とんかつソースの作り方を解説！簡単にとんかつ屋さんのソースの味！

とんかつには欠かせないとんかつソース。中濃ソースやウスターソースとは違い、濃厚ソースといわれる部類に当たるとんかつソースは、スパイシーさが抑えられ、果実のやさしい甘みと、しっかりとした濃厚なとろみが特徴です。コロッケにかけたり料理の隠し味に使ったりと、美味しくて便利で使い勝手がよく、家庭料理には必需品です。

そんな美味しいとんかつソースを家庭で作ってみたことはありますか？作り方が難しいとか材料が揃えられなさそうなイメージがあるかもしれませんが、実際はどうなのでしょう？手作りソースの味は市販品のとんかつソースとは違い、まるでとんかつ屋のソースのような深みのある味わいになり、普段のとんかつがさらに美味しくなることでしょう。ぜひ、簡単なレシピを覚えて作ってみてください。

難しいかもと思われがちなとんかつソースですが、意外と簡単に身近なもので作れるレシピがあります。家にある材料で、少し手を加えて混ぜ合わせて好みの味に調整すれば完成します。この、好きな味に調整できるというのも手作りとんかつソースのおすすめポイントでもあります。

市販品とは違うとんかつ屋さんのソースのように深みとコクのある味のソースを食べたくなった時にも、自己流のソースで食べれたらさらに美味しいでしょう。自分で好きなようにアレンジしてくのも楽しみ方の一つになります。もしも、今ちょうどとんかつソースを切らしていて困っているという方でも、今冷蔵庫にあるものだけで作れるかもしれません。

家庭でとんかつ屋のソースのような美味しいとんかつソースを作るにあたって、まずどんな材料が必要なのだろうととても気になります。とんかつソースには一体どんな材料が使われているのでしょう？

主な材料は、野菜や果実です。この野菜や果実でとんかつソースのやさしくて濃厚な甘みを出しています。そこに、酢や糖類や塩といった調味料、香辛料等を加えて混ぜ合わせて作られています。大体のものは家庭でも揃えられそうですがこんなに色々とそろえなくても、もっともっと簡単にとんかつ屋さんのソースのような味を再現できる材料や作り方があります。

その作り方とは、ウスターソースやケチャップ、ごまや味噌や醤油、砂糖などの材料を自分好みにブレンドして作るレシピです。これらの材料なら買い出しに行かなくても冷蔵庫にありそうではないですか？

とんかつ屋のようなコクのあるソースを作るには、すりごまを使うことをお勧めします。作る前に、片手鍋でごまを炒ってすり鉢に移して丹念にすります。ごまをたくさん使うことでさらに美味しくなります。炒りごまを買っていたとしても、家でもう一度炒りなおすことでごまの風味がさらに良くなるので時間があるならぜひ炒って使いましょう。

また、すり鉢がない場合やすり鉢はあるけど片付けが面倒なときは、ジッパー付きの厚めの袋にごまを入れて平らにして麺棒を転がして好みの大きさまでつぶすと簡単にすりごまが作れます。もし麺棒がなくても湯飲みやジュースの空き缶、円筒型のジャム瓶などでも代用できるので覚えておくと便利です。

まずはウスターソース、ケチャップ、ごま、醤油、砂糖の材料をそろえます。ごまは、炒ってからすりごまにして使いましょう。分量についてはお好みで味見を仕上がら様子を見ながら調整していきます。

とんかつソースの特徴の一つはその濃厚な甘みなので砂糖は多めに入れたほうがとんかつソースらしい味になり美味しいです。そしてもう一つの特徴はその粘度です。つまり、ケチャップも多めに入れたほうが粘り気や硬さが出るので、酸っぱくなりすぎない程度にケチャップもお好みで増やしましょう。

一応の目安は、ウスターソース3・ケチャップ3・醤油1・すりごま3くらいであとは砂糖を好みの甘さになるまで入れます。しかしあくまで目安なので好みの味に調整してください。この、好きな味付けに出来るのも、自家製とんかつソースの最大のメリットであります。お子さんには、ウスターソースではなくお好みソースを混ぜて作ってあげると辛みのない甘いとんかつソースになるので参考にしてみてください。

とんかつソースのレシピに、絶対的なルールはないです。材料も自由に変えて作れます。新たな味付けのために色々な材料や作り方を試してみるのも、料理がとても楽しくなるでしょう。応用的な作り方を紹介するので参考にしてぜひ自分流のとんかつソースを作ってみてください。

ウスターソースの代わりに味噌を入れるのも人気の作り方です。ケチャップと味噌とごまの相性がとてもよく、とんかつにかけると箸が止まらなくなります。また、味噌の奥深い味によってさらに、とんかつ屋のとんかつソースの味に近づけることができます。

ですが、味噌はウスターソースよりも塩分が多くとても味が濃いので、ウスターソースのようにドバドバと入れずに控えめに入れていきながら味見をして作ってみてください。味噌を入れる場合も、炒ったすりごまを多めに入れると香ばしく出来上がって美味です。

普通のとんかつソースだと物足りない、という方はいつもの味に何かプラスしてスパイシーさや辛みを足すといいかもしれません。冷蔵庫にあるものを足すだけで充分味に変化をもたらすことができるので、挑戦してみましょう。

基本のとんかつソースに市販のからしチューブのからしを足すと、ピリッとした辛味が程よいアクセントになって飽きのこない味わいになります。混ぜ合わせるときに塊やだまにならないように丁寧にしっかりと混ぜましょう。

他にも、砕いたナッツを加えて作れば、他とは違う香ばしさとナッツのコクがきいたとんかつソースが作れます。また、基本のとんかつソースに豆板醤を足して作るのもおすすめです。豆板醤の辛みもからしとは少し違いますが、とんかつソースとの相性抜群です。

最後に、すぐに簡単に少ない材料で作れるレシピを紹介します。どうしてもとんかつソースが今すぐほしい！というときには役に立つこと間違いなしです。

作り方はケチャップと中濃ソースを同量づつと、レモン汁を少しづつ加えて味を調整します。レモン汁が加わることでさっぱりした風味がプラスされて癖になります。普段のとんかつソースに飽きてきたら、このさっぱりしたソースを作ってみるのもおすすめです。

家にある手軽で身近な材料で簡単に美味しいとんかつソースが完成します。あとは熱々のとんかつにたっぷりソースをかけて美味しく頂きましょう！ここで、美味しくとんかつソースを味わうには欠かせない、サクサク衣のカラッとした美味しいとんかつを揚げられるコツを紹介します。

とんかつ用の豚肉を用意し、肉たたき（なければ麺棒にラップを巻いても代用可）で叩いて形を整え、塩コショウを振ります。薄力粉をつけ、余分な粉をはたいて落とします。次に溶き卵にくぐらせて、パン粉をまぶします。そして、もう一度薄力粉をつけて、溶き卵にくぐらせパン粉をまぶし、余分なパン粉を落とします。この二度付けがサクサクに揚げる秘訣です。衣をなじませるためにそのまま10分ほどおきます。

170℃程の油で薄いきつね色になるまで上げます。この時、いじると形が崩れてしまうのであまりいじりすぎないように注意ししましょう。揚げ油からあげたら、網などの上に立てた状態で置いて余分な油を落とします。油の温度を10℃程あげてから二度揚げします。美味しそうな色になったらすぐに油から引き上げて完成です。

サクサクのとんかつにとろとろのとんかつソースをたっぷりかければ、家庭でまるでとんかつ屋の様な味が楽しめます。衣の二度付けと二度揚げがサクサクに仕上げるコツなので実践してみてください。

美味しいとんかつソースが簡単に家で作れるレシピを紹介しましたがいかがでしたか？美味しく作るポイントは、炒りごまをすってたっぷり使うこと、とんかつ屋のとんかつソースらしく仕上げるなら砂糖をおおめに使うこと、アクセントが欲しい場合はからしや豆板醤をプラスしてみることなどです。

そして、自分の好みの味を模索して簡単美味しいとんかつソースを作ってみてください。お店でとんかつを購入するのもお手軽でいいですが、家でも簡単に作れるので、とんかつととんかつソースを手作りして食べてみてください。