ナスD絶賛のアジアコショウダイの味や値段を調査!刺身は美味しい?

テレビ番組「陸海空、世界征服するなんて」の番組内でナスDが美味しいと大絶賛したことでたちまち大注目となったアジアコショウダイですが、実際に見たことがあるという人はとても少ない魚です。専用の漁があるわけではないので偶然捕獲されることもありますが、ほとんど市場に出回ることが無く、テレビ番組で「甘美な味がする」と表現されたアジアコショウダイの味に興味を持た人もとても多いでしょう。今とても気になる魚、アジアコショウダイの値段や味、入手方法などを紹介します。

ナスD絶賛のアジアコショウダイの味や値段を調査!刺身は美味しい?のイメージ

目次

  1. 1アジアコショウダイがテレビ放送によって有名に!
  2. 2アジアコショウダイ味や値段を紹介!
  3. 3アジアコショウダイについて
  4. 4アジアコショウダイの仲間コショウダイについて
  5. 5アジアコショウダイはどんな味?
  6. 6アジアコショウダイの値段と入手方法
  7. 7アジアコショウダイの捌き方
  8. 8アジアコショウダイおすすめの料理
  9. 9アジアコショウダイ寄生虫に注意
  10. 10アジアコショウダイを見つけたら美味しく食べてみよう

アジアコショウダイがテレビ放送によって有名に!

ナスDとよゐこが無人島でサバイバル生活をする人気番組「陸海空、世界征服するなんて」で放送されてから、急激に注目を集めたのがアジアコショウダイです。この放送を見て初めて知ったという人がほとんどなのではないでしょうか?すごく美味しいと放送されたのを聞いて魚介大好きな人はぜひ食べてみたいと興味を持ったでしょう。アジアコショウダイの捕獲量はとても少ないため、本物を見た事は無いのではないでしょうか?

アジアコショウダイ味や値段を紹介!

とても気になるアジアコショウダイですが、市場で見かける機会はほとんどない為、値段や入手方法などが気になります。また、食べたことが無いとなるとその味にも興味がそそられることでしょう。ナスDが絶賛のアジアコショウダイについて、入手方法や値段、味や料理方法などを紹介します。つりなどで偶然吊り上げたり、漁場でたまたま見かけた時にはぜひ参考にしてみてください。

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アジアコショウダイについて

ナスDが絶賛のアジアコショウダイは、小笠原諸島や鹿児島以南の暖かいサンゴ礁等に生息している、イサキ科の仲間です。余り捕獲されないため知名度は低くなっています。つりなどで偶然釣ったり、網にかかったりして偶然捕獲されることがほとんどで、販売されるときは「コショウダイ」として販売されることも珍しくありません。しかし、コショウダイと違い身体に黒い点々があり、味はコショウダイと少し違うとのことです。

ナスDが美味しいといったことで知名度が上がり、インターネットで検索した人は知っていると思いますが、身体は長い楕円形となっていて側扁しています。アジアコショウダイの稚魚は、黒色の体に大きな丸い白斑がありますが、ひらひらと泳ぐ姿がとても優雅に見える魚です。成長するにしたかって、小さな黒色の斑点が現れるようになります。甲殻類、小型の魚類などを食べて、大きいくなると80cm以上を超える大きなものいます。

アジアコショウダイ水族館で本物が見られる

ナスDが絶賛たことで食べられると知った人も多いアジアコショウダイですが、パッと見た感じは観賞用の熱帯魚と思うような姿です。ナスDの影響であの魚食べれるんだと知った人も多いのではないでしょうか?ひょうきんな顔はどこかユーモラスで、ぼーっとした感じの魚です。そののんびりとした姿に癒されるダイバーもいるます。京都水族館などをはじめ水族館にいる場合もあるので、食べる前にぜひ見学されてはいかがでしょうか?

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アジアコショウダイの仲間コショウダイについて

番組でナスDが美味しいといったアジアコショウダイは、スズキ目イサキ科コショウダイ属となり、コショウダイの仲間です。日本でよく見られるコショウダイと比べると、南方系の種類となります。名前にタイとつくので鯛の仲間であると思われがちですが、鯛は同じスズキ目のタイ科となりますので、アジアコショウダイの仲間とは言えません。

アジアコショウダイの仲間であるコショウダイは、新潟から九州までの沿岸市域にせいそくし、北に行くにつれて生息数が少なくなります。沿岸にある岩礁帯に生息しています。主に西日本で多く見られる魚でしたが、近年は関東あたりでもよく見られるようになりましたが、捕獲量はあまり多い魚ではありません。体長は50~60cmほどの大きさで、年間を通し味があまり変わらないという特徴があります。

コショウダイの値段はあまり高くなく、比較的安い値段で楽しむことができる魚です。刺身や焼き物などの料理に使われることが多く、身がしまていてとても美味しい魚です。コショウダイの漢字名は中国の「胡椒鯛」からきているとされ、身体の模様が胡椒に似ていることからつけられたと言われてます。また、江戸時代に後ろの控えた「小姓」が来ていた黒い模様が似ていることから「コショウダイ」となったと言われる説もあります。

アジアコショウダイはどんな味?

「陸海空、世界征服するなんて」の中でナスDが、甘美な味がすると感想を言っていました。この甘美な味はどんな味なのかとTwitterでも随分ツイートがされています。ナスDの味の感想では今一つわかりにくいと思うので、アジアコショウダイとはどういった味がするか調べてみました。

アジアコショウダイは、捌いてみると白く美しい身をしていることが分かります。実際に食べてみるとほんのりの甘みのある味で、さっぱりとして脂がのっていて、食感は鯛やイサキといった魚にとても近い感じです。身がしっかりとしているため加熱にも向いており、刺身で食べるほか、煮物や焼き物にも使えて洋食の味付けにでも合わせることができます。番組でもナスDは鍋にも使っていました。どんな味でも合わせやすい魚です。

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アジアコショウダイの値段と入手方法

ナスDが番組で絶賛したことから美味しいと広まり、他乳有名になったアジアコショウダイですが、その入手方法は難しいようです。アジアコショウダイを捕獲する漁自体がなく、定置網などで偶然採れると市場などに並ぶようですが、年に数回程度とほとんど釣れることがありません。その為、一般の人が手に入れることはとても難しいと考えられます。

アジアコショウダイの入手は困難

入手方法ですが、インターネットで通信販売をしているお店に予約をして入荷するのを待つと、入荷した場合に連絡が入るようになっている店があります。また、稚魚はその愛くるしい容姿から観賞用として販売している場合があるようです。こちらはインターネットで熱帯魚などを扱う店で比較的簡単に入手できるようですが、食べるためには自分である程度まで大きくする必要があります。

でも、やっぱり一口でも食べたいという人には、地域が限られてしまいますが、東京の配達専門の寿司屋に時々アジアコショウダイの入荷があるようです。値段は未定です。一匹丸ごとが難しくてもこちらなら運が受ければ食べること事ができるかもしれません。しかし、観賞用を除いて入手方法は難しくなっており、残念ながら簡単いは入手できないというのが現状です。

アジアコショウダイの価格は未定

定期的に捕獲されないアジアコショウダイは、値段も安定はしておりません。その為一匹当たりの値段も未定となっており、予約などをした場合は販売先の提示した値段で買うしかなささそうです。一匹4000~5000円程度という値段の情報もあります。参考ですが、比較的水揚げがあるコショウダイは値段が安く、一匹2000円前後、観賞用のアジアコショウダイの稚魚の値段は2000円程度となっています。

アジアコショウダイの捌き方

ナスDが絶賛のアジアコショウダイですが、実際に捌いたという人はほとんどいないでしょう。その捌き方はインターネットでも紹介がされていません。しかし、アジアコショウダイはコショウダイの仲間ですので、画像で見る体の特徴から見ても、コショウダイの捌き方を参考にすれば、ある程度は捌くことができると考えられます。コショウダイよりも大きな個体は少々力や包丁づかいが難しいかもしれません。

たまに水揚げがされるアジアコショウダイですが、「コショウダイ」として販売されていることもあるので、さばき方はコショウダイと大きくは変わらないと考えられます。動画を参考にうろこを取るところから始めていきます。背びれが固くとがっているため、内臓の処理やうろこ取りの最中にけがをすることが無いように注意が必要です。先にキッチンバサミなどで切ってしまっておいても良いでしょう。

魚を捌くことに慣れている人なら、比較的簡単にアジアコショウダイを捌くことができるでしょう。うろこを取ったら腹ビレと胸ビレのところに包丁を入れ一直線い切り、反対側も同様に処理します。肛門から腹ビレのところまで内臓を傷つけないように切り込みを入れ、頭と一緒に内臓も取り出しましょう。浮袋を切って血合いを洗い流してください。

動画では、刺身にするところまでを紹介していますが、塩焼きや煮つけといった料理であれば2枚おろしでも大丈夫でしょう。まず、皮一枚にを切るように包丁で切り込みを入れます。骨に沿って中骨までを切っていき、中骨までを切ったら背ビレ側から同様に包丁を中骨まで入れていきます。そこまで切ったら、先に切った腹側の切込みとつながるように背骨から身を分離します。

刺身にするなら残った片身も同様に処理して背骨から切り離してください。背骨に身がたくさん残った場合はあら汁や、粗炊きといった料理に使っても良いでしょう。刺身などの料理にする場合は残った骨に沿って包丁を入れていきます。背骨側も骨の多い部分は切り取ります。しっぽの部分をつかんで皮と身の間に包丁を入れて皮を揺らすようにして皮をはぎ取ります。

アジアコショウダイおすすめの料理

「陸海空、世界征服するなんて」の番組内では、アジアコショウダイをまず刺身(生のまま)で食べていました。コリコリとして脂がしっかりとのっており甘みがあるのでとても美味しいです。残念ながら入手が困難である為アジアコショウダイ自体を料理して食べることはとても難しいですが、仲間のコショウダイも頻繁には出回らないものの、入手する機会はアジアコショウダイに比べて比較的多いかもしれません。

アジアコショウダイも販売時はコショウダイとして販売されていることもあるので、料理方法は同様であると考えられます。刺身やムニエルなどの焼き物など比較的どんな料理にも合わせやすい魚となっています。番組内でも紹介されたのですが、とても美味しい出汁が出るため、粗炊きなどの料理もおすすめです。

アジアコショウダイの刺身

刺身としてアジアコショウダイを食べるには、まず先の説明をした方法で3枚におろします。ほんの少しだけ塩と酒をしてラップで包んで冷蔵庫で寝かします。こうすることでそのままで食べるよりも、美味しい旨味を感じることができ、身がしまった食感が感じられるのです。刺身で食べることで甘みの旨味が感じられ、番組内で甘美な味と表現された味をしっかりと感じることができるでしょう。

アジアコショウダイの煮つけ

アジアコショウダイをはじめとするコショウダイの仲間は、皮が厚くてそこのうまみが凝縮されています。刺身にすると皮を捨ててしまうのはもったいないほどの旨味を感じられるので、それを活かして皮もすべて味わうことのできる煮付けもおすすめの食べ方です。旬の野菜などを一緒に炊くと、魚のだしをたっぷりと吸い、とてもおいしく食べれるのでおすすめです。

アジアコショウダイのあら汁

アジアコショウダイなどのコショウダイの仲間は、とてもいい出汁が取れるのであら汁として残さず料理に使って食べるのもおすすめです。手に入りにくい魚なので、できれば余すところなく食べてしまいたい人にはおすすめです。調理中にでたあらに軽く塩をして10分放置して、お湯をかけて匂いなどを流します。さらに水で血合いなどを洗い流して調理します。しっかりとした魚の旨味が感じられます。

アジアコショウダイ寄生虫に注意

アジアコショウダイを含むコショウダイには、個体によって差がありますが寄生虫がいる場合があります。とても強い毒性を持っていてとても話題になったサバの「アニサキス」とはまた違った寄生虫となりますが、コショウダイ類には「ディディモゾイド」という寄生虫がいる事が多いので注意が必要です。

ディディモゾイドの棒状や丸い形をした袋に入っていることが多く、生きていると黄色っぽい色、死んでいると黒っぽい色をしています。東京都福祉保健局によるとこの寄生虫はえら、ひれ、口腔、筋肉、卵巣、腹腔に寄生していることが多く、人体にはあまり影響は無いとのことです。やはり寄生虫は気持ち悪いものですので、料理中に見つけた場合は取り除きましょう。刺身の場合抵抗があるときは火を通すと良いでしょう。

アジアコショウダイを見つけたら美味しく食べてみよう

テレビで放送後急激に知名度が上がったアジアコショウダイについて紹介をしました。ぜひ食べてみたいと思った人も多いアジアコショウダイですが、現状では偶然水揚げされるのを待つしか入手方法はなく、値段も安定をしていません。アジアコショウダイの仲間であるコショウダイも数は多くないものの、アジアコショウダイよりはまだ見かける機会もあるかもしれないので、お試しとして入手して食べてみるのもおすすめです。

漁港のある街に旅行などで訪れた際に、偶然にアジアコショウダイに出会ったら、ぜひ調理して美味しく食べてみて下さい。パッと見た感じは観賞用の魚のようですが、味はとても美味しく、食べるとしっかりとした身から感じる旨味に感動するでしょう。なかなか出会うことのない魚ですので、すし屋などでも入荷したら教えてもらえるように頼んでみるのもいいでしょう。アジアコショウダイを見つけたらぜひ食べてみてください。

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