鯉こくとは長野の郷土料理!お取り寄せ情報と美味しい作り方も紹介!

鯉こくという長野県の郷土料理をご存知ですか?県外の方にとってはなかなか馴染みのない料理ですが、鯉こくは栄養効果も優れていて是非一度は食べて頂きたいおすすめ料理です。鯉こくの味や効能、美味しい作り方までたっぷりと鯉こくの魅力を紹介します。長野県まで行かなくても、美味しい鯉こくが簡単に入手できるお取り寄せ情報も必見です。是非、これを機会に鯉こく料理に興味を持って頂けたら嬉しいです。

鯉こくとは長野の郷土料理!お取り寄せ情報と美味しい作り方も紹介!のイメージ

目次

  1. 1鯉こくは長野の郷土料理
  2. 2鯉こくを通販でお取り寄せ
  3. 3鯉こくを作ってみよう!
  4. 4栄養効果抜群の鯉こくを1度食べてみよう

鯉こくは長野の郷土料理

鯉料理にはいろいろな調理法がありますが、その中でも「鯉こく」という料理があるのをご存知ですか?鯉こくとは長野県の佐久間地方を中心に食べられている長野の郷土料理です。今回は鯉こく料理にスポットをあてて、鯉こくの作り方やその味、効能などを中心に詳しく紹介します。鯉こくを手軽に食べれるお取り寄せ情報もありますので、是非参考にして下さい。

鯉こくはどんな料理で、どんな味?

鯉は観賞用の魚というイメージが強いかもしれませんが、実は食用としても隠れた魅力を持つ魚です。特に長野発祥の鯉こくは、食べやすく作り方も簡単なので鯉料理の中でも人気です。鯉こくとは、鯉を輪切りにして味噌でじっくり煮込んだ鯉の味噌煮込み料理です。鯉は淡水魚なので独特の臭みがあります。その臭みを味噌がほどよく調和してくれて、美味しく食べれるのが鯉こくの魅力です。

鯉こくの味は、鯉自体は淡白でこれといった味のインパクトはないので食べやすいです。鯉こくは、鯉独特のコリコリッとした食感を楽しむことをおすすめします。味は淡白なのに鯉から出る脂が結構すごいです。味噌汁にこってり鯉の脂が浮くほどです。鯉こく料理の魅力は、淡白な鯉の身と鯉のこってり脂入りの味噌スープのアンバランスさがおもしろいところです。

鯉こくの由来は?

鯉こくは、味噌煮込み料理として江戸時代前までに盛んに食べられていた料理です。鯉こくのこくとは濃漿(こくしょう)のことで、濃いめの味噌味で煮込んだ汁もののことを言います。江戸時代には鯉こくだけでなく、うなぎやスッポン、野鳥など臭いやクセのあるものを使った濃漿が頻繁に食べられていたそうです。次第に濃漿は廃れていき、現在は長野の郷土料理として鯉を使った鯉こくのみが食べられています。

鯉こくの栄養効果・効能がすごい!

鯉こくの元になる鯉は昔から滋養強壮に良いと言われ、薬用魚として親しまれています。ビタミンB1が多く含まれており、脳や神経の活性化を促す効能があります。次にビタミン12も豊富で、貧血予防や改善の効能が期待でき特に女性には欠かせない栄養素が含まれています。また鯉にはカリウムを多く含んでいることも忘れてはいけません。カリウムは、ナトリウムと連携して体のむくみを取り、高血圧予防や筋肉の収縮を正常に保つ効能があります。

長野の郷土料理である鯉こくを食べるとどんな効能があるのか、もっと具体的に紹介していきましょう。たくさんある鯉こくの効能の中で、特に注目されているのが母乳の出が良くなることです。鯉はタンパク質を多く含んでいるため、母乳を作る働きを活性化させる効能があります。滋養強壮や疲労回復にも良いので産後の体力回復にもバッチリです。

意外に知られていないのが、鯉こくには目に良い効能があります。鯉に含まれている栄養素であるルテインには、目の網膜に作用し酸化を防ぐ働きがあります。目が酸化すると目の奥の痛みや、目の疲労からくる頭痛や肩こりを伴います。これらの症状が軽減される効能があるルテインは、主に鯉の皮の部分に含まれています。目を駆使される方には嬉しい効能です。

鯉こくは、成人病でよく見られる肝臓病の予防にも抜群です。鯉こくに含まれるアミノ酸の一つタウリンは、肝臓の働きを強化してくれます。タウリンは鯉を煮た汁の中にもたくさん含まれているので、鯉こくの汁も大切に飲んで下さい。鯉こくは、二日酔いやアルコールによる肝脂肪の予防にも効果大です!

Thumb鯉の料理と料理方法を詳しく解説!あらい・甘煮・こくなど紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

鯉こくを通販でお取り寄せ

長野の郷土料理「鯉こく」を食べてみたいけど作り方が難しそうで自信がない、作る時間がないという方にはお取り寄せがおすすめです。材料を買い揃えたり、鯉をさばく手間が省けてラクです。お取り寄せなら自宅でも簡単に長野の郷土料理の鯉こくが食べれるので嬉しいです。鯉こくも様々なタイプがあるので、ここでいくつかのお取り寄せ商品を紹介しましょう!

お取り寄せ商品: 鯉の宮坂 鯉こく柔らか煮スープセット

鯉の宮坂のお取り寄せ商品鯉こくは、鯉の骨まで食べれるほど柔らかく煮込んでいるのが特徴です。骨を気にしなくていいので、子供からお年寄りまで安心して食べれます。作り方は、ネギや豆腐などと一緒に味噌汁の具として調理します。味噌は白味噌で隠し味に粕を混ぜると、味に深みが出て美味しくなります。値段は鯉こくスープセットが2袋入って1080円です。鯉の宮坂の公式サイトや楽天市場、amazonからお取り寄せできます。

お取り寄せ商品:コモリ食品 国産鯉こく 6袋入り

長野の郷土料理が手軽に食べれるお取り寄せ商品の中で、特に人気が高いのがコモリ食品の鯉こくです。じっくり煮込まれた野菜の旨みが、白味噌仕立てのスープに溶け込んで鯉の淡白な味に絶妙にマッチしています。川魚独特の臭みも全くなく、骨まで軟らかく煮込まれているので食感を楽しみながら味わえます。

コモリ食品のお取り寄せ鯉こくは、レトルトパックになっています。中身をお皿に出してレンジで温めるか、レトルトパックのまま熱湯で温めるかで簡単に頂けます。鯉の身の他に、じゃがいも、人参、ごぼう、白菜などたっぷりの野菜が一緒に入っているのも魅力です。コモリ食品の公式サイトや楽天市場などでお取り寄せできます。値段は6袋セットで税込5076円です。

お取り寄せ商品:小諸魚甲 鯉こく缶詰

長野県小諸市の小諸魚甲のお取り寄せ鯉こく缶詰です。缶詰は日持ちがするのが魅力の一つです。こちらの商品も賞味期限が1年と鯉料理にしては保存が効くのが嬉しいです。しかも調理済みなので、お好みによって中身を温めるだけでOKです。何か一品足りないという時にもパッと食卓に出せて活躍してくれそうです。

小諸魚甲の鯉こく缶詰の鯉は、長野県の佐久市近郊で養殖されている「佐久鯉」という人気ブランドを使用しています。味噌は最高級の信州味噌を使用し、まさに絶品の鯉こく缶詰です。小諸魚甲の公式サイトからお取り寄せができます。鯉こくの他にも、様々な鯉の加工品がお取り寄せできます。鯉こく缶詰は1缶1188円からお取り寄せ可能です。

お取り寄せ商品:小城清水の鯉こくフリーズドライ

鯉こくはイメージ的に、なかなか食べる機会がない特別感がありませんでしたか?実はお湯を注ぐだけで、すぐに食べれる素晴らしい商品があります!小城清水の鯉こくフリーズドライです。これなら、ちょっと汁物が欲しい時や、職場でのランチなどにも超手軽に食べることができて最高です。値段は5個セットで1500円です。お取り寄せは小城万彩の公式通販サイトからできます。

現在様々なフリーズドライ商品が販売されていますが、魚の汁物系はほとんど見かけません。試行錯誤し開発された貴重な商品です。調味料だけに頼らずに、本物の鯉の煮汁を使用し鯉そのものの旨さを引き出しいています。栄養もたっぷりで保存食としてもバッチリです。お湯を注ぐだけなので体調が悪い時など簡単に作れて重宝すると思います。保存期間は6ヶ月です。

鯉こくを作ってみよう!

せっかくなら鯉こくを作ってみたいという方のために、鯉こくの作り方を紹介します。鯉の身肉を入れることは共通していますが、一緒に入れる具や味噌の種類によって味も変わってきます。いくつかのレシピと作り方の中からお好みのものが見つかると嬉しいです。思いがけず鯉が手に入った、鯉を買ったという時は、是非鯉こくを作ってみてください。

鯉のさばき方

活鯉の場合は、濡れ付近で目を覆うと大人しくなります。その際に包丁の背で眉間の部分を強めに叩き失神させてからさばきます。鯉こくにする場合は、鯉を筒切りにするのがおすすめです。ウロコをすき引き状態にした後、食べやすい大きさの筒に切ります。苦玉は頭からだいたい3cm下のところにあるので、その辺りを避けて切って下さい。

筒切りにした後は、苦玉や内臓を取り出します。鯉の粘膜には臭みがあり、内臓には寄生虫がいる可能性があるので丁寧に取り除きます。鯉の内臓を取り出した後は、水で綺麗に洗い流しましょう。

基本の鯉こくの作り方

それでは、基本の鯉こくの作り方を紹介しましょう。材料は輪切りにした鯉5切れに対して、味噌の量が約お玉半分くらいです。水が1500cc、砂糖小さじ1、酒少々です。分量はだいたいの目安なので、鯉の切り身の数や鍋の大きさによって調整して下さい。味噌は白味噌、赤味噌、合わせ味噌などお好みでどうぞ。

まずは鍋の中に鯉の輪切りを並べて水を足します。水は鯉の身がヒタヒタに浸るくらいを目安にして下さい。鍋を火にかけ、丁寧にアクをすくいながら強火で10分程煮込みます。アクを取る時に、一緒に鯉から出た脂を取ってしまわないように気を付けて下さい。この脂が鯉こくの美味しさを引き出してくれます。

鯉に火が通ってきたら弱火にして砂糖を加えて、引き続きアクを取ながら1~8時間煮込みます。煮込む時間が長いほど、小骨まで柔らかくなります。時間のない方は30分程煮込むだけでも、ちゃんと美味しく食べれます。アクを丁寧に取ることが、美味しく仕上がるポイントです。

味噌は、あらかじめすり鉢でよく擦っておきます。煮汁を加えながら味噌を溶かして混ぜます。さらに30分~1時間ほど、味がなじむ程度に煮込みます。火を止めて仕上げにお酒を入れます。また、お好みに合わせて生姜の絞り汁や山椒などを足すのもおすすめです。お椀に盛り付ける時は、鯉の身が崩れやすいのでお玉と箸を併用するとやりやすいです。

豆腐と長ネギで優しい味の鯉こく

基本の鯉こくにちょっとアレンジした作り方を紹介します。味や具に変化をつけると飽きずに鯉こくを楽しめるのでいろいろ試してみて下さい!まずは、豆腐と長ねぎを足した鯉こくです。豆腐を入れることで、まろやかな食感が加わり味も優しくマイルドになります。長ネギは魚臭さを消してくれて、味のアクセントになっておすすめです。

豆腐は木綿豆腐でも絹豆腐でもお好みでOKです。豆腐や長ネギはすぐに火が通るので、基本の鯉こくがほぼ仕上がる時に入れて下さい。もっとボリュームが欲しい方は、白菜を入れても美味しいです。鯉こく一品で栄養がたっぷり摂れて、体も温まり健康になりそうです。

新玉ねぎの甘みが広がる鯉こく

新玉ねぎは普通の玉ねぎと違って、みずみずしいのが美味しさの魅力です。新玉ねぎの甘みが鯉こくのスープに沁み込んで、鯉こくがより一層美味しくなります。新玉ねぎを買う時は、表面がツヤツヤしてずっしり重みのあるものを選んで下さい。新玉ねぎは水分をたくさん含んでいるためあまり日持ちがしません。鯉こくの具としてたっぷり使い切るのがおすすめです。

新玉ねぎは血液をサラサラにして、抗酸化作用の働きがある身体にとっても良い野菜です。また体を温める効果もあるので、冷え性の方は積極的に食べることをおすすめします。作り方も鯉に火が通ったら、玉葱を足すだけなので至って簡単です。新玉ねぎは、生で食べても美味しいくらいなのであまり火を通さなくても大丈夫です。お好みによって煮込み時間を調整して下さい。

生姜とねぎで香り抜群のとろとろ鯉こく

生姜とねぎは薬味の最強コンビです。シンプルに鯉こくを食べたい方には、アクセントに生姜やねぎを加えるだけで風味が全然違ってきます。食欲も増進できておすすめです。鯉こくはスープにも旨みや栄養分がたっぷり染み込んでいるので、できれば飲み干してほしいくらいです。煮込めば煮込むほど鯉の身肉もスープもとろとろになって美味しくなります。

根菜を入れてボリューム感のある鯉こく

鯉こくの具に根菜を入れると、これが絶妙にマッチしておすすめです。ボリュームが出てお腹にもたまるし、立派なおかず的な汁物に仕上がります。口コミで特に好評だったのがゴボウです。ゴボウ独特のコクと風味がスープに沁み込んで最高だそうです!基本の鯉こくの作り方で、水を入れる時に一緒にアク抜きをしたごぼうを入れて下さい。大きさはささがきでも千切りでも太切りでもお好みでOKです。

次におすすめの根菜は大根です。これは想像しただけでも美味しそうです。作り方は、半月切りにした大根をあらかじめ10分程下ゆでしておきます。基本の鯉こくの作り方で、鯉を入れる時に一緒に大根も入れて下さい。大根が鯉こくのスープをしっかり吸い込んでくれて、ホクホクと美味しい鯉こくに仕上がります。白ごはんにもビールにも合う絶品鯉こくになり、ご家庭の人気メニューに加わること間違いなしです!

栄養効果抜群の鯉こくを1度食べてみよう

いかがでしたでしょうか?鯉こくは、栄養効果が高く、効能もいろいろあるのが魅力でした。鯉こくは、川魚の中でも食べやすい料理です。鯉こくの作り方も意外と簡単ですし、手軽にお取り寄せができるのも嬉しいです。鯉こくを初めて知った方も、知っていたけど食べたことがなかった方も是非一度鯉こくを味わってみてください。

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