨などとともに軽く炙って香ばしさを足します。鍋に水を適量入れて火にかけますが、出汁の素をわざわざ足さずとも、ミノカサゴのアラだけでも十分出汁が出ます。最後に味噌で味を調えて、刻みネギなどの薬味を入れて美味しい味噌汁の完成です。
ニンニクの香りで食欲アップ!ミノカサゴの酒蒸し
夏の暑い盛りや疲れのたまりやすい時期に、にんにく香るミノカサゴの酒蒸しはいかがでしょうか?酒蒸しは意外と簡単な料理方法で、ミノカサゴの白身を楽しめる食べ方です。ミノカサゴはひれとうろこと内臓を取ったら、軽く塩を振って余分な水分を抜いておきます。カップに料理酒150ccとしょうが・にんにくをチューブのもので良いので適量入れて、蒸し用の出汁を作っておきます。
フライパンにミノカサゴと同じくらいの大きさの昆布を敷いて、その上にミノカサゴを乗せます。周りにえのき茸を添えたら出汁をかけて蓋をして、出汁が煮立ち始めたら火を弱めて、約9分間弱火で中までしっかり火を通します。ミノカサゴに火が通ったら器に盛り付け、仕上げに刻んだネギなどを乗せたら完成です。にんにくの香りが食欲をそそり、体力アップに効果的な料理です。
丸ごとカリカリミノカサゴの唐揚げ
小振りのミノカサゴは、ひれのトゲを切り落としたら、うろこと内臓を取り除き、そのままの姿で唐揚げにしてみませんか?無理にさばくよりも簡単で、それでいて美味しい料理になります。カラッと揚がったミノカサゴの唐揚げは、頭から丸ごと全て残すことなく食べられる食べ方です。単なるおかずとしてだけでなく、お酒のおつまみにも最適で、ミノカサゴの料理の中でもおすすめの食べ方です。
下処理を済ませたミノカサゴに、塩を振ったら20分ほど置いて、余分な水分を抜き出します。キッチンペーパーで水分をふき取ったら、小麦粉か片栗粉をまぶして余分な粉は落としておきます。160℃の油でゆっくり揚げて中まで火を通します。一度油から上げてから油の温度を180℃まで上げて、軽く二度揚げすると表面がカラッと揚がり、油切れも良くなります。好みで塩を振りかけたり、レモンなどを絞る食べ方がおすすめです。
3枚に下ろしたミノカサゴのムニエル
3枚に下ろしたミノカサゴ(さばき方は後ほど)に、塩・ブラックペッパーを振ってから、5分ほど置いておきます。出てきた水分は、キッチンペーパーでよくふき取ってください。水分をふき取ったら、小麦粉を満遍なくまぶします。フライパンにバターとオリーブオイルを入れて、バターが焦げないように注意しながら溶かします。
バターが溶けたらミノカサゴを入れて、片面がしっかり焼けたらひっくり返して、もう片面もかりっと焼き上げます。ミノカサゴは身が薄いので、火が通りやすく焼きあがりも他の魚より短くて済みます。下味がシンプルなので、お好みのソースで美味しく食べることができます。トマトの酸味の利いたトマトソースでも、コクをプラスするならタルタルソースでも、気分で決めても良いでしょう。
ミノカサゴの刺身は塩で締めて炙りに
やはり新鮮なものは刺身で食べてみたい、と思う人は挑戦してみると良いでしょう。3枚に下ろしたミノカサゴの身に塩を振って、20分ほど置いて水分を抜きます。身が薄いので皮は剥かずに残し、網の上に皮を下に置いて軽く炙ります。バーナーがあるなら、そちらのほうが簡単に炙れます。皮を剥いたものは淡白で旨味にかけるという意見が多いですが、皮目を生かしたものは皮の旨味が感じられる分評価は高くなります。
ミノカサゴの種類は?
ミノカサゴ(Pterois lunulata)はカサゴ目フサカサゴ科に属し、ミノカサゴ亜科として5属17種いるうちの一種で、ミノカサゴ属の代表を勤める種類です。日本では北海道南部以南の各地の沿岸部に住んでいます。身体的特徴としては、尾びれとあごの下に模様がなく、目の上にある角状の皮弁も短く、うろこがはっきりと目立つことです。英語名はLuna lionfishといい、夜行性で甲殻類や小さい魚を食べています。
ミノカサゴには先にも説明したように、他にも多くの種類のミノカサゴがいます。ぱっと見ただけではまったく見分けが付かない種類や、さらに派手なドレスをまとったかのような種類に、ひらひら感は減ったもののやっぱり派手な見た目の種類など、その見た目も多岐にわたります。ミノカサゴの代表的な種類をまとめてみました。
ハナミノカサゴ
日本の海で、ダイバーが最も良く目にするミノカサゴのうちの一種類です。ミノカサゴとそっくりなこのハナミノカサゴは、一見するとどっちがどっちやらわかりませんが、ミノカサゴのほうが耐寒性があり、開けた砂地を好むのに対して、ハナミノカサゴのほうは熱帯性で岩礁やサンゴ礁を好み、尾びれに黒い斑点があったりあごの下にまで模様があるだけでなく、目の上の皮弁が長いなど、ミノカサゴとははっきりとした違いがあります。
体の色もミノカサゴよりも赤みが強かったり、黒っぽかったりするなど色彩にも変化があります。体長は17cmほどですが、ひれが大きいので体長よりも大きく見えるのもこの種類の特徴です。このハナミノカサゴも全てのトゲに毒を持っているので、刺されたら大変なことになります。ダイビングで見つけても、むやみに近寄って刺激しないように注意しましょう。
キミオコゼ
日本では高知県以南の、暖かい海のサンゴ礁に生息しているミノカサゴの仲間です。背びれが針のように細くて胸びれに黒斑がなく、目の上の皮弁も長く良く目立つ白い線があります。体の白い線模様が細いため全身の色がより濃い黒褐色に見えます。そのため尾びれの付け根に水平に走る2本の白い線が、より特徴として目立つ種類のミノカサゴの仲間です。
胸びれにはほとんど膜がなく、黒褐色の体に対して口元が赤っぽいのも目を引きます。体の色の濃さに対して、ひれは色が明るいか白や明るい色の線が入っていて目立ちます。針のような背びれも、先端のトゲ部分は強調されるように白く、事実こちらも毒を持っているので要注意の魚です。
ネッタイミノカサゴ
キミオコゼほど顕著ではないものの、こちらも胸びれの膜が先端まで伸びることがなく、さらに青や黒の斑紋があります。背びれに針のように細いトゲも混ざっていて、胸びれの筋が白または赤い色をしています。その胸びれの筋も細長いとげが伸びていて、キミオコゼに近い姿をしています。目の上の皮弁は縞模様になっていて、背びれにも同様の模様があります。
体長は約15cmですが、中には20cm近くになる個体もいます。伊豆半島以南に住んでいて、夜行性のところはミノカサゴらしいと言えます。こちらも他のミノカサゴの例に漏れず、トゲの先に毒を持っています。胸びれが体長よりも長く先にトゲも付いているため、なるべく距離を置いて観察したい魚です。
キリンミノカサゴ
南日本の太平洋岸に住んでいるミノカサゴの種類で、成長すると胸びれは筋の先端まで膜が広がり、まるでうちわのような形になります。背びれや尾びれ、腹びれなど、ひれの多くの部分が縞模様があり、目の上の皮弁にも縞模様があり長めです。うちわのような胸びれと並んでこの種類の目立つ特徴は、尾びれの付け根のT字型の模様です。そしてもうひとつは、ミノカサゴの種類の中で最も強い毒を持つ、最も危険なミノカサゴです。
セトミノカサゴ
相模湾以南の浅い地域の、砂や泥のような柔らかい海底を好む種類です。キリンミノカサゴ同様に、うちわのような胸びれをしていますが、縁から赤褐色から黒褐色に変わっていく中に、青いストライプのような線模様があるのが一番の特徴です。さらに尾びれの上の1本~2本の筋が長く伸びて、尾びれは途中で断ち切られたような形をしています。比較的会うことの少ない種類のミノカサゴですが、毒はきちんと持っているので要注意です。
ヒレボシミノカサゴ
日本では八丈島や紀伊半島沿岸の他、琉球列島で見られる熱帯性の種類のミノカサゴです。その特長はなんといっても、尻尾近くの背びれにある2個(時として3個)の目のような黒斑模様です。近づくと、その目玉のような模様を目立つように動かすことから、威嚇行動と見られています。
もうひとつ特徴的なのが、その皮弁です。他の種類のミノカサゴが眼の上にあるのに対し、ヒレボシミノカサゴは上唇に生えています。まるでひげのように前に突き出したその皮弁は、黒褐色と黄色の縞模様をしていて、こちらもなかなか目立ちます。胸びれも背びれもほぼ全体に膜が張っているため、トゲは目立ちにくいですが、良く見ると背びれにしっかりとしたトゲがあり、危険な種類の魚であることが良くわかります。
エボシカサゴ
日本中部以南に住んでいる、ミノカサゴの種類の中でも仲間はインド洋に住むもう1種類だけという、珍しい種類のミノカサゴです。特徴は頭の上に板状の突起があり、大きなものはかつて貴族の被っていた烏帽子に似ていることが、その名前の由来になっています。この突起は小さくても板状になっていますが、背びれに隠れて見えにくいこともあります。
ヒメヤマノカミ
南日本の太平洋岸に生息する、ミノカサゴの仲間です。水深10m~200mの砂地や泥の多いところに住んでいるため、海水浴に行くときには要注意のミノカサゴです。全身が赤く、胸びれは薄い赤い膜に濃い赤いラインが入っています。背びれも赤とピンクの縞模様で、砂の上では目立つ色をしています。良く似た種類にシマヒメヤマノカミという種類がいますが、こちらは胸びれに黒い線が入っていて、簡単に見分けることができます。
ミノカサゴがアメリカで大繁殖している?
1980年代に誰かが持ち込んだミノカサゴが、わずか20年ほどでカリブ海からメキシコ湾、さらには北アメリカ沿岸を北上していって、ノースカロライナ州沿岸でも爆発的に増えて大問題になっています。なぜミノカサゴが生態系を破壊するまでに増えているのか生物学者も諸説出していますが、立証されている事実は、人間が意図して駆除している地域以外では、その増殖を抑えられていないという事実だけです。
その結果、現在アメリカでは「勝てないなら食べてしまえ!」運動まで行われている状況です。このスローガンを看板に掲げたレストランでは、ミノカサゴ料理を出してミノカサゴの味に親しんでもらい、漁獲量を増やすことを目的に掲げています。アメリカ西海岸の新しい名物料理として、国家機関主導でミノカサゴ料理の普及キャンペーンが行われるまでになっています。
ミノカサゴはトゲに要注意!
ミノカサゴは別名「海の貴婦人」と呼ばれる魚ですが、背びれと腹びれと尾びれに毒を持った鋭いトゲがあります。トゲに刺されて毒が人の体内に入ると、激痛と刺された場所が腫れ上がり、めまいや吐き気を引き起こすこともあります。ミノカサゴ自体は夜行性で、昼間は岩場に隠れていることも多いため、海水浴中に足元にいることに気付かずに、踏んだり刺されたりする事故が起こることがあります。
またミノカサゴは気性の荒い魚のため、ダイビング中に写真撮影のために追い回したときなど、怒って人間にも体当たりしてくることがあるため、非常に危険な魚でもあります。そのため広島県では「ナヌカバシリ(痛みに耐えかねて7日間走り回るという意味)」、三重県では「マテシバシ(うっかり触らないようにしばらく待てという意味)」、山口県では「キヨモリ(平清盛のように服の中に武器を隠しているという意味)」の別名を持ちます。
ミノカサゴの毒にやられたときの対処方法
ミノカサゴのトゲの毒にやられたときは、どうしたら良いのでしょうか?まずは傷口にトゲが残っていないことを確認しましょう。トゲが残ったままのときは、これ以上毒が体内に入ることを防ぐためにも、すぐに抜き取って安全な場所に処分しましょう。トゲが抜けたら傷口を綺麗に洗って毒を吸い出します。次に熱いとは思いますが、45℃~50℃のお湯に患部を30分~1時間程度浸けておきます。これにはちゃんと理由があります。
ミノカサゴの毒は、実はたんぱく質でできているのです。そのためお湯につけて温めると、変質して毒性が弱くなります。完全に毒性がなくなるわけではありませんが、応急手当としては十分な効果が期待できます。応急手当が済んだら症状に関係なく病院に行って、適切な処置を受けるようにしましょう。症状がひどい場合には、救急車を呼んで早めの治療を受けるようにしてください。
ミノカサゴのひれは調理前に全て切り落とそう
ミノカサゴを料理する場合にも、トゲには十分に注意する必要があります。死んでいるから毒も効果がなくなっているだろうと思っても、トゲに刺されるだけでも十分痛いだけでなく、毒による症状が出る例は少なくありません。料理に取り掛かる前に、ひれは必ずキッチンバサミなどで全て切り落としておくか、飾りで残す場合でも縁は切り落として、トゲが刺さる危険性を減らしておきましょう。
ミノカサゴのさばき方
ミノカサゴは先にも何度か説明してきたように、ひれの先に毒のあるトゲがあります。そのため、とにかくまずは全てのひれを、キッチンバサミなどで切り落としてから下処理を始めましょう。誤って手や指を刺す危険性がなくなります。ひれを全て切り落としたら、ミノカサゴのうろこを落とします。ミノカサゴはそんなに大きな魚でもなく、さらにうろこも簡単に取れやすいことから、包丁でも簡単に落とすことができます。
うろこを剥ぐ部分に水を当てながらこすると、うろこが飛び散るのを防ぐことができるので、魚のうろこを処理するときには、後片付けを楽にする方法として覚えておくと便利です。ミノカサゴのうろこを落としたら、今度はエラと内臓を取り除きます。ミノカサゴの肛門からお腹を開き、お腹を上にして両方のエラを開いたら、エラの根元と体がつながっている部分を切り取って引っ張ると、内臓をスムーズに取ることができます。
残りやすい浮き袋を切ったら、背骨に沿って付いている血合い部分を、丁寧にそぎ落とします。このとき使い古した歯ブラシを使うと、楽に綺麗に落とせて便利です。胸びれの付け根から頭に向けて斜めに切れ目を入れ、下のほうは腹びれに向かって切れ目を入れて、頭を取り除きます。ミノカサゴはそこまで大きい魚ではないので、料理にするには無理に3枚に下ろさなくても、そのままでさまざまな食べ方ができます。
ミノカサゴを3枚に下ろすときは、他の魚と特に違いはありません。お腹側から包丁を入れて中骨に沿って刃を滑らせたら、今度は背中から切り開いていって、中骨から切り離していきます。反対側も同様に切り離したら、お腹の骨の位置を指で確認して、体の中心側から包丁の刃を入れて、腹骨をそぎ落として完成です。落とした頭や取り除いた中骨は、煮出すと美味しい出汁が出て料理に使えるので、捨てずに取っておきましょう。
ミノカサゴの特徴は?
ミノカサゴは北海道以南の沿岸部に住んでいる魚ですが、漁獲量が多くないことと、ひれの鋭いトゲと毒もあって、一般的に売りにでることは滅多にありません。そのため通常は、たまたま釣れたというのが一般的な入手方法になります。旬は夏から秋で、大きい固体のほうが味が良いとされていますが、身に含まれる水分量が多いために刺身のような食べ方には向かず、加熱料理での食べ方の方がおすすめの魚です。
ミノカサゴは取り扱いに注意して美味しく食べよう
ミノカサゴはひれのトゲと毒に注意すれば、おかずにもおつまみにもなる美味しい魚です。ちょっと怖いと感じるかもしれませんが、釣れたときにはぜひ一度家に持ち帰って料理してみてください。さっぱりとした美味しい白身で、いろいろな食べ方を楽しむことができます。これまでは外道扱いされていたミノカサゴの価値観が、大きく変わること間違いなしの味を味わうことができるはずです。