どら焼きで東京のおすすめは?老舗御三家から美味しい人気名店まで紹介

どら焼きは和菓子の中でも特に人気ですが、東京には美味しいどら焼きを提供している名店が数多く存在します。どら焼きの世界は予想以上に奥深く、どら焼きと一口に言っても実にさまざまなスタイルがあるようですが、東京には御三家と呼ばれる大人気の老舗もあれば、新進気鋭のお店もあるようです。今回は、そんな東京にあるどら焼きが美味しいおすすめの名店を掘り下げるので、どら焼き好きの人は必見です。

どら焼きで東京のおすすめは?老舗御三家から美味しい人気名店まで紹介のイメージ

目次

  1. 1東京のどら焼きの美味しい名店を徹底調査!
  2. 2東京のどら焼きの歴史は深い?
  3. 3東京の名店のどら焼きはお土産にぴったり!
  4. 4東京でどら焼きの美味しい名店を探すポイントとは?
  5. 5東京のどら焼き御三家:上野のうさぎや
  6. 6東京のどら焼き御三家:東十条の草月
  7. 7東京のどら焼き御三家:浅草の亀十
  8. 8東京には御三家以外のおすすめ店も多い?
  9. 9御三家以外の東京どら焼きランキング第10位赤坂の塩野
  10. 10御三家以外の東京どら焼きランキング第9位自由が丘の黒船
  11. 11御三家以外の東京どら焼きランキング第8位外苑前のKITAYA六人衆
  12. 12御三家以外の東京どら焼きランキング第7位丸の内の森幸四郎
  13. 13御三家以外の東京どら焼きランキング第6位千駄木の御菓子司むさしや
  14. 14御三家以外の東京どら焼きランキング第5位篠崎町の忠三櫻本舗
  15. 15御三家以外の東京どら焼きランキング第4位広尾の昇月堂
  16. 16御三家以外の東京どら焼きランキング第3位池袋のすずめや
  17. 17御三家以外の東京どら焼きランキング第2位小伝馬町の清寿軒
  18. 18御三家以外の東京どら焼きランキング第1位人形町の玉英堂彦九郎
  19. 19東京のどら焼きの名店はどら焼き以外も美味しい?
  20. 20御三家を含め東京の名店でどら焼きを楽しもう!

東京のどら焼きの美味しい名店を徹底調査!

東京は日本最大の都市でありながら、江戸時代の名残りが感じられる街並みも多くそこには和菓子の文化もしっかりと根付いています。そんな江戸の和菓子の文化のひとつの形として多くの人を魅了しているのがどら焼きですが、東京でどら焼きを食べるならどこが最もおすすめでどのお店に行けば間違いないのでしょうか?

今回は、東京でどら焼きを食べるなら確実に知っておきたい御三家と呼ばれる老舗の名店はもちろん、意外と知られていない人気店までを、厳選してピックアップしお伝えします。どら焼きは和菓子の中でも食べやすくお土産にもぴったりですから、ぜひ美味しいと評判になっているおすすめのお店や名店と名高いお店をチェックしてみてください。

Thumb東京の和菓子を徹底調査!かわいくて美味しい人気店から品の良い老舗まで | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

東京のどら焼きの歴史は深い?

普段何気なく食べているどら焼きですが、日本の世界に誇れる伝統的なお菓子のひとつであることは間違いありません。ドラえもんのイメージも強いどら焼きですが、そんなどら焼きは実は予想以上に歴史が古く、江戸時代にはすでに庶民に親しまれていたようです。現在のどら焼きの原型も、江戸時代のものが基本的にベースとなっているようです。

しかしその起源はさらに古いとされ、平安時代に源義経の片腕として活躍したと言われている武蔵坊弁慶が傷を治してくれた民家の人に対し、銅鑼で小麦粉を薄く伸ばして焼き上げそこにあんこを包んだものを振る舞ったのがはじまりとする説もあるようです。よりポピュラーな説としてはやはり、どら焼きの形が銅鑼に似ているからとも言われています。

このように起源には諸説あるようですが、江戸時代にはすでに食べられていたというのは確かなようです。そして江戸時代のどら焼きは皮を一枚のみ使用して四角に折り畳んだ形状だったようですが、現在のどら焼きは外国から流入してきたホットケーキなどの影響を受けて変化し、現在一般的に親しまれているような味・形になったようです。

東京の名店のどら焼きはお土産にぴったり!

案外その歴史を紐解くと興味深い説も浮上してくるどら焼きですが、現在ではさまざまなスタイルで楽しめるようになりました。使用するあんこの種類だけでなく生地の原料や質感などにも各店のこだわりがかなり出るようですし、最近ではあんこ以外を使用するどら焼きも増えてきています。そんなどら焼きの名店が、特に東京にはかなり多いのです。

そしてそんな東京の名店のどら焼きは、お土産にもぴったりなこと間違いありません。特に浅草や日本橋などの下町文化が根付いている地域にはこじんまりとした和菓子屋も多く、そこでは他では味わえないような絶品のどら焼きを提供していますから、江戸時代からの歴史を感じさせてくれるような東京ならではの体験ができること間違いなしです。

そして現在では東京駅や大手の百貨店などでも名店と名高い和菓子屋のどら焼きなどが売られているので、東京観光のお土産として美味しいどら焼きを持ち帰るのもアリでしょう。また、特別な日のギフトやちょっとした感謝の気持ちを込めて綺麗に包んでもらったどら焼きを贈るというのも、相手が和菓子好きであれば嬉しいに違いありません。

東京でどら焼きの美味しい名店を探すポイントとは?

お伝えしたように東京でのどら焼きの歴史は深く、現在では実にさまざまなお店で独自のスタイルにてどら焼きを楽しむことができます。江戸時代に親しまれていたどら焼きと現在主流となっているどら焼きではかなりの差がありますが、現在のどら焼きと言ってもその生地の質感やあんこの量など、名店ごとにこだわるポイントは変わるものです。

そのため、東京で本当に美味しいどら焼きを探すためにはまず、自分好みの生地や自分に合ったあんの種類や質感を自分自身で把握しておくとよいかもしれません。現在では小麦粉の代わりにそば粉を使っているどら焼きや、黒糖や蜂蜜などを練りこんでいるどら焼き、あふれんばかりに餡が入っているどら焼きなど様々な種類が存在するのです。

もちろん色々なスタイルのどら焼きを楽しみたいという人は、他のお店がやっていないような試みを行っているお店をピックアップするのもよいかもしれません。また、東京は江戸の文化を受け継ぐ街が多く、特に老舗として名を馳せているお店は名店として外せませんから、東京のおすすめのどら焼きの中でもまずは老舗御三家をチェックしましょう。

東京のどら焼き御三家:上野のうさぎや

東京では現在実にいろいろなスタイルでどら焼きを楽しめるほど、さまざまなタイプの和菓子屋が存在しています。しかし、どら焼きにそこまで造詣が深くないため間違いのないお店にまずは行きたいという人におすすめなのが、どら焼き御三家です。その中でも、現在のどら焼きのスタイルを創始したとされる上野のうさぎやは欠かせないでしょう。

うさぎやは台東区上野にある老舗中の老舗であり、大正2年の創業以来多くの人に愛さる味を提供し続けてきたブランドです。そんなうさぎやこそが現在のような2枚の皮で餡を挟むスタイルのどら焼きを確立させたとも言われており、そのインスピレーションは西洋のホットケーキにあったようで、まさに折衷によって生み出された味わいなのです。

そんな上野のうさぎやは東京にある名店と名高い数々のお店の中でも、特にすぐに完売してしまうことで知られています。うさぎやのどら焼きは決してくどすぎないあんこの風味としっとりとしつつほどよい弾力を感じることができる生地とのバランス感が絶妙だと話題になっており、店内では出来立ての温かいものを楽しむことができるようです。

十勝産の小豆を使用した餡はなんとも言えない風味豊かな味わいになっており、2個3個とついつい平らげてしまいそうです。決して派手さはないものの、東京でどら焼きといえばうさぎやだというファンの声は多く上がっており、どら焼き巡りをする上で避けては通れないお店です。白うさぎを目印に、上野のうさぎやに足を運んでみましょう。

東京のどら焼き御三家:東十条の草月

続いて紹介する東京のどら焼き御三家のひとつは、東十条にある草月です。草月では黒松と呼ばれる一風変わったどら焼きを提供しており、やや黒っぽくなった見た目は黒糖と蜂蜜が入っているためです。黒糖が含まれているどら焼きを提供するお店はかなり増えたようですが、その先駆者とも言われている草月のどら焼きは、絶妙な味わいです。

表面についたまだら模様がなんとも言えないバランス感の焼き加減を物語っていますが、生地を割るとぎっしり詰まったあんこが顔を出します。黒糖の上品な甘さを感じられる生地はふわふわですが、餡と一緒に口の中に入れることでなめらかにとろけるような味わいに変化します。小豆も、かなり上質なものを丁寧に使っているのでしょう。

そんな草月のどら焼きは、一個108円という手頃さもよいものです。連日行列が絶えない超人気店として知られている草月ですから、もちろん立ち寄ってどら焼きを数個食べるだけでもよいですが、せっかくであれば家族や友人のためにもまとめ買いしたいものです。また、サイズはやや小ぶりなためちょっと控えめなお土産としてもおすすめです。

老舗御三家のひとつとして決して欠かすことのできない草月は、北区の東十条にあります。一見変哲のない小さな和菓子屋に思える草月ですが、生み出されたどら焼きは東京一ファンが多いとも言われている絶品なのです。持ち帰った草月のどら焼きは、お茶受けに最高なのはもちろん、仕事のちょっとした合間の糖分補給にもおすすめです。

東京のどら焼き御三家:浅草の亀十

続いて紹介する東京のどら焼き御三家は、浅草の亀十です。浅草といえばザ・下町といった雰囲気が漂っており、さまざまな楽しみ方があるものですが、もちろん伝統的な日本のグルメも欠かせません。その中でも亀十のどら焼きは食べ歩きに絶対に買っておいた方がよいとグルメ通が口を揃えていうほどであり、唯一無二の味わいとされています。

亀十のどら焼きは浅草土産の定番中の定番となっていますが、かなりボリューミーな見た目でひとつ325円となっています。そしてその生地はまるで今流行りのパンケーキではないかと思うほどに柔らかく、どら焼きの概念を覆してくれることでしょう。中に入っているのは粒あんで、心地よい食感ながらも甘さは落ち着いていて飽きのこない味わいです。

そんな亀十のどら焼きは、スイーツというよりもランチ代わりにがっつり食べたいというほどの美味しさとなっていますが、残念ながら御三家というだけあってかなりの人気度となっています。そのために、入手までに時間がかかることも少なくありませんが、実は亀十のどら焼きは予約が可能なので、確実に入手したい人は予約がおすすめです。

東京の中でも特に昔ながらも風情ある建造物や通りを絶品グルメとともに楽しめるのが浅草ですが、そんな浅草名物のひとつとして、ぜひ雷門と一緒に亀十のどら焼きを写真におさめてみてはいかがでしょうか?夜も8時半まで営業している上に雷門からもほど近いので、浅草の外せない観光スポットとともに確実に立ち寄りたいものです。

東京には御三家以外のおすすめ店も多い?

ここまで御三家と呼ばれる東京のどら焼きのお店の中でも決して外すことのできない美味しいお店をチェックしてきましたが、東京には御三家以外にも実にさまざまなどら焼きスポットが存在するようです。どら焼きというと浅草や上野などのイメージがぴったりですが、実は都心やより洗練された街並みの中でどら焼きを楽しめるお店も増えています。

また、最近では小麦粉ではなくそば粉を使用したどら焼きを提供しているなど、独特の魅力をもった和菓子屋もかなり多くなっているようです。どら焼きが好きだという人はどら焼きを求めて和菓子屋巡りを敢行するというケースもあるかもしれませんが、とりあえず御三家をおさえた後では、今SNSでも話題のニューカマーの味も楽しみたいものです。

東京には実にさまざまな地域に美味しいどら焼きスポットが点在しているので、自分の活動範囲の中に意外な名店がないかチェックしておくとよいでしょう。どら焼きはお茶やコーヒーと一緒に楽しむとかなり美味しいのはもちろんですが、ちょっとした手土産としても申し分ないでしょう。ここから、御三家以外の名店をランキングでみていきます。

御三家以外の東京どら焼きランキング第10位赤坂の塩野

東京には定番の御三家以外にも実にさまざまな和菓子屋が存在し、そこでしか食べられないおすすめのどら焼きを楽しむことができます。そんな御三家以外の東京のどら焼きスポットとしてまず紹介したいのは、赤坂にある塩野というお店です。塩野は和菓子全般のクオリティが高いと言われていますが、260円のどら焼きも外せない絶品具合です。

塩野のどら焼きは、皮のフワフワ感と餡のしっとり感の心地よい対比が特徴となっています。口の中で二つが合わせられることでえも言われぬ美味しさへと昇華されますが、皮にははちみつの香りがほんのりと漂っており、口に入れた瞬間にふわりを鼻に抜ける甘さがあります。しかし、後味はかなりスッキリめで、しつこくないのが魅力的です。

そんな塩野は王道のどら焼きの他にも、くず桜や水羊羹などの定番の和菓子を各種取り揃えており、どれも美味しいと多方面から絶賛されている大のつくほどの人気店なのです。赤坂には高級フレンチなどが多いイメージもありますが、実は塩野のように本当に美味しいものだけを提供している老舗の和菓子屋もあるので、見落とせません。

御三家以外の東京どら焼きランキング第9位自由が丘の黒船

おしゃれなカフェなどが多いイメージのある自由が丘ですが、絶品の和菓子を堪能できるお店も存在します。自由が丘の黒船は、絶品のスイーツを多く手がける現在人気急上昇中の人気ブランドのようですが、自由が丘のお店ではおしゃれなカフェ空間でイートインもできるようです。そしてそのどら焼きは、黒糖を使った滋味深い味わいです。

黒船のどら焼きは北海道十勝産の小豆と、沖縄産の黒糖が組み合わせられた味わいであり、日本の北端から南端までの恵みを生かした絶品に仕上がっているようです。また、皮には独特のもちもち食感を加えるために米粉が使用されており、どら焼きのパサつきが気になるという人はぜひ一度黒船のもちもちのどら焼きを食べてみてはいかがでしょうか?

そして中に入っているとろとろの餡は、小豆本来の風味が口いっぱいに広がるような味わいになっており、皮との絶妙なコンビネーションを楽しむことができます。そしてその見た目も自由が丘発のブランドらしくおしゃれで洗練された形となっている上にオリジナリティも抜群ですから、ちょっとおしゃれなお土産にもぴったりでしょう。

御三家以外の東京どら焼きランキング第8位外苑前のKITAYA六人衆

続いておすすめする東京のどら焼きスポットは、外苑前にあるKITAYA六人衆です。KITAYA六人衆という名前がまずインパクトとなっているこちらのお店は、熟練の技をもつ菓子職人が多く在籍しているブランドであり、確かな味のお菓子を数多く手がけています。

そんなKITAYA六人衆のどら焼きは、一個162円とリーズナブルな上に、黒糖の香りが鼻に抜ける上品な味わいに仕上がっています。そして生地はふわふわに仕上がっており、パンケーキを彷彿とさせるその質感は、いい意味でどら焼きだとは思えないような、唯一無二のものです。都内の中でも、特に質感のよいどら焼きだと言われているのです。

そんなKITAYA六人衆は、どら焼き以外にも羊羹や杏のグラッセなどのおしゃれな和洋の菓子を多数手がけており、お土産にもぴったりの商品が数多く存在するので要チェックです。しかし、絶品のどら焼きは、ぜひできるだけフレッシュなうちに楽しみ、その圧倒的な質感のよさを体感してみてください。

御三家以外の東京どら焼きランキング第7位丸の内の森幸四郎

東京でどら焼きを食べる場合にはぜひお土産としても購入したいものですが、東京駅からすぐのロケーションにあってお土産としてぴったりなのが、森幸四郎のどら焼きです。森幸四郎はカステラ職人として知られていますが、そのノウハウを生かして作られるどら焼きも多くの根強いファンをもつ逸品であり、お土産としてぴったりなのです。

森幸四郎のどら焼きは卵黄が多めに含まれており、風味豊かに仕上がっているのが特徴的です。また、日持ちがあまりしないタイプと日持ちが5日ほどするタイプの2種類があるのも特徴的であり、日持ちがあまりしない方は保存料なども一切使用されていないのでより安全性が高く、和三盆のほんのりとした甘さを堪能できる上品などら焼きです。

森幸四郎は大丸東京店の一階にあり、東京駅からもすぐなので遠方から訪れて東京駅を利用するというときにはぜひ立ち寄ってお土産として絶品のどら焼きをゲットしてみてはいかがでしょうか?もちろんカステラ職人の技術が全面的に生かされたカステラも美味しいですから、カステラとどら焼きを一緒に購入して食べ比べるのもアリでしょう。

御三家以外の東京どら焼きランキング第6位千駄木の御菓子司むさしや

続いて紹介する千駄木にある御菓子司むさしやは、地域密着型の人気店として子供から大人にまで大人気となっているローカルなお店です。そんな御菓子司むさしやは特に大福などの美味しさに定評があるようですが、どら焼きもかなりクオリティの高いものとして知られており、半熟の質感は他のお店には真似できない独自のものとして人気です。

ふわふわのオムレツのようだと形容されるほど柔らかいどら焼きは、いい意味で洋菓子のようにすんなりと食べることができます。研究に研究を重ねて生み出された独自製法によって作られているというどら焼きは、こだわり抜かれたヨード卵と上質な小豆の組み合わせだからこその味わいですが、170円という安さには目を疑ってしまうものです。

そんな御菓子司むさしやの定番商品としてはどら焼き以外に、豆大福やあんず大福などもあり、これらもかなり美味しいと話題になっています。日暮里方面に用事があるという際には、ぜひ千駄木にあるローカルな名和菓子屋である御菓子司むさしやにも立ち寄り、その素朴ながらもここでしか味わえない珠玉の和菓子を心ゆくまで堪能してください。

御三家以外の東京どら焼きランキング第5位篠崎町の忠三櫻本舗

東東京にはかなりどら焼きの名店が多いものですが、江戸川区にもかなり有名で美味しいお店が存在します。篠崎町から徒歩2分という好立地の忠三櫻本舗では、毎日焼きたてでふわふわしっとりのどら焼きを堪能することができます。どら焼き以外にも数多くのヒット商品を手がけている忠三櫻本舗ですが、やはり何よりの自信作はどら焼きなのです。

忠三櫻本舗のどら焼きに使用される餡は、十勝産のものにこだわっており、日本全国の中でも特に質の高い小豆だからこその味わいに仕上がっています。そして皮はパンケーキのようなふわふわの仕上がりが特徴となっており、他のどのどら焼きとも違うふわふわのどら焼きの皮は、実は皮のみだけで販売されるので皮だけでも楽しめそうです。

また、忠三櫻本舗ではどら焼きが苦手だという人のためにクリーム入りの生どら焼きというものも提供しており、こちらもかなり人気となっているようです。新感覚のどら焼きを食べたいという人にはこちらもおすすめですが、忠三櫻本舗のどら焼きは保存料なども一切使用していない素朴な味わいなので、安心して楽しむことができるでしょう。

御三家以外の東京どら焼きランキング第4位広尾の昇月堂

続いて紹介するのは、東京の中でも特に高級な住宅街のひとつである広尾にある昇月堂です。麻布界隈では知らない人はいないと言われているほどの名店である昇月堂ですが、そのどら焼きは他のお店とは違う唯一無二のものとして知られており、そば粉を使用したどら焼きはほんのりとした甘さの餡との相性も抜群に仕上がっているようです。

そんな昇月堂の定番商品は実はあんみつ羊羹のようですが、そば粉を使用した独特な風味のどら焼きは、隠れファンが多い逸品だと言われています。そば粉が使用されていることで小麦粉とはまた違った香りの高さを楽しむことができますが、餡の中にもちが入っているのも特徴的であり、そば粉を使った皮との食感のコントラストも楽しめます。

どら焼き好きの人はぜひ一度食べておきたいのが昇月堂のそば粉どら焼きですが、一度食べたら病みつきになり通常の小麦粉のタイプのどら焼きには戻れないと言われることもあるようです。それだけ中毒性が高く絶妙な食感とほどよい甘さが特徴となっている美味しいどら焼きは、何個でもペロリと平らげられてしまうことでしょう。

御三家以外の東京どら焼きランキング第3位池袋のすずめや

続いて紹介するおすすめのどら焼きは、池袋にあるすずめやです。池袋の喧騒から離れた通りにあるすずめやは、品のある佇まいが特徴的なお店ですが、そのどら焼きの味はほかのどこのお店の追随も許さないような一級品だと言われています。ふっくらとした生地のどら焼きはみているだけで思わずよだれが垂れそうなほどであり、大人気なのです。

すずめやのどら焼きの生地は、かなり厚めとなっており、薄めのどら焼きを食べている人にとっては驚きとなるかもしれません。しかし、そのふわふわ食感のどら焼きは唯一無二の味わいとなっており、中にはぎっしりと餡が詰まっています。そしてその質感はしっとりと柔らかく、小豆の風味と甘さのバランスに長けているのでかなり食べやすいです。

まるで時代劇に登場するような古風な雰囲気のお店で美味しいどら焼きを食べると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚に浸ることができ、唯一無二の体験となることでしょう。池袋の喧騒を忘れて楽しめるお店ですが、やはり人の多い池袋というだけあって平日でもすぐに売り切れとなってしまうことが多いので要注意です。

皮はただ厚いだけでなくはちみつが練りこまれていることで、噛めば噛むほどに奥深いじんわりとした優しい甘さが滲み出してきます。そんなどら焼きはまさに池袋のすずめやでしか味わうことのできない特別な味わいだと言えますから、池袋などでショッピングをする場合には、ちょっと気分転換に美味しい和菓子を食べにすずめやを訪れましょう。

御三家以外の東京どら焼きランキング第2位小伝馬町の清寿軒

続いて紹介する東京のおすすめのどら焼きは、小伝馬町にある清寿軒の逸品です。日本橋は東京の中でも特に老舗の和菓子屋が多い地区となっていますが、そんな日本橋小伝馬町にある清寿軒は、江戸時代から続く老舗中の老舗です。1861年創業で現在では7代目になった名店ですが、そのどら焼きは職人技が光る間違いのない味わいとなっています。

そんな清寿軒のどら焼きは、圧力鍋などを一切使わずに、とろ火で丁寧に煮込むことで絶妙な質感の餡を作っています。そして清寿軒のどら焼きは大判と小判の二種類に分けられており、大判は220円・小判は200円という価格になっています。大判のどら焼きはかなりのボリュームですが、小判でも十分に満足することができることでしょう。

清寿軒の小判のどら焼きは、一枚の皮で餡をくるりと挟んだ形のどら焼きであり、大判に比べるとやや小柄ではあるもののそのボリュームは通常のどら焼きをはるかに凌駕しています。あんこが多めのどら焼きが好きだという人には清寿軒のどら焼きは特におすすめだと言えますが、ほっと一息つきたいときには特におすすめの味わいとなっています。

さらに清寿軒では、栗饅頭や最中なども上質なものを手がけており、どら焼きだけでは満足できないという人はぜひ他の和菓子もチェックしてみるとよいでしょう。日本橋らしい昔懐かしい雰囲気のお店である清寿軒ですが、地域の人に古くから愛される名実ともに名店と言えるお店であり、あんこが好きな人は素通りできないおすすめスポットです。

御三家以外の東京どら焼きランキング第1位人形町の玉英堂彦九郎

ここまで御三家以外にも実にさまざまな東京のどら焼きスポットをチェックしてきましたが、御三家以外の東京のどら焼きランキング第1位としておすすめするのは、人形町にある玉英堂彦九郎です。人形町は日本橋の中でも情緒ある甘酒横丁などの街並みが特徴的な町ですが、グルメとしては玉英堂のどら焼きは決して外すことのできない名物です。

特徴的なのれんが目を引く玉英堂彦九郎ですが、そのどら焼きの味はリピート必至の奥深いものとなっています。使用されている餡は、小豆本来の風味を存分に感じることのできるつぶあんであり、一般的などら焼きに比べてしっかりと餡の食感と風味を噛みしめることができます。そんな玉英堂のどら焼きは、ひとつ240円となっています。

皮はうっすらと柔らかく、その焼き加減もほどよくて香ばしさが口の中いっぱいに広がります。そんな皮とつぶあんの相性も抜群であり、玉英堂彦九郎だけの唯一無二の味を楽しむことができるのです。そんな玉英堂彦九郎のどら焼きは、人形町を訪れたら確実に味わいたいスイーツのひとつですが、玉英堂にはもう一つの名物菓子があるようです。

それは玉饅と呼ばれるもので、中がカラフルな5層になっている紅白饅頭であり、ひとつ600円ほどするものの十分に食べる価値のある特別な和菓子です。他では味わえないようなバランス感のつぶあんどら焼きが楽しめるお店は、正真正銘名店と言える和菓子屋であり他のお菓子も美味しく充実していますから、様々な形で楽しむことができそうです。

東京のどら焼きの名店はどら焼き以外も美味しい?

ここまで東京のどら焼きに関して特におすすめとなる御三家と、それ以外で美味しいと評判のお店ランキング10選をチェックしてきました。東京には実にさまざまな地域で多様などら焼きの文化が花開いており、どこの人気店のどら焼きも甲乙つけがたい美味しさのようです。しかし、どら焼きだけを目的にそのお店に行く必要はないかもしれません。

もちろんどら焼きがナンバー1の人気商品だというお店は多く、特に御三家のお店などはどら焼きが主力商品となっていることは言わずもがなです。しかし、人気店であればあるほどどら焼きが手に入らないというときもありますが、どら焼きが美味しいお店は他の和菓子も美味しい傾向にあるので、他の和菓子もぜひ購入してみてはいかがでしょうか?

例えば上野のうさぎやはどら焼き以外にも最中やうさぎまんじゅうといった名物商品がありますし、広尾の名店として紹介した昇月堂は、あんみつ羊羹なども非常に美味しいとして有名になっています。また、東京駅の森幸四郎はどらやきとカステラの二つが名物となっていますから、カステラとどら焼きを食べ比べるのも面白いかもしれません。

このように、どら焼きが有名なお店ではどら焼き以外にも美味しいスイーツを用意している可能性があるので、どら焼きが売り切れになっていた場合やそのお店のどら焼き以外も食べてみたい場合は、どら焼き以外を頼むのもアリでしょう。もちろん、どら焼き以外が有名となっているお店でも、美味しいどら焼きに巡り会えるかもしれません。

御三家を含め東京の名店でどら焼きを楽しもう!

今回は、東京で美味しいどら焼きを楽しめる人気のスポットについてチェックしてきました。東京には御三家と呼ばれる上野のうさぎや、東十条の草月、浅草の亀十という名店がありますが、ランキングでもお伝えした通り他にも名店が目白押しとなっています。そのため、自分好みのどら焼きを求めて、名店を巡って食べ比べるのも面白いでしょう。

どら焼きは皮と餡というシンプルな組み合わせの和菓子ですが、シンプルだからこそ奥が深いもののようです。現在の形に至るまで紆余曲折があったように今もなお進化し続けているどら焼きですが、そんなどら焼きはちょっとしたお茶うけにもギフトにももってこいなので、ぜひお気に入りの東京のお店で買い求めて堪能してみてください。

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